2004-06-15 今居る場所はたまたま居る場所
2004-06-14 そして僕は途方に暮れる
2004-06-11 見つめる瞳は。
2004-06-10 もめない、もめない。
2004-06-08 精一杯前に進むから。
2004-06-06 一日演劇。
2004-06-03 職場から２４０キロ先の我が家。
2004-06-02 梅雨のあとさき。
2004-06-01 「大人扱い」について。
2004-05-30 来週は梅雨空が続く模様です。

朝から出張。
一日劇場で過ごす。

夕方実家に戻って母親と買い物。
久しぶりに母のトンカツを食べる。
美味しかった。
母に感謝。

七時から稽古に出る。
本番前にできる稽古は今日が最後。
何度も最後の稽古をしてみても、やはりいつも「まだ何かできる」と思う。
でも時間は流れていくね。
時間が流れるから僕らは次に挑めるんだけどね。

足りないモノを感じながら、
僕らは日々を歩いていくしかない。

さようなら今日。
さようなら。
愛おしいのは今、居る場所がたまたま居る場所で、
また時が経てば、そこにはもう同じ人たちがいないから。

写真は、夜の高速。点々と続く街灯がどこかに続いてる。

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今朝は五時起きで深谷まで片道４０�qの出張。
高校三年時の担任のＵ先生を乗せて出掛ける。
Ｕ先生は今日の出張先の研修所にお勤めなのだ。

今日の研修はズバリ「カウンセリング研修初級」。
相手の話を良く聞いているフリをして相手を調子に乗せる「受容」や、
相手のセリフを先読みして言いたいことを引き出していく「質問」などのテクを、
カウンセリングの先生が教えてくれたが、
それなりに舞台で役者を経験している者にとってはそれは演技の初歩。

「ねらい」さえ理解すれば後は相手をうまく結論に誘導することは簡単だった。

夜は本番直前の劇団欅の稽古。
細かい場面ごとのチェックに入っていていよいよ山場って感じ。

十一時まで稽古してて「あいのり」見れないじゃんっ！！

ｋａと電話で口論。
おいおい、今日習ったカウンセリングのテクはどこ行った？？？

写真はサイドシートから見えた夕暮れの鉄塔。

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僕の学校の生徒会長はコバヤシくんという。
彼は責任感、リーダーシップ、誠実さ、まじめさ、人当たりの良さ。。。
何をとっても素晴らしい人だ。頼りになる男なのだ。

そして今日は「ふれあいミニ交流会」というのがあった。
川口養護学校の生徒達と僕たちが「ふれあう」会だ。
何かしら障害を持つ生徒たちと健常者の僕たち、何かが起こる予感はあった。

僕はコバヤシくんと二人であるクラスとの交流にのぞんだ。
僕はＭちゃんという女の子の隣に座った。
Ｍちゃんはじぃっとコバヤシくんを笑顔で見つめている。
「Ｍちゃん、コバヤシくんのことが好きなの？」
「うん大好き。優しいから。面白いから。背が高いから。カッコイイから。」
そしてホントに嬉しそうな顔でじぃっと見つめる。

へそ曲がりな僕は好きな人に対して見つめるまなざしに、多くの障害を持っている。
照れ、ひがみ、嫉妬、愛情の裏返し・・・。
Ｍちゃんが何の障害を持つかは僕には分からない。
でも彼女のその瞳にはなんの「障害」もない。
まっすぐに好きな人を見つめていた。

ただそのまっすぐさだけで、僕の胸はただただふるえていた。

写真は夕闇の深まる常磐道。

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女の子ってどうして泣くんだろうね。
いや、男も泣くか。
トレーニングが辛くて泣くなら休めばいいのに。
休んでいいって言ってるしね。
お腹が痛いなら練習をはずれて見ていればいいのに。
誰も無理してやれなんて言ってないのに。

ごめん、優しい言い方できないのは、
すぐ泣くことにやっぱり理不尽な身勝手さを感じるから。

台本の話し合いのために平日にかかわらず北高へ。
話し合いの前に小一時間稽古する。
やっぱみんな役者だねぇ。みんな上手いよ、ホント。
台本の話し合い。
いつでもまとまる話はまとまり、まとまらない話はまとまらないということだ。
まあ「こだわり」があるのは良いことでも悪いことでもある。
時間が必要なこともある。

いつでも全員で作っていくしかないことを忘れないで欲しいなあ。
「こだわりを持つこと」と「我を通すこと・意地を張ること」は違うって。
結局最後はみんなで関わっていくんだから。

さて、僕はぴゅあの台本を早く仕上げなくっちゃ。
ケヤキの稽古も週末に迫ってるし。
ｋａも明日帰ってくるし。
明日は結婚式の準備のミーティングもあるしね。
もう、寝よ寝よ。

写真は千葉県と茨城県の県境の利根川夕景。

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昨日寝ちゃったから朝、シャワーを浴びて髭を剃る。
熱いシャワーは朝浴びるとカラダが活性化されるらしいね。

職場について、コーヒーを入れてくれる年配の女性に挨拶。
礼儀の積み重ねを心がけることは。今の自分の心の中でのモットー。
買っておいた「チョコチップスティック」というパンを囓りながら、
コーヒーをすする。これが朝食。

今日は行事の関係で午前中で仕事は一段落。
午後は部活でバドで汗を流す。
自分の勝ち負けに泣けるような選手を見て、こっちも熱くなる。
今日の涙を明日につなげて欲しいと思う。

汗を拭いてから稽古場に行く。
最後まで気合いを込めて稽古したい一心で稽古場に立った。
あっと言う間に稽古の時間が過ぎていった。

家に帰って作り置きのカレーを温める。
意外に美味しいよ。

また明日の精一杯、気持ちを込めて一日を過ごそう。
もう眠くなってきたよ。

写真は夕闇の中、街灯が灯り始める最も美しい時間の常磐道。

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朝から自分の劇団である劇団ぴゅあで三時間。
昼から与野で劇団欅の稽古三時間半。
午後から夜にかけて本太に移って劇団欅の稽古三時間半。

一日芝居の稽古十時間。
力がまだまだコントロールできてないのを実感する。

他の人から注意される点、
全てその通りだと思った。

集中できてない役者、
見ていてああはなりたくないと思った。

僕は僕なりのスタンスでこの芝居に賭けてる。
僕と同じようにこの芝居を見つめる人もたくさんいる。

僕は色々な人と同じ舞台に立つ。

その全てで一つの芝居を作らなきゃいけない。

それは最後まで忘れないでいこう。

写真は高速でリアウィンドウを過ぎていく風景。

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いや、ほんとは１８�qしかないんだけどね。
今日はｋａのいる水戸まで、ｋａを迎えに行ってそれから帰宅したから、
水戸までの往復で２４０�qってこと。

仕事を終えて愛車の運転席に身を沈め、
ただいま７連勝中の巨人のナイターにラジオを合わせる。

外環から常磐道。
夕暮れ時のドライブは快調。
暮色に包まれたハイウェイは上質の音楽のように心地よい。
ラジオからは２０００本安打まであと三本と迫った、
清原のホームランを伝える実況中継が流れる。

ゆっくりと暮れていく。
ゆっくりと暮れていく。

滑るように進む愛車との一体感の中、
愛しい人の待つ街へ。

一人っきりのサンセットドライビング、
少しアクセルを緩めてもいい気分。

写真はＰＭ６：４８の外環自動車道。

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夏のような天気と肌寒い天気が入れ替わり登場し、
天気予報も難しい局面。
風邪を引いている人もちらほら周囲に出てきてます。
皆さん、体調管理にもう一度気をお配りください。

さて、本番が近づき、稽古にも身が入る。
上手い役者とそうでない役者と区分したときに、
まだまだ「上手くない」方にいる僕としては、
精一杯、稽古場に身を投じて努力する誠意が大切である。

セリフがやっと気持ちで言えるようになってきた。
場の状況が見えるようになってきた。

でも、代役でたどたどしくやられると、こっちも素人に逆戻り。
気のあった本役の人とやると演じていても楽しい。

人と人がやっているから芝居。
稽古場は生き物だった。

写真は稽古場に向かう途中の雨の町。

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子どもが子ども扱いして怒るのは、
大人がその人間を馬鹿にしているからだ。

では子どもが大人を「大人扱い」する時は。

たいてい尊敬しているからではなく、
相手に「大人」として振る舞うことを強要している場合である。
そういう人は「子ども」じゃない。
対等の立場で話そうとしない卑怯者だ。

立場で振る舞っているだけじゃない。
「大人」にも感情がある。
対等に話されると困るんじゃないのか、「子ども」達よ。

写真はイクスピアリのエンブレム。

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今日はとても暑くて、埼玉では３０度を軒並み超えたようです。
朝からぴゅあの稽古。
昼からは北高の生徒の朗読のレッスンを講評。
午後は氷川神社、夜は文化センターで欅の稽古。

今日、怪我で演劇ができないでいる女の子と話をした。
かわいそうに事情を聞くうちに泣き出してしまった。
何もすることができない。
演劇をしたいならまた出会うこともあるだろう。
その時に力になることを約束する。

自分の夢を追って自分の周りに集まる人もいれば、
自分から離れそれぞれの立つ位置を決めていく人もいる。

それは僕が考えてるからそうなるのだ。

僕もそうして人と出会う。
他の人も。
そして離れ、やがてまた別の場所に根を下ろす。
花が咲くのはうれしいが、
枯れることは悲しくない。
出会うことに戸惑い、
別れることにも戸惑う。

どうして同じじゃないのか、と思う。

写真は祭りのようなゲームの後のビッグエッグ。

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