2003-04-26 今日の出来事。。。
2003-04-24 あたふた。。。
2003-04-23 ハナミズキ。
2003-04-22 稽古→稽古。
2003-04-14 いいことばかり。。。
2003-04-13 一日ノコギリとトンカチ。
2003-04-11 自分の駄目なところ。
2003-04-10 忠七飯を食う。
2003-04-05 肌寒い春の雨は。。。
2003-04-03 闘うことを忘れたら自分を信じることができなくなる。

なんかニュースみたいやね。

中学校の演劇部を呼んで中高合同ワークショップ。
中学生も高校生もみんな、がんばった。。。
そして僕もがんばった。。。

目的はほぼパーフェクトに達成。
仕事としても充実感のあるものだった。
そしてワークショップの手ごたえも十分にあった。

ああ、今日は湿った南風が一日中吹いて、
夏に傾いてきたみたい。

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短い空き時間の中でやらなければならないプライペートの仕事をこなした。
いくつか忘れたこともあったけど、
それなりに今日の目標は達成。
少し目の前の山積みの仕事が消えると、
次の山が見えるみたい。

最大のミスは別にある。
なんかそれは避けられなかった。

さて、話は変わって腹減った。。。
夜までバドミントンやってまだメシ食ってないよ。
というワケで食べに行こう。

青々とした若葉は街灯の灯りで見ると心が騒ぐね。

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ねえ、これがハナミズキだよ。
花曇りの空に揺れる白い花。
きみが知らないって言った花。

今日は会えないんだね。
じゃあ一人でごはん作ろうかな。
自炊、久しぶりだからちょっと美味しいもの作ろうかな。

職場を後にする前に身体動かして、
少し汗をかくことにしよう。

風が強くて、でも気温は高いね。
ゆっくりゆっくり春が終わっていくんだね。

会えない時間。
そういうことを噛みしめる時間に使うよ。

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演劇部では新三年生が引退して、一年生が新二年生になり「先輩」になりました。
新入部員が８人ほど入り、いよいよ今日から本格的な稽古でした。
基礎訓練から入って演技面まで２時間半の稽古。
稽古の中では先輩、後輩はありません。
役者一人一人の勝負なのです。
新二年生の中には少しそれが分からない人もいて、
変に力の入った人もいたけど、後半にはそういうこともなくなってきました。

はっきり言って高校生は伸びが早いからね。
一週間に一度の稽古しかやらない社会人なんかすぐ抜かされそう。。。
僕もそういう高校生に負けないようにしなくちゃ。

・・・と言うわけで演劇部の稽古の後、劇団の稽古に直行。
ついてすぐ立ち稽古、あっという間に２時間が過ぎ、
その後、１１時までスタッフ会議。

『さくら（独唱）』をＢＧＭに帰りの車をとばす。
夜の闇に若葉のさざめき。
春の終わりの月もない夜。
さっき口に含んだローズヒップが酸っぱく残っている。

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一つの歯車が回った。
その後のことが全てうまくいくようになった。
僕の周りの人たちはみんなこんな風に笑っていたのか、気づいた。
生き生きしてる。
話が全て通じてる。
悪いことは起こらない。
こっちの熱意が全て相手に伝わる。

そんな一日だった。

たった一つの歯車が噛み合わなかったせいで、
僕はここのところゆっくり眠ることもできなかった。

それが一つうまくいくとこんな感じ。

「逆もあるのだ・・・」なんて考えない。
いつも地球は回ってる。
季節もゆっくり進んでる。

写真:僕の愛車のハンドル、今日はヤケに軽いね。

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今日はいつもより早く出かけて一日ゆやまんと大道具作り。
午前中はデミとヒトミも一緒に作ってたけど、
午後からはゆやまんと二人で黙々と製作作業に没頭した。

午前中は晴れていた空も昼頃から雨に変わる。
春の雨は優しいね。

昨日まで僕を苦しめていたことが、
トンカチの音、ノコギリの感触で消えていく。
「ものを作る」ってとても大切なことだと思った。

忙しすぎていたんだ。
人の気持ちを察したり、言葉に意味を考えたり、
できないくらいに。。。

やがて霧雨の中をゆっくり青が包む夕暮れ。

僕は、「お腹空いたな。」って自然につぶやけるくらい、
元気を取り戻していた。

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苦しい。

自分ではそういうつもりではないのにいつもエバってるって言われる。
確かに高圧的なとこを自分で意識してしてる場面もあるけど、
無意識にそれがでちゃう時があって、そういう時が一番怖い。

不用意な一言。
無意識な強い語調。
偉そうな態度。
今までも何度も自分自身を傷つけ、
誤解を生み、つけこまれたりもした。

僕は勇気を持って人と接することはやめない。
分かってくれる人とだけ付き合いたいとは思わない。

だからこそ。

人への態度に気を遣う術を学ばなければならない。
「いい年をして」と言われるかもしれないが、
いい年になってからが怖いのだ。

さみしい夕暮れよ。
やさしい声を掛けてくれるな。

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久しぶりにkaと遊びに行ったことを書きます。

以前、僕が住んでいた小川町は比企丘陵の中に武蔵野の面影を残す小京都。
なんて書くと「嘘っぽい・・・」といっつも思っているのですが、
春の小川町は花がたくさん咲いていて一番いい季節というのは間違いないのです。

小川町の知人に新居に入れる家具やカーテンのことを相談した後、
一仕事を終えて夕食。
「どうせなら、地元の名物『忠七飯』を食べよう」
ということになって小川唯一の高級割烹「二葉」の暖簾をくぐる。

春の宵、月は猫の爪みたい。
桜舞い散る小京都の宵、着物の仲居さんに導かれて日本庭園を横目にお座敷へ。

忠七飯。
ようはだし汁で食べる茶漬け。
僕は蒲焼も注文。
kaは豆腐を中心とした懐石コース。

実はこの後二人は大喧嘩するんだけど、
このときはまだご機嫌。

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春には似つかわしくない冷たい雨が降っている。
しかも強く。

今日は今夜のゲネのために朝から会場で調整を続けている。
朝イチで舞台の立て込み、照明の色作りときっかけ、
音響のレベルチェックと、ドンのきっかけ稽古、カーテンコールの稽古、
会場を使えるようになって四時間足らずでゲネ本番。

入念な打ち合わせを終えて自室に戻ったのは夜半過ぎだった。
雨はすでに小雨となり、
夜目にざわつく満開の桜は微動だにせず両手を広げていた。

ゲネがある程度の成果を出し、
スタッフや役者たちの顔にも満足した色が浮かんでいる。
ざわつく彼らの部屋の前の暗い廊下を、
静かに通り過ぎると、
一仕事、終わった余韻が静かに押し寄せてくる。

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勝利すればこの世の全てを手に入れたような気分になり、
敗北すれば人格そのものを否定されたような気分になる。

大人の生活に慣れるとちょっとした日常の「負け」にも目をそむける様になる。
自分は負けてない、と言い訳するようになる。

でも具体的に勝利と敗北を体感することは大事だ。
自分のできることとできないこと、気持ちの強さと脆さが分かるからだ。

ハラ坊という少年と一年前出会った。
バドミントン男子に入って来た初心者。
当然ヘタクソのくせに僕との試合で一点も取れなくてコートで泣いていた。

あれから一年、小太りだったハラ坊はぐっと痩せてバドプレイヤーらしい体型になった。当然、死に物狂いで練習した結果だった。

おとといの夜、ハラ坊と試合をした。
言い訳になるが僕はそうそうバドの練習はしていない。
つまりあまり伸びていない。
一球打って分かった。
ハラ坊は前回取れなかったコースから打ち返してくる実力をつけていた。
ラウンザのドリブンクリアーが僕の生命線だったのに、
ハラ坊はジャンプしてカウンターのスマッシュを打ち返してきた。
僕はびっくりした。そのとき試合は決まっていた。
僕は4点、6点しか取れずに敗北した。

僕は(もうシングルゲームはやりたくないなあ)とかなりヘコんだ。
ハラ坊に負けたことが相当にショックだった。

そして昨晩、再びハラ坊とのゲームが入った。
僕はかなりやりたくなかった。(どうせまた負けるのかと思った。)
しかし年配のもう一人の顧問が「さあてうちのエースとやるか、どうせ四五点しか取れないけど。」と言っていた。
そうか、この人は負けても精一杯部員の相手をするのか、
じゃあ僕もヘコんではいられないっ、と思った。
「シングルは気合っスよ」OBのトミケンがアドバイスしてくれた。

試合が始まった。
僕は終始、声を出した。気合を忘れず常にハラ坊に向かって行った。
細かいコースにこだわらず一球に全身全霊を込めて打ち切った。
前日、コースに入らずゲームを自分で壊していた僕。
その日は相手に気持ちをぶつけた。
一ゲーム目、ハラ坊には一点も取らせず取る。
ハラ坊は首をかしげている。
二ゲーム目、途中追いつかれるも振り切って勝利!

「ハラ坊、技術の上での勝負は昨日もうついてるんだよ。つまりお前さんの方が技術的には上ってことだ。今日負けたのは気迫の差だよ。そして俺はお前のことを、
気迫の無い人間とは思っていない。さあまた戦おう。気力を出して俺を倒せ。」
ハラ坊はまた泣いていた。

勝利すればこの世の全てを手に入れたような気分になり、
敗北すれば人格そのものを否定されたような気分になる。
そういう世界を失った人間は自分が負けたことをごまかすようになる。

敗北して打ちのめされることで自分の小ささを知り、
勝利に向かって自分を奮い立たせる勇気を持つ大切さを知った。

思い込めて全力でコートにスマッシュを打つときに大事なのは、
自分の球を信じることなのだ。
自分の思いの力を信じないものに勝利はない。

勝利と敗北を超えたものがあるのを知るのはその後なのだ。

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