himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-03-07 長野・須坂の千体雛
2014-03-06 空振り
2014-03-05 父との焼肉
2014-03-04 落陽
2014-03-03 紡ぐべき物語
2014-03-02 三週間を切る
2014-03-01 母の三回忌
2014-02-28 舞台の重み
2014-02-27 春の予感
2014-02-26 大切なものは遠いところにある


2014-03-07 長野・須坂の千体雛

一つの区切りとして旅に出る。
人にはそいうことがたまには必要だ。

久しぶりに山を見たくて信州を訪れる。
須坂で雛人形を千体並べていると聞いて見に行く。
まあならべりゃあ好いってもんでもないが。

草の戸も住み替はる代ぞ雛の家


先頭 表紙

2014-03-06 空振り

この日に伺わなければならなかった友人の展覧会に、
時間までに伺えず大変申し訳ないことをした。
ごめんなさい。

本当なら2時間前に終わるはずの仕事が、
倍の4時間掛かり、
それでも間に合えば、と期待をかけたが、
道路は普通に混んでいて時間に到着出来なかった。

連絡もうまく取れなかった。

せっかく到着しても約束の時間に30分以上も過ぎていては、
やはりお会いすることはできなかった。
当然のことだ。

それにしても残念だった。
遠くに見える表参道ヒルズ、東京タワー、
通り過ぎる代々木体育館、赤坂見附。
華やかな金曜の街並みが虚しい。


先頭 表紙

-さんへ。次回はおごらせください!! / あるまじろ ( 2014-03-12 01:08 )
あーん、ごめんなさい!ワタシも残念でした。次回に期待?! / (_ ( 2014-03-11 17:08 )

2014-03-05 父との焼肉

武田鉄也が言っていたが、
「男には自分は食わずとも家族が食べる姿を愉しむという習性がある」
とのこと。

父には間違いなくそういう所がある。
「たっぷり食べなさい。」
「もっと食べないか?」

自分が食べないものまで注文する。
もちろん子供たちが望んでもいないのに。

僕の父や武田には子に何かをしてやれなかった、
という経験や記憶があるのだ。

父は僕が幼い頃に稼ぐことが出来なかった。

父の焼肉では父は食べないから、
父に食べさせることが大切だ。
人に食べさせるばかりの父に僕は言う。
「さあ、あなたも食べてください。一緒に食べましょう。」

僕らはもう今はお金にはそれほど困っていなくても、
過去の記憶は消せない。
その記憶は分からない人には分からないのだ。


先頭 表紙

麦さんへ。理解できない人は理解できない。それで立ち去るなんて、乱暴なことです。 / あるまじろ ( 2014-03-10 23:14 )
ああ、言われてみれば、そうかもしれません。低学年時代を焼夷弾から逃れていた父は、おかずを必ず一口残してました。次いつ食べられるかわからないので自分や弟達のために取っておいたクセが抜けないのだといってましたね・・。 / ( 2014-03-10 09:56 )

2014-03-04 落陽

西の空からこぼれている金色の光り。
流れていく雲も変わりゆく天候を暗示しながら、
また時の移りのなかで姿を変えていく。

やや体調が崩れて頭がボーっとしている。
行きたかった写真展に行くのも夕方断念した。

ああ、その西の空からこぼれる光芒が、
青く変わっていく夕景に最後の輝きを刻む。

季節の終わりの独特の切なさが、
光の中に含まれているのだ。
それがこの美しさの背後にあるから、
僕は足を止めて動くことが出来なかった。


先頭 表紙

2014-03-03 紡ぐべき物語

朝からそれなりの仕事をし、
ふと気づくと一日が終わっている。
誰もがそうだがやらねばならないことが、
後から後から追いかけてくる。
何も追いかけてこないことが幸せではない。
まあ、それも真理だ。

「遺体」という映画を観た。
震災の時の遺体安置所を舞台にし、
実際にあったことを映画にした作品だ。
一つ気になる言葉があった。

「ドキュメンタリーにはしたくない」という言葉。
フィクションの物語であるからこそ現実以上に現実を描くことがある。
全てが「ありのまま」では物語にならないのだ。
現実が真実ではない以上、
物語の中に現実を超えた真実があってもおかしくない。
遺体を安置する体育館に、主役を演ずる西田敏行は靴を脱いで上がった。
モデルとなった人物はそんなことしてはいないが、
実際には「そうしたかった」のだそうだ。

物語の中ならそれが真実になる。
大切なのはリアルではなくリアリティ。
物語が嘘をつかなければいい。
一方で現実は嘘をつくから、騙されてはいけない。
結果的には楽観的な結末も、悲観的な結末も、
人は「これが現実だ」「これが人生だ」と受け容れるしかない。

人は物語の中に嘘のない奇跡を望むものだが、
その全てがあながち嘘ではない。

僕たちが紡ぐべき物語は、
結果をあれこれとってつけて説明することではなく、
そこで何を伝えるか、なのだ。

冬の終わりが近い。
夕日がいつの間にか背後に迫っていた。


先頭 表紙

麦さんへ。僕も自分では3.11を物語にすることはまず出来ないと感じています。ただこの目で見た三か月後の仙台の道路の真ん中に転がる漁船とか、物語に出来そうにないからです。物凄い虚無がそこに転がっていたのを覚えています。 / あるまじろ ( 2014-03-04 21:46 )
…ノンフィクション信者の私としては、これまで、特に3.11など物語にしようとする人たちを、物凄い勇者か身の程知らずか金目当てかのようにしか思えなかったのですが。そこに意義がある。すごく府に落ちました。大変興味深いお話でした。 / 麦 ( 2014-03-03 23:39 )

2014-03-02 三週間を切る

今日は一日稽古。
今日は右足の節が少し痛い。
身体が少し重い。
別に病気じゃないんです。
なんだろう、ちゃんと寝たのにな。

念入りにストレッチして身体を温めて、
発声まで進める。

頭から立ち稽古、一つ一つのセリフを丁寧に始めた。
本番まで三週間、焦らずやるしかない。

昼は近くの揚州商人で酸辣湯麺。
身体があったまる。


先頭 表紙

2014-03-01 母の三回忌

朝から小雨がそぼ降る弥生の朔日。
命日には少し遅れたがやっと出向くことが出来た。
本来、行くべき日に大雪が降り遅くなってしまった。

兄弟も集まり家族全員で出かける。

墓について軽く掃除をし花を供えてもらい、線香を上げる。
叔父が先に眠るこの場所は遠くに山が見える。
僕と母と二人でよく来ていた場所だ。
その地に今は母も眠る。

時は流れるものだ。

お坊さんも丁寧にお経をあげて頂いた。
その間、何回か山から冷たい空気がゆっくりと流れて来て、
ああ、母が来ているな、と思った。

家族全員で鰻を食べて精進落とし。
三回忌が無事に終わり父は「ホッとした」とこぼした。

自宅に帰って来てあらためて仏壇に線香をあげ手を合わす。
はい、また一区切りが終わった。
こうして少しずつ亡くなったことを受け容れていくのだ。
こうして遠く離れていくことを受け容れていくのだ。
それが大切なのだ。

母が好きだった蠟梅。
もう三月だ。春も近い。


先頭 表紙

2014-02-28 舞台の重み

イモトさんの演技はとても棒読みですけど、
これがあの山々を登頂成功させてきたご褒美だとしたら、
文句はない。

こんな舞台を与えられることは羨ましいが、
僕にはマナスルをクリアはできない。
だとしたら、芝居をするってことは、
なんと困難なことか。
それではこれで終わりというわけではなく、
練習して稽古してもっと上手くなるべきですね。
もう登山はやめたらいいと思います。
山じゃなく舞台のオファーが来る人になれたらいいですね。

稽古終わりに青木亭というラーメン屋さんに。
色々なことがあって味はよく分からなかった。


先頭 表紙

2014-02-27 春の予感

今日まで使える温泉の無料チケットがあったので、
満を持して休暇を取りドライブ。

辿り着いたのは、小川町・花和楽の湯。
無料で温泉だけでなく岩盤浴までついてくるコース。
まずは岩盤浴専用の服に着替えて25分の岩盤浴。
汗びっしょりになって、続いて温泉。
一時間近く浸かってました。
もちろん出たり入ったりして。
その間もセリフを頭の中で繰り返したりしてね。

廊下の突当りに雛人形が飾ってありました。
ああ、もう三月なんだね。

帰りに農産物直売所で野菜と一緒に、
売っていたネコヤナギもみました。
帰ってから母の仏前に供えました。

春が近い。
季節が急ぎだす、そんな頃合いです。


先頭 表紙

2014-02-26 大切なものは遠いところにある

今日も一日、ありがとう。

仕事はのったりのったりこなして、
幾つかの電話をかけて、
書類を幾つか作成して。

昼は同僚と一緒に蕎麦などを食べに行き。

暇な時間を見つけて台本を読む。
ところがセリフが入らない。
一人で読んでいてもセリフって入らないね。
やはり入れては試して、試してはまた入れる。
そうやって少しずつ進んでいくものだ。
いや、それにしても入らないものだ。

セリフが入っていて下手なのもなんだが、
セリフが入らないってのは深刻だ。
いやね、自分で「深刻」って言葉を使って、
自分を追い込もうって訳ですよ。

夜の稽古ではセリフの入ってるとこを返して、
すごくスムーズにいった。
やはり、繰り返しは大切だ。

いや、そうはいっても、
なかなかな量なんですよ、実際に。
いや、なかなかなもんです。

ミニ天丼と蕎麦のセット。
待たされたからこそ、美味しいってこともある。


先頭 表紙

みーさんへ。スポーツジム、いいですねー。身体動かしたくなる季節ですよねー。写真展の詳細、メールください。待ってまーす。 / あるまじろ ( 2014-02-28 01:06 )
どもー!お久です。今年からスポーツジムに通い始めたんだけど、そのあとのざるそばがお楽しみです(^^) 突然ですが来週写真展やりまーす。もしついでがあれば来てねw 告知しました☆ / みー ( 2014-02-28 00:12 )

[次の10件を表示] (総目次)