2002-12-09 歳の暮れに雪。
2002-12-08 劇団ぴゅあ第六回公演終了。
2002-12-07 いよいよ明日が本番です。
2002-12-06 今は深夜の二時をまわって・・・・。
2002-12-04 免許の書き替えと髪の伸びた彼女。。。
2002-12-03 劇団欅の会合。。。
2002-12-03 『サーモン大使館』という芝居を観る。
2002-12-02 近々。
2002-11-29 『海辺のカフカ』
2002-11-27 土手のひととき。

関東では昨夜夜半過ぎから水分を多く含んだぼたん雪が降り、
午前中をピークに都市部の交通網に混乱をもたらした。

芝居の本番を終えて一晩中騒いで寝ていなかったが、
朝、降りしきる雪を見て頭の中がカチッと切り替わった。
まだウチで騒いでいた劇団員をたたき出し、
自分は自転車にまたがり雪道へ。

早めに職場にたどり着き仕事にとりついた。
案の定混乱は午前中一杯続いた。
雪かきもした。

今は降り止んだ状態で青い夕方の中に残雪が白く浮き上がるようだ。
午後四時。
閑散とした風景の中に雪。
この状況がメタファーとしての意味を持つならば、
「浄化と再生」。

もう世界は次の風景を望んでる。
そういう意味ではこの白と青の夕景も悪くない。

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公演の終わりは常に華やかで切ない。
芝居をする僕らにとっての幸福は芝居を観て頂いた方の喜びの顔に他ならない。
多くの人々の協力を得ることでしか芝居は成功しない。
個人の才能を幾つも結集し一つ一つのパーツを完成させていく。
六ヶ月という長い稽古期間を経ても本番はわずか一時間半。
これほどの娯楽はあるだろうか。
これほどの労力をかけて作るものが仕事以外にあることの幸せは、
きっとやってみなければわからないことだろう。

公演を終えてこの「さいたま市演劇祭」の
総合プロデューサーである齋藤氏に握手。
彼のがっしりとした手から演劇祭全体の成功の確信が伝わってくる。

大道具を倉庫へ片づけに行き、車を置いて打ち上げ会場の
イタリアンレストラン「カプリチョーザ」へ。
僕が少し遅れるともう全員待ちきれない様子で、
でもちゃんと待っててくれて。
僕が乾杯！を告げるとこぼれるのは笑顔。
あとは二時間、笑い声が途絶えない。

芝居の最後はいつもこうした歓声に包まれる。
それでも後で振り返ると音はかき消され、
楽しかった瞬間がストップモーションのスナップのように残っているだけだ。

今は過ぎたばかりの金色の砂のような時間の感触を、
虚空に手を伸ばして、
今なら届くかもしれないとあがくのもいい。

それが無駄だと知った時に次へのスタートを切らざるを得ないのだから。

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というワケで今日はリハでした。
みんなを緊張させるために、
僕はちょっとピリピリしたムードを醸し出してみました。
そのおかげでカジは口が回らなくなるし、
お湯くんはただセリフがちゃんと言えただけで満足げでした。
今日はお店の関係で西風はいなかったので、
リハで下ネタが出なかっただけましでしょう。

お湯くんと二人でメシを食ってこれから朝までカラオケで〜す。
明日本番なんだけど、起きられるかな〜？？？

話は変わりまして、
昨日は職場の忘年会でした。
いよいよ忘年会のシーズンですね。
僕は今年はすでに忘年会だけで３つあります。
（劇団の打ち上げは除く。）
今年の僕の隠し芸のマジックがウケるか緊張するなあ。

明日の芝居の本番は緊張しないんだけどね。

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今、劇団の深山えぴゅこさんとびーばー松島と三人で、
次回公演のパンフレットを作っています。

三人で作り始めたのが午後１１過ぎからだから当然だけど。
ああっ！もう明日はリハの日になってるっ！！
明後日は本番じゃんっ！！
体調崩したらどーしてくれるんだっ！！

そもそもこれは昼間からの会議が延びたせい。
そのおかげで月曜のテスト作りが遅れたのだ。。。
夜バド（夜のバドミントン）を九時半まで全力でやって、
３勝２負だったのも響いてるかも。。。

それからサンプラーに音を入れて、
三人でメシ（メンミンというラーメン屋）食ってから今に至る。

印刷までなんとかやります。

ああ、眠たいよう。。。。

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仕事がぽっかりと空いたので午前中オヤスミを取って、
免許の書き替えに行ってきた。

雨の日、平日だったが人は意外と多く、
講習は眠かったが最後までちゃんと聴いた。

書き替えが無事に終わったが、
なんとなく不機嫌。

だって僕は違反者区分の人間だったのですが、
不本意な違反（違反には相違ないのだが）だったので。
「そりゃあないだろ」という感じの違反です。

不機嫌の根本。違反者は・・・・
�@いわゆるゴールドの人より１０００円も多く払わされる。
�A自宅から離れた郊外の免許センターに呼び出される。
�B変な説教とビデオを余計に午前中一杯見せられる。

普通に乗ってたらゴールドなんて無理だ。
・・・と僕は思っているのですがいかがなもんでしょう？？？
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午後はその足でkaと会う。
雨の午後、飛び込んだイタリアンで昼食。
野菜とか素材はイマイチだったけど、ウェイターのお兄さんの心配りがなかなか。
料理にも手が入っていて丁寧な仕事ぶりだった。
こういう良心的なレストランはまたたまに行きたいものだ。
上尾『ピノーチェ』。

kaは髪を伸ばしてる。
僕が長い髪が好きだって言ったから。


雨の音。
車の中。
助手席の長い髪の彼女。
冬の早く暮れていく夕闇が静かすぎてる。
いい感じの切なさが漂ってる。

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いよいよちゃちゃさん（劇団欅の作家さん）の台本が上がり、
今日は簡単なトレーニングの後に、キャストの希望を取りました。

僕はどうやら次回の欅の芝居に立つことができそうです。
コメディーっぽい役とシリアスっぽい役と二つあるのですが、
僕はどちらでも構わないと思って二つを希望しました。

でもコメディーっぽいのは今でもやっているので、
よく考えたらシリアスっぽい方が良かったかなあ。

でもここで頑張って自分の役者レベルをガンガン上げたいと思います。
僕の主宰する方の劇団は、ほぼ全員が演劇部上がりで役者の技能は、
みんな僕より上です。
そのことは仕方のないこととして、
自分を磨かないとその次もないと思うのです。

脚本を書き始めて七年目。
もうかれこれ大小、二十数本は書きました。
今年はみんなにも誉められたし、自分の納得する本がやっと書けた気がします。
書いた上で「やはり文章はたくさん書かなあかん！」と思い知りました。

役者も同じだと思います。
舞台立ったぶんだけ大きくなる。
稽古した分だけ懐の深い役者になると思います。

欅の役者さんが他の役者のダメダシをしているトコを見ると、
とても厳しく、自分もああ言われたらヘコむことでしょう。
その中でどこまで先に進めるか。

また一つ課題ができました。

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たまたまダイレクトメールで見た『サーモン大使館』という芝居を、
王子小劇場に観に行きました。
ほとんど期待していなかったのですが、
今年観た中で最高の、上質コメディーでした。

もう公演は終わったので多少ネタバレしてもいいのかなあ？

役者全員が個性的で間の取り方が絶妙。
身体のキレが抜群でギャグも冴えてる。
ああ、こんな面白い芝居を観た後はとても幸せな気分になる。

来年は六月公演だそうで、
是非、もう一度観たいと思った。

たまたま一緒に観た藤田先生ご夫妻もとてもお喜びでした。
帰りに一杯やって帰りましたが、
芝居をアレコレしながら飲むのは楽しいなあ。。。。

自分の公演の本番も近い。
今日の劇団には及ばないかもしれないけど、
精一杯やってみたいと思う。

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もうすぐ自分の本番です。
最近では自信作の一つです。
今年は振り返ると三本台本執筆し、四本の芝居の演出を手がけましたが、
この作品もなかなかだと思っています。

自分の役にもハマってきました。

昨日は初めて衣装をつけて練習しました。
仲間の熱気も随分上がって来たように思います。

今週の日曜本番ですが、
風邪に気をつけなくちゃね。

今日は芝居を一本観てきます。
明日は他の劇団の稽古に顔を出します。
水曜は免許の更新。（残念ながらブルー免許。。。）
木曜は自分の劇団の稽古と夜のバドミントン。
金曜は職場の忘年会。
土曜はリハ。
日曜は本番。

こんな一週間、ゆっくりと時間をかけて、
過ごしたいね。

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村上春樹さんの『海辺のカフカ』上下巻読みました。
村上さんの小説は『ノルウェーの森』が最初で、
感想は「全然つまらないし、ワケわからん」でした。

続いて『ねじまき鳥クロニクル』を読んで、
一巻目は「ふ〜ん、あいかわらず変わった雰囲気の世界だなあ。」
二巻目は「なんか長いなあ。もうダメだ。あ、でも後半面白くなってきたかも。」
三巻目は「まだ、あるんかいっ！長すぎるっ！」でした。

でも他にも『遠い太鼓』とか幾つかのエッセイとか読んで慣れていたせいか、
今回はすぐに物語の世界に入っていくことができました。

感動です。
胸が打たれました。

ナカタさん、ホシノくん、カーネルサンダーズが、
好きなキャラクターベスト３です。

僕は昔、村上春樹と吉本ばななの小説を読むと、
不思議なことが起きるのです。

日常生活の中でこれから起きることの暗示みたいなのが示されたりして。
これもその彼らの世界に取り込まれているということなのでしょう。

言葉が人生の一端を紡ぐことに改めて内省的になる。
そんな時間を過ごすことができました。

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冬になって二回目の１０�qのジョギングに出た。
今日の夕方はちょうど日没方向に劇的な変わった雲があって、
カメラで撮影しにきた人も複数いた。
そんな傾きつつある冬の光の中を走る。

土手からは個性的な風景たちがくるくると表情を変えるのが見える。

西に青く陰になってる富士とか秩父連山。
北は拓けていて空がもう蒼く鈍色。
南には西日できらめく新宿の高層ビル群。
東にはさいたま新都心のビルが間近に迫って気の早い赤いランプを点滅させてる。

だんだん暗くなってくるとペースも上がるのはなぜだろう？

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