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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-02-24 穏やかながらもすべきことを進める
2014-02-23 Exactry
2014-02-22 蜷川と猿之助のヴェニスについて
2014-02-21 未知の味覚と年齢との相関
2014-02-20 母の命日
2014-02-19 立ち食い蕎麦の店を出ると風が冷たい
2014-02-18 犬に触るコツ
2014-02-17 しゃぶしゃぶが待つ我が家に急ぐ
2014-02-16 男三人で
2014-02-15 大雪の翌朝&#2


2014-02-24 穏やかながらもすべきことを進める

また細かい雑用に追われ、合間にさっと抜けて郵便局へ。
なんとかちゃんと手続き完了して、
返って来てくれればいいけど。

昼は仲間と朝霞の『福寅』へ。
ネギトッピングして正解。
胡麻が大量に入ったラーメン。
美味い。

さて午後はもう一つ、別の仕事に取り組む。
仕事は仕事。

ここのところ去来抄を読む機会があるが、
今日は紫式部日記も読んだので、
オトコの去来とオンナの紫式部の考え方の違いに苦笑。
オトコは理屈っぽいし、
オンナは適当だねえ。

仕事が終わったら少し台本を読む。
また音楽を探す。
時計を見て頃合いを測って、
時間の許せる限り芝居のことを考える。

劇場との打ち合わせが二か所、
まだ日取りも決まっていない。
タイムスケジュールなどの書類も作成しなくては。
音響のネタも作成しなくてはならない。
昨日届いたタカノさんの曲の手直しの発注も、
しっかり曲を聴いてから細かくしてあげないと。
さて、一つ一つこなしていこう。

もちろん、自分の役についても、
週末に取り組んだ課題の復習も含めて。

自分は自分の芝居をしっかりやる。
前を走ってるんだか、誰かを追いかけてるんだか。
自分が坂の途中だからどのあたりかは分からない。
それでも人に恥じないようにやるだけだ。
楽して言い訳するなんざ片腹痛いぜ。
自分で走らない言葉は上滑りだ。
走ってみる、それだけだ。


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2014-02-23 Exactry

役者って一緒に稽古場に入っただけで、
どちらが上か、すぐ分かるものなんだ。
・・と水谷豊が言っていた。

確かに。

その役者が下なら、
この辺のレベル・・・というところまで分かる。
自分より上だと程度までは分からない。
ただ上だってことしか分からない。

だから届きそうな感じでもなかなか届かない。
だって大きな山ほど近くに見えるけれど、
なかなかそばに近づかないものだから。

だから簡単に近寄れると思っちゃいけない。
いや、なんであれが自分より上のレベルなのか?
プロの役者とかでたまにそう思うときもあるけれど、
それが分からない時点で自分とは遥かに、
実力の差があるんですね。

だから舞台経験もなんも無いのに、
「才能ある」なんて自分で言ってるのはあり得ない。
そういうのが無いのが演技。

それにしても土曜日観た芝居に出てた人たちは、
楽しそうに活き活きと舞台の上を飛び跳ねていましたね。
もちろん達者ですがそれ以外の要因もあると思います。
愉しんで自信もって舞台に立ってると、レベル+1。
そんな感じ。

金曜日食べたお寿司。
痛風になりそうなくらい犯罪的に美味かった。


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2014-02-22 蜷川と猿之助のヴェニスについて

午後レインボウ城の観劇をしたのですが、
帰宅して20:30から昨年末に上演された、
蜷川の『ヴェニスの商人』市川猿之助がシャイロックのヤツが、
wowwowでやっていました。

猿之助シャイロックはまあ、いいんですかね?
あの歌舞伎の感じで。
まあ一人であれやってて、
他の人はストレートで演じているのですが、
いちいち見え切った後の拍手とか、
歌舞伎ファン以外には邪魔だったかな。
自分が歌舞伎からの参加だからといって、
周囲と全く異質な演技をしていいのか?
そういう違和感を感じました。

猿之助を見に来た客はいいがヴェニスを見に来た客は?

他の役者のほぼ原作に忠実な演技はとても勉強になりました。

あと、ラストのシャイロックのあの演技。
原作にないあのワンシーンを足したのは、
やはり蜷川も猿之助もシャイロックに近代的な解釈を取り入れた証拠。
それゆえの喜劇でありながらあのシャイロックの重厚さ。

それにしても繰り返すけど、重厚。
だけど自分だけ浮いてる重厚さなんだよねえ。

やはりこうなってくると、
自分的にはヴェニスは二種類やる方が正解のように感じた。
統一感を作るにはパラレルに提示した方が、いいのでは。

原作に忠実なキリスト教世界中心主義の喜劇と、
ユダヤ人のシャイロックに焦点を当てる近代的な悲劇。
そのパラレルを見せる劇団ぴゅあのヴェニス。
しかもどうせ解釈を変えるならシャイロックだけでなく、
ポーシャまで変質させてく手法。

皆さん、この蜷川のヴェニスを観たなら、
劇団ぴゅあのヴェニスも観た方がいいですよ。

真っ向勝負ってとこだな。
相手されないにせよ、ね。


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2014-02-21 未知の味覚と年齢との相関

生まれて初めて「長崎ちゃんぽん」を食べたのは、
例の●ンガーハットですが、
太くて縮れていないあのちゃんぽん麺と、
初めて食べるあのスープをどうも受け入れられなかった。

その時ははっきりと「チャンポン」は不味いと思ってしまった。

その後、実際に長崎に赴くことがあり現地で、
本場長崎チャンポンを食べる機会かあって、
その時、初めて長崎チャンポンが美味いと感じた。

まあ、チェーン店と地元の名店では差があって当然だが、
一方で僕はその時若すぎて自分の味覚が未熟だったとも、
言えるのではないかとも考えた。

幼い頃に嫌いだったものは、
@おでん(肉系がないから。味にパンチがないから。)
Aセロリ(独特の風味に慣れなかった)
B天ぷら(同じく肉系ではないから。エビ天は別)

でも今はどれも大好きだ。
おでんは冬の夜、大宮の南銀の暖簾をかき分けて入ったおでん屋に出会い、
その深い味わいと風情に魅せられて以来好きになった。
セロリも信州で摘みたての新鮮なものを食べたりして、
その魅力に気が付いた。
料理の腕前があがるとスープなどに必須な材料となった。
天ぷらも新鮮なネタを揚げたてで食べて、
その素晴らしさに気が付いた。

調理法もあるが、食べられるようになったこと、それも経験だ。

最初から好きではないものもあるだろう。
それも仕方がない。
しかし未知の味覚に出会った時、
即、第一印象で嫌いと判断するのは浅薄だ。
自分の方の未熟さを頭の片隅に置いておいて、
自分が大人になったらもう一度試してみるといい。
大人になった分、少し財布をはたいて。

すると味覚という世界が広がる幸福が、
あなたを待っているかもしれない。

今日食べた皿うどんは柚子胡椒とカラシと酢もいれて、
ものすごく美味しかった。

次はチャンポンも食べたい。


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2014-02-20 母の命日

今日は母の命日、
父に何を作ろうかね、と相談したら、
「精進料理を食べたい、命日だしね」
と言った。

精進料理?
なんだろう、精進料理。
肉や魚は使わない、ということか。

で、作りました。45分で。
豆腐の厚揚げの餡かけ、お吸い物(インスタント)、
玉ねぎと人参と春菊のかき揚げ(天つゆ付)を作りました。

今まで一度も成功していないかき揚げ(過去失敗は二回連続)。
しかしかき揚げは亡母の好物だった。
そして成功しました。
このタイミングでちゃんと作るなんて、持ってるね。

しかも野菜かき揚げ、美味しかったぞ。
仏壇にも供えて、喜んでくれてるかな?


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2014-02-19 立ち食い蕎麦の店を出ると風が冷たい

昔、小学生の時にスイミングスクールに通っている頃に、
ちゃんとスクールに行ったら帰りに食べていい、
と言われて「かけ蕎麦」が食べられる150円だけ余計にもらって、
よく帰りがけに一人で立ち寄った。

昔の蕎麦はネギなど入れ放題で、
ネギと七味をたっぷりかけて食べたものだ。

今は天ぷら蕎麦が食べられる身分になったって訳だ。

冬の寒さが身に染みる時、
立ち寄る蕎麦屋が心懐かしい。

北浦和の駅前にあったあの蕎麦屋は、
もう今は無い。
そうして変わっていくことだって、
それはそれで構わないことだ。
それを知ってるってことが大切だ。

そうだね、
生きてくってことは知ってくってこと。
忘れられないことを作ってくことだ。

立ち食い蕎麦は今も昔も美味い。
それは寒くて食べたい時に食べるからだ。
蕎麦が変わらないんじゃない。
そこだけは僕が変わらないんだな。


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2014-02-18 犬に触るコツ

光徳牧場で出会った犬。
吠えまくってたのに僕が触ると大人しくなった。

猫はなつかないが犬はいつでもなつく。
これは犬を長く飼っていた経験によるものだ。
犬は実は猫より相手の間を読まなければならない。
いつでもなつくようなイメージがあるが、
必ずしもそうではない。
犬の間を読んで手を出す必要がある。

猫は気ままなところがいいが、
間を読む必要はない。
もともと間なんてない。
向こうの好きなままだ。
だからこっちも間なんて読まなくていい。

どちらも楽しいが、
それぞれにコツがあるのだ。


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2014-02-17 しゃぶしゃぶが待つ我が家に急ぐ

冬の街角では懐かしい柑橘系の匂いがするものだ。

関東の三度目の大雪はどうやら回避の模様。
稽古がこれ以上邪魔されたら堪らない。
今日は仕事の合間でも一息つくときには、
「ヴェニス」のセリフを返す。

一幕はだいぶ通せるようになってきた、一幕は。

先日の夜にうっちゃんが来た時、
テューバルが出来ない、という話になった。
さて、どうするかな。


ほろ酔いで振り仰ぐぞや寒北斗



それはそれとして、
「ワンダと巨像」というゲームを、
二人で会った時だけやっている。

ネタバレするが、これは物凄いストーリー。
自分を愛する者を蘇らせるために、
命がけで巨像を狩る若者だが、
それはまた別のものの思惑が絡んでいる。

純粋な若者の気持ちを利用するマキャベリズムの冷徹さ、
と書けばまどかマギカ的ですな。

全てが今はやすらかに過ぎていく。
しゃぶしゃぶが待つ我が家に帰る。


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2014-02-16 男三人で

今日は仕事はさておき、
仕事終わりで以前の職場の同僚の、
田村さんと藤田さんとで飲む。

最終的には三人ともぐでんぐでんになるのだが、
それまで約五時間半。
色々なことを話した。

お互いがお互いに言いたかったこと、聞きたかったこと。
普段はなかなか言えないこと、
そんな時間だった。

かつての職場のこと、
けしてうまくいかなかった過去のこと、
楽しかったこと、いい思い出の数々。
いい気分になって、笑って別れて。
種田山頭火風に。


明日は雪になろうか、酔うて帰る

月も朧に冬も終わるか


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2014-02-15 大雪の翌朝&#2

先週末と同じようにまた週末、大雪。
この前は何十年ぶりって言われたのに、
今回も記録的な大雪?
一週間ぶりだよ。

いやあ大変ですよ。
亡母の三回忌に行けなくなってしまいました。
車も動かせず、電車も止まり、八方ふさがりだ。
仕方なく朝食をとり、
仕方なく雪かきをし、
仕方なく仏壇の掃除をして母に線香をあげた。

外に出たらびっくりした。
家のマンサクの木が雪の重みで、
道路を半分以上ふさぐように倒れていた。
慌ててノコギリで切り倒して、
みんなで片づけた。

雪かきも慣れて来たね。
大切なのはただ雪をどけるのではなく、
水の通り道を作ること。
雪は解ける、解けると水になる。
その水の逃げる道を作っておかないと凍って大変だ。
道を作って水が流れていく道を作るのは、
意外と楽しいパズルのようだ。

いずれにしてもちゃんと雪かきをしている界隈は、
地域の団結がある。
隣同士、声を掛け合って。

うちの周囲はもうすっかり片付いて、
なかなか立派なものだ。


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