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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2015-08-21 今創っている芝居
2015-08-20 揺れて湘南
2015-08-19 夏の終わりに嵐来る
2015-08-18 雨の匂い
2015-08-17 晩夏
2015-08-15 終戦記念日
2015-08-04 八月の海
2015-07-21 ゲーム・オフ・スローンズの夜
2015-07-20 最近の感動 
2015-07-19 流れる


2015-08-21 今創っている芝居

この芝居は僕の書き下ろしではあるが、
製作の段階で事前に役者たちの意見を入念にヒアリングしたものだ。

演じているのは若い役者だが、
昨年秋から順調に伸びてきた感じで、

以前は固さやぎこちなさが目立っていたが、
ここに来てだいぶこなれてきている。

よく考え、同時に器用でもある。
まだ自分の演技に酔う部分があって若いが、
それを無くせばとりあえずの欠点はなくなる。

素直で真っ直ぐに伸びれば、まだまだ成長するだろう。

ひとりひとりはそれぞれに個性的な部分もあるが、
それが他の足を引っ張るようなことは今のところ無い。

問題は時間だが、
それは全体を見渡して調整していく演出の腕の見せ所だろう。
ここは冷静に調整する必要がある。
しかしそれ以外はほぼ出来ている。

8/21のゲネでは問題点はタイムだけだ。

明日から合宿。
いよいよ面白くなってきた。

第二クールの山場に差し掛かっている。

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2015-08-20 揺れて湘南

という歌があって好きだった。

八月の終わりは海風も海の色も変わっていくね。
あの暑かった今年の夏も終わっていくね。

最後の蝉の声だけが響いてる。

この夏にしたこと、
この夏に出来なかったこと、
想いだけが募って、
口に出来なかった言葉が波の音に消えていく。

シャツの裾をバタつかせる八月最後の風に、
帽子を押さえて振り向くと、
その向こうにもう行ってしまった夏の後ろ姿がみえた気がした。


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2015-08-19 夏の終わりに嵐来る

先日来、『ゲーム・オブ・すローンズ』という海外ドラマにハマッている。
脚本が練り込まれていて難解ではあるが、それがまたすごい。
映画と違ってドラマは、ダラダラと続くがそれもいい。

自分でも台本を書くが、
尺が決められているものを書くと、
やはり起・承・転・結というか、
オチに向かってどうしても全体を構成してしまう。

しかし終わりが無かったら、
純粋にその時の物語の流れに身を任せて書くことが出来る。
そしてある程度事前に物語の中の世界観を練り込んでおいて、
物語の流れを複数のライターで話し合い、
アイディアを共有してから書いているのもいい。

テーマは残酷なほどのリアリティ。
ファンタジーなのにものすごくリアル。
登場人物は個性的。
シーンごとに描かれることが全て意図的。

自分もこんな脚本が書きたいなあ、と思う。
つまりは定型の60分ものに飽きているのである。

もっとダラダラ台本を書けたらなあ、と思っている。


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2015-08-18 雨の匂い

久しぶりに朝、雨が降っていて、
雨の中、家を出た。

明け方にふと目が覚めてずっと考えていたことをまとめる。
思っていたことを伝えたい。
ずっとそう考えていた。

その成果はありまくりで、
すごく良い感じで今日を終えることが出来たと思う。

一人一人が成長してる。
チームも成長している。

午後には雨は上がり、また蒸し暑さが戻って来た。
電話をしたら山口は晴れているとのこと。
天気は西から変わる。
それなら明日は晴れだろう。

予定通り、全ての仕事をしっかりこなして、
先へ進めば良い。
今日は自分の仕事もほぼこなして、順調。

今朝、心に掛かっていた雲も晴れたようだ。

そう言えば、
西の空は途中からもう明るかったんだ。
それに気づけば、もう不安もない。


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2015-08-17 晩夏

その先輩はもの静かで出しゃばらず、
しかし常にすべきことは成し遂げ、
人の嫌がることをさけようとしない人だった。

そして僕のような「出る杭」を微笑んで後押しできる、
そんな器のでかい人だった。

ここ数年、体調のすぐれない日が続いていたと、
風の噂には耳にしていたが、
まさかこの夏に訃報を聴くことになるとは、
思っても居なかった。

多くの人がそれを嘆くであろうこの訃報を、
僕自身も深く深く悼む。

合掌。


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2015-08-15 終戦記念日

お盆真っ最中の8/15。
僕らの国に起きた戦争が七十年前に終わった日。

甲子園では正午に合わせてサイレンと共に黙祷し、
テレビでは終戦に合わせて記憶をたどるような特別な番組が流れる。

僕は戦争を知らず、戦争で死ぬ怖れを知らない。
世界は混沌として安穏としていられるような状況ではないのかもしれない。
しかしこの七十年は夢幻だったのか。

しっかりとした信念を持って不戦を貫いていく国には未来はないのか。
いざという時には戦うよ。
そんな気持ちを持っている国に対して、
戦わせるのが良い、と思われて引きずり込まれた戦争ではなかったか。
不戦と決めていれば、他国にそんなことを考えさせるような隙も与えまいに。

不戦を貫くために軍備を整えることを勇気と言うなら、
この国を出ていけばいい。

戦争はなんとしてもしちゃあいかん、
実際に体験した人たちの言葉が七十年の時の重みに沈んでいく前に、
僕らにもできることはあるのではないだろうか。

何はともあれ、黙祷。

多くの人たちのあるべき未来を奪ったのも国を司る者たち。
どうすればそうせずに済んだかを、
なぜか考え出そうとしないで、
平和を求める人たちの声を無視しているばかりである。


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2015-08-04 八月の海

八月になって台風が幾つか来ると、
もう暑かったあの熱を帯びた空気が嘘みたいになって、
夏が翳ってくる。

光に満ちていた夏の光が、
もう遠い昔のように。

人々の喧噪にも似た波の音が大きく響いて、
夏が終わっていくのは、そんな時だ。


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2015-07-21 ゲーム・オフ・スローンズの夜

はっきり言って15禁。
ねらってダークな話、やってる。

本気でファンタジーでリアリティ。
面白いけど。

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2015-07-20 最近の感動 

「蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ」を通して見る。
ツン照れ、いいね。
ツンデレではなく「ツン照れ」。
タカオがいいね。

「おおかみこどもの雨と雪」「サマーウォーズ」「時をかける少女」
細田守イッキ見って・・。
でもいいです、さすが。

中学演劇の審査員では、演技力の高い役者に一票を投じた。
高校の全国大会では脚本の良さに目を奪われた。

自分のカンパニーで作ってる芝居では、
ひたむきな演技に胸を打たれた。
これがあればいいんじゃないか、と思えた。
そこを信じようと思った。

出張してまで見に行った舞台は、
まず映像で見たものはそこそこ。
でも学ぶことはあった。
自分とは違う手法もあることが。
でも上演されたものはひどかった。
手をかけていないのがバレバレ。
こだわりも感じないし、勉強する気も感じない。
役者の姿勢だけは良かったが演出があれじゃ。
あんなの手を貸す気にもなれない。
手を伸ばそうとしない人には。

まあでも、俺でも直すならあの程度。
あの時間で手を出せるのはあの程度。
日頃やってる事が至らなすぎる。
それが分かっただけでも

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2015-07-19 流れる

窓の外を流れていく風景が、
夏の落陽を見せている。

車窓を流れる全てがそこに吸い込まれていくような。

夏に入ると芝居しかしない日々が始る。
あとはたまにギター弾いて、
バドミントンのコートに入るだけだ。

今年の夏は劇団の慰安旅行で大阪を訪れ、
その後、仕事で彦根、
と関西に赴く機会が多い。
お陰で「えきねっとで新幹線を予約する」というスキルが付いた。

考え事をしているうちに落陽は消えていく。

流れていく風景とは、
こういうものだ。
待ってくれない。

そんな夢を明け方に見たことも思い出した。


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