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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2013-04-05 瀬戸内の春の夕暮れ
2013-04-04 今はもう過ぎた季節
2013-04-03 ウォーキングデッド
2013-04-02 麻雀
2013-04-01 海鮮塩焼きソバ
2013-03-31 トトロのクッキー
2013-03-29 黄金の味噌ラーメン
2013-03-04 シェークスピアプロジェクトの演出について
2013-03-03 シェークスピアプロジェクトの稽古について
2013-03-02 『ヴェニスの商人』に取りかかる


2013-04-05 瀬戸内の春の夕暮れ

東京に急に春が来て、
桜があちこちで満開を急いでいる頃、
山陽から四国を旅した。

こちらはまだ桜は三分咲き。
そこに居た人たちの無邪気な微笑みが幸せにさせる。

陽が傾く。
静かな海が輝いている。
風はない。
春の瀬戸内海は穏やかで、
見ているだけで泣けるようだ。
その夕暮れの空をゆっくりと飛行機雲が横切っていった。

目に見えているものはけして永遠ではない。
それを忘れないように窓の外をじっと見ていた。
過ぎていく春を急がせないように、
ただその事だけを目の前の風景に祈りながら。


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2013-04-04 今はもう過ぎた季節

少し前にかつての職場に立ち寄った。
僕を少しでも待っていてくれていると言った人が居たからだ。
そしてわずかな時間ではあったが、
その人たちと語らうことが出来た。
もしかしたら、話したいと想っている人々が居るかも知れない、
そう思ってかつて根城にしていたような場所を訪れるが、
もうそこには誰の姿も無かった。

ここから見る風景が日常だった、
あの頃が懐かしい。
今はもうそこに僕の時間は流れてなかった。


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Hiverさんへ。なかなか難解な詩ですが「励まし」と取っておきます。ありがとう。 / あるまじろ ( 2013-04-11 03:10 )
刹那に過ぎる時間は二度と戻らず。ゆえに過去が愛おしい。記録を記憶し編集を繰り返し物語を生々しくも美しく描く。主人公は自分、脇役は他人、テーマは時間。永久に続かない自分だけの物語。スポットライトも舞台裏も存り物語を盛り上げている。幕が閉まる時、全てが巡り過去となり再び過去を求めまた幕を開ける。さぁ第二幕の始まり。でも懐かしさを孕んだ違う物語。最期は過去を駆け巡り唯一にして一冊の本を残す。額縁からの今の世界を大切に。今は無くもページを戻すことは出来る。記憶の記録を想像し創造しよう。刹那を生きようよ。 / Hiver ( 2013-04-09 23:01 )

2013-04-03 ウォーキングデッド

実はFOXが放映している『ウォーキングデッド』という、
アメリカの制作した連続ドラマにハマってまして。

以下、もしかしたら、ややネタバレ含みますからご注意を。
もともとゾンビ物が好きだったんですよ。
『ゾンビ』っていう映画もテレビで食いつくように観たし、
最近では『バイオハザード』シリーズでしょうか。
マンガでも『アイアムヒーロー』が気に入ってます。

でも僕はこの『ウォーキングデッド』(以下『WD』)に出てくるゾンビが、
リアリティがあって好きです。
何がイイかというと、それはゾンビの素早さです。
『バイオハザード』シリーズや『アイアムヒーロー』のゾンビは、
素早すぎるし、強すぎるのです。
あんなゾンビが蔓延したら人類なんてすぐ絶滅です。
しかもカラスとか犬までゾンビ化するとするなら尚更です。
『WD』のゾンビはゆっくりで4〜5体だったら一人でも対処出来そうなのです。
女の人でも走れば逃げられそうです。
それでも脅威となるくらいに多数になるとヤバい。
『WD』のゾンビはそのくらいの存在なのです。
だから『WD』はゾンビが蔓延する世界の話でありながら、
ただゾンビを倒す物語ではないのです。
そんな世界で必死に生き抜こうとする人間ドラマなのです。
シーズン3となった今、メインの敵は人間ですしね。

ゾンビ作品って絶望的な状況の中で、
ちょうど良く希望の香りが無いとダメなんだけど、
『WD』はその具合が丁度Eんだね。

ちなみにシーズン1から現在シーズン3の後半に入っています。
グロいのが大丈夫な人はオススメでっせ。


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こんな感じの窓から外を見たらゾンビの群れが・・・とか想像するのが楽しいね。 / あるまじろ ( 2013-04-08 01:32 )

2013-04-02 麻雀

今、尊敬する人物は?
って聞かれたら間違いなくアカギシゲル、と答えるだろう。
誰かって?
知らないの?
闇に舞い降りた天才っすよ。

・・と言うわけで最近たまに、
ウッチャンが暇になると家に来て麻雀をする。
ここのとこは負けてるんですが。
まあ家族麻雀なんで。

今年の正月もプラマイゼロの二着でしたが、
まあ楽しいものですね。
高校時代からずっとやってます。
ボケ防止に老後もやっていこうかな。
まだそんな歳じゃないけど。


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上を向いて歩いてばかりが首が痛くなっちまう。たまには下を向いたっていいさ。 / あるまじろ ( 2013-04-08 01:31 )

2013-04-01 海鮮塩焼きソバ

別に嘘はつきません。
これを書いているのが、もう過ぎてるからね。

春はなんかお酒を飲みたくなりますね。
春にほろ酔い。

今日のあては「海鮮塩焼きそば」。


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2013-03-31 トトロのクッキー

何かの拍子にふと会社の同僚に頂いたクッキーを良く見てみたら、
トトロだった。

日本のお菓子は芸術ですね。
ちなみに黒い方はまっくろくろすけ。


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2013-03-29 黄金の味噌ラーメン

僕は昭和の人間なので、最近のニューウェーブなラーメンより、
味噌ラーメンが好きです。
トンコツも好きなのですが、関東なのでトンコツも新しい部類。
醤油ほど古くもないので、味噌です。

その昔、近所にあった、母が連れて行ってくれたラーメン屋。
「あたりばちラーメン」の味噌コーンは人生で最高の美味しさでしたし、
川口の職場の近くにあったお店「コシ屋」の味噌も最高です。
自分で作るのだってサッポロ一番味噌ラーメンですから。

そこで最近僕のおすすめはチェーン店ですが、
花月の黄金の味噌ラーメンキャベツトッピング。
「激辛壺ニラ」をたっぷり入れて酢も少し。
二、三ヶ月に一度は食べたくなるってなもんです。


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2013-03-04 シェークスピアプロジェクトの演出について

今まで自分の劇団では常に作・演出をしてきた手前、
シェークスピアプロジェクトの演出も、
自分でしてやろうとは思っていたのだが、
一方で「自分以外の素晴らしい人が居たら」と、
考えていたのも事実だった。
・・・ということで、現在、
このシェークスピアプロジェクトの演出をして頂いているのは、
劇団欅の松木晴信氏である。
(ちなみに私は演出補佐です。)

松木氏とは、もう十年以上お付き合いさせて頂いているが、
劇団の主宰という意味でも、演出家としても大先輩。
手がけてきた年数と作品数でも尊敬に値するほどの。
そして芝居そのものに対する情熱を今も失っていない。
間違いなく理想の人である。
今回、とある芝居の公演時にふらっと姿を見かけた瞬間に、
この『ヴェニスの商人』の演出の話をしたところ、
二つ返事で引き受けて頂いた。

人生の出会いとかつき合いとは、
このように始まるものだなあと改めて思った。
自分の利益とか相手への疑心暗鬼なんか持ってたら、
迷ったり疑ったりしたら、良い話もあっという間にたち消える。

五回の稽古の中で松木氏の演出は本当に素晴らしく、
役者もその言葉に応えることで、
ぐんぐんスキルアップしている。

人との出会い、そういうことを考えさせられる、
そんな日常の一断面だ。


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Hiverさんへ。まずは大学合格おめでとうございます!!これから始まる大学生活が楽しみですね。いいですね。無事に受験が終わった事自体とてもほっとされたことでしょう。芝居の公演の時にでも声をお掛けください。楽しみにしています。 / あるまじろ ( 2013-04-08 00:50 )
くすのき燕さんへ。その誘惑だけで始めました(照)!! / あるまじろ ( 2013-04-08 00:48 )
お久しぶりです。あるまじろさんが元気そうで良かったです!シェイクスピアですか…いいですね。僕も大好きで何作品だか読んだ事があります!あと、僕はようやく長かった受験が終わり無事に大学に合格していました!とても不安でしたが無事に終えた事をうれしく思います。あるまじろさんも稽古を頑張って下さい!きっと良い作品になりますよ!! / Hiver ( 2013-03-15 01:06 )
来週、ひとみ座の友人たちが、横浜でロミオ&ジュリエットを演りますが、シェークスピアってのは、芝居をやっているものとしては、一度はやってみたいですよね。 / くすのき燕 ( 2013-03-11 10:39 )

2013-03-03 シェークスピアプロジェクトの稽古について

今回、シェークスピアプロジェクトを始めるに当たって、
考えたことは、
当世演劇をやりたいという人が何を求めているか、
ということだ。

もちろん、役を演じることは楽しい。
芝居作りに携わることも。
しかしその次、それを分かった人たちは何を求めるか。
かつて、とある市民参加の呼びかけで、
『ロミオとジュリエット』のオーディションを受けた時に、
演出家をしていたI氏が述べた言葉が引っ掛かっていた。

そのオーディションには演出家のI氏の予想を超える、
ものすごい応募があり、その応募の理由として、
「この芝居に参加することで自分の役者としてのスキルを上げたい」
というのが実に多かったそうなのである。
そこでI氏が言った言葉は、
「私がしたいのは作品を作りたいのであって、
 役者の養成をするつもりはない」
というものだった。

それはそれとして、最近芝居に限らず趣味が多様化して、
フラメンコにせよ、日舞にせよ、社交ダンスにせよ、
もちろん芝居にせよ、問題なのは、
「観る人よりもやる人の方が多い」ということと、
「他は観ないで自分がやるだけの人が多い」ということである。

これは大きな問題だと思う。
しかしやはり、自分でそれなりのものをやる、というなら、
勉強は必要だと思う。
自分で作るだけだと自分の殻を破れない。
勉強は絶対必要だ。
それだけのことなのだが。

しかし、と同時に、
一方ではやはり「観る人」=「やる人」というのも事実なのである。

だから「やる人」を増やすことは「観る人」を増やすことにつながる。
それを信じて気軽に勉強できる環境を作ってあげることは、
文化の継承という意味では、やはり芝居をする人の責任だと思う。

「私は作品も良いものを作りたい。
 同時に役者の養成のチャンスも与えられたら良いと思う」

虻蜂取らずにならぬよう、この線で進めるために、
今、シェークスピアを読んでいるのだ。


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2013-03-02 『ヴェニスの商人』に取りかかる

ということで、実際には2月2日(土)から、
劇団ぴゅあプロデュース
「シェークスピア・プロジェクト」と題して、
『ヴェニスの商人』を読み始め、
すでに3月3日で第五回目の稽古も終わりました。

松岡和子さんの和訳を中心に据えて、
シェークスピアの全集を二つ並べて、
元となる台本を作りました。
自分でセリフを打っていると改めて難しい部分が多く、
シェークスピアの元の良さを和訳でも活かしつつ、
なおかつ、現代劇としてのテンポを出させていくのは難しい部分でした。

稽古の中で役者さん達はシェークスピアの和訳のセリフを、
「いかにセリフにするか」で四苦八苦しているようですが、
当然、僕は脚本にする時点でそれを味わっているのです。

あらためて、シェークスピアの翻訳を二時間の芝居にする、
ということは難しいと感じました。
間延びしないように、作品の主題から外れないように、
現代的な感覚の中で歴史的な背景も大きく逸脱しないように。

『ヴェニスの商人』という作品は短めの作品だと思いますが、
やはり翻訳のまま舞台にすると三時間近くなりそうです。
それを休憩入れて二時間にする、というのですから、
まあ、それなりの工夫は必要です。

芝居の稽古自体は面白いです。
シェークスピアの芝居をやってる、
ってだけでいっぱしの役者気分に浸れますから。
いや、これは大事なことです。
自分では今までオリジナル作品ばかりやってきたので、
既成に手を出すならやっぱシェークスピアくらいやんないと。
難しいことは承知でやることが、満足感につながってます。

とはいえ、すでに70分くらいで前半、
いよいよ裁判の後半を60分で収められるか・・・。
ここからが勝負ですね。


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