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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2012-10-12 沖縄へ
2012-10-11 台本完成!!
2012-10-10 夜の地平
2012-10-07 遠い渚
2012-10-06 次の波が来るまで
2012-10-05 夜明けのミュー
2012-10-01 翼の向こう
2012-09-30 夏の終わり
2012-09-03 夜の塔
2012-09-02 最後は瀬戸内の海


2012-10-12 沖縄へ

先週の芝居の本番の直前からノドの調子が悪くなり、
熱は出ないものの沖縄に旅立つ直前に体調は最悪となった。
とはいうものの今回の仕事のチーフなのでもちろん降りることは出来ない。
沖縄での仕事も一年前から取りかかってきたビッグプロジェクトだ。

出発便が早いため空港に向かう時はまだ外は真っ暗だった。
ちょうどモノレールでベイブリッジを横目に見る頃に夜が明け始めた。
さて、アドレナリンで病気を牽制しながら、
とにかく一つ一つこなしていかないと。


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2012-10-11 台本完成!!

よしっ!!台本完成したぜっ!!
前編54ページ後編51ページの合計105ページ。
100ページ超えたぜ。
まあ、とにかくめでたい。
印刷して制作に渡してホッとする。
明日から旅に出るのでその前に完成して良かった。

これから稽古して稽古して好い舞台にしましょう。
いよいよこれからですよ、役者の皆さんっ・・・って、
セリフ入っていないの俺だけかな。

体調はかなりヤバいですが、
沖縄で治しちゃいますか。

台風が来ているようですが、
静かな海よ、迎えておくれ。


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2012-10-10 夜の地平

日中あれほど駆け抜けるように仕事をしても、
山積みの雑務はなかなか無くならない。
目の前のモノを片付けても折り重なるように次が来るだけだ。
でも、まあ片づくだけでもいいか。

ここのとこ、ずっとノド系の風邪を患いつつあるが、
それを見たたまたま通りがかりの女子や元女子が、
「早く治せば」「とりあえずお大事に」などの一言。
かなりそっけないがまあ、思いやりの言葉たちには違いない。
有り難く頭を下げておくことにする。

間もなくまた旅が始まるので、
その準備には余念がない。

また台本の執筆も続いている。
そろそろ仕上げないと暴動が起きるところまで来ている、
その自覚はあるが進まないペンは如何ともし難い。
それでも無理に進めて今や総ページ数は96P。
三桁まであと少しだ。

「10月半ばから合流する役者のため」、
と言えば台本も進むだろう。

部屋の夜は静けさに満ちている。
そろそろ寝ておこう。
体調と明日の仕事のために。


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2012-10-07 遠い渚

人に向かって強い言葉を言うと、
予想以上にその人の胸に残ったりする。
言葉には気を付けたいと今更のように思う。
どうせなら良い意味で残る言葉を吐きたいモノだ。

9月の初旬にオーストラリアに送ったプレゼントが、
やっとウィリス家に届いたんだ、という知らせが僕に届けられた。
随分かかったものだ。
追跡調査をしなければ、と思っていたので良かった。
ホッとした。
もうあれから二ヶ月近く経つのだから時の経つのは早いものである。
あの時、日本は猛暑の夏、南半球は穏やかな冬。
今、日本には涼風の秋、南半球は春休みだという。
時の移ろいは、儚いね。

今日、通った道は以前は母と一緒だった。
あの喫茶店には一緒に入った。
そんなことが切ない。
季節のせいかもしれない。

あの日見たものが素晴らしいと思えるように、
一日一日が過去になっていく日々を紡ごう。

心に引っ掛かることは、
また次に別の形で。
良き時間にまた約束の場所で。
僕にはまだ叶えていない約束をしている人たちが、
何人もいるから。
そしてそれは幸せなことだから。


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さとこさんへ。映画のようなシーンが幾つもある、そんな人生にしたいです。想いを共有してくれてありがとうございます。 / あるまじろ ( 2012-10-11 00:56 )
亡き人を恋しいと思うのは。。季節に関係ないのね。。だって四季折々の思い出がありますものね。。私もまるで映画のワンシーンように父を思い出したりしています。。 / さとこ ( 2012-10-10 11:33 )

2012-10-06 次の波が来るまで

一通り、芝居が終わって上位大会への進出は出来なかったが、
四月から芝居を始めたばかりの初心者集団が一本の芝居を創り、
ある程度のものを仕上げたことは、やはり「奇跡」に違いない。

また創ればいい。
芝居は何本でも創れる。
大切なのは「これから」だ。

自分の芝居もあるので頑張りましょう。
そう簡単にはいかない。
だから面白いのだと思う。
やりたいこともたっぷりあるので、
しっかりやってみたい。

僕の友人である一人が父を亡くした。
彼にもゆっくり、勇気を持ってまた日常に戻ってきて欲しい。
心を痛めているはずの彼の姿が、
思ったよりもしっかり立っていたが、
あまり無理をしなくて好いと思う。
心はゆっくりとしか癒されないから。
失われたものを補うことは出来ない。
ゆっくり次の日常を受け容れるだけだが、
それを焦っても仕方のないことだろう。

いつでも波は来ている。
いつか波に乗れるよ。
地球の鼓動のようさ。
そういう波を感じて、準備が出来たら次に進もう。

波待ちしてる人たち、
早く次の好い波がくるといいね。


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くすのき燕さんへ。いつも心を後押ししてくれるメッセージ、しみますね。ありがたい。 / あるまじろ ( 2012-10-09 02:43 )
お久しぶりです。忙しそうな中、芝居を創り続けている。素晴らしいです。それこそ、奇跡! / くすのき燕 ( 2012-10-08 10:21 )

2012-10-05 夜明けのミュー

昔の知り合いとたまたま再会して、
「実はあの頃」なんてことを言い出したりする。
「あの頃」うまくいっていなかった事が、
「今」は全く違っていたりする。
そういうことを話してくれることは、
大したことではないが、
貴重なことだと思う。

今までにもずっとそんなことを続けてきたけれど、
まあ、大切なのは過程だと思う。

一面ではそんな簡単なものではなく、
ある一面では簡単だ。

結果は然かるべきものが出るので、
或る意味では自明だ。
トータルの技量が問われるだけだ。

静かな夜明け、
眠れなくてベッドを抜け出す。
心が落ち着かないのは、ワクワクしているってことか。


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雅さんへ。「木枯らしに抱かれて」いいですね、「スターダストメモリー」も好きです。 / あるまじろ ( 2012-10-08 07:22 )
きょんきょんですね♪わたし、きょんきょんの歌、上手ですよ〜。「木枯らしに抱かれて」とかカラオケでも高得点出します!! / 雅(みやび) ( 2012-10-06 23:09 )

2012-10-01 翼の向こう

自分の11月の芝居の準備もいよいよ煮詰まりつつある。
今回の芝居は台本がなかなか進まず、
・・・というのもテーマが「自分の道」。

自分の道を求めていると、
「強さ」とか「勝ち負け」がどうしても絡んでくる。
でもそれって一体なんなんだろう。

誰でも勝ち続けることは出来ず、いつかは負ける。
勝つことは難しい。
勝てるほど努力することも難しい。
一方で勝ち続けるようになると、
勝つことでまとわりつくプレッシャーもある。
それを守ることで生まれるプライドも。

いったい人はどうして何かを成そうとするのか?
何もしない、それは僕には我慢できない。
自分が生きている、その証はどこにあるのか?
それをつい追い求めてしまう。

何も知らないままでは居られない。
歩いていく人生は前にしか進まない。
旅は続くんだ。

眠れない夜に世界中の人がそれぞれの想いを抱いているなら、
そんなみんなの気持ちに勇気をもらいながら、
忘れかけた魂をつかまえに行こうと思う。


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雅さんへ。「赤ちゃん→女の子」って想像してもすごくいいですね。次のステップも素敵な時間になりそうだし。 / あるまじろ ( 2012-10-04 06:29 )
「自分の道」ですか〜。「毎日、楽しい事を見つけて生きていく。」ですかね。私は。20代までは勝ち負けにこだわっていたけれど、娘たちを授かってからは、ずいぶん角がとれたかも。「赤ちゃん→女の子」のぬくもりに癒されていたからかな。 / 雅(みやび) ( 2012-10-02 23:41 )

2012-09-30 夏の終わり

いつの間にか、夏の日差しが翳り、
空気の温度が秋になった。
それでもまだ暑いかな。

ひとつ、今日入った知らせでシミズさんの台本で、
県川が勝ったということだ。
もう一つはアサイさんの川総か。
あらあら、やっぱり南稜はだめね。
浦北も負けた。県陽も負けたか。
なかなか複雑な心境だ。
県川にはおめでとう、ですね。

てこちらもいよいよ今週末本番です。
さてと、奇跡を起こすかな。


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saeri さんへ。あなたは僕の常に前を歩く偉大なる先輩、その後ろ姿にいつも胸を打たれます。その芝居を必ず観ます。楽しみにしています。 / あるまじろ ( 2012-10-02 03:17 )
Hiverさんへ。僕はこの夏の大会に関わった人たちがそれぞれどんな想いで、舞台に自分の何かを掛けて必死に立っていたか、それを知っているつもりです。皆、本当にお疲れ様と言いたい。そして「花翳ゆれる」を思い出してくれる人が居て、本当に嬉しい。芝居は人の心に残る。そういう意味では勝ちも負けも超えたものがあるのでしょう。 / あるまじろ ( 2012-10-02 03:15 )
おそれいります。三度目の挑戦とはいえ三十年がかりのやっとこさっとこなことでした。いつも的確なアドバイスをありがとうございます。十一月の本公演楽しみにお待ちしています。 / saeri ( 2012-10-02 00:26 )
南部地区・秋季演劇大会お疲れ様です。身内が勝ったり負けたりするのは複雑な心境ですね…。僕はあるまじろさんの日記にある「翳」で「花翳ゆれる」思い出しました。今でも、あの曲は忘れません。この大会でも役者さんのがそれぞれ忘れられないところがある。それがきっとお客様の印象に残り、いつも感想をもらう事が出来るのでしょう。何気ないそれに感謝し日々成長の糧にしています。あるまじろさんのところも、是非頑張って下さい♪ / Hiver ( 2012-10-01 02:21 )

2012-09-03 夜の塔

9月に入って仕事の過密さはさらに加速した感じだった。
日常の雑務でやりたいことが進まない。

ここのところ断っていなかった芝居の出演もさすがに断った。
自分が手がけている台本もまだ完成していない。
稽古にもしばらく顔を出せないで居た。
また自分が仕上げなければならない初心者たちの演技も、
9月の当初では完成度20%といったところだった。

しかし、その全てが情熱でなんとか出来る。
信じるのは自分の中に眠るそれだけ。

振り返ると夜の高速の向こうに、中空に光る塔。
その時の僕にはそれが行く先を照らしているように見えた。
たとえ、かすかな光であっても。


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Hiverさんへ。僕は忙しい日々になかば埋め尽くされそうですけど、なんとかやってます。でも色々やることがあるってことは、逆に張り合いがあっていいことですよね。 / あるまじろ ( 2012-10-01 01:02 )
あるまじろさんも多忙のようですね。でも、多忙だからこそ見失ってはいけない何かがあると思いました!僕も、僕の中にある僅かな光の筋を道標に頑張っていきます。あるまじろさんも頑張って下さい!! / Hiver ( 2012-09-30 22:37 )

2012-09-02 最後は瀬戸内の海

ここで今年の夏の長い旅はいったん終わる。

白砂青松、波は静かに打ち寄せる。
夏の名残りがまだ眩しい光に溢れている。

オーストラリアのサーフィンをした海とも、
雨の中の釜山の海とも違う。
祖国の美しい静かな海だ。

狭い海峡を幾つもの船が行き交い、
そこに人々の生活がある。

僕は旅の途中、
ふと立ち寄っただけの存在だが、
こころが安らぐよ。
もう帰ろう、そんな気になる。
またあの多忙と喧噪の中へ。


先頭 表紙

Hiverさんへ。僕も同じ場所にとどまっては居られませんから、また次に向かいます。 / あるまじろ ( 2012-09-28 01:53 )
あるまじろさんの安らぎの場所、とてもきれいですね!今の僕には、そんな場所はないけれど…いつか、いつかまたその場所に戻れるようになりたい。あの頃の、あの日のように…。 / Hiver ( 2012-09-25 16:00 )

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