himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2012-08-17 富山へ
2012-08-16 千住
2012-08-15 ゴールドコースト
2012-08-14 明けの明星
2012-08-13 あの時見上げた空
2012-08-12
2012-08-11 月の海
2012-08-10 ディナータイム
2012-08-09 あの丘
2012-08-08 クッカバラ


2012-08-17 富山へ

千住への出張の翌日、早朝出発して富山に向かう。

大宮から2階建て新幹線MAXで越後湯沢まで行き、
特急に乗り換えた。

朝飯がまだ、だったので駅弁とビールを。
朝から?と仰る方もいるだろうが、
これが旅の楽しさなので。

そして一眠りすると、もう終点の富山。
十一時前には到着していた。
速いものだね。

この前の日記の蕎麦に続き、
また日本の食べ物をアップしてるんだから、
よっぽど日本食が恋しいみたいですね。

越後湯沢で売ってます、
「いくら・たらこめし」


先頭 表紙

2012-08-16 千住

オーストラリアから帰国した翌日、北千住に出張。
うっちゃんもいる現場なのだが、
なんだか懐かしい気がした。

一日ばたばたと仕事をしたが、
最後軽く飲んで別れた。

ところで久しぶりの日本なので、つい食べてしまった。
やっぱ美味いね、立ち食い蕎麦。
天ぷらとおいなりさんもつけちゃいました。


先頭 表紙

2012-08-15 ゴールドコースト

日本に帰国する前に一日だけゴールドコーストに立ち寄った。
今までの2週間のホームステイに比べると、
ここに来るとただの観光客になってしまう。

物価の高い街だ。
白い砂と摩天楼のギャップ。

サーファーズパラダイスというのは街の名前だった。


先頭 表紙

2012-08-14 明けの明星

いよいよウィリス家を離れるという朝、
いつものテラスから見る美しい夜明けの空を見た。
明けの明星が輝いていた。
思えば、滞在中はずっと好い天気だった。

照れくさいライリーは淋しそうだけど笑おうとしていた。
チャーリーは素直に泣いていた。
ジェロは別れが分からず変わらなかった。
エミリーは笑顔で手を振ってくれた。
アンドリューはやっぱりさみしそうだった。

また逢えるから。
逢いに来るから。
そんなことは口に出す必要もない。

出会いと別れを繰り返すことが人生の価値だ。
僕はこれからも多くの人と出会いたい。
別れてもまた逢うのだ。
そしてゆっくりと、なるべくゆっくりと、
風景を眺めていこう。

いつでも星が僕らの行く手を照らしてる。
まるで僕らを見守ってくれている、温かいあの人のように。


先頭 表紙

2012-08-13 あの時見上げた空

オーストラリアの片田舎であるヤプーンの、
そのさらに郊外にあった丘の上の家に帰る時、
一人だけの時間が欲しくて、
二回ほど途中で車を降りてゆっくりと歩いて帰った。

ヤプーンを離れる前日も、そうしてゆっくりと歩いた。
歩くという行為には思索がついてくる。
巡り巡って沸いてくる様々なことが、
ゆっくりと変わっていく風景とともに頭をよぎる。

そこを歩いていた僕も、
また見知らぬ土地の風の中で、
今までのこと、今のこと、これからのことを、
浮かんでは消えるようなイメージみたいな感覚で考えていた。

今、この瞬間もやがて、
次へと向かう僕とは反対に、
どんどん過去へと離れていく。
すれ違っていく。

あの時見上げた空は、
間もなく日が傾き暮れていく、
ほんのわずかの輝きに満ちていた。

僕はあの空の下を確かにあの時、歩いていたんだ。


先頭 表紙

2012-08-12 海

南半球は冬だったのだけれど、
日中はしっかり25℃くらいはあって、
爽やかな初夏の感じ。

カモメが波打ち際を歩いている。
波がその後ろであとずさる。

あの時の感じでいつもいられたら。


先頭 表紙

Hiverさんへ。あなたは受験生なのですか?暑い夏、大変ですね。僕が受験生だった遠い昔、その年も暑い夏だった。しかもクーラー無し。懐かしいね。いつもありがとうございます。 / あるまじろ ( 2012-09-04 06:17 )
海いいですね。僕は今年受験生なので遊びに行けません。だから、あるまじろさんの写真を見るのがとても楽しいです!また、素敵な写真をよろしくお願いします!! / Hiver ( 2012-09-03 19:32 )

2012-08-11 月の海

夕暮れに家族全員でピザを買い込んでビーチに出かけた。
ちょうど満月の宵だった。

最初ノースケッペル島の向こう側に光のアーチが現れた時は、
島に何か光るものが点灯したのかと思った。
でもそれは月だった。

やがて少しずつ上がっていく月。
暮れていく夕闇。
高まる波の音。
風は穏やか。

こんなきれいな景色を見せてくれてありがとう。
ありがとう。


先頭 表紙

雅さんへ。きっと行けます。 / あるまじろ ( 2012-09-03 02:04 )
オーストラリアには一度も行ったことがないんですよ。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカ大陸には行ったのに。あと20年して元気だったら行って見たいところです。 / 雅(みやび) ( 2012-09-01 23:20 )

2012-08-10 ディナータイム

基本的に今回お邪魔したウィリス家では、
子供達への配慮もあり、薄味でヘルシーな食事が多かった。
オーストラリアと言えば、フィッシュ&チップスなど、
油が多くて量も多い印象がありますが、
ウィリス家ではそういうものはほとんど出ませんでした。

でも週末のパーティではやっぱりステーキ!!
赤身のオージービーフはヘルシーでもあるので、
美味しかったですね。


先頭 表紙

2012-08-09 あの丘

今回、オーストラリアに滞在中ずっと好い天気だった。

そんな天気の好い午後、一通りの一日の仕事が終わって、
アンドリューのオフィスに帰ると、
まだ仕事している彼がそれを切り上げて帰る。
そんな日常が当たり前になって来た頃、
家に辿り着く前に車を降りて、
たった一人で歩いた。

「車を止めてくれよ、ここから少し歩いて帰るから」
「いいよ」

車から降りるとアンドリューはクラクションを鳴らして走り去った。
たった一人になる。

鳥の声だけが聞こえる。

雲が流れている。

外国の道をたった一人歩いている時、
僕は母をかたわらに感じていた。

悲しいのは残された僕だ。
そんなことを考えていた。

馬鹿だね、泣くんじゃないよ。
こんな綺麗ないいとこを旅してるんだから。
母はそんなことを言っているようだった。

風自体が光っている。
また別の雲が流れていく。
ただ泣きながら歩いた。
なんか涙が出た。

ゆっくりと歩いて丘の上まで歩くと、
遠くに子供達の声が聞こえた。
帰って来た。
涙を拭いて僕は手を振った。
そんなオーストラリア、午後の四時。


先頭 表紙

2012-08-08 クッカバラ

この鳥には忘れられない思い出があった。
この鳥が好きだったあの人とともに、
忘れられない鳥の名は。

ふと裏庭にやってきた彼は、
しばらく僕の目の前で時を過ごした後、
またレインフォーレストに消えていった。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)