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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2011-12-28 年の暮れの厳島
2011-12-27 初日 東京から出て
2011-12-26 西へ
2011-12-25 なにげない一日
2011-12-24 Merry Christmas
2011-12-23 感謝の日
2011-12-19 モラトリアムとクリスマス
2011-12-15 映画を観た
2011-12-11 千秋楽
2011-12-10 初日明け


2011-12-28 年の暮れの厳島

厳島神社とは「安芸の宮島」「広島」ということだと、
知っていたつもりでしたが、
広島県でも廿日市市という街にあるとは知りませんでした。
国営放送の大河ドラマが平清盛ですので、
廿日市市という地名は今後有名になるかも知れません。

平清盛は悪評ばかりが高い人物ですが、
実は好きな方の人物です。
平家のエピソードの一つ一つも、
足摺も祇王・祇女の話でも清盛のものが面白いですし。
ドラマも見てみようかな。

宮島は初めてだったのですが、
厳島神社はワールド・ヘリテイジにふさわしい名勝でした。

平泉もそうだが歴史の一場面としての景勝は、
時間の錬磨を受けてなお、何か伝えるものがある。
それはけして殺伐したものではない。

幾星霜を経てこの場所に立つ想いは、
ある種の過去に対する感慨なのだろう。
過去なのだ。
現在ではない。
それが殺伐さを消しているのだと思う。


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2011-12-27 初日 東京から出て

昼過ぎの新幹線で東京を出る。
天気は上々だ。

名古屋を過ぎて関ヶ原を通りかかると、
クリスマスの時の寒波で雪が降ったようで、一面の銀世界。
関ヶ原は雪だった。
何か感慨深い。
米原を抜けると雪は消えた。

尾道を過ぎる頃に日がいよいよ傾き、
広島あたりで日が暮れた。
拓郎が聴こえてきそうな夕暮れだ。
遠くに瀬戸内の海が見える。
海が一瞬輝いたのが見えた。

列車は汽笛を残して西へ夕闇を走る。
次の街へ、次の街へ。

明日も晴れるなあ。


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雅さんへ。良い年になるでしょう。きっとそうですよ。 / あるまじろ ( 2012-01-01 23:09 )
来年は素敵な一年になりますように☆ / 雅(みやび) ( 2011-12-31 23:59 )

2011-12-26 西へ

年末になりましたが中国・関西方面に旅をすることになりました。
新幹線に乗って暮れを旅したいと思います。

なんとなく暮れに西へ向かう。
いい感じです。

のんびりと新幹線から流れる車窓の景色を眺めて、
今年あったことの一つ一つを思い返す、
そんな旅にしたいですね。


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くすのき燕さんへ。毎日が旅のあなたにはそれが一番のやすらげる年の暮れですかね。 / あるまじろ ( 2011-12-29 23:44 )
ほしのさんへ。毎年、大変っすね。風邪引かないでください!! / あるまじろ ( 2011-12-29 23:42 )
てじおさんへ。帰ってきました!! / あるまじろ ( 2011-12-29 23:41 )
いい旅を。僕は暮れ、正月くらいは家にいないと、です。 / くすのき燕 ( 2011-12-29 15:03 )
私は大晦日横浜でカウントダウン、の仕事です... / ほしの ( 2011-12-28 08:50 )
いってらっさーい(^^)/ 私は東?北?に向かいます。 / てじお ( 2011-12-27 22:52 )

2011-12-25 なにげない一日

一日、母のいる病院に居る。
傍にいられると幸せなのは僕の方だ。

外は寒いけれど窓から差し込む日差しは柔らかい。

『プライドと偏見』という映画を観る。
色々な示唆を含んだ良い作品だと思う。
振り返ってみれば「これしかない」という筋書きなのだが、
途中はハラハラもする。
それは主役のペネロペ・クルスの美しさと強さのせいかな。
強い女子っていうのも絵になるならいいかもね。
それはそれとして、物語はセリフも計算されていて、
聞いているだけで面白いセリフが幾つかある。
狙っているセリフというのも面白い。
特に大きな事件が起きるわけではないが、
美しい農村の風景とともに、
物語の繊細なストーリーが良かった。

映画を観てから午後一杯は病院にいた。

その後、知り合いで本を出版なされた方のお祝いの席へ。
僕がレストランを取って上梓を祝う。
クリスマスの雰囲気で生のジャズピアノも流れ、
料理もなかなか。
おなか一杯になって皆が笑顔だった。
それが何よりだった。


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『プライドと偏見』、僕も以前に観ました。筋とか忘れちゃったんですが、風景とかを含め凛としたイメージが残っています。ところで、余計なお世話ですが、キーラ・ナイトレイでは?(パイレーツつながりで、とみました。) / くすのき燕 ( 2011-12-26 10:19 )

2011-12-24 Merry Christmas

寒い毎日ですがMerry Christmas。

昨日は家族に誕生日を祝って貰って、
自分の今の立つ位置に感謝した。

恵まれている。
いろいろな人に声を掛けられて、
次に進むべき道も示されている。

そして今日はクリスマスイブ。
今度は美しいこの冬の一日を幾人かの人と喜ぼう。
大切な人と過ごそう。
そういう当たり前を皆が感じ取れる一日にしよう。


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ほしのさんへ。来年も色々とやりますので、隙あらば一緒に何かやりましょう。本当にやりたいことなら。 / あるまじろ ( 2011-12-26 01:24 )
いまや日本中が祝ってくれてますよね / ほしの ( 2011-12-25 08:43 )
てじおさんへ。その通りでした。でも嫌な気になったことはありません。家族にお祝いされて12月が大好きになりました。 / あるまじろ ( 2011-12-25 08:34 )
メリークリスマス&ハッピーバースデー (^^) 子供のときはプレゼントが1回にまとめられちゃいませんでした?(はらはら・・) / てじお ( 2011-12-24 13:58 )

2011-12-23 感謝の日

誕生日は祝って貰って嬉しいものですが、
こちらから祝って貰いたいというものではありません。
むしろ口に出しての言葉を頂くことは照れくさいもの。

一方で別に自分がこうして居る機会を与えてくれたこと、
人生を生きることを許してくれたことに、
感謝する気持ちが強くなる。

今年も充実した良い一年だった。
振り返ってみても、きちんと足をつけてやってる。
紆余曲折はあっても頑張った。

誕生日にはそんなことをふと、振り返ってしまう。


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saeriさんへ。年末はバタバタしてお会いできませんでした。年末年初のご多忙が落ち着いた頃に、また芝居の話でもいたしましょう。良いお年を。 / あるまじろ ( 2011-12-25 08:33 )
お誕生日おめでとうございます♪ この一年もまた輝きますように。健康でありますように。。。 / saeri ( 2011-12-24 08:54 )

2011-12-19 モラトリアムとクリスマス

いよいよクリスマスって感じですね。
いやあ、でもここまで来ると逆にツリーを飾るのが億劫なような。
(↑ダメ人間。)

仕事については来年の準備をあと少ししたら、
一区切りと言った感じです。
芝居は終わったのですが、
逆にまだまだやるべきことは増えちゃったみたいで。
まあ、元々沢山やることはあっても、
最終的に結局片付けるのは自分ですので。
それはまあ、大丈夫です。

なんとなく次の台本で書きたいことも浮かんでるし、
それってまあ楽しいことでもあります。
風邪をひいてる人も沢山居ますが、
僕は元気です。
風邪の人、大丈夫ですかね。
ちゃんと言うとおり医者に行ったかね。

幾つか思い出のある人が何人も逝ってしまった冬です。
そして僕は僕で先に歩いていかなければなりません。
まだまだやることはたくさんあるからです。

欲しいモノを聞かれてもあまりパッと浮かばなくなりました。
モノでは無いのかも知れません。

願いは意外ともう少し穏やかなことです。
祈りはもっと叶わないようなことかもしれません。
望みはもうとっくに傍にある。

やるべきことは唯一つ。
また少し先へ歩き出すということ。

答えはまだ見つからなくていいよ、
探してもまだ見つからないのがいいんだ。
もう少し遊びたいから。


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てじおさんへ。僕も・・・年賀状手つかずです、ヤバシ。。。 / あるまじろ ( 2011-12-23 15:06 )
写真のツリー 素敵ですね(^^) うちも今年はツリーを飾らないかも(子供がいるのに・・) 年賀状も全く手付かず・・やばし / てじお ( 2011-12-22 09:12 )

2011-12-15 映画を観た

この数日で幾つかの映画を観た。
自分の家のDVDで、ですが。
ネタばれありますからご注意を。

『リリィ、はちみつ色の秘密』
14歳に成長した名子役ダコダ・ファニングの主演映画。
自分探しの主題を中心に黒人差別やDVなどを織り交ぜて、
父との閉塞的で退屈でツマラナイ日常からの脱出を描く。

『幸せの隠れ場所』
サンドラ・ブロックが主演のドキュメンタリーを下地にした、
黒人アメフト選手のサクセスストーリー。
ここでも黒人差別と格差社会とキリスト教的慈悲が描かれる。

『プルーフ・オブ・マイライフ』
グウィネス・パルトロウ主演。
精神を病んで死んだ天才数学者の父が証明した数式を巡り、
残された娘である主人公が傷ついた心を再生させていく物語。

『小説家に出会ったら』
『グッドウィルハンティング』の監督のガス・ヴァン・サントが撮った、
バスケと文学が好きな黒人少年と、
賞を取った後で引きこもりになった小説家との心の交流と、
少年の成長の物語。

この四本を観たのでとりあえず順位を。僕なら、
1位『小説家に出会ったら』2位『プルーフ・オブ・マイライフ』
3位『幸せの隠れ場所』4位『リリィ、はちみつ色の秘密』
ですが、どれも甲乙つけがたくもう一つです。

『リリィ、はちみつ色の秘密』は娘が父を捨てる物語。
「ああ、娘って父親を捨てるんだな」と思いました。
後で調べたらウィル・スミスプロデュースだった。
どうも感動のツボがズレてるのはそのせいかも。
見なくても良い付録の解説では、
ダコダ・ファニングが自分の演技を自慢げに解説しててがっかりする。
黒人三姉妹の絆や、やりとりが素敵だ。
父親は封建的で暴力的で支配的だけど、そんなに悪いかな。
娘にとって悪人であって欲しいだけでは?

『幸せの隠れ場所』はドキュメンタリーを下地にしてるのに嘘くさい。
「金持ちケンカせず」が腹立たしい。
年増のサンドラがやたら露出の高い衣装をとっかえひっかえして登場する。
少年SJが素晴らしい。すごい子役とはこういうのを言うのだと思う。
主人公は過去のダウンタウンの生活と友達と母を捨てる。

『プルーフ・オブ・マイライフ』
これは主人公が心配性の姉を捨てて自分の人生を取り戻す話。
姉は確かに主人公を理解しようとしないで、
精神病と決めつける厄介な人なんだけど、
捨てる以外に選択肢はないのかな?

ここらへんで、思った。
誰かを捨てなきゃ自分らしさは取り戻せないのか?

『小説家に出会ったら』では黒人少年と小説家とが交流するが、
敵は権威主義的批評家の教師。まあこれは理解できる。
悪ではない、分かり易い敵の設定。これは打ち壊すべきものだから。
でも前半が眠い。
監督が『グッドウィルハンティング』に影響を受けていると言っていて、
最後にマット・デイモンも友情出演する。
終わりはほろ苦いっす。

英語の言い回しはちょっとマイブームだ。
頭の中で芝居だったら、とか考えて映画を観てると、
やっぱり映画と舞台は違うなーと思う。
芝居で語るべき事って多分随分映画と違うんだなーって実感する。
やっぱり舞台の芝居は映画とは違う表現なんだと思う。


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2011-12-11 千秋楽

本日、劇団ぴゅあ第22回公演、『ダウンタウンボヲイ』
無事に千秋楽を迎えることが出来ました。
たった2日の公演で大げさですが、
ここまで半年稽古してきたと思えば、
長い道のりだったのです。

まずは仲間数人と食事をしてから、劇場入り。
映像等のきっかけやラストシーンの照明を、
前日の本番から少し修正して、そこを稽古。

そしてそのままお昼の公演へ。
僕としては前日の夜公演もなかなか良かったですが、
この昼公演はかなり出来が良かったと思います。
観ていたお客様は両日とも皆、温かいご声援ありがとうございました。

昼公演を終えて、恒例の全体の舞台写真を撮影。
淵村さんには毎度お世話になります。

2時間は休憩として最後の公演に備えます。
そしてラスト、来て頂いたお客様ありがとうございました。
オープニング映像に少々のトラブルがありましたが、
その分、その後の演技は必死に取り組みました。
まだまだ取り返せない実力不足な点もあり、
これは大いに反省です。
でも自分がこの役で良かった。
気持ちを込めたラストシーンで、
最後の最後に取り返せたような気持ちになれたからです。

締めの挨拶が終わり、お客様を送り出して、バラシ。
一生懸命準備したものですが、
片付ける時はあっという間です。

大道具などを積んだレンタカーのトラックを、
無事に返却してくると倉庫の片付けは終わっていました。
半年間にわたり手がけてきた『ダウンタウンボヲイ』。
物語と同じように宮ケンが旅立って行きます。

一緒にこの作品を創ってきてくれた仲間に感謝し、
手伝って頂いたスタッフの皆さんに感謝し、
観て頂いたお客様に感謝します。

さあ、最後にもう一度別れを告げよう。
たくさんの人に拍手を頂いたこの作品に。
さよなら、『ダウンタウンボヲイ』。


先頭 表紙

くすのき燕さんへ。ありがとうございます、周囲の環境が整えられたら公演数も増やしていきたいのですが。 / あるまじろ ( 2011-12-16 02:43 )
初日、楽。おめでとうございます。一度は観にいきたいなあと思っております。 / くすのき燕 ( 2011-12-15 11:23 )

2011-12-10 初日明け

八時過ぎに近くのガストで待ち合わせた仲間の元へ。
嫌だ嫌だと言いながら、ちゃんと来てるじゃん。
本番の朝に一緒にメシ食えるなんて最高だね。

九時に入って照明のシュート、
色作りと音響のサウンドチェックを並行で。
続いて映像のチェックを終わって全体のきっかけ稽古。
昼休憩を挟んで午後のゲネ。
まあ色々あったね。
それはそれとして、土壇場まで稽古。
続いて本番準備をして客入れ十分前。
役者スタッフ全員が舞台の上に上がって声を合わせる。
「ぴゅあ行くぞ!!」

客入れと同時に今回はパントマイムのサイレントの芝居が始まる。
そうこうしているうちに本番。
今までの中ではなかなかの出来だったと思う。
一つ一つに違う部分はあったけれど感情で出来たから。
映像ホールはガンガン張っても声を落としても通るから、
やっぱりいい劇場だと思う。

うっちゃん、まっちゃん、
限られた照明で良かったって言われたよ。
少ない照明でも効果的に見せたっていうことが評価されたよ。
役者一人一人も全員良く頑張ったと思う。
全員、全体で一つの芝居を作りましょう。

ねらいはぶれていません。
狙った通りの芝居になってます。
さて、自分たちの芝居をあと一日二回、
お客様に届けましょう。


先頭 表紙

てじおさんへ。今は本番も終わり、少しさみしいけど充実感があります。 / あるまじろ ( 2011-12-12 07:52 )
さえりさんへ。ありがとうございました、最後まで頑張りました。 / あるまじろ ( 2011-12-12 07:51 )
これまでの頑張りが結実された感じでしょうか。お疲れ様です。今日、もう1日頑張ってください(^^)/ / てじお ( 2011-12-11 11:32 )
感動しました!!!!!!!!!!拍手!!!!!!!!!!!!素晴らしかったです!!!!!!!!!!!魂の台詞のぶつかりあいでした!!!!!!!!! / さえり ( 2011-12-11 00:50 )

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