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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2011-12-03 12 so,far come,soon
2011-11-30 アルバムリリース
2011-11-29 今日の午後に、この一年で
2011-11-28 夕闇の青
2011-11-27 恢復への祈り
2011-11-26 「さよなら」はかわせない
2011-11-25 Real,so Good
2011-11-24 みんな何かに依って立つ
2011-11-23 もう一度
2011-11-22 夜が近づく


2011-12-03 12 so,far come,soon

冷たい雨が降っていてのだけれど午後に晴れてくる。
日が差すとやはり空気が緩んで暖かく感じた。
今日も午前中はびーばーさんとこで稽古して、

午後は領家の公民館へ。
午後の通しはさすがに少し通った感じです。
明日は完成度と工夫の味付けを濃いめに行こう。
足りない感情を解放していこう。

この一週間は比較的のんびりした時間が多かったけど、
やはり週末になるとなんかホッとする。
心を痛めることも多いけれどそれは誰かのせいじゃない。
そういうことは毎日あって、
それを分かち合えることをむしろ喜ぼう。
もう終わりと言っている人にこそ始まりのヒントがある。
笑っていられる時に精一杯の大切さを学んでおこう。

冬の初めはいつもこういう気分になる。
わずかな温もりが大切に感じる。
幸せの残り香を探してしまう。
遠くの街の風景を思う。
大切な人、一人一人の顔を思い出してしまう。
今は逢えない人に逢えたらと願う。

12月ってこんな感じだ。
もう少しだから、あと少しだから。
冬の靄に霞んでいく風景は気温とは裏腹に、
どこか温かく感じるのは何故?


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2011-11-30 アルバムリリース

12月10日11日に彩の国さいたま芸術劇場で上演される、
劇団ぴゅあの『ダウンタウンボヲイ』の劇中音楽の幾つかは、
作曲家の高野聰さんのオリジナル曲で構成されています。

もちろん既成の曲も使用されていますが、
高野さんには曲のイメージを伝えて何度も書き直して貰い、
芝居に合う曲を作ってもらいました。
その点については本当に感謝感謝なのです。

その高野さん作った曲だけを集めてアルバムを作りました。
アルバムの構成は(つまり曲順とかは)、
高野さんに考えて貰いました。
そして一曲一曲にライナーノーツ風に、
コメントを付けてくれました。
これはなかなかに楽しいものです。

ちなみに曲名は、

1.メインテーマ(劇中用)
2.秋の桜
3.不安と緊張
4.乱闘
5.メインテーマ‐ピアノ
6.初冬の公園で
7.冬の街角
8.メインテーマ‐ジャズ
9.プレリュード
10.アルマンド
11.メインテーマ
12.フィナーレ
13.フルートとギターのためのフィナーレ

ね、アルバム聴きたくなったでしょ?
ちなみに一曲目のメインテーマのコメントは、

「劇中でセリフを妨げないようにとの要請から、
 2ndViolinの出だしの音を1オクターヴ高くした。
 11曲目のメインテーマがオリジナル。」


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ね、全部の曲のコメント、読みたくなったでしょ?アルバムはジャンケン大会の賞品ですので手のするのはかなり難しいですけれど。 / あるまじろ ( 2011-11-30 22:39 )

2011-11-29 今日の午後に、この一年で

今日は余裕があったので、
今回の芝居の原作になった『GOOD WILL HUNTING』の、
英語の名セリフを幾つかまとめて、
リーフレットを作ってみました。
本番の時に配るパンフレットに挟み込みますので、
楽しみにしていてください。

また仕事の合間に台本を読んだり、
アンケートを用意したり、
劇場に幾つか問い合わせをしたり、
芝居の準備に関することを少し進めました。

冬の到来を告げる空気の冷たさと午後の柔らかな日差しの中、
なかなか充実した時間だなーとあらためて思いました。
こうして芝居の中に身を置いて居られるのは、
つくづく幸せだなー、とそう思ったのです。

今年は2月の『飛ぶ教室』の舞台と、
3月の俳優座での芝居では演出。
6月の『楽屋』での音響スタッフとしての参加、
8月の中学校の大会の審査員をし、
10月の名張乙女の舞台、
そして12月の『ダウンタウンボヲイ』の舞台。
途中に幾つかの演劇ワークショップをして色々な人に出会った。
離れていった人も居たが、それも仕方あるまい。
芝居を続けている以上、詰まるところ人との関わりなのだから。
人と人はぶつかり融合し反発しながらも共感する。
本来そういうことをやってるんだから、
しょうがないこともある。

それにしてもそれが楽しいんだ。
人と人だから楽しい。
それだけはずっと変わっていない。


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ホントに芝居をつくるのは、面倒なことだらけ。でもそれがなくなったら、面白みもなくなっちゃうんだろうねえ。 / くすのき燕 ( 2011-11-30 22:14 )
ちゃ2様へ。こちらこそ色々お世話になりました。まだまだお世話になりそうですが。。。 / あるまじろ ( 2011-11-30 21:56 )
今年も大変なご活躍でしたね。欅ではお世話になりありがとうございました☆ / ちゃ2 ( 2011-11-30 13:51 )

2011-11-28 夕闇の青

あと10日ほどで今年最後の本番の舞台が始まる。
こうして今年も最後に自分らしい舞台に、
仲間と共に立って終えることが出来そうだということは、
とても幸せなことだ。

人が居れば色々なことがある。
稽古のペースが合わなかったり、
気持ちが合わなかったり。
もちろんお互いに言いたいことや文句も言いながら、
稽古を進めていくのだけれど、
そういう相手とのぶつかりも劇団をやっている一つの証だと思う。

過去もぶつかりは大小あっても、
同じようなことで何度もぶつかってきても、
それはそれは人と人がやってることだから、
結局は好いんじゃないかと思ってる。

でもそういうことも含めて、
芝居作りはやっぱり面白い。
人と人がやってることはそういうことなのだ。
そういう時間を何年も共有しているから仲間なのだと思う。

あと少しで本番。
今まで十年以上やっているから色々な時があったが、
今年もこうやってあと少しのところまで来てる。
いい準備をしたい。
それだけですね。


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2011-11-27 恢復への祈り

時間が解決すること、しないこと。

一生、自分のことを許せない、とはなんと悲しいことか。
人の一生は一体、何故に存在するのか。
何のために生きていくのか。
生きていくうちに犯した罪を償うための一生って。
自分を責める気持ちも分かりますが、
早く自分の人生に戻って来るのが良いと思います。

人は良くも悪くも忘れる生き物、
自分の罪も過去の悲しみからも、
少しずつ忘れて旅立つ日が来る。

今となると何かがきっかけだったんだと思い当たる。
芝居はその何かを人に示す行為では。
今回の芝居の中で僕の口癖がセリフになっている。

人はなんのために生きているのか、
人生の目的とは?
それはまだ見ていない風景を見、
まだ出会っていない人と出会うことだ。

そんな祈りを届けたい。


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2011-11-26 「さよなら」はかわせない

寒い一日ですね。

芝居のことばかりで申し訳ありませんが、
本番まであと二週間。
劇団の稽古もあと四回というところまで来ました。

思えば五月から始まったこの芝居の稽古ですが、
かれこれ半年余り、季節も初夏から秋、冬と巡りました。
いたづらに時間をかけることは良いことと思いませんが、
「熟成する」ということもあるな、と思っています。

役者は稽古する時間が短ければ短いほど、
自分の「その時点で持っているもの」だけで勝負しようとする。
つまり、稽古できなければ「自分」で勝負するしかないのです。

じっくりとした役作り。
キャラから考えて声、表情、動作、
一つ一つをその時の自分にないものでも集めていく。

相手との呼吸。
舞台上の他者と呼べる相手に呼吸と心情をシンクロさせていく。

場面ごとの意味の構成、作品の全体像を捉えての演技。
一人じゃ出来ない作品全体を見据えて、
一つ一つの演技に帰着させていく視点を持つこと。

段取りの一つ一つの確定、次の場面へのつなぎ、
作品を支えるスタッフとの合わせ、
そして幾つも転がってるこまごまとした本番への準備。

音響や照明のオペレーションの人や受付の人、
劇場のスタッフさんから劇場に足を運んでくれるお客さんまで。
芝居はそうやって本番へと続いていく。

じっくり時間をかけて、半年以上もかけてそれをしてきたことを、
舞台に出せることだけが今の望み。

近づいてくる「さよなら」はかわせない。
だからしっかり準備しよう。
全力でやったんだよって言ってから、
「さよなら」できるように。


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てじおさんへ。いよいよって感じです、一日一日を大切に、良い準備をしたいと思います。 / あるまじろ ( 2011-11-28 00:04 )
いよいよって感じですか。緊張感がこちらにも伝わってきますよ(^o^) / てじお ( 2011-11-27 17:42 )

2011-11-25 Real,so Good

今日になって僕のプレゼンの評価が高まる。
ボスとすれ違いざまにハイタッチ。
宮ケンと広中教授のように。
ウィルとショーンのように。

その後、気むずかしいサカモト氏からご指名で誉められた。
これも嬉しい。
仕事は正々堂々、真っ向から攻めて行く。
やっぱこれに尽きる。

午後、芸術劇場に公演の打ち合わせに行く。
幾つか必要な電話をかけていたら、
劇場に到着するのがギリギリになった。
なんとか間に合って良かった。
劇場に到着したらびーばーさんとゆやまんがもう待っていた。
そして打ち合わせは小一時間で無事終了。
帰りはミヤザキ氏のお見送り付き。
いやいや、本番もよろしくお願いします。

一日を振り返って、気持ちのいい一日だった。
やることがスムーズに進んで、
みんなが微笑んでくれたような一日だった。
こんな日は好い日だったな、
って思っていいんだろう。


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2011-11-24 みんな何かに依って立つ

・・・と言うわけで僕のプレゼンも終わる。
正直言って90分の途中でバテた。
サッカーと違ってハーフタイムが無かったからだ。
でもとりあえず、持ち味は出せたと思う。
そしてそれはちょっと真似できないものだと自信がある。
批評はどんなことでもとりあえず聞く。
でもちゃんと言いたいことも言う。
それがディスカッションというものだ。

一つだけ言いたいことは、
その場で足りないことを指摘することは簡単だが、
足りないのか、あえて引いているのかしっかり判断して欲しい。
なんでも詰め込むからダメなのだ。
そこでそれを詰め込もうとしたら、
あの疾走感は出ないってことだ。
まあ、だからダメなんだ。

やり終えて清々しい。
自分にしかできないことは提示できた。

職場を後にして、今度は知人の舞台に向かう。
今日はこのために自転車に乗ってきたのだ。
立教大学映像身体学科3期生の卒業制作、『アンチゴーヌ』。
印象的な場面構成と身体の表現を良く考えてる。
美しくダイナミックな表現を必死に追究しているのが、
良く伝わってきた。
芝居としても面白かったが、
その身体表現の工夫に魅せられた二時間あまりであった。
男女ともに出ている役者が光っていた。
脚本も良かった。
物語の中の生と死が、
役者の肉体によって躍動していた。
照明の使い方も効果的だった。


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2011-11-23 もう一度

今日は一日稽古。
一日の稽古を終えての感想。
みんな、頑張ってる。
4月から芝居作りに取り組み始めて、
少しずつ少しずつ積み上げてきた。
原作とはいえ舞台にするためには幾つかの工夫が必要だったし、
原作は何度見返したことか。
台本は99ページになった。
役者の皆と何度も本読みして、
台本の世界とシンクロするための試みを繰り返した。
いや、自分たちの苦労をひけらかすつもりはない。
舞台に携わるならそれは全て当たり前のことだ。
時間をかけると言うこと。
芝居ではそれが何人もの人が、
同時にこなさなければならないハードルとなる。
一緒に芝居を作る。
時間をかける。
それが出来なきゃ一緒には芝居は作れない。
でもだから芝居は楽しい。
一緒だから楽しい。
合わない人とは合わせるのではない。
合わない人と合うまで稽古し、やがて合ってくるまでやるのだ。
誰しも合うとは限らない。
でもそれでも稽古してると合ってくる瞬間が来る。
そういう奇跡のような瞬間が胸を打つから、
僕は稽古しているのだと思う。


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2011-11-22 夜が近づく

仕事が終わらなかった。
23日の祝日明けにちょっとした仕事が予定されている。
プレゼンに近い。
それでその下準備がちょっと時間かかった。

まあ、それでも終わったらほっとする。
仕事もやがて終わってくんだから、
あまり今から意気込んでも仕方がない。

何人かと電話する。
みな、僕と話をして、
なんか最後に「ありがとう」って言った。
そういう電話、こちらからも「ありがとう」って言いたい。
いや、言った。
そういう人たちに感謝。


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