himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2011-11-28 夕闇の青
2011-11-27 恢復への祈り
2011-11-26 「さよなら」はかわせない
2011-11-25 Real,so Good
2011-11-24 みんな何かに依って立つ
2011-11-23 もう一度
2011-11-22 夜が近づく
2011-11-21 過ぎていく風景、立ち止まる自分
2011-11-20 神様がひそひそとおしゃべりしている場所
2011-11-19 世界の山ちゃん


2011-11-28 夕闇の青

あと10日ほどで今年最後の本番の舞台が始まる。
こうして今年も最後に自分らしい舞台に、
仲間と共に立って終えることが出来そうだということは、
とても幸せなことだ。

人が居れば色々なことがある。
稽古のペースが合わなかったり、
気持ちが合わなかったり。
もちろんお互いに言いたいことや文句も言いながら、
稽古を進めていくのだけれど、
そういう相手とのぶつかりも劇団をやっている一つの証だと思う。

過去もぶつかりは大小あっても、
同じようなことで何度もぶつかってきても、
それはそれは人と人がやってることだから、
結局は好いんじゃないかと思ってる。

でもそういうことも含めて、
芝居作りはやっぱり面白い。
人と人がやってることはそういうことなのだ。
そういう時間を何年も共有しているから仲間なのだと思う。

あと少しで本番。
今まで十年以上やっているから色々な時があったが、
今年もこうやってあと少しのところまで来てる。
いい準備をしたい。
それだけですね。


先頭 表紙

2011-11-27 恢復への祈り

時間が解決すること、しないこと。

一生、自分のことを許せない、とはなんと悲しいことか。
人の一生は一体、何故に存在するのか。
何のために生きていくのか。
生きていくうちに犯した罪を償うための一生って。
自分を責める気持ちも分かりますが、
早く自分の人生に戻って来るのが良いと思います。

人は良くも悪くも忘れる生き物、
自分の罪も過去の悲しみからも、
少しずつ忘れて旅立つ日が来る。

今となると何かがきっかけだったんだと思い当たる。
芝居はその何かを人に示す行為では。
今回の芝居の中で僕の口癖がセリフになっている。

人はなんのために生きているのか、
人生の目的とは?
それはまだ見ていない風景を見、
まだ出会っていない人と出会うことだ。

そんな祈りを届けたい。


先頭 表紙

2011-11-26 「さよなら」はかわせない

寒い一日ですね。

芝居のことばかりで申し訳ありませんが、
本番まであと二週間。
劇団の稽古もあと四回というところまで来ました。

思えば五月から始まったこの芝居の稽古ですが、
かれこれ半年余り、季節も初夏から秋、冬と巡りました。
いたづらに時間をかけることは良いことと思いませんが、
「熟成する」ということもあるな、と思っています。

役者は稽古する時間が短ければ短いほど、
自分の「その時点で持っているもの」だけで勝負しようとする。
つまり、稽古できなければ「自分」で勝負するしかないのです。

じっくりとした役作り。
キャラから考えて声、表情、動作、
一つ一つをその時の自分にないものでも集めていく。

相手との呼吸。
舞台上の他者と呼べる相手に呼吸と心情をシンクロさせていく。

場面ごとの意味の構成、作品の全体像を捉えての演技。
一人じゃ出来ない作品全体を見据えて、
一つ一つの演技に帰着させていく視点を持つこと。

段取りの一つ一つの確定、次の場面へのつなぎ、
作品を支えるスタッフとの合わせ、
そして幾つも転がってるこまごまとした本番への準備。

音響や照明のオペレーションの人や受付の人、
劇場のスタッフさんから劇場に足を運んでくれるお客さんまで。
芝居はそうやって本番へと続いていく。

じっくり時間をかけて、半年以上もかけてそれをしてきたことを、
舞台に出せることだけが今の望み。

近づいてくる「さよなら」はかわせない。
だからしっかり準備しよう。
全力でやったんだよって言ってから、
「さよなら」できるように。


先頭 表紙

てじおさんへ。いよいよって感じです、一日一日を大切に、良い準備をしたいと思います。 / あるまじろ ( 2011-11-28 00:04 )
いよいよって感じですか。緊張感がこちらにも伝わってきますよ(^o^) / てじお ( 2011-11-27 17:42 )

2011-11-25 Real,so Good

今日になって僕のプレゼンの評価が高まる。
ボスとすれ違いざまにハイタッチ。
宮ケンと広中教授のように。
ウィルとショーンのように。

その後、気むずかしいサカモト氏からご指名で誉められた。
これも嬉しい。
仕事は正々堂々、真っ向から攻めて行く。
やっぱこれに尽きる。

午後、芸術劇場に公演の打ち合わせに行く。
幾つか必要な電話をかけていたら、
劇場に到着するのがギリギリになった。
なんとか間に合って良かった。
劇場に到着したらびーばーさんとゆやまんがもう待っていた。
そして打ち合わせは小一時間で無事終了。
帰りはミヤザキ氏のお見送り付き。
いやいや、本番もよろしくお願いします。

一日を振り返って、気持ちのいい一日だった。
やることがスムーズに進んで、
みんなが微笑んでくれたような一日だった。
こんな日は好い日だったな、
って思っていいんだろう。


先頭 表紙

2011-11-24 みんな何かに依って立つ

・・・と言うわけで僕のプレゼンも終わる。
正直言って90分の途中でバテた。
サッカーと違ってハーフタイムが無かったからだ。
でもとりあえず、持ち味は出せたと思う。
そしてそれはちょっと真似できないものだと自信がある。
批評はどんなことでもとりあえず聞く。
でもちゃんと言いたいことも言う。
それがディスカッションというものだ。

一つだけ言いたいことは、
その場で足りないことを指摘することは簡単だが、
足りないのか、あえて引いているのかしっかり判断して欲しい。
なんでも詰め込むからダメなのだ。
そこでそれを詰め込もうとしたら、
あの疾走感は出ないってことだ。
まあ、だからダメなんだ。

やり終えて清々しい。
自分にしかできないことは提示できた。

職場を後にして、今度は知人の舞台に向かう。
今日はこのために自転車に乗ってきたのだ。
立教大学映像身体学科3期生の卒業制作、『アンチゴーヌ』。
印象的な場面構成と身体の表現を良く考えてる。
美しくダイナミックな表現を必死に追究しているのが、
良く伝わってきた。
芝居としても面白かったが、
その身体表現の工夫に魅せられた二時間あまりであった。
男女ともに出ている役者が光っていた。
脚本も良かった。
物語の中の生と死が、
役者の肉体によって躍動していた。
照明の使い方も効果的だった。


先頭 表紙

2011-11-23 もう一度

今日は一日稽古。
一日の稽古を終えての感想。
みんな、頑張ってる。
4月から芝居作りに取り組み始めて、
少しずつ少しずつ積み上げてきた。
原作とはいえ舞台にするためには幾つかの工夫が必要だったし、
原作は何度見返したことか。
台本は99ページになった。
役者の皆と何度も本読みして、
台本の世界とシンクロするための試みを繰り返した。
いや、自分たちの苦労をひけらかすつもりはない。
舞台に携わるならそれは全て当たり前のことだ。
時間をかけると言うこと。
芝居ではそれが何人もの人が、
同時にこなさなければならないハードルとなる。
一緒に芝居を作る。
時間をかける。
それが出来なきゃ一緒には芝居は作れない。
でもだから芝居は楽しい。
一緒だから楽しい。
合わない人とは合わせるのではない。
合わない人と合うまで稽古し、やがて合ってくるまでやるのだ。
誰しも合うとは限らない。
でもそれでも稽古してると合ってくる瞬間が来る。
そういう奇跡のような瞬間が胸を打つから、
僕は稽古しているのだと思う。


先頭 表紙

2011-11-22 夜が近づく

仕事が終わらなかった。
23日の祝日明けにちょっとした仕事が予定されている。
プレゼンに近い。
それでその下準備がちょっと時間かかった。

まあ、それでも終わったらほっとする。
仕事もやがて終わってくんだから、
あまり今から意気込んでも仕方がない。

何人かと電話する。
みな、僕と話をして、
なんか最後に「ありがとう」って言った。
そういう電話、こちらからも「ありがとう」って言いたい。
いや、言った。
そういう人たちに感謝。


先頭 表紙

2011-11-21 過ぎていく風景、立ち止まる自分

今日とある出張で少し遅く自宅を出るが、
意外と早く終わり、早めに帰宅することが出来た。
最近は土日や祝日に必ず稽古かイベントがあるし、
平日でも遠くまで夜遅くまで何かやってることが多かったから、
思いがけず少しのんびりした。

思いがけず出来たのんびりの時間。
普段出来ないことをしようと思ったけど、
結局ほとんどしなかった。
まあ、たまにはいいかな。

夕食には温野菜のバーニャカウダと宇都宮餃子。
食後のお茶を飲みながら、
テレビを観るぼーっとした時間もいい。

時間は過ぎていく。
いつまでも同じトコにはいられない。
だけどいつもいつも急がなくてもいいんだなー。
放ってても先へ先へと行ってしまうからね。
明日にはまた、たくさんの仕事が待ってる。
そういうものに立ち向かわなきゃね。

昨日の写真の夕暮れ、
15分後にはこうなった。


先頭 表紙

2011-11-20 神様がひそひそとおしゃべりしている場所

昨晩の強い雨が上がって温かく晴れ上がった。
午前中の空気は澄んでいて光が眩しい。

まずは昼まで公民館で稽古。
真面目なヒロイン、にとべはうっちゃん曰く、
僕に少し遠慮してる、らしい。
でも今日は気合いが入ってて好い演技だったと思う。
少しずつお互いに踏み込んでいこう。
宮ケンと月子の想いに。

昼からはサイゼリアでスタッフ会議。
まずは腹ぺこだったので昼食。
その後、当日の受付の手配やタイムスケジュールの確認、
持っていくものの確認など詳細に打ち合わせ。
でもスタッフ会議してる時より、
デザートをつついてる時の方がみんな楽しそう。
まあ、それもそうだね。

午後はまた稽古場を移って通し稽古。
今日の通しは役者が欠けていたんだけど、
意外と良かった。
やっぱり必要なのは感情。
早くフルメンバーで、
もっと気持ちの乗った通しをしなきゃ、ですね。
いや、でも今日の夕方の通しは、
みんな何かをつかんだようでした。

通し稽古をしている間も時々刻々と夕闇が迫ってくる。
一瞬の雲の切れ間に差し込んだ光、
あの辺りで神様達が、
ひそひそと何か好いことを、
おしゃべりをしてるんだろうね。


先頭 表紙

てじおさんへ。沈む陽に照らされていた雲が久しぶりに綺麗でした。 / あるまじろ ( 2011-11-21 23:51 )
黄昏どきですね。たそがれは「誰そ彼(誰だあれは?)」が転じた言葉だそうで、誰だあれは人なのか神なのか?ってとこでしょうか。 / てじお ( 2011-11-21 22:11 )

2011-11-19 世界の山ちゃん

居酒屋さんのような場所なら、特徴のあるトコがいいですね。
手羽先って自分で焼いて塩・レモンで食べるのも好きですが、
ここのスパイシーなヤツは独特で、
時々無性に食べたくなります。

ホッピーに手羽先、定番ですね。


先頭 表紙

逆に鳥良さんは食べてません、僕もそちらも調べてみます。 / あるまじろ ( 2011-11-21 23:54 )
私、鳥良(とりよし)の手羽は食べたこと結構あるのですが、山ちゃんは未体験。似てるのでしょうか。ネットで検索してみると食べ比べている人が沢山ヒットする(^^) / てじお ( 2011-11-21 22:01 )

[次の10件を表示] (総目次)