2011-11-15 そしてそれさえもおそらくは平穏な日々
2011-11-14 音響打ち合わせ
2011-11-13 しっかりと準備して
2011-11-12 勝ち負け
2011-11-11 晩秋
2011-11-08 １１月の夕暮れ
2011-11-07 トナカイのキス
2011-11-06 みんな見ている
2011-11-05 午後から雨の日曜日
2011-11-04 変わってない、もうその点については。

自転車を素手を出して乗っていたら朝、寒かった。
しょうがないのでセブンイレブンで寅壱の長軍手を買う。
温かい。まあ、そりゃね。

昨日の夜更かしで少し眠い。
ふと思い立って仕事場で掃除を始める。
そして一通り片付けて「ほっ」とする。
いかに無駄な書類が山積みか思い知った。まあ、そりゃね。

そして、いつものようにしっかり一つ一つ仕事をこなして、
スケジュール表を作成。
今後の日程とやらねばならないことを整理。
完璧なスケジューリングは充実した成果へとつながる。
そしていつものように軽やかに夕闇の中を帰る。

毎朝、志木あらちゃんの撮影が行われている川にかかった橋を越える。
日が暮れてから越える橋の上からの風景は、とても素晴らしい。
北東には新都心のビル群が赤いランプを明滅させている。
南には遠くスカイツリーのシルエット。

少し前にこの風景を見ている自分にリアリティが持てなかった。
でも自分が選んで僕はここにいる。
そう思うことでさみしい気持ちと認めたくない気持ちを誤魔化していた。
さすがに、もう、ふっきれているけれどね。
まあ、そりゃそーさ。

今日はやっとホークスがドラゴンズに一矢を報いる。
まあ、そりゃね。

そしてありふれた日常の夜がやってくる。
そしてそれさえもおそらくは平穏な日々。

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今日も劇団の仕事をだいぶ進めました。
１１月２５日に芸術劇場と打ち合わせをするための資料を作り、
それを各セクションに一旦フィードバックして、
練り直してから持っていく感じで。
タイムスケジュール、持ち込み機材のチェック、その他、図面の下書き等々。

昨日音ネタが仕上がったので、音響オペのぐっちんと連絡を取り、
早速、今日の夜に打ち合わせをすることに。
タカノ氏は今日になってからも尚、二曲書き直してくる。
さすがだ。

ぐっちんとは一つ一つの音を聞きながら、
曲のｉｎとｏｕｔの場所を決めていく。
同じ曲でも入れどころで全く印象が違うから繊細な感性な作業。
今回はＢＧＭとＳＥ（効果音）で５０曲近いので、
全てチェックし終わったのは深夜零時過ぎ。
それでもこういう作業は楽しいものだ。
最後はエンディングロールとも合わせて終了。

あとはいよいよ演技の詰めが残っているだけだ。
しっかりやろうと思う。

昼間は気温が高いことがあっても、
夕方以降はだいぶ秋が深まってきた感じの気温。
もう間もなく１２月がやって来る。
もう少し１１月を楽しんで１２月に入ろう。
あまり急ぎすぎないように。

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昨夜、１時半までかかって音響用のネタＭＤを完成させる。
これで今後、オペレーターのぐっちんと連絡を取って、
やっと打ち合わせをすることが出来る状態になる。
音楽作曲のタカノ氏の曲について、
まだしっくりいっていなかった部分があって、
どうしてもそれが納得出来ていなかったので、
連絡を取った。
タカノ氏は快く７曲書き直してくれた。
一つ一つの作業が折り重なって一つの大きな作品へと成っていく。
創造の原点は「魂」と「情熱」と「プライド」だ。
タカノ氏の曲はオーダー通りに７曲とも作り直されていた。

今日は芝居で使用するパネルを作成する。
なかなか好いんじゃないかな。
作品の世界観を反映したなかなかなパネルだと思う。

四時から初めての通し稽古。
本番まで残り一ヶ月弱ではあるが、今日通せて良かった。
実は昨日の稽古で違和感を感じてた、今の自分の役に、
今日はちょっとシンクロできた気がした。
お湯くんが少し自分の役をいじってくれたからかもしれない。
えぴゅこさんが少し前目に出ようとしてくれたからかもしれない。
にとべさんとの稽古の成果が少し出たからかもしれない。
そういうことが折り重なって、
僕の役が影響を受けたのだと思う。

セリフはまだまだ抜けるし、やりとりにもぎこちないことが多いけれど、
この感覚を自分の中に持てたのは今日の収穫だ。
もっともっとこれを育てて行こうと思う。

今回も本気だぜ、ってことです。

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まあテレビでスポーツの試合を良く観るのだけれど、
自分の応援しているものが立て続けに負けると、
自分とあまりリンクしてなくても意外と落ち込むもんだね。
逆に勝つと予想以上に気分いいね。

バレーボール、フィギアスケート、日本シリーズ、サッカー。
いろいろ観てるけれど最近の注目は、
バレーボールの荒木絵里香選手だ。
あの全力のガッツポーズ。
勝っている時も負けてる時も変わらない全力の咆吼。
涙出る。

物事にはああいう風に取り組むべきだ。
適度にやってどうすんの。
全力だよ、全力。
全精力傾けてこその人生だ。

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信州の松本に居た大学時代。
十一月となったらもうだいぶ寒いはずだ。
遠くの北アルプスにも雪化粧かな。
冬が始まる、というあの独特の感覚が思い出される。

ああ、冬が始まるなーみたいなね。

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少しずつ肌寒くなっていく。
少しずつ夜が早くなっていく。

遠くの空にわずかに残る残照が、
ゆっくりと消えていく時間。
心は少しずつ穏やかに静まっていくようだ。

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たまたま出かけたモールがすでにクリスマスの装いだった。
少し早いのでは？早すぎるのでは？
急ぎすぎる我が国を思う。
クリスマスもだけどＴＰＰとかもね。

１１月は良い月だ。
まだ１２月じゃない。
垂れ込める雲も紫のベルベット。
まだハロウィンが終わったばかりで、
イースターには未だ遠いけれど。
ゆっくりと今やるべきことをやろう。
やがてどうしても過ぎていくものは過ぎていく。

まだ一ヶ月以上も前からキスしてると疲れちゃうよ。

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本当は今やらなければなくても良いことが、
やらなくてはならなくなってしまうことが幾つか続いた。
でも別に嫌なわけではない。

一つは、それはそれでそうなる運命だった。
なんとなくそうなる予感はしていた。
もう一つはそうなっていくことで何か「次」を予感させるものだ。
こういうことは次に続く。人と人をつなげる。

閉じていくことはやっていても気が滅入る、
でもやるべきことはやらなきゃならない。
気が滅入ることなら人にやらせられない。
それにしても僕にとって「閉じること」は、
その人達にとっても「閉じること」だと思うのだけれど。

「いつか」に続くことはやっていて楽しい。
忙しい日々のスキマを埋めるように予定が入っても嫌じゃない。
遠くから僕を呼ぶ彼らとは、「いつか」が待っている。

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午前中、朝から稽古。
人数は少ないけれど一生懸命な人たち。
本番まで一ヶ月なので僕も必死で稽古しました。

たまたま今日の稽古場が近かったので、
かつて一緒に芝居を作っていた他の劇団の女優さんに電話をかけ、
一緒に稽古に参加して貰う。
かれこれ１時間半近く、彼女は稽古に付き合ってくれた。
ありがとう、岩下さん。

さて、稽古を終えると雨が降ってきた。
車のワイパーの向こうには雨の日曜日。
ひとしきり稽古を終えた余韻が静かに引いていく感じで、
気持ちも穏やかに静まっていく。

休日はこんな感じに終わっていくといい。
芝居に打ち込んで静かに暮れていくように。

少し買い物をした後で自宅に戻って、
グリーンカレーをココナッツミルクで煮て作る。
いやいや、なかなか辛いよ。

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もしかしたら今、微笑んでいられることも幻かも知れない。
この花が今、目の前に咲いていることも。
そういうことが実感として分かるのは、
きっとずっと後のこと。

あの頃の僕もずいぶん間違ったから、
あまり人のことは言わないでおこう。
言われないことにホッとしてもいい。
でもそれって得なことじゃないんだけどね。

逆に歳をとって、
丁寧に人のことを考えられなくなってもダメだと思う。
考えて失敗するってことが許されないのも、
歳をとっていく責任だから。

ただ出来たものだけが差を見せてくれる。
自分たちで必死に作ったものがいいものだったら、
もう歳は関係ないだろう。
そう胸を張れるものを作ろうと思う。
昔からそういうつもりで作って来たんだから。

花を咲かそう。
僕の好きな１２月にふさわしい、
今年の最後を飾る花を。

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