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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2011-07-01 Say good−bye to Hollywood?
2011-06-27 あるドラマのシナリオ
2011-06-26 『楽屋』の現場から
2011-06-25 On The Road 〜The Last Weekend〜
2011-06-24 劇場入り
2011-06-23 空の塔
2011-06-22 星守る・・。
2011-06-21 雲間から届くように
2011-06-20 失ったと思ったものはそこにあった
2011-06-06 お休みした日


2011-07-01 Say good−bye to Hollywood?

台本、今回原作あるのですが松竹さんに電話しても

「うちの権利はもう切れてますんで、直接アメリカに交渉してください」

と言われた。

「上演権」って英語で「ステージングライツ」って言うんですね。

さて、商社マンになったつもりでハリウッドと交渉だ。

無理だったら最初から台本書き直しだから、
みんな応援してください。

伊達にカナダのバンクーバーに三週間留学してないぞっ!!
(英語経験少なっ!!)


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2011-06-27 あるドラマのシナリオ

『JIN-仁-』というドラマを観ていたが、先日第二部で完結した。

僕はシンプルな話が好きなので、
運命に翻弄されながら、すべきことを模索しながら、
懸命に必死にひたすら目の前のことを全力で取り組む主人公と、
それを支えるヒロイン、という構造の第一部が好きだった。

ところが第二部になると主人公は同じ葛藤にばかり拘泥し、
うじうじと前に進まない。
そんな主人公に対しヒロインは、
なんだか「かかあ天下」のような態度を取り始める。
だから第二部になると第一部の輝きが、
ドラマから消えてしまったような気がした。

それでも最終回を観た時、
単純にハッピーエンドではなく、バッドエンドでもなく、
切なく、ほろ苦く、でも光明がかすかにあるような幕切れに、
「なかなかいいシナリオだな」と思った。

こういう物語の終わり方は難しい。
役者にも功績があるだろう。
結局、シナリオだけでは完成しない。
そういうちょっとした奇跡が良い作品には必要だ。
全ては計算ずくでいかないような。
(いや、『JIN-仁-』の脚本家はプロだから計算ずくかも知れないが。)

しかし世の中にはプロでも原作の良さを殺すシナリオが多すぎる。
そういう意味でちょっと勉強になった。
良いシナリオにはやっぱりちっょとした奇跡が必要だ。
それはシナリオだけで完結しないプラスアルファの力だ。


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ほしのさんへ。タイムスリップとか夢落ちとかでも、持ってき方ってあると思うんですよね。いややっぱ、ダメかな。 / あるまじろ ( 2011-07-01 00:25 )
タイムスリップものは論理的破綻のない話にするのが難しいですよね、それともそもそも破綻? / ほしの ( 2011-06-30 08:19 )

2011-06-26 『楽屋』の現場から

以前も日記に書きましたが、
 劇団欅の第52回公演『楽屋』にスタッフとして参加しました。
 音響プランナーとしての参加でしたが、
 新しくうちの劇団に来た機材のデビューも兼ねていたし、
 作曲家のタカノ氏との連携ももう一度確認しておきたかったので、
 うちの劇団としても色々成果はあったのです。
 音響のオペはゆやまんくんでしたが、
 舞台監督のコジマ氏ともうまく連携して本番をこなしていたようです。
 (必ずしもプランナーの僕の意図とは合致してませんでしたが、
  まあ、それは構いません。現場の対応には従います。)

 さて、芝居そのものでしたが、僕が言うのもなんですが、
 なかなか素晴らしい出来上がりだと思いました。
 役者全員がそれぞれの光で輝いていて、
 それぞれの持ち味を出していたように感じました。
 時間も飽きさせない程度で、名作を充分自分たちのものにして、
 見ていて面白かったです。

 その中でも女優Cのシミズさんはコミカルな部分、シリアスな部分、
 演技の中の身体の使い方、立ち位置の取り方、演技の見せ方、
 セリフの立たせ方、多くの部分でこの芝居の中核を担っていました。
 彼女を見ているだけで芝居に引き込まれました。
 自分より先輩の役者さんに言う言葉ではないかも知れませんが、
 シミズさんの演技は蓄積もさることながら才能だと思います。
 「見て良かった」と思いました。とても勉強になりました。
 
 劇団ぴゅあの劇団員の中にはバラシを手伝った方も居て、
 それもお疲れ様でした。
 こういう「持ちつ持たれつ」という関係は大切ですよね。

 では最後に、
 この公演に関わった全ての皆様に、
 平和な眠りの訪れんことを。


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くすのき燕さんへ。楽しくバラシを手伝えるということがいいんですよね。 / あるまじろ ( 2011-06-28 22:55 )
他の劇団のバラシ手伝いって、楽しいんだよね。なんか。 / くすのき燕 ( 2011-06-28 18:28 )

2011-06-25 On The Road 〜The Last Weekend〜

「大学時代、浜省が好きだった」

「たった一人で両親と離れて暮らし始めた時、
 僕を励ましてくれたのはJ-BOYだった」

そんな言葉を転勤する前に発したことで、
清祥(シミショウ)というあだ名の人が、
僕をコンサートに連れてってくれることになった。
これも何かのご縁だろう。
清祥くんは僕にコンサートの曲のセットリストを調べ、
予習CDを作り僕にくれた。
僕はそれをこの一ヶ月ずっとCDチェンジャーにセットして、
会社通勤の行き帰りに聴いた。
予習は完璧、そしてコンサートの日が来て、開演の時間となった。
場所は代々木第一体育館。

最初の『On The Road』が流れた時は鳥肌が立った。
『J-BOY』では涙が流れた。
思い出の歌たちを大合唱した。
そして三時間半。
あっと言う間に過ぎた。

もう一度、踊っておくれ。
そのままで。

十代の最後に聴いていた、
あの歌声は今も胸の中で響いてた。
それに今、もう一度気がついただけだ。
あの時の歌がまた流れ始めたのだ。


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くすのき燕さんへ。コンサートの中で年齢層調査があるんですけど40代が一番多かったみたいです。 / あるまじろ ( 2011-06-28 22:59 )
僕も大学時代から20代にはよく聴いていました。最近は、たまーに車の中で聴くこともあるって感じになっちゃいましたけど。 / くすのき燕 ( 2011-06-28 18:27 )

2011-06-24 劇場入り

しかし昨日の稽古では音響機材を忘れ、
今日はアンケートの印刷を忘れ、
(結局印刷してきましたが)
そして今日は用意しておいたMDがディスクエラーで飛ぶ。
今まで一度も飛んでないずっと使ってきたMDが飛ぶんですから、
あーびっくりです。

まあ今日初めて使う機材なんで色々あるのでしょう。
それにしても色々あります。
まあほとんど僕発信の人災ですが。

そんなこんなで明日僕は劇場に行けないので(仕事)、
全てはゆやまんに託されました。
頑張れ、ゆやまん。

やはり、この仕事は呪われているのでしょうか。
昔、幽霊ものとか殺人ものの時は盛り塩をする、
という話を聞きましたがこれもした方がよいのでは?

いやいや超自然現象のせいにしようとしていますが、
ほぼ僕発信の人災なんですけどね。

写真はとりあえず僕の心境を抽象的に表した、
傾く空の塔。


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2011-06-23 空の塔

しかし地味なタワーですね。

いよいよ地デジ化が間もなくな今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

うちはまだまだブラウン管で頑張ろうとしていたのですが、
なんと今、地デジテレビが史上最大に安くなってるらしいですね。
昨年のエコポイント終了直前のエコポイントを差し引いた値段よりも、
今は安くなっているとか。
慌てて駆け込み需要した人とかは可哀想な感じ。
出せれば安く出せるんだ。
企業はやっぱ上手いですね。

・・・と言うわけで某ジャパ○ットで地デジテレビを購入しました。

プラズマです。
なんですか、プラズマって?
危険な匂いがします。
ビーム的な?

明日からはいよいよ小屋入りです。
劇団欅の公演『楽屋』というお芝居の音響です。
『楽屋』はとても有名なお芝居です。
楽しみです。
明日は仕込みですので現場の空気を楽しみましょう。

では。


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ほしのさんへ。地デジになってどうなるか、まだ分かりません。また分からないことがあったらお聞きいたします。 / あるまじろ ( 2011-06-24 22:46 )
地デジ、わからないことは聞いてください、本職ですから一応(笑) / ほしの ( 2011-06-24 07:48 )

2011-06-22 星守る・・。

「守る」とは「目守る」、つまりじっと見つめることだ。

星を見つめ続ける犬のことを、
手の届かぬものを求めるものだと馬鹿にしたのは、
第三者である人間だろう。
星を見つめる犬は人間は見ていない。

『星守る犬』という映画の試写会に行く機会があったが、
「一番泣ける」とか「涙なしでは」とかの冠がついた作品のご多分に漏れず、
感動とはかけ離れた作品だった。

ウィル・スミスの映画とも共通点があると思うが、
「切ないこと」「悲しいこと」と「悲惨なこと」は違う。
人は「心の琴線に何かが触れて」泣くものだと思うのだが、
「ひどいこと」「悲惨なこと」を散々見せて、
「悲しませ」「泣かせよう」とするのは下衆のすることだ。

辛いことがすでに現実に溢れているのに、
その心の傷を映画でもえぐられて、何が感動の作品か。
観客の心の痛みを踏みにじって「泣かせる」という手法を、
「一番泣ける」とか「涙なしでは」とは何ごとか。

感動とはかけ離れた淋しい作品で、
金を払って見るものではない。


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2011-06-21 雲間から届くように

一瞬の光芒が梅雨の晴れ間を切り裂いて、
遠くから足もとまで届いてくる。

人の芝居の公演を見たり、
人がやっている芝居の稽古を覗いたりしていると
みんな努力しているなあ、と思う。
自分もしっかりせねば、と思う。

夏に向けて自分として出来ることをやろう。
何かをする時にまっすぐ向かって行けることが大切。
余計なことに気を取られずにまっすぐに。

そうして同じようなまっすぐな人たちと、
同じ時間を共有して一緒に大きなものが出来たら、
最高だと思う。

一瞬の光芒が梅雨の晴れ間を切り裂いて、
遠くから足もとまで届いてくる。

僕らはもっと遠くまで届くような真っ直ぐさで。


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2011-06-20 失ったと思ったものはそこにあった

色々ご心配をお掛けした怪我は完治しました。
しかしその後で週の途中に腰を痛めて、
なんかプチ「ぎっくり腰」的な感じでした。
でもそれも今はほぼ治りました。
まあ無理は禁物ってことですね。

振り向けば望んでやってきた道。
こうして眺める景色もしかるべき結果。
だから自分自身に言い聞かせよう。
後悔はしないように。

うっすらと夕暮れの中に浮かび上がる風景に、
確かな明日への予感にこぶしを握る。
勇気づけてくれる、
その穏やかな空気。

失ったと思ったものはそこにあった。
それが見えなかったのは自分が見てなかったからだ。
それがまた背中を押してくれる、
そういうことのありがたさ。


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2011-06-06 お休みした日

今日になって病院に行き、
「もうだいぶ傷は治りました」と言われました。
でも頭が痛かったのでお休みをもらいました。

何か仕事でもしようかと思いましたが、
実際に頭も痛いし、お休みをもらったのに仕事、
というのもなんなので寝ていました。

気が付くと日が傾いて部屋に西日が差していました。
頭痛は消えていて、首も痛くありません。
遠くで子供達が遊んでいるような声も聞こえました。

さて、買い物に行ってカレーでも作ろう。
そんな気になったので多分もう大丈夫です。

明日からはまた忙しい日々。
それもまた良いことです。


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くすのき燕さんへ。おかげさまでだいぶ治りました。いやあ、おかげさまで。 / あるまじろ ( 2011-06-15 02:13 )
お大事に。 / くすのき燕 ( 2011-06-10 21:58 )

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