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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-12-23 一年は巡る
2010-12-18 寿司屋について
2010-12-17 焼き肉について
2010-12-15 誕生日おめでとう
2010-12-14 丸亀製麺にて
2010-12-08 『花翳ゆれる』を終えて
2010-12-05 公演終了
2010-12-01 間もなく開演
2010-11-23 博多行き その5
2010-11-22 博多行き その4


2010-12-23 一年は巡る

あのタムラさんが芝居のために四国に行くという。
芝居に関わり始めた頃は、第三者の立場であったのに、
今はそれが嘘のような、のめり込み具合である。
これは強力なライバルの登場ととらえている。
そして同時にとても嬉しいことだ。

アサイさんも芝居を観て来た、と言っていた。
ライバルに並び立つ気ならこちらの手の内を見せても好い。

今年は自分のやるべきことを、
じっくりと見つけるのに時間を掛けた、
振り返ればそんな一年だった。
そのための試みにも時間を惜しまなかった。
他の大先生のワークショップに足を運び、
他の先輩の台本を使わせて頂き、
そして自分の芝居の作りと台本を見つめ帰した。
それは自分の台本と芝居作りに、
もう一度客観的なエッセンスを入れたかったからだ。
でも、その時間ももう終わりだ。
もう、そろそろ自分の芝居を作るときだ。

僕はここに至るまで、
誰かの地盤を引き継いだわけでもなく、
誰かに自分の芝居を委ねて上に登ろうとはして来なかった。
自分で土台を作り、自分なりの世界を他者に提示する。
そのことに客観性を持たせることに汗をかいてきた。

お手軽に人に習って分かっているフリはしない。
たくさんの色々な芝居を観て芝居の作りの多様性を実感する。
演劇人の生の声に触れてどこに力点を置くと、
芝居がどうなるか、その不思議を理論的に理解してきた。

いつもやれることだけやっているわけではない。
やれそうにないことにも挑戦して、失敗してきた。
お手軽なことではなく、一から積み上げてきた。
そのことに自負もある。

遠くまで足を運び芝居を学び、劇場に足を運び芝居を観る。
僕は今、2週間後に本番を控えて、芝居作りの真っ最中だ。
これはこれで僕らしいでしょう。
とにかく実践。

さて、また新しい自分で次の年に挑みましょう。
誕生日ってそういう日でありたい。


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2010-12-18 寿司屋について

僕が今の職業に就いて駆け出しの頃、
「今日は寿司屋に連れて行ってやろう、回らないヤツに」
と言われた。
ワクワクして付いていった。
いつも飲みに連れて行ってもらっていたが、
それは庄屋とか養老とかだったから。

しかし先輩は寿司屋に着いたは着いたが、
のれんはくぐらずいきなりその寿司屋の脇の階段から上がり、
二階の部屋に入っていった。
そして布団に潜り込んでいた人物を蹴り飛ばして、
「客が来たから商売して、カオルちゃん!!」
と怒鳴ったのである。

あれから20年経った。
十日町、大冬祭ともいう。
十二月九日から十日に日が替わるその時に、
商売人の正月がやって来る。
そこで店にある熊手を毎年少しずつ大きくしていくのが、
商売繁盛を願う酉の市の儀式。

僕はいつのまにか常連の一人となり、
熊手に出資して、大きな熊手を担ぐのが一年一度の仕事となった。
ひときわ大きな熊手を持って深夜の参道を歩くのは、
いつでも誇らしく、そして気持ちよかった。

その店、藤寿司も、
来年五月創業四十二年の、
のれんを仕舞うという。

この店で注文してはいけない。
マスターは活きのいいものにしか包丁を入れない。
出てきたものが良いものなのだ。
それは2、3種類しかない。
酒は飲み放題、途中からマスターも加わり、
帰ろうとしても帰してくれない。
こんな寿司屋は他にはない。
でもいつでも客は絶えずのれんをくぐる。

夜の寿司屋に集う人々は様々。
酔い方も様々。
みんな流れ流れてそこに漂っているようだった。

来年店が閉まる前にあと一度だけ行こうと思う。
あの20年前の空気が、
いまだに残る懐かしいカウンターに座るために。


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くすのき燕さんへ。お気に止めて頂いたことだけで、とても嬉しいです。信州はもうかなり寒いでしょう、あの寒さが懐かしいです。 / あるまじろ ( 2010-12-23 08:44 )
いいお店に出会えたんですね。それから、遅ればせながら、公演、お疲れ様でした。手帳には公演日を記したんですが、今回もうかがえませんでした。残念。 / くすのき燕 ( 2010-12-21 17:32 )

2010-12-17 焼き肉について

焼き肉は美味しいのですが、
好い肉は一回食べるとしばらくはいいって感じ。
これは高級な寿司についても言えますね。

日本の焼き肉はサシが入っているものが多いので、
上等な肉と言われているのは脂肪が多いものが多い。
この日食べた韓国焼き肉で一番美味しかったのは、
骨付きカルビの骨の周りの肉。
それをハサミでチョキチョキして食べる。
コリコリしてて美味しかったです。
脂肪はほとんど無かった。

ホルモンを屋台で食べるのが最高と思っているので、
高級焼き肉はやっぱ苦手ですのう。


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2010-12-15 誕生日おめでとう

直接ケーキをあげられなかった。
今日はできなかったけどちゃんとあとでやろう。
せめてハッピーバースデイを歌えて良かった。
お母さん、あなたがいなければ僕は此処にいない。


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2010-12-14 丸亀製麺にて

大学時代を信州で過ごしたので、
うどんか蕎麦か、
と尋ねられたら基本的に蕎麦です。

春三月、まだ雪の残る松本駅のプラットホーム。
良く晴れていて屋根のつららから雫が絶え間なく滴っていた。
澄んだきんと冷えた空気の中で、
電車を待つ間のわずかの時間にすすった掛け蕎麦に、
入れ放題のネギ入れて食べたのは今から三十数年前だ。
あれ以上の蕎麦にはもう出会ってないが。

でも今日はうどんの話。
丸亀製麺は釜揚げとか手打ちうどんを食べられるチェーン店。
その中でも好きなのは釜玉うどん(並)330円也。
入れ放題のネギ入れてかき揚げ乗せたらゴマたっぷりかけて、
ワサビも隠し味でだし醤油かけて食べます。

これ、蕎麦派でもやられるぞ。
ヤバイぞ。


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2010-12-08 『花翳ゆれる』を終えて

僕の主宰する劇団の第二十回記念公演『花翳ゆれる』が、
無事、楽日を迎えることが出来ました。
今年うちの劇団で手がけたこの芝居はこの一本のみ。

何人かこの公演で劇団を退団する方も居るので、
その方のために書いた作品でもあり、
そういう意味でも劇団の歴史に一つの区切りをつける大作、
という意気込みで作りました。
休憩を入れて2時間半、という長さも劇団としては初めてだったし、
キャストにも様々な新しい挑戦をしてもらいました。
そして内容は劇団ぴゅあの一番得意なエッセンスを、
凝縮したような作品に仕上げました。

青春、殺陣、ぶつかるプライド、あるべき大人の姿、
前に進む力、歩き出す勇気、見守る人のまなざし。

人は人に出会い、次に進む力をもらう。
それだけで今止まった足が前に出せる。
僕を前に押し出してくれたのは、
いつもそんな力。

昨日は、公演を終えて大道具をバラして掃除をして、
一通り片付けを終えました。
まだ終わっていない会計処理を片付けて、
反省会と打ち上げをしたら、
これで本当に『花翳ゆれる』も終わりです。

公演に参加してくれた役者の皆さん、
力を貸してくれた多くのスタッフの皆さん、
劇場に来て頂いた多くのお客様。
今回の芝居も最後まで全速力で突っ走れました。
心地よい一つの芝居の終わりです。

お客様の前では笑顔を振りまきながらも、
袖に帰って来た時には泣き出す君たちの肩を、
僕はどれほどの感慨を持って抱いただろうか。

一つのことをきちんと終わらせることが、
「幸せ」であることを、
何よりも僕自身が痛いほど感じてる。


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みーさんへ。いつもいつもありがとうございます。これからもしっかり良い芝居を作っていきたいと思います。写真展、頑張ってください。 / あるまじろ ( 2010-12-11 10:43 )
今回も本当によかったです。今まで見た中で一番よかったかも。役者さんそれぞれ全員が輝いていました。脚本が秀逸でした!次回もとても楽しみにしていますネw お疲れ様でした(^^) / みー@未ログイン ( 2010-12-10 10:13 )

2010-12-05 公演終了

さて劇団ぴゅあの公演は週末の二日だけですので、
週末の二日間、二日目はもう楽日です。

さてその本日一回目の本番13時の回は、
ついに立ち見がでるほどの満員御礼!!
役者も気合い入りまくりでした。
そして最終の18時の回、この回は満員ではなかったけれど、
なかなかの入りで温かいお客様に支えられました。
劇団ぴゅあはお客様に愛されて幸せ者ですね。

僕個人としては、精一杯の演技を舞台の上で表現できて、
芝居が終わっていくことの達成感、充実感とともに、
やってくる一抹のさみしさを噛みしめています。

ご来場頂いた皆様が、今回のお芝居『花翳ゆれる』をご覧になって、
楽しく笑い、泣き、感動してくれたことが一番の幸せです。
多くの雑多なものに追いかけられることが多い日常の中で、
ドラマは人生を彩るヒントになると思います。
劇団ぴゅあの芝居が、お客様の心に何か「花」を残せたのなら、
僕らのやったことの意味も初めて生まれてくるのではないでしょうか。

また今回、参加させて頂いたさいたま市民文化祭、
ご支援頂いた埼玉県文化振興課に感謝いたします。

また芝居の上演に携わってくれた多くの人々に、
深い感謝を捧げたいと思います。
ありがとうございました。

さて、『花翳ゆれる』の中で歌われていた挿入歌『花翳』(はなかげ)ですが、
Last.fm(ラストFM)というサイトで聴くことが出来ます。
もしよろしければ、もう一度あの曲を聴いてみてください。

「花翳ゆれる」より
http://www.lastfm.jp/music/satoshi146/%E3%80%8C%E8%8A%B1%E7%BF%B3%E3%82%86%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%88%E3%82%8A


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2010-12-01 間もなく開演

いよいよ公演まであと3日です。

芝居作りは楽しいです。
自分の知らない自分が舞台の上で覚醒めたりします。
稽古の中で他者と時間を共有し、
一つのものを創造していくことは根元的な人間の欲求です。
自分の身体を使ってライブで芸術活動に取り組む。
肉体の存在を、魂の交感で実感する瞬間は、
僕は演劇ならではの特質だと考えています。

こうした時間を過ごしていると時間は気づかないうちに過ぎていきます。
そうしたことも諸行無常の摂理の中で、
きらめくような瞬間を日々積み上げることは、
僕らの生きている責任であり、
普遍的な価値なのではないでしょうか。

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劇団ぴゅあ第20回記念公演
『花翳ゆれる』 入場無料・全席自由

 於)彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール
   (最寄り駅・JR埼京線 与野本町駅徒歩7分〜10分)

12月4日(土)@17:30開場18:00開演
12月5日(日)A12:30開場13:00開演
        B17:30開場18:00開演

大正時代の女学生達の痛快青春アクション時代劇、
浪漫あり、笑いあり、涙ありのご家族全員で楽しめるお芝居です。
無料公演ですが、いつもお客様に、
「これで無料なのは申し訳ない」と言われるお芝居なのが、
僕たちの一番の誇りです。

今回はご来場頂ける皆さんにささやかなクリスマスプレゼントと、
ご希望の方にスペシャルプレゼントをご用意しております。
お芝居以外にもお楽しみがありますので乞うご期待!!!

※公演は2時間半を予定しております。途中10分間の休憩があります。
※駐車場は有料となりますので、
 なるべく公共の交通機関を使ってご来場ください。


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2010-11-23 博多行き その5

博多に来たらやはり・・・と言うことで、
長浜まで豚骨ラーメンを食べに。

タクシーで向かったので運転手さんに、
「一番美味しい店は?」と聞くと、
「それはナンバーワン」と教えてくれた。

長浜に着くと確かに屋台が並んでいて、
その一番手前にナンバーワンがある。
風情のある屋台にすでに人々が集まり、
独特の雰囲気で酒を飲んだり、ラーメンを啜ったりしている。

ラーメン500円。
麺のかたさはかためで。


先頭 表紙

2010-11-22 博多行き その4

福岡駅の近くのイルミネーション、
派手で冬の冷たい空気の中によく似合う。

ヤマト発進っ!!


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