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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-09-20 today's step,tomorrow's step
2010-09-18 台本あがる
2010-09-16 一息つく
2010-09-14 ひらけた場所
2010-09-13 狼狽
2010-09-10 蕁麻疹
2010-09-07 時の重み
2010-09-06 危機を脱する
2010-09-05 あの頃、僕の文化祭
2010-08-31 プレゼント


2010-09-20 today's step,tomorrow's step

僕の周りを取り巻く人々は、
一人一人がそれぞれの人生を生きていて、
もしかしたら僕の人生の変更があった時に、
多かれ少なかれ、いろいろな影響を受けていくのだと思う。
それは仕方ないことだ。

それは僕も同じ。
そういう波の中で人々がたゆたっているのが世界なのだ。

僕も色々な人に出会い、
それぞれからいろんな影響を受けたいし、
それが今だけのことで、
やがて終わっていくことがあり得たとしても、
僕は今のことにきちんと感謝したいし、
出来るならそれを長く続けていきたいと思う。

大人になる前は人は若さ故に多くのことを甘く見てもらえる。
しかし、それはいつまでも甘えられることではなく、
やがて自分で責任を持って何もかもを為さねばならぬ時が来る。

そういうことだ。
そういう時に昔は助けてくれた人達はもういない。
自分で何かを為さねばならず、責任も取らねばならない。
それがきっと新しい世界だ。
そういう世界で戦っていく決意をしなければならない。
本当に大切なものを守っていく力は、
そういうところでしか身に付かないのだということだ。

若い頃に僕は理屈を好んだ。
そしてそれが全てだと信じていた。
言葉に囚われない。
自分の真実を見抜く力をこそ信じるべきだ。

やりたいことはやめない。
信じるものは最後まで信じる。
今見えるものもみるけど、
次に続くものもきちんと見ないとね。


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2010-09-18 台本あがる

今回はかなり早く構想は出来ていたのに、
完成が遅れました。

それでも9月中に決定稿が上がったのは喜ばしいことです。
体調不良とか仕事の立て込みとかでどうかと思っていたのですが、
こうして決定稿が出せたのは予想外でした。

それでも予定よりは二週間ほど遅れての完成なので、
スタッフの作業進行には迷惑をかけちゃいました。
それはどうもすみませんでした。
謝るときは謝ります、僕も。

今回は前編41P、後編69P。
全部で110Pの大作です。
予定は休憩10分を入れて2時間半です。
僕が大好きだった芝居のように、
2時間半見ても「もう終わっちゃうよ〜」と、
思われるような芝居になるといいなと思ってます。

よし、いよいよ稽古、本腰入れっぞ。
悪いけど芝居に関しちゃ徹底的にやるから。
こっからこっから。

巨人頑張れ。
イチロー頑張れ。
俺も頑張る。


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2010-09-16 一息つく

ここ2、3日明らかにくだらないことにかまけて、
本当にすべきことが出来ていない。
三歩進んで二歩下がる。

でも、まあ、いいさ。

昔、大学受験の浪人生だった時に予備校の教師が、

「お前達は哀しいねえ、100覚えても明日は60になっちまう。
 何もしなかったら60も次の日には30だ。
 100覚えて60、100覚えて60、って進むしかない。
 こんな徒労と分かっていることを繰り返して、
 人はモノを自分の身につけていくんだねえ。」

と言った言葉を今も覚えてる。

イタズラな苦労で徒労。
その徒労だけが人を賢くする。

うまくものをこなしていくことなんて大してすごいことじゃない。
上手に出来れば嬉しいから、ものは捗るに決まってる。

嬉しくも楽しくもないことをどれだけ積み重ねるか、
それは実用的であることとか、利便性があるとかとは関係のないこと。

ただあの頃の僕は必死で自分たちが哀しいとは思わなかった。
妥協なき明日に向かって自分の力だけで前進しては後退して、
泥にまみれていた。

あの頃の僕の貯金は、今もまだ僕を助けてる。
たった数年の勉強が今も僕を支えているとすれば、
あの頃、味わったはずの哀しさにも意味があったことだろう。

そしてそんな徒労にあえいでいた僕を、
一生懸命励ましてくれた近しい人々に、
今更ながら頭の下がる思いがする。

見上げた空は澄んでいた。
どこまでも美しい青空だった。
少し足を止めてみたって、それはそれで。


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2010-09-14 ひらけた場所

ふとしたことで行き詰まったことも、
やがてぱあっとひらけた場所に出るかのように、
嘘みたいに思える段階が来る。
それは以前、僕自身が気づかぬ内に蒔いておいた種だ。

誰かのために気に病んでいたことは、
別の誰かが軽くしてくれる。
だましているのか、たばかっているのか分からないが、
とりあえず信じてみる。
自分がぶれなきゃ大丈夫だった。
これからもきっとそうだろう。

今日は好い一言をもらった。
好い稽古をした。
好いこともした。
台本も10ページ以上進んだ。
好い一日だった。

そして明日もそうだ。
一つ一つ、種は芽吹き、成長してやがて実りの秋は来る。
その繰り返しの中で僕も先に進んでいくのだろう。

ああ、遠いなあ。
遠い道程を僕もいくんだなあ。


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燕さんへ。いやいや大したものではありませんが、とりあえず形になっていくものは嬉しいというだけです。 / あるまじろ ( 2010-09-16 23:10 )
うらやましい。台本10ページ。雑事を片付けて、とりかからなくちゃあ。 / ( 2010-09-15 08:06 )

2010-09-13 狼狽

結局、疲労だったようです。
木曜の午後はやや強めのめまいを感じてフラフラしながら仕事をしました。
金曜の夜、松木先生のコンサートに誘われたが、
その演奏中に蕁麻疹が発生。
痒くて痒くて大変なことになってましたが、
コーラスは素敵でしたね。

慌てて帰宅してからは体中にムヒを塗りたくったが、痒みは止まらず。
しかし寝て起きたら体中に広がった蕁麻疹は夢のように消えていた。
それで安心していたのがまた大きな間違い。

土曜日の夜にもさらにひどい蕁麻疹が発生したので、
翌日の救急情報医療センターに問い合わせて、
日曜日でも診察してくれる病院に駆け込んだ、ということだった。

結局ぶっとい注射を打たれてひどく眠くなる薬を飲み、
蕁麻疹はいったん止まった。

まあ、これも何かの啓示。
皆様まおっしゃるとおり一旦自重いたしましょう。

ただ着々と手は打っているので、
あとは計算通り行けば問題はないはずです。
明日からはまた作業を進められそうだ。


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2010-09-10 蕁麻疹

今まで蕁麻疹というものになったことがなかった。
アレルギーもなかった。
体中が痒い。

シミズさん曰く、
「十代の女の子がなる病気じゃない、繊細ね。」
十代の女の子の繊細さ、それだけで体が痒くなりそうだ。

最近無理に夜遅くまで起きたりしていたからか。
ストレスなのか、と言われたら不思議と思い当たる節はある。
でもそれは「いつも」だろう。

いったい何が。
自分の身体に起きているのだろうか?


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ゆーこさんへ。まあ休み休み行きます。 / あるまじろ ( 2010-09-13 22:57 )
くすのき燕さんへ。確かに自分の歳に合わせて自分の為すべきことを為す、というのは必要なことですし、悪いことではないようです。 / あるまじろ ( 2010-09-13 22:56 )
蕁麻疹・・・私もなったことがないのでアドバイスなどは出来ないのですが、風邪を引いたり何か体に不調を感じたりするのは自分からのサインだと聞いたことがあります。何かの前触れとか言う意味ではなく、ちょっと立ち止まって自分を見つめ直すようにっていう・・・だから私はそういう時は逆に良かった〜と思ってます。なので、休める時はゆっくり休んで下さい(って言っても難しいですよね) / ゆーこ ( 2010-09-13 10:08 )
ある年齢になったときに、今までのようにはいかなくなることがある。今までのようには、食べれなかったり、疲れがとれなかったり。どうやら、それは必ずしも悪い事ばかりではないようです。 / くすのき燕 ( 2010-09-13 08:56 )

2010-09-07 時の重み

芝居のコツは意外にも反復練習だ。
そのコツを飲み込みとか器用さとか才能(らしきもの)で、
誤魔化そうとすると結局、薄い結果にたどり着くしかない。
集中力と持続力、その基礎となる体力(健康さ)。
それらが必要なのだがそれこそ反復の訓練でしか身に付かない。
少しの工夫でその時、上手い演技も出来ることもあるが、
それは近道ということではなく、むしろ正攻法に近いものなので、
やっぱり時間は掛かるのである。

だから時間を掛けている時には自信がある。
時間を掛けずに迎えたものはやはり駄目だ。
単純な話である。

大道具にしても照明にしても音響にしても、
小道具にしても衣装にしてもメイクにしても、
劇作にしても演出にしても演技訓練法にしても、
演技について身体表現にしても内面的な表現力にしても、
それぞれにプロが居る分野は一筋縄ではない。
学生やアマチュアが時間を掛けずに良いモノを作れるものではない。

ただそれぞれのレベルの中で抜きんでたモノを作るには、
まずは時間を掛けなければならないだろう。

時間をどれだけ掛けられるか、
それは芝居だけの話だろうか。
畢竟、何れの道にも通じることであるなら、
何れにか己の限られた時間を掛けうるかが、
当面の問題に他ならないということになるか。


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雅さんへ。昔は直感&ひらめきで意外とうまくいってたのに、やっばりそれは気のせいだったのかな。今は運も努力でつかめると思ってます。 / あるまじろ ( 2010-09-12 01:17 )
みーさんへ。限りがあるから重いのでしょうか。若いということが持っていたものを僕も考えてしまいます。 / あるまじろ ( 2010-09-12 01:09 )
私はどっちかというと直感&ひらめきで人生を切り開いてきた方なので、失敗も多く、逆に反復することの大切さも感じていますね。ちゃんとコツコツと努力している姿って尊敬できるし。その結果、出てきたものって人を惹きつけますよね。 / 雅(みやび) ( 2010-09-10 14:58 )
時間って無限にあるわけじゃないから、それだけ「時間をかける」ってことは貴重なものを使っているということだもんね。そういえば若い頃は考えもしなかった「時間に限りがある」ということ、最近はだんだん感じてきたよ。 / みー ( 2010-09-09 09:42 )

2010-09-06 危機を脱する

日常には様々なことがあって、
時にわずかばかりのピンチを迎えることになる。
それをいかに脱するかが大切だ。

昨日からそいつを片付けるために東奔西走したが、
なかなか解決の糸口は見つからなかった。
二重三重の障害がたちはだかって難しい状況だった。

それもこれも巨人が弱い性なのだが、
(こんなことを書いたら頭がおかしいと思われるだろうが、
 僕の人生の浮き沈みは巨人の勝敗におおいに左右されている。)
だらしのない巨人が頼りにならない場合は、
それを自分自身のバイタリティーで克服しなければならない。
そして冷静にタイムスケジュールを練って、
まず何をするか、次に何に取りかかるかを整理した。

そして・・・ピンチを脱した。

まあそういうことで、
今はほっとして昼寝をして、
そこから起き出したトコだ。


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2010-09-05 あの頃、僕の文化祭

夜、けっこう遅くに高校生が自転車でウロウロしている季節。
おそらく文化祭のシーズンなのだろう。

そんな姿を見るとふと思い出す。

僕の高校三年の文化祭もハードだった。
生徒会に所属していた僕は、
文化祭パンフレットの編集長をしながら、
生徒会企画として定食屋『恋のバックドロップ』を店長として経営し、
仕入れをして、ハンバーグ定食を作って、ボロもうけした。
店の看板も徹夜で描いた。

体育祭が行われた次の日に準備をして翌日は文化祭だった。
体育祭の前の日に応援合戦の練習をして、
その日から徹夜で文化祭当日はもう三日連続寝ていなかった。

もちろん慌ただしく仕事をしながら恋もしていて、
自分の体力を遙かに超える時間を文化祭に掛け続けていた。
なんと肝心の文化祭の最中二時間くらい、
化学部の部室で寝ていたくらいだ。
寝ていたと言うより、「倒れた」に近い。
でも起きたら仲間が一所懸命ハンバーグ定食を作っていて、
僕も慌てて持ち場についた。
やがて一般公開の時間も終わり、
キャンパスファイヤーが始まる。
秋の日の早い日の入りの中で、
いつまでも火の周りから離れられなかった。
そして定食屋でもうけた金で十回近くの打ち上げをした。

そしてその中で恋も終わり、
秋が深まっていった。

文化祭は祭りだ。
走って走って走り回ってくたくたになってぶっ倒れるまで遊ぶのが、
文化祭の遊び方だ。
そしていつもチャリで走り回ってた仲間達、
健康優良不良少年達が自分のプライドを賭けて全力で燃焼する。
その走り方で周囲の大人達を軽く置き去りにしていった疾走感。
それがあの頃の僕らの全てだったのだと、
今更ながら気づくのである。


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2010-08-31 プレゼント

この一夏、振り返ると結局「芝居」だった。

自分のとこの大道具を作ったり、
人のとこに大道具を作りに行ったり、
台本を書いたり、でもまだ書ききってなかったり、
舞台に立ったり、舞台に立つ人をサポートしたり、
演出したり、演出されたり、
いろいろ上手くいったり、いろいろトラブったり。

でも結局は芝居。
拍手で始まり、拍手で終わる。
「おはようございます」で始まり、
「お疲れ様でした」で終わる。

誤解も裏切りも嫉妬も不協和音も誰かとの別れさえも、
芝居の一瞬の光芒で遠くにかすむ。
そんなものだ。

芝居の直後に舞台の上の空気が少しずつ冷めていくあの余韻、
芝居がハネた後に見た閑散とした夜の劇場のロビーの空気とか。
一度でも舞台に立った人なら忘れられないはずだ。
それが日常の全ての嫌なことを忘れさせてくれるものだ。

さて、今日はそんな暑い暑い夏の一区切り、
平日に取ったこの夏初めての休暇、自分へのプレゼント。
たまの休日に少し寝坊して、
ゆっくりピザトースト焼いて、
アイスコーヒー飲んで。
夜は昨日から煮込んだチキンカレーに、
サーモンのマリネのサラダ。

明日から9月って信じられないけれど、
ま、時間の経過なんてそんなもん。
今日は自分へのプレゼント、
ゆったりとした時間の贈り物。


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