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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-03-22 黄色な花
2010-03-21 黄砂ふる
2010-03-20 おんぼろ
2010-03-12 味付けの問題?
2010-03-11 うつろう春に
2010-03-06 冬の終わり
2010-03-01 春遠からじ
2010-02-26 春一番の次の日
2010-02-25 叶わぬ願い
2010-02-20 没頭


2010-03-22 黄色な花

今日は朝から県陽で稽古。
午前中から立ち稽古を演出、
役者は必死に真面目に取り組んでいて、
とても良い感じ。

一発目、二発目は探り探りでも、
指示を出して三発目くらいにはちょっと掴んでる。
これは「なかなか」なことだ。
まだまだ根本的な問題点は抱えていても、
真剣に取り組んでいるその姿勢は、
軽々とその欠点を塗りつぶしていく。
真剣に取り組むってすごいことだ。
結局、日が傾いて暗くなるまで稽古は続いた。
みんな、一人一人の問題点はあるけれど、
全員でなら、そんなものはぶち破る力を持っている。
このまま真っ直ぐに育ったら秋は怖いぞ。

自分の稽古も努めないといけない。
踏み切る力を自分で養わなければならない。

今日のノルマ
1000×15×F50×15 75


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2010-03-21 黄砂ふる

黄色い3月の空。
一通りの稽古の中で駄目な会話を直す。
人のを直すのはできるんだ。
自分のは良く分からない。
これが今の限界。

もともと演出の目には役者の見えないところが映る。
それが役者が見えるようになるというのがまだ分からない。
「もう自分は分かる」という役者がそもそもいるか疑問。
直されたその部分は良いとしても、
その後はとても直っているとは思えない。
それも本人は分かっていないのは明らかだ。

そもそもちょっと見知った素人が、
それを分かった風に同じ用語で批評して良いか。
ここまでやっていくのにどれだけの時間が掛かったか、
まあ分かっては居ないだろう。

自分も経験があるがトレーナーが例を示すのは簡単なのである。
トレーナーなら上手くやるのは簡単だ。
でも役者は違う。
あの人も役者になると分からなくなるはずだ。
まあそれはどうでもいいか。
いや、それは別にいいのだ。
問題は自分である。
自分の問題をどう克服するか。
そして自分がどう克服させるか。

僕は誰からも何も引き継いでいない。
僕自身で築いてものだけで勝負だ。
時間をかけて逆転する。
自分でそれを築く。
そしてそれをきちんと証明する。
それを実証したら次の場所に進む時だ。

今日のノルマ。
700×15 75


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2010-03-20 おんぼろ

3月の年度末って物入りですね。
何人かの友人にオゴったりもしたのですが、
なんと言っても僕の愛車にトラブルが相続いている。

まずは後部のランプ系のセンサーの不具合。
次にパワーステアリングのチューブの液漏れ。
続いて右前のヘッドライト。
部品が入るたびに工場に入院してます。
ま、そのたびに洗車してくれるお陰で、
ここんところ愛車はピカピカですが。

それにセントラルのタナベさんが、
毎回其の日のうちに対処してくれるので、
とても助かっています。

おんぼろっちゃおんぼろだけど、
もうちょっとコイツ、乗りたいしね。

実は傷がついてるんだけど、
それは積極的に直さないでいる。
なんか、完璧に直しちゃうと、
何かすぐに別のトラブルが出そうな気がするから。
ま、気のせいかな。

ちょっと前までこんな雪景色。
季節はどんどん移り変わってる。

今日のノルマ。
500×15 73


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2010-03-12 味付けの問題?

少し劇団をお休みしているせいか、
最近、テレビを観る余裕がある。
普通なら稽古している時間であるが、
それがないのでテレビを観たり読書をしたりしている。

今日は頂いた花を部屋に飾ったりもしてみた。
観葉植物を新しく買って窓際に置いたり。

ところでテレビドラマを観ると思うことがある。
それはドラマの世界と現実とのギャップの問題だ。

『特上○○○』という法律ドラマも、
漫画の原作はとても現実的に説得力のある作品だと思うが、
テレビ版ではちょっと面白さに傾いていて無理があるように思う。
補助者は九分九厘、行政書士には勝てないでしょう。
昔、中学生だったときに『金○先生』を見て、
うちの親が「あんたの中学校もこんなかい?」と心配していたが、
それはディフォルメされているので、
「そうじゃない」というしかなかった。
『ビフォ○・アフ○ー』というリフォーム番組も、
知り合いの建築士は「現実的な設計ではない」と憤慨していたが、
「まあエンターテイメントなんだから」となだめといた。

僕はこれらの番組内容を批判している訳ではない。
むしろ、どれも爆発的な人気作品だと思うし、
その人気の理由も、作品の面白さにあると思う。
ただ現実とはギャップあるけど、ということだ。

作品を成す場合、面白さ・エンターテイメント性を僕は重視する。
それは現実とは違うから生まれる、という側面もあるのだ。
それを僕は言いたい。

刑事ドラマで出るカツどんは出ないらしいし、
熱血教師の敵である教育委員会は、学校に簡単には視察に来ない。
弁護士は実際には滅多に検察には勝てないし、
海猿の現場で巨大船舶は沈没しないし、
サラリーマンは金太郎でいられない。

現実は、ほぼつまらない日常で満たされている。
たとえどんな特殊な世界でも。
そしてどんな舞台を用意してもその根底にあるのは、
意外にシンプルな人間同士の絆や、情熱だったりする。
結局、舞台はどれでもいいってことだ。

その根底の味付けを間違わなければ、
面白い作品になるってことかな。


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2010-03-11 うつろう春に

自分が好き勝手に言いたいことを言うのは、
責任を伴うことだと、
いまさらに痛感することがあり、
それを聞いて不愉快になったり、
心配を掛けたりした人に申し訳なく思いました。

まあそれでそれまで居られた場所を追われるなら、
自分のまいた種でもあり、甘んじて去ろう。
それでも口にしたことには偽りはなく、
疑問に思うこともあり、
個人的にはそうなる流れであったことも、
仕方がないと感じていた。

自分の会社現場では一つの大きなことが一段落し、
今までのチームが解散して、
また四月からの新しい枠組みに再編成されていく時期である。
「ありがとう」とか「お世話になりました」とかを言い合って、
「よろしく」「頑張ろう」につなげていく。

その次の場所で責任ある仕事をすればいいと自分に言い聞かせて、
とりあえずの終わりにみんなで笑顔して、
また次の仕事に取り掛かろう。

いつの間にか晴れていると暖かい日より。
もうそろそろ苺の季節も終わりで。


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2010-03-06 冬の終わり

芝居のワークショップで川越に行っている。
指導してくれている先生の設定で、
今日明日が「本番」ということであるが、
「試演会」のようなものだ。
ただ様々な助言が頂けるので、演技は真剣。
僕はなるべく演技中に周囲に目を配ってセリフを吐くことを意識した。
自分のセリフだけに集中していると周囲が見えない。
自分のセリフだけに意識を置かず、
人のセリフを聞いて視線と表情をゆっくりと移していく。
あとは指示を受けた高い音を使わず、
なるべくセリフの抑揚の上下が急にならないように注意した。
感情は視線の移るときに、ぐっと方向性を考えて入れる。

明日は今日できなかったセリフの語尾を意識してみようと思う。

昨日は四月下旬の陽気だったが、
今日は雨も降り、肌寒かった。
三寒四温を繰り返し、一雨ごとに春になっていく。

冬は嫌いじゃない。
寒さの中でしっかりと先を見つめる自分でいたい。
一歩一歩、次に歩いていくさ。


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2010-03-01 春遠からじ

今日、一人でいろいろ抱えていた仕事に一日中あたふたと取り組んでいた。
ばったばったと片付けていくと、最後に巨大な仕事が立ちふさがった。
もっと早く着手しても良かったのだが、
覚悟が必要だったので後回しにしておいたものだ。
覚悟を決めて取り掛かると、なんと同僚が手を貸してくれた。
本当なら午後十時を過ぎるだろう、と思っていたのに、
午後九時を少し回ったとこで全て終わってしまった。

ああ、持つべきものは仲間よのう。

あれ、ずいぶんと色々働いちゃったら目の前から急に仕事がなくなった。
すごい。
消えるときはすーっていなくなるね。

帰宅して昨日作ったカレーの残りを食べる。
美味い。自分「毎日カレーでも良い」派なので。

なんとなくこたつでぼーっとしてるうちにウトウト。
それでもちゃんと夜中に見たい番組の前に起きる。
こういうときはちゃんと起きられるんだ。
これを見たら寝よう。

明日はまた新たにぼこぼこ仕事は沸いてくるだろう。
でもそれも幸せなことだ。
しっかり働いてまたそれを片付けてやろう。

まだ部屋は寒いけれど、
ゆっくりと春が来始めてる。
朝に遠くの林が靄に包まれているのを、
ここのところ良く見るから。


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この写真は早春の頃の白馬です。昔、撮ったものです。 / あるまじろ ( 2010-03-03 03:25 )

2010-02-26 春一番の次の日

以前から雑務を効率的に次々と片付けていくのは得意で、
大抵、あっと言う間に片付いたものだったが、
最近は同様のペースでこなしてもなかなか片付かない。

雑務の絶対量が増加傾向にあるのは明白な事実だ。
それでもテキパキが信条の日常。
ファーストプライオリティーが何かを頭の片隅で整理しつつ、
次の目標をロックオンしては撃破していく。

確かにここ数日は他人も認めるほどの雑務の山。
「なんでこれ、一昨日から着手してんのにいまだに終わってないかな?」

そうつぶやくと隣のO氏が、
「貴方には片付ける時間が不足してるんですよ」
と呟いた。

こんな雑務の山の谷間で暮らしていても、
週末にはそれを放置して稽古場へ。
声を出してセリフを吐いていると、
不安定だった気持ちもゆっくり安定していくから不思議だ。

「昨日の風は春一番だったんだね。」

そんなことを言うと、
「えっ・・・知らなかったんですか?」
と今年限りの同僚が言った。

午後から雨になった、二月ももうすぐ終わる週末。


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雅さんへ。3月にいつの間にか、なっていました。いつの間にか梅も満開だし。。。 / あるまじろ ( 2010-03-03 03:04 )
2月もあと数十分で終わり。ますます忙しくなりますね。お体、大切に。 / 雅(みやび) ( 2010-02-28 22:39 )

2010-02-25 叶わぬ願い

今日の会社でのI氏との雑談。

I氏は浅田真央と安藤美姫の並んだ写真を見て、
「なんでマスコミはこいつ(浅田)ばかりをクローズアップするんだ?」
と憤懣やるかたない様子で僕に訴えた。
「だってこっち(浅田)の方が強いんだから仕方ないじゃん。」と僕。

するとI氏は「俺、こっちの方が好きなんだよね。」と照れくさそうに言った。
(結局、好き嫌いかよ・・・)と思ったが、一応理由を聴いてみようと思った。

「で、なんで安藤美姫が好きなのさ?」

するとI氏は・・・さらに照れながら。。。
「一緒に飲みに行くならこっち(安藤)の方が楽しそうだろ。」

行かねーよ!!!!
安藤美姫はあんたと飲みに行かねーよ!!!!

と心の中で思いつつ、
「結局・・・スケートとは関係なかったじゃんか・・・。」
と僕はため息をついた。

僕がそういうとI氏は今度は挑むような言い方で突っかかってきた。
「じゃあ、きみはどっちがいいって言うんだ?」

「どっちかって言ったら・・・」と僕。
「どっちかって言ったら?」とI氏。

「俺はキムヨナと骨付きカルビが食べたいな。」

すると。。。。

「食えねーよ!!!
 おめーはキムヨナとはカルビ食えねーよ!!!」

と思いっきり言われた。
ま、そりゃそーだ。。。。

そして最後にI氏。
「可哀想だから浅田真央ともなんかしてあげないとマズいかな。」
(可哀想?とも思ったが・・・)
「じゃ金メダル取れたアイスでもオゴッてあげたら。」と僕。

スケートだけにね。

男二人の昼休み会話って、なんか虚しい。
叶わぬ願い、というよりは単なる妄想?


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って言うかIさん、浅田さん未成年じゃん!!! / あるまじろ ( 2010-02-28 00:33 )
ゆーこさんへ。御本人にはメダルの色は思ったのと違うかも知れないけれど、僕には頑張ったその人のことを誇らしく思う。 / あるまじろ ( 2010-02-27 02:10 )
あははっ。すみません、ちょっと笑っちゃいました(笑)世界中がどっちが金だ?!と固唾をのんで見守っている中、誰と飲みに行くか誰とカルビ食べに行くか・・・って!いや、和みました(笑)でも、そのぐらいの気持ちで見守ってあげる方がいいのかもしれないですよね。 / ゆーこ ( 2010-02-26 14:48 )

2010-02-20 没頭

ここのところ集中して台本のセリフを入れている。
何度か自主練で仲間を呼んで本読みや半立ちもした。
稽古場に顔を出していないが、あと二回だけの稽古で、
なんと本番の舞台という芝居である。

「しっかり楽しむ」ためには「そこまでの努力」が必要不可欠だ。
あり得ないことだが、楽して得た結果など良いものであるはずがない。

仕事も大きな仕事が控えている一週間ではあるが、
本番に向けてしっかり準備していきたい。

なんにせよ、芝居に没頭しているときが一番楽しい。
そう、今は楽しいのである。


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