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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-02-16 北帰行 其の三
2010-02-15 北帰行 其の二
2010-02-14 北帰行
2010-02-11 次男坊の奮闘
2010-02-01 如月入り
2010-01-27 風邪っぴきの仕事中。
2010-01-26 ありがたいこと
2010-01-13 落ちないのかな
2010-01-12 英雄の退場
2010-01-11 人に優しく


2010-02-16 北帰行 其の三

雪が随分、降っている夕暮れ。
風が窓を叩く。

真っ白な風景が、少しずつ青く染まっていく。
この時間が好きだ。

風の音しかしない。


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2010-02-15 北帰行 其の二

外を流れていく風景に山が近い。

車内が暖かいのか窓が曇る。
気温が下がってきたらしい。

やがて。

冷たい雫を窓に張り付けていた雨が、
ふわふわとした雪片になった。

途中の通り過ぎる名も知らない駅のホームに、
独りで佇んでいる自分を夢想する癖。
母に話しかけては笑われたものだ。


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ナタリーさんへ。同行の人々はそれぞれが落ち着いた微笑みで、静かに、でも愉しんで、旅の時間を過ごしていたと思いました。 / あるまじろ ( 2010-02-18 23:26 )
北に帰るという感覚は貴方ならではのことなのでしょうね。優しいお人柄に触れた今回の旅はいつまでも思い出したい旅のひとつになりました。 / ナタリー ( 2010-02-17 23:18 )

2010-02-14 北帰行

北に帰る旅とは、少し大げさか。
ほんの「少し」北に向かう。

普段ならハンドルを握ることが常であるが、
今回は鉄路を利用。
良いことは旅に際して、
車窓に流れる旅の風景を眺めつつ、
一杯引っ掛けられること。

だるま弁当とは、いかにも素朴だが、
その味わいは意外に深い。
ご飯だがビールに合うやや塩気の強い味付け。
蒟蒻がことに絶品であった。

故郷のホームを離れるとき、
一瞬、日常が剥がれるように別の顔を見せる。
それが旅の始まりというものだ。


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2010-02-11 次男坊の奮闘

今週、僕の二番目の弟が「父」になりました。
実際にがんばったのは奥様の方だと思いますが、
彼もなかなかに気を張った、ここ数日だったのではないでしょうか。

僕は男ばかりの三人兄弟で、長男でした。
その中で僕は、子供時代はとても独裁者の長男でした。
僕は次男の弟や、三男の弟を常に横暴に押さえつけていました。
そしてやがて家を出るまで、
自分のやること・なすことを弟たちに押し付けていました。

そして大学生になって家を出て以来、
弟たちとの交渉も、とても希薄なものになっていきました。
三男の弟は、おそらく今も僕のことを良くは理解せず大人になり、
僕も三男の弟とは、あまり話しもせずにここまで来てしまいました。
きっと彼は、僕を横暴な兄として今も嫌っていることでしょう。
これはやがてきちんと片をつけなければならないことです。
でも今はまだ無理でしょう。

その中で次男の弟は、長男の僕に言わせて見れば、
子供の頃から少しドンくさく不器用でした。
(今となってはそれも年が違うのですから当たり前のことですが)

そしてどちらかといえば色々だらしなくて、
一時は結婚できるかも不安で両親に心配されていたのも、
三人の中では彼が一番だったと思います。

その彼が今、三人兄弟の中で最初に子をなし、父となった。
僕は今、それを兄として家族として、とても嬉しく思います。

僕がここ数年、
父や母に掛けた気苦労を彼が払拭してくれた思いです。
父が彼の息子(つまりは父にとっての初孫)を抱く写メが、
あまりにぎこちなく緊張していたので、
後で父に「どうだったのだ」と直接尋ねたくらいです。
しかし。

「ようやくおじいちゃんになれたよ。」
その言葉を耳にしたときは申し訳なさで、胸が詰まりました。
「次はお前だな。」
といわれたときに、
「ありがとう。」
と礼の言葉を口にしたのは、
まだ親として、僕に掛けてくれている期待があることに、
心から嬉しかったからです。
こんな気持ちを味わえたのも弟の奮闘があったからでしょう。

奇しくも先日、亀田家の次男坊が世界チャンピオンになりました。
必死に父に代わって家を支える強い長男の背中を追いかけ、
天才と言われた三男にせっつかれて、
どんくさいけどカッコつけの不器用な次男坊がつかんだ、
チャンピオンベルトでした。
僕はその姿にひとり、僕の弟の姿を重ねました。

がんばったなあ、次男坊。
素敵だよ、かなり。

考えてみれば、僕も叔父になったのだなと気づきました。
年齢はとっくにオジサンですが、
叔父となった自分には、なんとなく背筋が伸びます。

幸せであれ、弟の息子よ。
僕も必ず、叔父として君を支えよう。


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noraさんへ。僕らが少しずつ大人になっていった時に、もう一度話ができれば良いですね。焦らずに逃さないように時を待ちましょう。 / あるまじろ ( 2010-02-16 01:24 )
みーさんへ。僕にもまだ次があると思ってくれていることが嬉しかったのです。 / あるまじろ ( 2010-02-16 01:20 )
仕事から帰って一息ついたところに素敵なお話ありがとうございます。時を経てわかり合えることってありますよね。私にも結婚式にすら出なかった10年も疎遠だった2人の弟がいますが、祖母の死、父の病気がきっかけで話をするようになりました。初めて自分の甥っ子に対面した時は弟が頼もしく見えました。これからご実家もにぎやかになりそうですね。本当におめでとうございます。あるまじろさんもお元気でね。 / nora`@お久しぶりです! ( 2010-02-13 01:00 )
おめでとうございますw 「いろいろ」あった心配かけーの子供でも(!)親としてはきっとどの子もかわいい分身なのでしょう。ワタシも親にはいまだに心配かけっぱなしです(^^; で、次はあるまじろさん?(^^) / みー@未ログイン ( 2010-02-12 10:39 )

2010-02-01 如月入り

2月に入ってもまだまだ寒いですね。
一つ一つのことがまあまあ、多くの問題を含みながら終わっていきます。
その時その時で悩んでいたことも、
過ぎればなんてことはない・・ってことですね。

体調はまだ万全とはいきませんが、
とりあえずなんとかやっています。
今日はまた仕事で職場に来ていますが、
一応芝居のことをやってますし。

風は強いけれどこれは春一番ではないね。
思いっきり冷たい風だし。
冬がこうして勢力の強いうちに冬を楽しもうと思う。
こたつにみかんで読書もいいね。
客がいなきゃテレビもほとんどつけないし。
嫌なことがあるとゲームもします。
別の世界に逃げ込む感じ?
でもほんとは読書の方がよいね。

『鴨川ホルモー』読みました。良かったです。
今読んでる『ホノカアボーイ』もゆっくり読み進めています。

母と電話で話して元気な声が聞けて良かった。

明日からは明日の仕事で日が暮れる。
それもまたこのご時世なら幸せか。


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雅さんへ。明日があるということがいいですね。雅さんはいいことを言いますねえ。 / あるまじろ ( 2010-02-12 01:31 )
あした、しなければいけないことがある。これもシアワセよね。そういう毎日が続いて、明日だけはなーんにも予定なしっていうのがあれば最高! / 雅(みやび) ( 2010-02-10 22:50 )

2010-01-27 風邪っぴきの仕事中。

たまたま今、本番を目の前にして大変忙しく、
同時に体調を崩してしまってひどい目に遭ってます。

たぶん、今、クサイはず。
一週間、風呂は入れなかったから。
いや、自分では気づかないけどクサイはず。

それでもなんとか本番で使うスライドを作っているのだけれど、
かたっぽで作ってる殺陣は手伝えない。
風邪うつるからだし、なかなかスライドも出来ないし、クサイし。
許せ、今だけ。

月曜日には少し文学を語る予定。
「源氏」についてのレポートを手伝うのだけれど、
これはやっていても楽しい。

先日、雑誌で読んでて気になった言葉。
〜「何食べたい?」って聞くよりも「今食べたくないのは何?」
  って聞くほうがクレバーな感じ?〜
ホント?

覚えてなきゃいけない約束すっぽかしたり、
予定した約束こなせないことが続き、
もらったメールに返信できなかったり、
いただけないことが続く。
結局、追われているんだね、いろいろなことに。

まずは、こたつで寝ないことから。
これが1月の末の僕の近況です。


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ゆーこさんへ。いやあ、なかなか長引いて大変だったよ・・・。こういう時、つくづく独りは大変だね。 / あるまじろ ( 2010-02-08 00:14 )
体調崩してたんですね。大丈夫ですか?私の周りでは腸炎が流行ってます。これからもっと寒くなりそうだしはぎぃも気を付けて下さいね〜。 / ゆーこ ( 2010-02-02 15:37 )

2010-01-26 ありがたいこと

何がありがたいって言って、
声を掛けてくれるということより、
ありがたいことはない。

人から声が掛かる、
人に声を掛ける、
それは大切、
自分にとっても人にとっても。

カナダに留学してている時に、
ホストファミリーは何かと声を掛けてくれた。
大人は意識的に声を掛けてくれた。
それも嬉しかったが、
その家に居る六歳の少年が、
事ある毎に声を掛けてくれたことはそれ以上に嬉しかった。
普通に声を掛けてくれること。

「ねえ、ちょっと来て。ゲームしようよ。」
「ねえ、この花の名前知ってる?」
「ハイ、夕方ビール飲みに行かないか?(これはパパ)」
「コーヒー飲む、今淹れたから。(これはママ)」

二十歳前半で一人暮らしを始めてから、
一人で時間を過ごすことにいつの間にか慣れていた。
でもそれで慣れちゃいけないこともあったんだな。

人が人と時間を共有する、
家庭でも仕事場でも、そういうことが必要だった。

調子良くシステムを利用するだけでなく、
人と人の関係性に目を向け、
その場に居ることに感謝する、
感謝できるような場にすることが大切なのですね。
「義理と人情」を大切にしないで、
自分を大切にしてもらうことはできないのですね。

人は人によってのみ幸せになれる。
自分の欲を満たすだけでは幸せになれませんね。


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2010-01-13 落ちないのかな

夕方、冬の曇り空に飛行船が飛んでいた。
不思議だな、あんなもんが空飛んでるなんて。


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2010-01-12 英雄の退場

・・・・と言うほどのこともないけれど、
僕の近所の安売りスーパーの雄、クリンストアが閉店した。
ふと卵を買いに行ったら、その日に閉店となっていてビックリした。
ズワイガニが丸々一匹600円だったので最後に買った。
いろいろ思い出深い店だったから残念だな〜。
あの店ってほんとに安かったもん。
毛蟹が500円で売ってたとき三匹買っちゃったもんね。
料理的にバリエーションがないので使い道、難しかったけど。

一緒にいろんな人と買い物したなー。
安いから買い物してても楽しかったもんなー。
こんなに買ってこの値段?って毎回思わしてくれたもんね。


さらば、安売り王。
閉店の翌日はマルエツが大混雑だった。


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2010-01-11 人に優しく

ふと朝、目覚めてそのまま車に乗り込むと、
車についてる外気温度計は−4℃。
寒い季節だけれど。

遠く離れた友人から「お土産何がいい?」というメール。
なんでもいいです、メールをくれてありがとう。

最初は大変だった仕事も、
僕の「あたふた」を仲間が分け合ってくれて、
ゆっくりと終わりに近づいている。
仕事の範疇ではあったが色々勉強になりました。
それが僕に残してくれたこの数ヶ月の仕事の成果。

そして僕が常に人と接してなんぼの商売であるということ。
人は必ずしも僕の言うことを素直に聞いてはくれないということ。
それでも精一杯気持ちを込めて接していくしかないということ。
伝わる、伝わらない、という結果よりも過程。
そこを丁寧に、人に優しく。


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