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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-01-13 落ちないのかな
2010-01-12 英雄の退場
2010-01-11 人に優しく
2010-01-10 流れる雲よりもはやく
2010-01-09 年末大阪紀行〜其の四〜
2010-01-08 年末大阪紀行〜其の三〜
2010-01-07 年末大阪紀行〜其の二〜
2010-01-06 年末大阪紀行〜其の一〜
2010-01-05 はい、次に行こう
2010-01-04 漫画読み


2010-01-13 落ちないのかな

夕方、冬の曇り空に飛行船が飛んでいた。
不思議だな、あんなもんが空飛んでるなんて。


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2010-01-12 英雄の退場

・・・・と言うほどのこともないけれど、
僕の近所の安売りスーパーの雄、クリンストアが閉店した。
ふと卵を買いに行ったら、その日に閉店となっていてビックリした。
ズワイガニが丸々一匹600円だったので最後に買った。
いろいろ思い出深い店だったから残念だな〜。
あの店ってほんとに安かったもん。
毛蟹が500円で売ってたとき三匹買っちゃったもんね。
料理的にバリエーションがないので使い道、難しかったけど。

一緒にいろんな人と買い物したなー。
安いから買い物してても楽しかったもんなー。
こんなに買ってこの値段?って毎回思わしてくれたもんね。


さらば、安売り王。
閉店の翌日はマルエツが大混雑だった。


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2010-01-11 人に優しく

ふと朝、目覚めてそのまま車に乗り込むと、
車についてる外気温度計は−4℃。
寒い季節だけれど。

遠く離れた友人から「お土産何がいい?」というメール。
なんでもいいです、メールをくれてありがとう。

最初は大変だった仕事も、
僕の「あたふた」を仲間が分け合ってくれて、
ゆっくりと終わりに近づいている。
仕事の範疇ではあったが色々勉強になりました。
それが僕に残してくれたこの数ヶ月の仕事の成果。

そして僕が常に人と接してなんぼの商売であるということ。
人は必ずしも僕の言うことを素直に聞いてはくれないということ。
それでも精一杯気持ちを込めて接していくしかないということ。
伝わる、伝わらない、という結果よりも過程。
そこを丁寧に、人に優しく。


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2010-01-10 流れる雲よりもはやく

心につらいと思えることも、
やがて大団円のような結末が待っていると信じてる。
人の心には理由が必ずあるものだ。
そういうものの、苦しいものは苦しい。
そういう時は苦しんでみてもいいだろう。

苦しんでもみないのは如何にも無理している。
苦しみ、夜も眠れないような時間も大切にしよう。
受け容れよう。
その分を次の別の場所で生かそう。
生かす、とはなんと良い言葉か。
生かさねば、殺してしまうのだ。
殺してしまうことなどするべきでない。

一瞬すれ違ったその心も故あってのこと。
その表情にも心が揺れる。
大切、大切。

普通ならただの仕事だ、と片付けられてしまうことも、
僕の救いになってた。
当たり前だけれど僕は人と触れ合うことが必須の、
僕の仕事を愛しているのだとあらためて実感した。

流れる雲よりもはやく、
僕ら変わっていくけれど。

忘れない、その一つ一つの風景。


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2010-01-09 年末大阪紀行〜其の四〜

大阪紀行、と言いつつ話題は京都に。
関西旅行最終日は京都・大原・三千院。

思えば、2009年という年は厄年の終わりという年で、
この厄年の数年で僕が失ったものは、
本当に計り知れないと言わざるを得なかった。
それでも僕がこうして拠って立っていられるのは、
常に支えてくれる人、
信じられる仲間、
帰るべき場所があったからだ。

そして失ったことを受け容れることで、
得られることもある。

人はそれぞれが自分が主人公の人生を生き続けるしかない。
だから道は分かれて、そしてまた出会うときもあるのだろう。

僕を覆っていたものが過ぎてゆく。
大きなものがゆっくりと過ぎていく。
そんな曖昧だが確かな実感のある感覚を胸に、
年が暮れていったのだ。

帰りの新幹線の中から見た、
年の暮れの穏やかな夕日の差した、
名の知れぬ山並みが記憶に残っている。


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2010-01-08 年末大阪紀行〜其の三〜

大阪の次の目的地は真冬の京都。
年々の温暖化か、底冷えする京都を逆に期待していたのだが、
市内はそれほどの寒さでもない。

嵯峨野の奥のあだしの念仏寺から始めて、
ゆっくりと下りてくる道筋はいつもの通り。
年の暮れであったので通りの道筋にある店屋も閉まっているものが多い。

祗王寺で見た祗王と仏御前に挟まれた平清盛は、窮屈そうであった。
苔むした庭園では十年ぶりに吹き替えたという、
茅葺きの山門を仕上げた庭師の老人が誇らしげであった。

雲が時折、切れる程度の空模様。
それでものんびりとトロッコ列車の駅まで下りてくると、
うっすらと日が差して来て、心なしか温かい。

大河内山荘の一番高い見晴台から見ると、
こちら側は曇り空であるのに対して、
遙か向こうの仁和寺と双ケ岡のあたりには日が差していた。

手前が吉田兼好で名高い双ケ岡、塔が仁和寺、その向こうの三角の山は比叡山。


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2010-01-07 年末大阪紀行〜其の二〜

大阪の食べ物と言えば粉ものであろう。
たこ焼き、お好み焼き、うどん・・・等々。

このたこ焼き屋さんはもう20年近く前に来たときに食べた。
まだある、というのは良いことですね。


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2010-01-06 年末大阪紀行〜其の一〜

年の暮れに関西を旅した。
冬の東京駅の朝、新幹線ホームは寒かった。
九時近くの発だったので朝食代わりに駅弁を買う。
「こんな時ばかりは」とビールも買う。

朝から駅弁とビール。
休暇を取ったので世間的には仕事納めの前。
車窓の外を流れるは、年の瀬の慌しい世間の風景。
なかなかな優雅さだ。

曇りなので富士は見えなかった。

大阪に到着したのが正午前。
まずは環状線に乗って新今宮。
少し歩くと通天閣が見えてくる。
ふもとのあたりは新世界。
昼時なので「二度漬け厳禁」の串かつでも食べてみる。
今度はビールよりもご飯。
酒はそれほど好きではない。
「アスパラ」や「かしら」や「牡蠣」が美味しかった。

昼食後、通天閣の「天劇」で松竹芸能のステージを観劇。
漫才・漫談・落語・・・なんでもアリだ。
なかでも客とのコミュニケーションの中での呼吸は素晴らしい。
「そりゃま、そーやね」「なんの話なん」
柔らかいタッチのナチュラルなツッコミに魅了される。

年末の大阪道頓堀はどこへ向かっても大混雑で、人、人、人。
ま、東京も似たようなものか。
電気街、黒門市場、戎橋・・・。

知人の紹介で一度は入ってみたかった法善寺横町「正弁丹吾亭」で夕食。
織田作之助の雰囲気って聞いていたが、小奇麗な割烹だ。
名物の味噌田楽、
八丁味噌とはこんなにも深い味わいのものだったか。
水掛不動さんにお参りして暮れて行く大阪の町。


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2010-01-05 はい、次に行こう

父と鰻を食べる。
父はこれが好きなんだね。
ま、僕も好きだけど。
山椒をたっぷりかけてね。

毎日が早い。

なんだかんだ言っていろいろ芝居のことをやっているのは楽しい。
仕事とは言え一生懸命やって、精一杯やって、
一つのことを成功できるように、
それだけを考えていこう。

今、自由にあれこれとする時間がないので、
逆に自由な時間が出来たら「あれがやりたい」「これがやりたい」と、
いくつもいくつも心に浮かぶ。

台本も書きたくなってきた。
これって次がもう見え始めたってこと。
さて、あんま縮こまっててもしょうがないからね。

夜更かししてみた。
見たい番組があったから。
わくわくしてみてたらすぐに終わった。
こういうのって良いことだねえ。


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2010-01-04 漫画読み

最初に述べておくが、この日記は幾つかの漫画作品に関する、
ネタばれ的な危惧があるので、危険を察知したら読み進めないでください。

昨年、『君に届け』について素晴らしいと賛辞を送った。
『君に届け』は繊細な言葉の織り成す伏線を楽しむ作品だと思う。
台詞の多くはモノローグで、
面と向かっている相手にも届かないので、
相手の心理は推し量るしかない。
その構造が微妙な心理のズレを生じさせ、
登場人物の心理の(主に恋愛の)すれ違いに面白さが生まれる物語である。

『ハチミツとクローバー』が複数の人間同士の片思いが、
基本の人間関係になっていてズレを起こさせているのに対して、
『君に届け』はモノローグによってズレを起こす。

どちらも「気持ちのすれ違い」がキーになる物語だ。

ここのところ漫画喫茶に通っていて、
それとはまったく別の性質の幾つか心に残る作品があった。

それが『咲-Saki-』と『ちはやふる』である。
この二つの作品はいわば「すれ違わない」物語だ。

『咲-Saki-』は美少女系の麻雀漫画であるし、
『ちはやふる』は少女漫画で百人一首がモチーフになっている。
しかし両者はほぼ同じテイストで貫かれている。
勝負にこだわり、あくなき勝利への渇望を努力と才能によって満たそうと、
仲間と手を取り合って、高みへと手を伸ばし続ける物語である。

そこに立ち現れる人間関係は「すれ違わない」。
基本的に常に固い絆に結ばれている。
僕にとっては物語的には『君届』の方が面白いが、
演劇的に熱く惹きつけられるのは『咲-Saki-』『ちはやふる』の方だ。

『君届』や『ハチクロ』はモノローグの文学なので、
小説にはなりそうだが演劇には難しい。
対話がないので台詞の先にいる相手とのキャッチボールは、
あえてしないほうがズレが生じて面白い世界だ。

『咲-Saki-』『ちはやふる』は相手となる他者との激しいぶつかり合い、
そして見守るもののとの絆がテーマでそこには明確な対話がある。
まるで『はじめの一歩』みたいである。
これは面白い芝居になるのだという感じがする。
激しいやり取りの中での相手とのシンパシーやシンクロがある。
どちらもあえて恋愛描写が極端に排除されているのも特徴だ。
(僕の芝居だったら恋愛描写もドラマだから必ず入れるけれどね。)

いずれにしても面白い作品を読むと、
気持ちが高ぶる。
そして創作意欲が沸くものだ。
(パクる、という意味でなくね。)


先頭 表紙

ゆやまんへ。いつも借りてるからお貸ししてもよろしくてよ。 / あるまじろ ( 2010-01-07 22:51 )
「咲−saki−」は1巻だけ持ってます、今後揃えていく予定です。「君に届け」は買うか迷っております、アニメも面白いのですよ。漫画喫茶、行ったことないんですよねぇ・・・行く前に、買いに行っちゃうみたいな。(笑) / ゆやまん ( 2010-01-06 13:51 )

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