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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-11-14 南部暮色
2009-11-13 駿河湾上空 AM11:40
2009-11-12 出発を待つ時間
2009-11-12 The right turn immediately after the take off.
2009-11-12 Running after the end of summer.
2009-11-11 TO FLAT DAYS
2009-11-08 十周年特別記念公演無事終了!!  
2009-10-25
2009-10-23 翼よ、翼
2009-10-22 秋の一日


2009-11-14 南部暮色

初日の出張先は南城市、昔は知念という場所。
ここに来るのは初めてではない。

以前来た時と今と、
なんと人生の色合いが異なってしまったことか。


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2009-11-13 駿河湾上空 AM11:40

東京湾の上空は曇っていたけれど、
駿河湾の上空は雲が切れていて快晴だった。

ちぎれた秋らしい雲の間から富士が良く見えた。

やあ富士山、こんな角度から拝見するのは初めてです。
こんな斜め上7000メートル上空から失敬失敬。


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2009-11-12 出発を待つ時間

実は空港で出発を待つ時間は嫌いじゃない。
ざわめく待合の中で、
出張先で読む単行本を選んだり、
人の流れを眺めながらコーヒーを飲んだりして、
これから始まる空の旅を想い、時を過ごす。

ふと見た外の風景は気温も低く、雲も厚い。
でも雲の上はいつも晴れてるからね。


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2009-11-12 The right turn immediately after the take off.

離陸直後に右旋回した。
翼の下から東京湾がのぞいた。

雲の影が灰色の海の上にも出てる。
いくつかのタグボートが海面を横切っていた。


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2009-11-12 Running after the end of summer.

夏の終わりを追いかけるように、
晩秋の東京から沖縄へ。
怒涛の三週間連続公演の直後に待っていたのは、
沖縄出張。

ここ数日少し体調を落としてはいたが、
流行には疎いようでまだ新型インフルエンザには感染せず。

羽田までのモノレールから見た東京湾は秋の色。
薄墨色の海の向こうに工場の影が見えるこの風景も、
それほど嫌いじゃないけれどね。


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2009-11-11 TO FLAT DAYS

三週間にわたる劇団の十周年特別記念公演が終わりました。

まず10月24日25日にさいたま市民演劇祭で
『あの雲は夏の名残り』を上演。
ちょうどこの直前まで4本目の台本『芥川風塵録』の執筆に手こずっていたので、
振り返るとこの頃が一番大変だったのかもしれません。
さいたま市民演劇祭ではレインボウ城のアーサーさんや名張のモリタさんと、
いろいろ話ながら知り合えて楽しかった。
最初はお互いどんな奴なんだろってとこから始まって、
一緒に時間を共有していく内に自然に話せる仲になってた。
日曜日の打ち上げはおおいに語り、そして飲みました。
ああいう時間の共有があって人の輪が広がっていく瞬間は、
本当に貴重ですね、人生を実感する瞬間です。

それから平日に何度かの深夜まで続く補習。
ここからは体力勝負、上手い下手より体力。
深夜まで稽古やって車で劇団員を送ってから倒れる生活が続きました。

その間にも新聞折り込みの手配や他劇団への挨拶、
公演の為の手配や資料の作成、必要な文具の調達など飛び回ってました。

そして10月31日の仕込み、ここから舞台は芸術劇場映像ホールへ。
星野さんやホサカ、うっちゃんが来てくれて本当に助かった。
劇団員のみんなも立て込みに慣れてきたみたい。
スムーズな仕込みは気持ちが良かった。

そして11月1日と3日の公演。(月曜日休館のため)
『ANGEL FLENGEL』も長期間稽古して来たのでセリフを確認しとけばOK。
『DAN-BALL-RIDER』はセリフの少ない役なので演技のテンション勝負。
自信のある2作品だったのでまあなんとか終わった。
終わった実感はあまりないのに、疲れだけはどっと来た。
まあ2ステージして一日仕事してまた2ステージ、というのは、
スケジュール的にも辛かった。。。

そこからはまた深夜までの補習。
劇団員はみんな疲れていたと思いますが最後まで頑張ってくれました。
『あの雲』はさいたま市民演劇祭で一度やっているのでまあ大丈夫。
一方で、演出的に見ても一役者としても『芥川風塵録』は、なかなか厄介でした。
まあそれも台本に苦戦して決定稿が出るのが遅れたせいなので仕方がない。
すべて僕自身のせいですからね。
それのとばっちりを受けたのがえぴゅこ様と湯もちゃんかも知れません。
ごめん、他の人もごめん。

そして11月7日8日の第二週、土曜日の午前中は仕込み。
昼からゲネプロ、夕方本番2ステージ。
(結果的にはこの日も4ステやってる・・・)
実は土曜日くらいから風邪ひいててクラクラしながらやってた。
風邪薬を飲むから眠くなるから、栄養剤ガンガン飲んだ。
たぶん他の劇団員も同じような状態だったと思う。
みんな良く頑張ったなあ。。。

そしていよいよ迎えた千秋楽。
終わっていく時の流れは速いね。
なんか芝居の魔法に掛かってハイな気分でトンでるうちに、
あっという間に流れていった時間。

色んな人に観てもらってどうやら楽しんでもらったみたいだ。
それだけで十分。

突然訪れる終わりの瞬間に、実感が伴うのは半日くらい経ってから。
それでも燃え尽きてる感じじゃなかった。
傷だらけなのにもう次のスタートを切りたがってる自分が居る。
馬鹿・・・だな。


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ゆーこさんへ。あわただしい日々も終わってしまえばこんなものですね。不思議に楽しかったことだけが記憶に残っていきます。また十年後、同じ事は出来るだろうかね? / あるまじろ ( 2009-11-16 19:15 )
本当におつかれさまでした。この三週間は本当に今までにないほど毎日芝居三昧の日々で正直ちょっと仕事は二の次でいっか、なんて思ってしまったくらいです(オイ!)長いと思っていた16ステージも気がつけばあっという間に終わっていてあの怒涛のような時間がうそのようです。でも、全ステージやり切ったという満足感は私の中に確実に残っています。色々ありがとうございました。今回の公演を通してぴゅあはいろんな人達に支えられてここまで来たんだな…と改めて感じました。はぎぃには誰よりも感謝です。本当にありがとうございました! / ゆーこ ( 2009-11-16 09:58 )
みーさんへ。誉めていただけるとさらに次に行きたくなりますね、来て頂いて本当にありがとうございました。 / あるまじろ ( 2009-11-16 00:04 )
本当に終わっちゃったんだ・・・って実感、あとから来ますよね。なんだか魔法にかかったように熱にほだされて?がんばってるとあっという間に本番が来てあっというまに去っていく。でも終わった時の爽快感、病み付きになりますよね(^^) でもそう、その通り、「次」をその時点で考えちゃうんですよね(笑) 好きなんでしょうね、ホントに。。。お疲れ様でした♪とても素敵でした! / みー@未ログイン ( 2009-11-13 12:15 )

2009-11-08 十周年特別記念公演無事終了!!  

三週間にわたって16ステージを上演してきた劇団ぴゅあ、
十周年特別記念公演も昨日、千秋楽を迎え、
19:10からの『芥川風塵録』の無事の閉幕をもちまして、
全公演が終了しました。

この『芥川〜』のエンディングムービーにはこの10年に劇団に関わってくれた、
多くの人の名前が流れていました。
それを眺めながら僕は上手の袖で「一つの区切りが終わったんだなあ」という、
深い感慨にとらわれていたのでした。
その後、すぐにバラシとなりそのまま深夜まで片付けが続いたので、
お客様と喜びを分かち合うことも感傷に浸る時間もなく、
気がつけば深夜零時近くになっていました。

来場者数は414名、二週連続で200名超えの観客動員。
特に第二週は3回の公演で200名を超え、昼の回は満員御礼でございました。
上演した四本の演目『DAN-BALL-RIDER』『ANGEL FLENGEL』、
『あの雲は夏の名残り』『芥川風塵録』全ておおむね大好評で、
これほどの多くの人に喜んでいただけたのも劇団として初めてかもしれません。

片付けを終えて残っていた人々に挨拶をして
家の近いぐっちんを送った後で元座長のうっちゃんと僕の家で飲みました。
ビールを飲みながら「終わったね〜」と言ってるうちに寝ちゃいました。

この公演でも多くの人にサポートいただきました。
さいたま市民演劇祭をともに盛り上げた他劇団の人たち、
受付や誘導の仕事を買って出てくれたの新旧の劇団員の人たち、
バラシにかけつけてくれたホシノさんやコジマさん、ホサカくん、イッセイくん、
親切に見守りながら支えてくれた劇場スタッフの皆様、
そして気力・体力の限界近くで頑張った役者たち、
ご来場いただいた多数のお客様、
本当に多くの人に支えられて、
劇団ぴゅあは10年目の誕生日を祝うことが出来ました。

自分が携わったことがこうして一つの区切りを迎えられた、
そのことの喜び以上に今、僕の周りに人々が居るそのことが、
たまらなく幸せに感じるここ数週間でした。

ありがとうございました。
その心はまた舞台の上で物語として紡ぐことにいたしましょう。
堅く握り合った手と手、約束は忘れません。
いま一時のさよならを、
再び出会うという次の約束にかえて。


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2009-10-25 涙

今年の埼玉市民演劇祭が終わりました。
今年はレインボウ城、劇団KAZO、雁坂組に加え、
座・名張少女という新加入の劇団も仲間入りし、
市民演劇祭も賑やかになりました。
そぼふる秋雨の中、劇場まで足をお運びいただいたお客様、
ご来場大変ありがとうございました。

今回は演劇祭を準備していても演劇祭の最中も、
その空気をけっこう楽しめたと思います。
演劇祭の看板作りも仲間と笑いながらできたし、
仲間の劇団の芝居を観て、わくわくしたり。

自分の劇団の芝居は役者たちが賭ける意気込みが強く、
最初から最後までその気持ちのこもった、
気迫の舞台をこなせたように思います。

好きなこと、楽しいことぐらい一生懸命やろうや。
名張の森田さんも言ってたな。

一通りすべての劇団の舞台が終わって、
フィナーレのご挨拶の中、緞帳が下りていくのも感慨ひとしおでした。

演劇祭が終わり、ばらしをして、そのまま駅前の居酒屋で打ち上げ。
芝居が終わったあとの人々は本当に良い顔をしています。

実はこの演劇祭、劇団ぴゅあの主宰である僕の家庭の事情で、
今年でいったん抜けさせていただくことになりました。
そのことはもうすでに演劇祭の実行委員長である、
レインボウ城の斎藤さんに告げてあったのですが、
そのことを斎藤さんと話すと彼は「さみしいね」と涙を流してくれました。
「泣かないでくれ。
 仲たがいして袂を分かつわけじゃない、
 憎みあって別れるわけじゃない」
「また必ず戻ってきます。」そういうと「約束だよ」と言ってくれました。
本当にこの人の人望で多くの人が演劇祭に集まってくるのです。

酒に酔い人に酔う。
このひと時をみなが惜しむように笑って芝居の話をする仲間たち。
こういう瞬間も芝居なのだとあらためて実感しました。

さらば、また逢おう。
絆は固く切れやしないのだ。


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みーさんへ。ご来場いただきありがとうございました。終演直後の握手忘れません。 / あるまじろ ( 2009-11-10 23:24 )
11月の公演、なんとか都合つけてどれかに行きますからね!またみなさんにお会いできるのを楽しみにしています(^^) / みー ( 2009-10-26 22:23 )
ゆーこさんへ。お互いに頑張りましょう、明日からもう十周年モードで補習もありますから。。。 / あるまじろ ( 2009-10-26 18:28 )
市民演劇祭おつかれさまでした。演劇祭を終えるといつも単独公演とはまた違った感動を味わいます。改めてお芝居って人ありきなんだな、と感じます。いろんな人達に感謝する気持ちが生まれます。それが絆となっていくのかもしれませんね。10周年公演まで突っ走り、そして燃え尽きたいです! / ゆーこ ( 2009-10-26 15:53 )

2009-10-23 翼よ、翼

明日からさいたま市民演劇祭です。
僕の主宰する劇団ぴゅあは、
10月24日(土)は19時〜、
10月25日(日)は17時〜の二回公演します。
上演演目は『あの雲は夏の名残り』。
今年十周年を迎える僕の劇団は、
ちょうど十年前にこの芝居を上演して旗揚げした。

今回この芝居を上演するにあたって、
特別の感慨はその配役にある。
まず、少年が主役だったのを女の子にし、
幽霊の性別も交代した。
これは十年前の僕らの始まりを客観視するための装置だ。
この作品で始まった時、僕らには勢いがあった。
気持ちの高ぶりがあった。
今の僕らにそれがない、とは言えないが、
それよりも静謐な感情で舞台に向かっている気がする。

十年経って老け込む気はないが、
十年前と同じというのは芸が無さ過ぎる。

僕たちはずっと旅をしている。
この世界は丸いから一度通った道をまた通るかも知れない。
それでも二度目は少し大人になった自分で歩こうと思う。

翼よ、翼。
僕をもっと遠くへ運んでおくれ。


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2009-10-22 秋の一日

今日は午前中は仕事をし午後は代休をもらって、
和田さんと優雅な午後を過ごしました。
いや、ドンキで買い物をして、
その後、書楽というでっかい本屋で食事をして、
(書楽にはレストランも付いているのです。)
本を眺めました。
和田さんから本も借りました。

夜は補習3日目、芥川を中心に稽古を進めて、
今日はエンディングムービーの撮影の合間、セリフを稽古しました。

今週末はさいたま市民演劇祭、
明日も補習があるけれど、
そっちの芝居のおさらいもしておかなきゃだな。。。。

日々がゆっくりと過ぎていく。
こうやって瞬間瞬間は慌ただしいような毎日でも、
一日は等しく流れていく。
もう一ヶ月も後には全てが終わって、
何か別のことが始まってるはずなんだ。

でも、今はそんなに先を急がなくていいか。
今、忙しい日々を楽しもう。

旅先で撮った空の中の写真。
飛行機が嫌いな人も居るけれど、僕は好きだ。
空を飛んで自分が行ったことのない場所に行くのは、
やっぱり生きていくことの一つの意味なんだと思う。

まだ見ない場所に足を運び、
まだ出会っていない人と出会う。
生きていることはそのことだと思う。


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