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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-10-25
2009-10-23 翼よ、翼
2009-10-22 秋の一日
2009-10-21 なんとなく上手く行く日
2009-10-16 4本目の台本、完成
2009-10-13 どうするって決まってるでしょ。
2009-10-10 遙か遙か
2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて
2009-10-03 さて
2009-10-01 過ぎていく風景


2009-10-25 涙

今年の埼玉市民演劇祭が終わりました。
今年はレインボウ城、劇団KAZO、雁坂組に加え、
座・名張少女という新加入の劇団も仲間入りし、
市民演劇祭も賑やかになりました。
そぼふる秋雨の中、劇場まで足をお運びいただいたお客様、
ご来場大変ありがとうございました。

今回は演劇祭を準備していても演劇祭の最中も、
その空気をけっこう楽しめたと思います。
演劇祭の看板作りも仲間と笑いながらできたし、
仲間の劇団の芝居を観て、わくわくしたり。

自分の劇団の芝居は役者たちが賭ける意気込みが強く、
最初から最後までその気持ちのこもった、
気迫の舞台をこなせたように思います。

好きなこと、楽しいことぐらい一生懸命やろうや。
名張の森田さんも言ってたな。

一通りすべての劇団の舞台が終わって、
フィナーレのご挨拶の中、緞帳が下りていくのも感慨ひとしおでした。

演劇祭が終わり、ばらしをして、そのまま駅前の居酒屋で打ち上げ。
芝居が終わったあとの人々は本当に良い顔をしています。

実はこの演劇祭、劇団ぴゅあの主宰である僕の家庭の事情で、
今年でいったん抜けさせていただくことになりました。
そのことはもうすでに演劇祭の実行委員長である、
レインボウ城の斎藤さんに告げてあったのですが、
そのことを斎藤さんと話すと彼は「さみしいね」と涙を流してくれました。
「泣かないでくれ。
 仲たがいして袂を分かつわけじゃない、
 憎みあって別れるわけじゃない」
「また必ず戻ってきます。」そういうと「約束だよ」と言ってくれました。
本当にこの人の人望で多くの人が演劇祭に集まってくるのです。

酒に酔い人に酔う。
このひと時をみなが惜しむように笑って芝居の話をする仲間たち。
こういう瞬間も芝居なのだとあらためて実感しました。

さらば、また逢おう。
絆は固く切れやしないのだ。


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みーさんへ。ご来場いただきありがとうございました。終演直後の握手忘れません。 / あるまじろ ( 2009-11-10 23:24 )
11月の公演、なんとか都合つけてどれかに行きますからね!またみなさんにお会いできるのを楽しみにしています(^^) / みー ( 2009-10-26 22:23 )
ゆーこさんへ。お互いに頑張りましょう、明日からもう十周年モードで補習もありますから。。。 / あるまじろ ( 2009-10-26 18:28 )
市民演劇祭おつかれさまでした。演劇祭を終えるといつも単独公演とはまた違った感動を味わいます。改めてお芝居って人ありきなんだな、と感じます。いろんな人達に感謝する気持ちが生まれます。それが絆となっていくのかもしれませんね。10周年公演まで突っ走り、そして燃え尽きたいです! / ゆーこ ( 2009-10-26 15:53 )

2009-10-23 翼よ、翼

明日からさいたま市民演劇祭です。
僕の主宰する劇団ぴゅあは、
10月24日(土)は19時〜、
10月25日(日)は17時〜の二回公演します。
上演演目は『あの雲は夏の名残り』。
今年十周年を迎える僕の劇団は、
ちょうど十年前にこの芝居を上演して旗揚げした。

今回この芝居を上演するにあたって、
特別の感慨はその配役にある。
まず、少年が主役だったのを女の子にし、
幽霊の性別も交代した。
これは十年前の僕らの始まりを客観視するための装置だ。
この作品で始まった時、僕らには勢いがあった。
気持ちの高ぶりがあった。
今の僕らにそれがない、とは言えないが、
それよりも静謐な感情で舞台に向かっている気がする。

十年経って老け込む気はないが、
十年前と同じというのは芸が無さ過ぎる。

僕たちはずっと旅をしている。
この世界は丸いから一度通った道をまた通るかも知れない。
それでも二度目は少し大人になった自分で歩こうと思う。

翼よ、翼。
僕をもっと遠くへ運んでおくれ。


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2009-10-22 秋の一日

今日は午前中は仕事をし午後は代休をもらって、
和田さんと優雅な午後を過ごしました。
いや、ドンキで買い物をして、
その後、書楽というでっかい本屋で食事をして、
(書楽にはレストランも付いているのです。)
本を眺めました。
和田さんから本も借りました。

夜は補習3日目、芥川を中心に稽古を進めて、
今日はエンディングムービーの撮影の合間、セリフを稽古しました。

今週末はさいたま市民演劇祭、
明日も補習があるけれど、
そっちの芝居のおさらいもしておかなきゃだな。。。。

日々がゆっくりと過ぎていく。
こうやって瞬間瞬間は慌ただしいような毎日でも、
一日は等しく流れていく。
もう一ヶ月も後には全てが終わって、
何か別のことが始まってるはずなんだ。

でも、今はそんなに先を急がなくていいか。
今、忙しい日々を楽しもう。

旅先で撮った空の中の写真。
飛行機が嫌いな人も居るけれど、僕は好きだ。
空を飛んで自分が行ったことのない場所に行くのは、
やっぱり生きていくことの一つの意味なんだと思う。

まだ見ない場所に足を運び、
まだ出会っていない人と出会う。
生きていることはそのことだと思う。


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2009-10-21 なんとなく上手く行く日

今日は色々良い進展があった日でした。
まず以前実施した検査の結果がとても良かったということ。
次に、車の修理も終わったこと。
車も洗えたこと。

色々なことが悪い目の出る時もあるけれど、
今日は全部良かった。

台本完成から四日目、
・・・ということでセリフ7割入りました。
これも皆さんのお陰です。
昨日、今日と連夜の補習をこなしてあと少しです。
あとさとるが来たので『あの雲』も8割方通しました。

明日も補習で『芥川』のエンディングの写真撮影をします。
よし、気合いですな。


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2009-10-16 4本目の台本、完成

やっとやっと4本目が完成する。
僕の台本は最初に描いたラフを塗り重ねていくパターン。
最初書いた基本線に伏線を何重にも重ねて詰めていく。
一つ一つ伏線を敷き直すたびに一人一人の登場人物の色合いも濃くなっていく。
登場人物に対してあまり今回は当て書きしていない。
この書き方に最近慣れてきた。
昔はちょっと違った。
もっと勢いって言うか流れに任せてた。
でも最近はちょっと違う。
最近は芝居のアンケートで脚本を誉められることも多くなった。
自分の芝居の書き方も安定してきたのと時期が重なっている。

一つのセリフは1行くらいにしてやりとりのテンポに気を遣う。
会話の流れてるところで長いセリフは書かない。
セリフ以外の演技スペースを意識する。
感情の転換点を行間に取る。
セリフの中でのキーワードを立たせる位置に置く。
モノローグの中で感情の起伏を作る。
モノローグを聴いている人間の演技をセリフを作る時点で意識する。
セリフが一番上がった部分でセリフを終えるのを意識する。

ここら辺を意識して書いてると、
不思議なことに役者にとって覚えやすいというのも面白い。

言葉の流れって在るのかも知れない。


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2009-10-13 どうするって決まってるでしょ。

この三日間も稽古だった。
セリフがイマイチ決まらなかった部分も、
繰り返しやっていれば少しずつまとまるものだ。

今日はいよいよ2週間後に迫った、
さいたま市民演劇祭で照明を担当して頂くフカイさんに、
芝居を観ていただいて照明のプランを話し合う日だった。
主役が病欠で音響も就活で不在の中、なんとか通しを見ていただく。
いろいろ足りないもののある通しだったが、
僕個人としては今までで一番気持ちが切れないで出来た。

「あの雲」という作品では相手役との呼吸が大切。
十年前の旗揚げ公演の時もゆーこさんとペアを組んだ。
そして十年後再びそのゆーこさんとペアを組んでこの芝居をやるとは、
十年前には予想もしていなかったな。
今日の通しでは少し呼吸が合った気がした。
本番にそういう感じが出るようにもう少し稽古します。。。

「DAN-BALL-RIDER」の方はまあまあ。
「ANGEL FLENGEL」はもっとできるかな。

4本目、絶対に間に合わせます。
好い芝居になると思うよ。
さて。後はいかに楽しむかだね。

半年位前にこの日記に書いた通り、
全てが11月に決着するように運んでる。
色々蒔いておいた種がちゃんとその時間を経てきちんと実る時に近づいてる。
全て予定通りだ。
多くの人の力を受けながら、
その全てを一つ一つの芝居に注ぎ込んでるから。

あとは最後までぶれないこと。
とことんまでやり抜くことだけ。
それは当たり前だから心配ない。
そりゃ決まってるでしょ、
最後までやっちゃうに決まってるでしょ。

季節もどんどん変わってるね。
秋が深まる頃に自分がどこまで行ってるか楽しみ。


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ゆーこさんへ。さて、あと少しですね。がんばりましょう。 / あるまじろ ( 2009-10-20 23:49 )
本当に!10年前には全く想像出来ないことでした。でも、今それが現実として目の前にある。とても有り難いことです。「あの雲〜」は私にとっても本当に思い入れのある作品です。昨日の通しで私も少し何かが見えた気がしました。本番までもっともっと頑張ります! / ゆーこ ( 2009-10-13 13:35 )

2009-10-10 遙か遙か

もしこれから起きることが一つ一つ乗り越えられたら、
誰かが誉めてくれるだろうか。
おそらく誰もそんなことはないだろう。
それでも一つ一つは大きく立ちはだかり、
ややもすると非常に大きな壁のように思える。
それでも乗り越える。

それだけのことをやってる。
「やってる」ことが大事なのだ。
なんだかんだ言って人はやれない。
色々なことを言っても実際はやれない。
でも自分はやろう、やり遂げよう。

人のことは責めない。
でも自分だけはやり遂げよう。

それで行けるところまで歩いていこうと決めた。
遙か遙か、その届くとこまで。


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2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて

昔、中央大会に出たくて出たくてたまらなかった頃、
何度やってもだめだった。
かなり入れ込んで夏休みのほとんどを練習に当てても、
ほとんど寝ずに合宿をしても、
僕らの想いは届かなかった。

審査の発表の時は祈るような気持ちで待っていたが、
いつも次の瞬間立ち上がれないほどのショックを受けていた。

うっちゃんが言った「なんであんな失敗したんだろう」と言う言葉とか、
だいへーに「うちらはほんとにもうだめでしょうか」と聞かれた言葉とか、
ともちゃんが言った「精一杯やったのに駄目でした」と言う言葉とか。
号泣してた仲間のことを今でも覚えてる。

今年は十年以上使ってるペンネーム「Y・H」の名前で中央大会に作品が掛かる。
五年連続通算十回目の中央大会である。
すべてたまたまであり、
昔の記憶があるから決まるときはいつもどきどきだ。

どうして僕は今の技術をもっと早く手に出来なかったのか、と思う。
そうしたらもっと早くあの涙を笑いに変えられたのに。
でもそれも今となってはしょうがないことだ。
その時間があるから今がある、としか言えない。

さて十一月は勝負の月になってしまった。
うちの劇団でも四本の芝居をやる。
Y・Hの名前で書かれた芝居が十一月だけで五本、
芸術劇場に掛かるのだ。


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みっきさんへ。その前に十周年しっかりやらんとね。 / あるまじろ ( 2009-10-07 00:35 )
おめでとうございます。11月を楽しみにしています。もしタイミングが合わなければ作り直すので言って下さい。 / みっき ( 2009-10-05 12:21 )

2009-10-03 さて

じゃあ勝負に行ってくる。
これほどまでに詰めて詰めて作って来た。
桜井くんの言葉を引用すると、
届いて欲しいって気持ちもあるし、
受け取って欲しいって気持ちもある。
やるだけやったことを一生懸命出していくしかないね。

よし、行くぞ。

明鏡止水。


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2009-10-01 過ぎていく風景

最後の荷物をまとめて明日からの大会の準備の最終チェック。
買い物にも行って部屋に荷物もまとめて。
よし、行こう。

松木先生に呼び出されてお食事をしながら音響のデータの残務。
すぐ終わりあとは芝居の話をした。

それで今日のお仕事はだいたい終了。

2時間ほどのやりとりだったけれど、
それがどれほど大きな意味があった時間だったか、
後になって分かる時が来るかも知れない?
ここから始まったんだって振り返る日が来たらいいな。

あの時のことを楽しいって言ってくれてありがとう。
それだけ伝えたかった。


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