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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-10-21 なんとなく上手く行く日
2009-10-16 4本目の台本、完成
2009-10-13 どうするって決まってるでしょ。
2009-10-10 遙か遙か
2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて
2009-10-03 さて
2009-10-01 過ぎていく風景
2009-09-30 セリフを成立させるコツ
2009-09-29 いつかの空の下で
2009-09-28 遠い旅行から帰ってきたような


2009-10-21 なんとなく上手く行く日

今日は色々良い進展があった日でした。
まず以前実施した検査の結果がとても良かったということ。
次に、車の修理も終わったこと。
車も洗えたこと。

色々なことが悪い目の出る時もあるけれど、
今日は全部良かった。

台本完成から四日目、
・・・ということでセリフ7割入りました。
これも皆さんのお陰です。
昨日、今日と連夜の補習をこなしてあと少しです。
あとさとるが来たので『あの雲』も8割方通しました。

明日も補習で『芥川』のエンディングの写真撮影をします。
よし、気合いですな。


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2009-10-16 4本目の台本、完成

やっとやっと4本目が完成する。
僕の台本は最初に描いたラフを塗り重ねていくパターン。
最初書いた基本線に伏線を何重にも重ねて詰めていく。
一つ一つ伏線を敷き直すたびに一人一人の登場人物の色合いも濃くなっていく。
登場人物に対してあまり今回は当て書きしていない。
この書き方に最近慣れてきた。
昔はちょっと違った。
もっと勢いって言うか流れに任せてた。
でも最近はちょっと違う。
最近は芝居のアンケートで脚本を誉められることも多くなった。
自分の芝居の書き方も安定してきたのと時期が重なっている。

一つのセリフは1行くらいにしてやりとりのテンポに気を遣う。
会話の流れてるところで長いセリフは書かない。
セリフ以外の演技スペースを意識する。
感情の転換点を行間に取る。
セリフの中でのキーワードを立たせる位置に置く。
モノローグの中で感情の起伏を作る。
モノローグを聴いている人間の演技をセリフを作る時点で意識する。
セリフが一番上がった部分でセリフを終えるのを意識する。

ここら辺を意識して書いてると、
不思議なことに役者にとって覚えやすいというのも面白い。

言葉の流れって在るのかも知れない。


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2009-10-13 どうするって決まってるでしょ。

この三日間も稽古だった。
セリフがイマイチ決まらなかった部分も、
繰り返しやっていれば少しずつまとまるものだ。

今日はいよいよ2週間後に迫った、
さいたま市民演劇祭で照明を担当して頂くフカイさんに、
芝居を観ていただいて照明のプランを話し合う日だった。
主役が病欠で音響も就活で不在の中、なんとか通しを見ていただく。
いろいろ足りないもののある通しだったが、
僕個人としては今までで一番気持ちが切れないで出来た。

「あの雲」という作品では相手役との呼吸が大切。
十年前の旗揚げ公演の時もゆーこさんとペアを組んだ。
そして十年後再びそのゆーこさんとペアを組んでこの芝居をやるとは、
十年前には予想もしていなかったな。
今日の通しでは少し呼吸が合った気がした。
本番にそういう感じが出るようにもう少し稽古します。。。

「DAN-BALL-RIDER」の方はまあまあ。
「ANGEL FLENGEL」はもっとできるかな。

4本目、絶対に間に合わせます。
好い芝居になると思うよ。
さて。後はいかに楽しむかだね。

半年位前にこの日記に書いた通り、
全てが11月に決着するように運んでる。
色々蒔いておいた種がちゃんとその時間を経てきちんと実る時に近づいてる。
全て予定通りだ。
多くの人の力を受けながら、
その全てを一つ一つの芝居に注ぎ込んでるから。

あとは最後までぶれないこと。
とことんまでやり抜くことだけ。
それは当たり前だから心配ない。
そりゃ決まってるでしょ、
最後までやっちゃうに決まってるでしょ。

季節もどんどん変わってるね。
秋が深まる頃に自分がどこまで行ってるか楽しみ。


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ゆーこさんへ。さて、あと少しですね。がんばりましょう。 / あるまじろ ( 2009-10-20 23:49 )
本当に!10年前には全く想像出来ないことでした。でも、今それが現実として目の前にある。とても有り難いことです。「あの雲〜」は私にとっても本当に思い入れのある作品です。昨日の通しで私も少し何かが見えた気がしました。本番までもっともっと頑張ります! / ゆーこ ( 2009-10-13 13:35 )

2009-10-10 遙か遙か

もしこれから起きることが一つ一つ乗り越えられたら、
誰かが誉めてくれるだろうか。
おそらく誰もそんなことはないだろう。
それでも一つ一つは大きく立ちはだかり、
ややもすると非常に大きな壁のように思える。
それでも乗り越える。

それだけのことをやってる。
「やってる」ことが大事なのだ。
なんだかんだ言って人はやれない。
色々なことを言っても実際はやれない。
でも自分はやろう、やり遂げよう。

人のことは責めない。
でも自分だけはやり遂げよう。

それで行けるところまで歩いていこうと決めた。
遙か遙か、その届くとこまで。


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2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて

昔、中央大会に出たくて出たくてたまらなかった頃、
何度やってもだめだった。
かなり入れ込んで夏休みのほとんどを練習に当てても、
ほとんど寝ずに合宿をしても、
僕らの想いは届かなかった。

審査の発表の時は祈るような気持ちで待っていたが、
いつも次の瞬間立ち上がれないほどのショックを受けていた。

うっちゃんが言った「なんであんな失敗したんだろう」と言う言葉とか、
だいへーに「うちらはほんとにもうだめでしょうか」と聞かれた言葉とか、
ともちゃんが言った「精一杯やったのに駄目でした」と言う言葉とか。
号泣してた仲間のことを今でも覚えてる。

今年は十年以上使ってるペンネーム「Y・H」の名前で中央大会に作品が掛かる。
五年連続通算十回目の中央大会である。
すべてたまたまであり、
昔の記憶があるから決まるときはいつもどきどきだ。

どうして僕は今の技術をもっと早く手に出来なかったのか、と思う。
そうしたらもっと早くあの涙を笑いに変えられたのに。
でもそれも今となってはしょうがないことだ。
その時間があるから今がある、としか言えない。

さて十一月は勝負の月になってしまった。
うちの劇団でも四本の芝居をやる。
Y・Hの名前で書かれた芝居が十一月だけで五本、
芸術劇場に掛かるのだ。


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みっきさんへ。その前に十周年しっかりやらんとね。 / あるまじろ ( 2009-10-07 00:35 )
おめでとうございます。11月を楽しみにしています。もしタイミングが合わなければ作り直すので言って下さい。 / みっき ( 2009-10-05 12:21 )

2009-10-03 さて

じゃあ勝負に行ってくる。
これほどまでに詰めて詰めて作って来た。
桜井くんの言葉を引用すると、
届いて欲しいって気持ちもあるし、
受け取って欲しいって気持ちもある。
やるだけやったことを一生懸命出していくしかないね。

よし、行くぞ。

明鏡止水。


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2009-10-01 過ぎていく風景

最後の荷物をまとめて明日からの大会の準備の最終チェック。
買い物にも行って部屋に荷物もまとめて。
よし、行こう。

松木先生に呼び出されてお食事をしながら音響のデータの残務。
すぐ終わりあとは芝居の話をした。

それで今日のお仕事はだいたい終了。

2時間ほどのやりとりだったけれど、
それがどれほど大きな意味があった時間だったか、
後になって分かる時が来るかも知れない?
ここから始まったんだって振り返る日が来たらいいな。

あの時のことを楽しいって言ってくれてありがとう。
それだけ伝えたかった。


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2009-09-30 セリフを成立させるコツ

最後の仕上げは会話の成立。

感情をそのまま身体の動きにリンクさせる。
そのコツは上半身の脱力とテンションのキープ。

感情が表に出るとセリフが飛ぶのでそれは反復して間なしに出す。
感情で演技するほど身体のクセが出るのでそれもいちいち直す。

立ち位置は客席からの見え方を意識しているが、
目線は対象からなるべく離さないようにする。

自分のセリフの感情は表情も使って充分に表現しつつ、
相手のセリフにも集中し感情が起きるのを待ってから話し出す。

間が長くなりがちなので意図的にセリフを走らせる部分も作って、
チェンジオブペースを心がける。

セリフの距離感を意識して遠くに投げかけるセリフと、
近くでささやくセリフに差を付けて。
加えて全部のセリフを同じトーンでは言わない。
セリフが落ちるときでも最低限のボリュームはキープする。

ニュアンスはやや大きく表現し、
返しの表現はセリフより表情を先行させる。

セリフはこれらのマストな意識を並行で行えるように、充分に入れておく。
相手役と段取りを合わせるのではなく呼吸で合わせるように反復して稽古。

まあいきなりはできないから、
大切な部分だけはしっかり行くこと。
では頑張ろう。


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セリフの語尾が相手に入るように上げるか下げるかカーブを緩やかに作るように意識する。 / あるまじろ ( 2009-10-02 02:08 )

2009-09-29 いつかの空の下で

風に揺れる花をじっと見ていた。
それだけで時間が経っていた。
たった一人でそうやって時間を使うことが最近無かった。

いろいろなことを考えたはずなのに今は覚えていない。
僕は、ぼーっとそこにただ佇んでいて、
来し方行く末を反芻していたはずだった。

それが幸せのことか分からないが、
僕にはその時、風の音以外聞こえず、
僕を邪魔をする人は誰一人視界に捉えなかった。

誰もいないとこれほど世界を近く感じるんだなと思った。


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2009-09-28 遠い旅行から帰ってきたような

そうしてやがて帰っていかねばならない時間が来て、
楽しいひとときが終わっていく。
そのまぶしい時間が終わってく感じも好きだ。
何気ない日常の中で交わした会話も。

遊園地の閉園時間が迫ってくる。
もう少しもう少し。
あと少し一緒にいたいなって。
その言葉もその笑顔も。
そのままにしておくことはできない。

もう一度って言えたらいいのに。

こういう瞬間って昔もあったけど、
またそんな場所に行けたらいいなっていつも思う。

遠い遠い旅から帰ってきた。
僕はずっとずっと迷っていて、
その場所がすぐ近くにあったのに、
帰る場所だということにも気がつかなかった。

もうすぐ着陸が近いという頃あい、
遠い国から帰ってきて眼下の街並みが懐かしい感じで近づいて、
もう旅も終わるんだなっていう安堵と一抹の淋しさ。

ふと同じ気持ちが客席に満ちる。
隣の席の人も見てた。
窓の外を見ると夕暮れ。
旅の終わりにふさわしい穏やかな空気。


先頭 表紙

もう寝ます。。。 / あるまじろ ( 2009-10-01 00:22 )
あーもう何言ってもだめだ・・・・。 / あるまじろ ( 2009-10-01 00:21 )
いやいや素敵な出会いは毎日ありますよ。 / あるまじろ ( 2009-09-30 22:21 )
雅さんへ。あったらいいなって感じですかね。 / あるまじろ ( 2009-09-30 22:19 )
素敵な出会いがありましたか? / 雅(みやび) ( 2009-09-30 19:28 )

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