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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-10-10 遙か遙か
2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて
2009-10-03 さて
2009-10-01 過ぎていく風景
2009-09-30 セリフを成立させるコツ
2009-09-29 いつかの空の下で
2009-09-28 遠い旅行から帰ってきたような
2009-09-27 きっと託される気持ちを
2009-09-26 翳り、染まる
2009-09-25 遅れて


2009-10-10 遙か遙か

もしこれから起きることが一つ一つ乗り越えられたら、
誰かが誉めてくれるだろうか。
おそらく誰もそんなことはないだろう。
それでも一つ一つは大きく立ちはだかり、
ややもすると非常に大きな壁のように思える。
それでも乗り越える。

それだけのことをやってる。
「やってる」ことが大事なのだ。
なんだかんだ言って人はやれない。
色々なことを言っても実際はやれない。
でも自分はやろう、やり遂げよう。

人のことは責めない。
でも自分だけはやり遂げよう。

それで行けるところまで歩いていこうと決めた。
遙か遙か、その届くとこまで。


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2009-10-04 結果と現実と次へのステップとペンネームについて

昔、中央大会に出たくて出たくてたまらなかった頃、
何度やってもだめだった。
かなり入れ込んで夏休みのほとんどを練習に当てても、
ほとんど寝ずに合宿をしても、
僕らの想いは届かなかった。

審査の発表の時は祈るような気持ちで待っていたが、
いつも次の瞬間立ち上がれないほどのショックを受けていた。

うっちゃんが言った「なんであんな失敗したんだろう」と言う言葉とか、
だいへーに「うちらはほんとにもうだめでしょうか」と聞かれた言葉とか、
ともちゃんが言った「精一杯やったのに駄目でした」と言う言葉とか。
号泣してた仲間のことを今でも覚えてる。

今年は十年以上使ってるペンネーム「Y・H」の名前で中央大会に作品が掛かる。
五年連続通算十回目の中央大会である。
すべてたまたまであり、
昔の記憶があるから決まるときはいつもどきどきだ。

どうして僕は今の技術をもっと早く手に出来なかったのか、と思う。
そうしたらもっと早くあの涙を笑いに変えられたのに。
でもそれも今となってはしょうがないことだ。
その時間があるから今がある、としか言えない。

さて十一月は勝負の月になってしまった。
うちの劇団でも四本の芝居をやる。
Y・Hの名前で書かれた芝居が十一月だけで五本、
芸術劇場に掛かるのだ。


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みっきさんへ。その前に十周年しっかりやらんとね。 / あるまじろ ( 2009-10-07 00:35 )
おめでとうございます。11月を楽しみにしています。もしタイミングが合わなければ作り直すので言って下さい。 / みっき ( 2009-10-05 12:21 )

2009-10-03 さて

じゃあ勝負に行ってくる。
これほどまでに詰めて詰めて作って来た。
桜井くんの言葉を引用すると、
届いて欲しいって気持ちもあるし、
受け取って欲しいって気持ちもある。
やるだけやったことを一生懸命出していくしかないね。

よし、行くぞ。

明鏡止水。


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2009-10-01 過ぎていく風景

最後の荷物をまとめて明日からの大会の準備の最終チェック。
買い物にも行って部屋に荷物もまとめて。
よし、行こう。

松木先生に呼び出されてお食事をしながら音響のデータの残務。
すぐ終わりあとは芝居の話をした。

それで今日のお仕事はだいたい終了。

2時間ほどのやりとりだったけれど、
それがどれほど大きな意味があった時間だったか、
後になって分かる時が来るかも知れない?
ここから始まったんだって振り返る日が来たらいいな。

あの時のことを楽しいって言ってくれてありがとう。
それだけ伝えたかった。


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2009-09-30 セリフを成立させるコツ

最後の仕上げは会話の成立。

感情をそのまま身体の動きにリンクさせる。
そのコツは上半身の脱力とテンションのキープ。

感情が表に出るとセリフが飛ぶのでそれは反復して間なしに出す。
感情で演技するほど身体のクセが出るのでそれもいちいち直す。

立ち位置は客席からの見え方を意識しているが、
目線は対象からなるべく離さないようにする。

自分のセリフの感情は表情も使って充分に表現しつつ、
相手のセリフにも集中し感情が起きるのを待ってから話し出す。

間が長くなりがちなので意図的にセリフを走らせる部分も作って、
チェンジオブペースを心がける。

セリフの距離感を意識して遠くに投げかけるセリフと、
近くでささやくセリフに差を付けて。
加えて全部のセリフを同じトーンでは言わない。
セリフが落ちるときでも最低限のボリュームはキープする。

ニュアンスはやや大きく表現し、
返しの表現はセリフより表情を先行させる。

セリフはこれらのマストな意識を並行で行えるように、充分に入れておく。
相手役と段取りを合わせるのではなく呼吸で合わせるように反復して稽古。

まあいきなりはできないから、
大切な部分だけはしっかり行くこと。
では頑張ろう。


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セリフの語尾が相手に入るように上げるか下げるかカーブを緩やかに作るように意識する。 / あるまじろ ( 2009-10-02 02:08 )

2009-09-29 いつかの空の下で

風に揺れる花をじっと見ていた。
それだけで時間が経っていた。
たった一人でそうやって時間を使うことが最近無かった。

いろいろなことを考えたはずなのに今は覚えていない。
僕は、ぼーっとそこにただ佇んでいて、
来し方行く末を反芻していたはずだった。

それが幸せのことか分からないが、
僕にはその時、風の音以外聞こえず、
僕を邪魔をする人は誰一人視界に捉えなかった。

誰もいないとこれほど世界を近く感じるんだなと思った。


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2009-09-28 遠い旅行から帰ってきたような

そうしてやがて帰っていかねばならない時間が来て、
楽しいひとときが終わっていく。
そのまぶしい時間が終わってく感じも好きだ。
何気ない日常の中で交わした会話も。

遊園地の閉園時間が迫ってくる。
もう少しもう少し。
あと少し一緒にいたいなって。
その言葉もその笑顔も。
そのままにしておくことはできない。

もう一度って言えたらいいのに。

こういう瞬間って昔もあったけど、
またそんな場所に行けたらいいなっていつも思う。

遠い遠い旅から帰ってきた。
僕はずっとずっと迷っていて、
その場所がすぐ近くにあったのに、
帰る場所だということにも気がつかなかった。

もうすぐ着陸が近いという頃あい、
遠い国から帰ってきて眼下の街並みが懐かしい感じで近づいて、
もう旅も終わるんだなっていう安堵と一抹の淋しさ。

ふと同じ気持ちが客席に満ちる。
隣の席の人も見てた。
窓の外を見ると夕暮れ。
旅の終わりにふさわしい穏やかな空気。


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もう寝ます。。。 / あるまじろ ( 2009-10-01 00:22 )
あーもう何言ってもだめだ・・・・。 / あるまじろ ( 2009-10-01 00:21 )
いやいや素敵な出会いは毎日ありますよ。 / あるまじろ ( 2009-09-30 22:21 )
雅さんへ。あったらいいなって感じですかね。 / あるまじろ ( 2009-09-30 22:19 )
素敵な出会いがありましたか? / 雅(みやび) ( 2009-09-30 19:28 )

2009-09-27 きっと託される気持ちを

きっと短い時間しか僕らには与えられないだろう。
その中で何を語り、何を伝えようか。

If there is not the tomorrow's promise,
I cannot go for new one week from tomorrow.
As for the promise with you, only it is a big thing for me.

慌ただしい一週間がまた始まろうとする週末の夜、
遠い夢を追い求めた仲間達を想う。
次は自分たちと心を静かに燃やそう。
けして怖れず、けして荒ぶらず、
自分たちのやってきたことで勝負に挑もう。

もう一度奪いに行く。
そしてまだ辿り着いていない場所へ足を踏み入れるために。
僕に託されるその想いをもう一歩先へ進めよう。


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2009-09-26 翳り、染まる

夏はいつの間にか翳り、
秋はみるみるうちに染まる。
深まっていく、流されていく。
ただでさえ時間の中で無力だ。

記憶の中の夏を巻き戻して、
その中でやがて深まる秋を、
出迎える気持ちを用意するのもいい。

人は人を想う。
それが揺らいでいくような儚いものでも。
きみは今はどんな気持ち?
僕の気持ちはどこかも分からない場所を漂ってる感じ。


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雅さんへ。素敵な準備ですね、近道なんてない方がいいかもです。 / あるまじろ ( 2009-09-30 22:21 )
体力はどうやって蓄えるのか近道があったら教えて欲しいくらいです〜。そうです。運動会のお手伝いをやるのでそれに備えて準備中なのです。 / 雅(みやび) ( 2009-09-30 19:29 )
雅さんへ。体力はどうやって蓄えますか?かけっこに備えてるのかな? / あるまじろ ( 2009-09-29 23:27 )
あっという間に過ぎ去った夏を反芻しつつ、来るべき秋のイベントに向け、気力、体力を蓄えようとあがいています〜。気力はともかく体力がまだまだ。 / 雅(みやび) ( 2009-09-27 23:33 )

2009-09-25 遅れて

こんなに秋らしくなってるのですね。

かなり遅れてやってきた。
その言葉がやっと伝わってくる。
そんな感じ。
きっとあまり考えてない。
今の自分が置かれてる状況。
それは今の自分には分からない。

それが正しいか間違っているか、
人のためになるのか人を裏切っているのか、
そんなことさえ分からなかった。
その時は。

それは未来は複数想定されても現在は一つだから。
だから選んで未来を現在に変えなくちゃ。
どうせ正解はない。

胸の奥はいつもいつも昔の傷が癒えぬまま。
誰かに癒して欲しいなんて思ってない。
この傷を抱いてずっとずっと歩いてくんだ。

だからせめて今は愚かだった昔を笑わないで。
笑ってるのは自分だけど。


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