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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-09-19 落花流水
2009-09-18 Thank's for your help
2009-09-17 わたしの中のあなた
2009-09-16 その一瞬で僕はあれこれ考える
2009-09-15 危ないパンデミック
2009-09-14 品川の劇場にて
2009-09-12 今年の夏が過ぎて
2009-09-10 船を出すなら九月
2009-09-09 南極
2009-08-31 夏休みの最後の日は台風


2009-09-19 落花流水

昔の写真を見ると、
その後に続く瞬間がふとよみがえる。
それがつらいと分かっていても、
つらいことが起きるその前の時間に戻れる気がして、
昔の写真を見返してしまう。

いったい幾つの幻をみたのか、
記憶の中ではいつも日だまりの中。

日常がそれを乗り越えるようなものでない時はつらい。
じゃあそれはそれで、
乗り越えればいいんじゃない?
乗り越えるしかないじゃない?

助けてくれるその想いも、
勘違いの連続の一つでしかなくても、
それはその中でたゆたうしか無いときもあるね。

雲が多くて夏ではない空が暮れていく。
僕は自分が何を求めているのか分からないまま、
ただ辿々しい記憶をつなぎ止めてる。

振り向くと遠い人影、
あれはいったい誰だったのか。

嵐が近づいてるらしいね。
でも僕は一人で大丈夫さ。
そんな哀しい顔をしないでいいよ。


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2009-09-18 Thank's for your help

ノルマの仕事があって、その後に会議があって、
慌ただしい時間の中で、それでもきちんと約束は守って。
そんな一瞬の時間が僕の日常を救っていく。
もう一度、こんな時間が流れて良かった。
人生はつくづく捨てたものじゃない。

昨日も今日も毎日毎日、
嫌なことはそりゃああるけれど。
それはそれ。
いちいち振り返らなくてもいいか。

遠く離れたあの人はいまは何をしていることか、
近い遠いは距離の問題じゃないけど。
遠ざけたのはあの人だったか、自分だったか。

旅の途中で思うことはいつも、
このまま予定通りに進むかどうか。
いつでも道は一つでなくて、
自分の道で偶然、擦れ違う人を愛しく思いたい。

一人でいる部屋、暮れていく景色を見てるときに、
そのたった一つの笑顔が今も僕を救ってる。


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2009-09-17 わたしの中のあなた

とあるところから試写会のチケットを頂きまして、
『わたしの中のあなた』という映画の試写会に行って参りました。
まだ当然、封切り前の作品なので内容には触れますまい。
でもとても素晴らしい作品でした。
脚本が良くて色々勉強になりました。

主演のキャメロン・ディアスは昨年、
国際線で観た『ベガスの恋に勝つ方法』という映画で好感を持ってました。
『ベガス〜』は物語作品としては最初からラブストーリーって感じで、
最後はハッピーエンドって分かってるから王道な感じですけど、
役者の一つ一つの表情や場面ごとの雰囲気が、
「魅せるなあ」と思わせる構成だと感じました。

特にラストの辺りで出てくる夕日の差し込む海岸線を歩くシーンは、
とても美しく風景として心に残っています。
映像の良さって、ああいう美しい風景の中で、
役者を語らせることができる点ですね。

あれも夏の終わりって感じの海だった。
手前の砂浜には今、傾きかけた西日が輝くばかりに差し込んでいるけれど、
その背景の海はもうゆっくりと夜に沈み込んでいる。
夕方の海風が強すぎず髪をなびかせて、
波もその後ろで遠くさわいでた。

あの海とそこで再会する二人のシルエットが、
定番なんだけど胸にぐっと来た。
幸福がそこにある場所ってあるんだなって思った。

そんな場所を物語の中、
舞台の上に創れたらきっと素敵だろうな。


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まりんさんへ。確かに重い、重いけれども格好良くてスマート、キャラクターに合ったそれぞれの生き方がセリフに出てましたね。 / あるまじろ ( 2009-09-20 01:16 )
ゆーこさんへ。観た方がいいですよ、観た方が。。。 / あるまじろ ( 2009-09-20 00:47 )
私も以前試写会で見ましたが、今年一番の映画ですね。誰もがそれぞれ抱えている物が重くて、切ないです。キャメロンは、『イン・ハー・シューズ』は好きですねぇ♪ / まりん ( 2009-09-18 16:15 )
わっ!この映画私も気になってたんです〜。実は試写会に応募してるので当たるといいなあ・・・(お金払って観に行けばいいだけなんですけど)でも、ますます興味湧きました! / ゆーこ ( 2009-09-18 13:50 )

2009-09-16 その一瞬で僕はあれこれ考える

台本、苦しい。
迷いが生じているので今が一番苦しい。
プロットをひっくり返したい。
それも迷ってる。

何気なく過ぎる毎日、
何気なくふとよぎるその一瞬。
今日で5日目?
ちゃんとちゃんと。
偉い、偉い。
誉めてあげよう。
よしよし。

一生懸命って大切。

ふと空を見ると乾いた空気の中、雲が流れる。
心はゆとりを持って歩いていこう。

すべきことは成し遂げながら。

もう少ししたら海、見に行きたいなあ。
夏が終わって海が少し寒くなったら行きたい。
海が緑がかって足を入れたら冷たいくらいになったら、
砂浜を歩きに行こう。

貝殻とか拾いながら。
鼻歌とかふんふん歌いながら。


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みーさんへ。夏よりも今の季節に海とかに行きたくなるんです、夏の残像かな。 / あるまじろ ( 2009-09-18 01:16 )
ワタシもココロがへこたれそうになったら、ボーっとしに海辺でも歩きに行こうっと。 / みー@未ログイン ( 2009-09-17 14:15 )

2009-09-15 危ないパンデミック

なんかこのタイトル、
80年代のアイドルの歌謡曲のタイトルみたい。
ふざけたことを書いている場合ではありません。

実際、ついに僕の周囲の人にも新型インフルエンザにかかってしまった人が、
今週ついに現れてしまいました。
その人と接触もあったので僕もすでに感染しているかもしれません。
怖いですね。

今回は弱毒生ですが強毒性のものだとしても、
拡大はやっぱり防げないような気がしました。
怖い、怖い。


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2009-09-14 品川の劇場にて

芝居のご招待を頂いたので出かける。
品川のよしもとプリンスシアター。
庄司さん主演の「漂流教室」、あの楳津作品だ。
皆、上手い。
そりゃそうだ、高いテンションで無理なくセリフを紡ぐ。
小野真弓さんは美人だった。
さすが名のある芸能人。
画像の使い方、音響の爆音も良かった。

僕の後ろにあるある探検隊の松本くんと、
ポイズンガールバンドの阿部くんが座っていた。
終わってから何気なく楽屋方面へと消えていった。

ただお客さんが満員でないのは、チケットが高すぎかな。
僕は無料ご招待で良かったって感じでした。
ありがとうございました。

今週はなんとなく観劇ウイークになりそう。
台本書かなければならないのだけれど。


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まりんさんへ。「漂流教室」は舞台でもちょっとバイオレンスな部分があって怖いかも知れません。しかし演劇なのであまり直接的な表現ではなく、漫画のような強烈さはないかと思われます。 / あるまじろ ( 2009-09-16 23:59 )
みーさんへ。僕自身は太鼓のコンサートにお邪魔できず申し訳ありません。心よりご来場をお待ちしております。 / あるまじろ ( 2009-09-16 23:57 )
はじめまして(?)「漂流教室」・・lって、凄く怖かった記憶が有りますが・・舞台も怖いのでしょうか? / まりん ( 2009-09-15 12:05 )
すっかりご無沙汰しちゃってました。この夏は色々詰め込みすぎたかなと反省するくらい色んなことがありました。こちらも色々あったようですね。11/3に伺えなくなってしまったので他の3日のうちきっと調整してどの日かに行きます!また楽しませてください♪ / みー@未ログイン ( 2009-09-15 10:52 )

2009-09-12 今年の夏が過ぎて

ふと眺めたその文面の中にその言葉を見つけた時に、
針を止めていた時計も動いた気がした。
僕にとっては小さな出来事のはずだった。
けれどそれはその人にとっては大きなことだったんだね。
これはとても嬉しいことだった。

一歩一歩が大事なこと。
まとめに苦労して、必死の思いで書き上げて、
今週末にやっと間に合った台本を、
受け容れてくれた役者陣に感謝。
その伏線の散らばり方、
そしてその収斂の仕方にこだわったのだけれど、
比較的うまくまとまったか。
やってみて「楽しそう」が一番。
一日でラストまでミザン付けてセリフもほぼ覚えた。
二日目は今までの復習とおさらい。
三本目ももう仕上がり目前、来週には通しできるかも。
期待できます。

冷夏と言われたけれど僕にとっては好い夏だった。
自転車で夕方の道を歩いたような夏だった。
14歳くらいの時にあったことがまた起こる。
それっていいことだよなあ。

風に肩をつかまれた夕暮れ、
暮れていく複雑な海の蒼い色あいが好きだ。
晴れていく空がいつまでも続きますように。


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雅さんへ。お久しぶりです、夏の終わりに息災を確かめ合う。これもまた良いことのように思います。 / あるまじろ ( 2009-09-14 23:28 )
今年は夏の終わりが早かった気がします。お元気そうで何よりです。何気ない一言で人生が変わったということ、私にもあります。 / 雅(みやび) ( 2009-09-14 18:42 )

2009-09-10 船を出すなら九月

九月に入ってやや忙しくしていた。
一つの大きなイベントのチーフとして取り仕切っていたので、
それが終わるまでは一息もついた気がしなかったからだ。

それを気に芝居は、どんどん良い方に変わっているようだ。
一生懸命さにしかできないこともある。

我ながら笑ってしまうほどの滑稽さだったが、
まあそれも時としてよし。
是でしばらくはよしとしよう。

一つ一つを楽しんで前に進んでいくことが今は大切。
焦らなくても季節は実りの秋。
やがて自然の成り行きのままに。

台本がまた一本書き上がる。
あと一本を明日からでも書きだそう。

遠くの水平線に漂う大きな船が、
次の航海までの波間でたゆたっている。
ゆっくりと潮の流れの中にその身を置いている。

そんな気分の九月。
いいよ、またね。
僕は急がないからね。

風が少しずつ変わって夏が急速に色褪せていく。
そうして消えていく夏の香りを、
まだふと追いかけてしまう。


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2009-09-09 南極

『南極料理人』という映画を観る。
湯もちゃんが面白かったと言ったので観てみた。
確かに面白かった。
ゆるい感じのストーリー展開だが笑ってしまう。
笑ってしまった。

「堺雅人さんって○●じゃないかと思う。」
そんなことを聞いてなんとなく納得してしまった。
いや、別に素晴らしい役者として存在しているので僕はどうでもいい。
表情の作り方、セリフの無い部分の演技が勉強になる。

映画とは関係ないけれど、
また料理をしようかと思った。
最近は忙しくてつい外食ばかりになってしまったので。

舞台に立つ自分の写真をゆやまんに撮って貰ったので、
珍しく自分の写真を載せようと思う。
もっともっと良い役者になりたいものだ。


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2009-08-31 夏休みの最後の日は台風

うっちゃんと一緒に朝飯を食ってから一休み。
その後うっちゃんと武蔵浦和で別れてから、
父と母を連れて買い物に。

台風の接近を受けて雨はどんどん激しくなっていった。
それでも久し振りに外出をする母とお茶したり、
父の買い物に付き合ったり。

母が雨にぬれる窓から外を楽しそうに見ていたのが良かった。
台風を告げる雨の日のドライブ。
それが僕の夏の終わり。


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