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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-08-20 本番前
2009-08-18 夕凪フィッシイング
2009-08-17 負けた夜を振り向きもせず
2009-08-16 千住にて。
2009-08-14 浅草にて。
2009-08-13 網焼きホルモン
2009-08-12 COCO1の豚テキカレー
2009-08-10 天災
2009-08-08 リリアの大ホールにて
2009-08-07 陽炎


2009-08-20 本番前

その週末にはもう本番が迫っていた。
それで今その日が最後の稽古。
なんとなく答えが出ない部分を持ちながら。
それでも最後まであがく僕たち。

一緒にやれて光栄です。
いえ本当に。

この世界、場数ですね。
踏んだ板の数が年輪。
あとは情熱とわずかの技術。

才能ってあるのかな、
そんなもの僕の周囲に持ってるヤツいない。
器用なだけはだめだなあ。
すぐにゴールは近づかないんだねえ。
みんな一歩一歩這いつくばりながら手を伸ばしてる。
より上の演技に。

夕暮れの海辺へと続く道、
まだ残像のように瞼に刻まれている風景が消えないうちに、
本番の待つ舞台へと歩いていこう。


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2009-08-18 夕凪フィッシイング

堤防で久し振りに釣りをした。
てんびんとおもりで底を釣る方式で、
すぐにマゴチを釣った。
そのあと小さなギンポが数匹釣れた。
その翌日はまた別の堤防でベラと小さなムツを釣った。
短い時間だけど竿を入れるとすぐにアタリがあって、
やっぱり館山まで来ると魚影が濃いね。

海釣り、すきだなあ。
昔、スドウさんやアシダさんとかとやったけど、
ゴンズイとか釣れちゃったりとか今でも覚えてるもんね。

日が暮れるまで釣って、日が落ちたら竿をしまう。
釣れた魚は全部すぐリリース。
だから最後は竿をしまうだけ。

夕暮れ港に凪ぎの風。
自然と鼻歌が出る感じ。


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2009-08-17 負けた夜を振り向きもせず

もしかしたらもう夏は来ないかも知れないと思っていた。
でも今年の夏、たったのこの一週間だけ夏だった。

気持ちはまだ落ちていたけれど、
それを振り切って高速に乗る。
6号線から湾岸、アクアラインへ。
まぶしい夏の日差しの中、走り続けた。

懐かしいあの海へ。
少年時代に僕が過ごした場所へ。

あの時笑っていたまだ若かった家族が、
ふとよぎるような海沿いの道。

母と歩いた砂浜、父と乗り出した海。
そしてまだ美しかった世界。

辿っても辿っても途切れぬ追憶が波のように寄せては返す。
その日一日、静かにそんなことばかり想っていた。
そういう時間を共有してくれた風景に感謝したい。


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2009-08-16 千住にて。

確かに一つの舞台は終わった。
でも心は少しも満たされない。
まだまだ出来るのに出来ていない。
その芝居を多くの見せたくない人に見せてしまった。
まだ誉めないで欲しい。
これほどばたばたしながら最悪の状態で立たせた舞台。
良いはずが無く、悪いところばかりが目に立った。
それは本人達にも分かっているはずだ。
だが収穫もある。
うっちゃんが教えてくれた沢山のこと。
新たに意識する何人かのライバルの存在。
ヤマモトさんがくれた大道具。
数多くの失敗はそのまま次への課題となる。

今日僕たちはまた負けた。
この敗北を次へとつなげなければならない。

このモリオカさんがこう言っていた。
「千住が関東や全国へと続く道の出発点になれば面白い」と。
その言葉をそのまま、
僕等の芝居の前途を示す言葉にしてみせよう。

悔しくて仕方ないこの心を明日につなげような。

千住では色々なことがあった。
1時間のうちに千住〜岩槻〜川口〜千住って巡ったりした。
あれは大変だったなあ。

所沢でもリリアでも色々なことがあって、
そのたびに僕等は強くなってきた。
多くの人に出会って、力をもらってきた。

だったらそれを残りの時間できちんと形にしよう。
そして胸を張って先に進むんだ。


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2009-08-14 浅草にて。

少し早く浅草に到着したら浴衣が着たくなったから、
浴衣と帯と下駄まで衝動買い。
みんなより一足先に浅草寺に参詣してみんなを待つ。

こういう時間ってとても好い時間だ。
もうすぐみんながやってくる。
それから宴会が始まってみんなで騒いで。
そうやってみんなが笑顔で。

そんな夜がやってくる少し前の時間。
それが愛しい浅草。


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2009-08-13 網焼きホルモン

ホルモンいいですね。
美味しいホルモンは幸福ですね。
痛風の人は大変ですから、
痛風にならないように。

ホルモン大好き、
これって僕の周りの人って何度も聞いてるみたい。
いい感じに油を落として焼き上がったとこ、
ぱくっ。
生ビール、
ぐびっ。


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2009-08-12 COCO1の豚テキカレー

カレー好きだねえ。
夏はカレーだよねえ。


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2009-08-10 天災

稽古場の周りの普通の道路だったとこが、
ゲリラ豪雨であっという間に川になった。。。。
びっくりした。。。


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2009-08-08 リリアの大ホールにて

思えば今年は大劇場での公演の多い年だ。

2月に彩の国さいたま芸術劇場小ホール。
3月に彩の国さいたま芸術劇場映像ホール。
4月には戸塚公民館(これは大劇場ではないね。)
6月に所沢ミューズマーキーホール。

そして8月、
今日は川口総合文化センターリリア大ホール。
そして来週はシアター1010、
その翌週はさいたま市民会館うらわ。

11月には彩の国さいたま芸術劇場映像ホールだけでなく、
大ホールにも立てるように頑張らなくちゃね。

いやいやこれだけの舞台でそれぞれ芝居をしていると、楽しいねえ。

今日リリアは結構の入りでその前で殺陣を披露しました。
本日初舞台の人も居て、緊張していたように思えたけれど、
なかなか立派にできたと思います。
舞台を一つ一つ重ねて、
役者は成長していくんですね。


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2009-08-07 陽炎

昨日は母と病院に行って来た。
良くも悪くも一つ一つ進んでいくんだ。
そして今日は僕一人で病院に行った。
今日は僕自身の検査だった。
良くも悪くも一つ一つ進んでいく。

結果は2週間後、
その頃にはリリアの本番も千住の本番も終わってる。
欅の本番の直前だけど病院に行くくらいの時間はあるだろう。

病院から帰ってなんか気持ち悪いので、
草刈をして汗をかいた。
一通り刈ってシャワーを浴びてぼーっとしていると気分がいい。
今日は待合の中でセリフをずっと頭の中で反芻していた。
『エンフレ』のルコント、『あの雲』の久遠、『見果てぬ夢』の進藤。
役のイメージをシンクロさせてからそれぞれの芝居のセリフを辿る。

脱力と目線、身体はフリーで感情に流されるまま。
頭では立ち位置計算して、周囲への視野を広く保ちつつ。
その瞬間の動きはその次の動きへとつながっていく。
それを計算しながらその刹那の感情にどれだけ溺れることができるか。

どこまで踏み込めるか一歩一歩底なし沼へ足を踏み出して行くみたいだ。
しかも溺れた瞬間、情けない自分の姿が露呈する。
もう一歩、あと少し。
溺れる前に藁をつかめ。
・・・意味違うか。

明日はリリアの本番、
期待してるぜ。


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