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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-08-17 負けた夜を振り向きもせず
2009-08-16 千住にて。
2009-08-14 浅草にて。
2009-08-13 網焼きホルモン
2009-08-12 COCO1の豚テキカレー
2009-08-10 天災
2009-08-08 リリアの大ホールにて
2009-08-07 陽炎
2009-08-06 リボルバー
2009-08-05 夜の補習稽古


2009-08-17 負けた夜を振り向きもせず

もしかしたらもう夏は来ないかも知れないと思っていた。
でも今年の夏、たったのこの一週間だけ夏だった。

気持ちはまだ落ちていたけれど、
それを振り切って高速に乗る。
6号線から湾岸、アクアラインへ。
まぶしい夏の日差しの中、走り続けた。

懐かしいあの海へ。
少年時代に僕が過ごした場所へ。

あの時笑っていたまだ若かった家族が、
ふとよぎるような海沿いの道。

母と歩いた砂浜、父と乗り出した海。
そしてまだ美しかった世界。

辿っても辿っても途切れぬ追憶が波のように寄せては返す。
その日一日、静かにそんなことばかり想っていた。
そういう時間を共有してくれた風景に感謝したい。


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2009-08-16 千住にて。

確かに一つの舞台は終わった。
でも心は少しも満たされない。
まだまだ出来るのに出来ていない。
その芝居を多くの見せたくない人に見せてしまった。
まだ誉めないで欲しい。
これほどばたばたしながら最悪の状態で立たせた舞台。
良いはずが無く、悪いところばかりが目に立った。
それは本人達にも分かっているはずだ。
だが収穫もある。
うっちゃんが教えてくれた沢山のこと。
新たに意識する何人かのライバルの存在。
ヤマモトさんがくれた大道具。
数多くの失敗はそのまま次への課題となる。

今日僕たちはまた負けた。
この敗北を次へとつなげなければならない。

このモリオカさんがこう言っていた。
「千住が関東や全国へと続く道の出発点になれば面白い」と。
その言葉をそのまま、
僕等の芝居の前途を示す言葉にしてみせよう。

悔しくて仕方ないこの心を明日につなげような。

千住では色々なことがあった。
1時間のうちに千住〜岩槻〜川口〜千住って巡ったりした。
あれは大変だったなあ。

所沢でもリリアでも色々なことがあって、
そのたびに僕等は強くなってきた。
多くの人に出会って、力をもらってきた。

だったらそれを残りの時間できちんと形にしよう。
そして胸を張って先に進むんだ。


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2009-08-14 浅草にて。

少し早く浅草に到着したら浴衣が着たくなったから、
浴衣と帯と下駄まで衝動買い。
みんなより一足先に浅草寺に参詣してみんなを待つ。

こういう時間ってとても好い時間だ。
もうすぐみんながやってくる。
それから宴会が始まってみんなで騒いで。
そうやってみんなが笑顔で。

そんな夜がやってくる少し前の時間。
それが愛しい浅草。


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2009-08-13 網焼きホルモン

ホルモンいいですね。
美味しいホルモンは幸福ですね。
痛風の人は大変ですから、
痛風にならないように。

ホルモン大好き、
これって僕の周りの人って何度も聞いてるみたい。
いい感じに油を落として焼き上がったとこ、
ぱくっ。
生ビール、
ぐびっ。


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2009-08-12 COCO1の豚テキカレー

カレー好きだねえ。
夏はカレーだよねえ。


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2009-08-10 天災

稽古場の周りの普通の道路だったとこが、
ゲリラ豪雨であっという間に川になった。。。。
びっくりした。。。


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2009-08-08 リリアの大ホールにて

思えば今年は大劇場での公演の多い年だ。

2月に彩の国さいたま芸術劇場小ホール。
3月に彩の国さいたま芸術劇場映像ホール。
4月には戸塚公民館(これは大劇場ではないね。)
6月に所沢ミューズマーキーホール。

そして8月、
今日は川口総合文化センターリリア大ホール。
そして来週はシアター1010、
その翌週はさいたま市民会館うらわ。

11月には彩の国さいたま芸術劇場映像ホールだけでなく、
大ホールにも立てるように頑張らなくちゃね。

いやいやこれだけの舞台でそれぞれ芝居をしていると、楽しいねえ。

今日リリアは結構の入りでその前で殺陣を披露しました。
本日初舞台の人も居て、緊張していたように思えたけれど、
なかなか立派にできたと思います。
舞台を一つ一つ重ねて、
役者は成長していくんですね。


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2009-08-07 陽炎

昨日は母と病院に行って来た。
良くも悪くも一つ一つ進んでいくんだ。
そして今日は僕一人で病院に行った。
今日は僕自身の検査だった。
良くも悪くも一つ一つ進んでいく。

結果は2週間後、
その頃にはリリアの本番も千住の本番も終わってる。
欅の本番の直前だけど病院に行くくらいの時間はあるだろう。

病院から帰ってなんか気持ち悪いので、
草刈をして汗をかいた。
一通り刈ってシャワーを浴びてぼーっとしていると気分がいい。
今日は待合の中でセリフをずっと頭の中で反芻していた。
『エンフレ』のルコント、『あの雲』の久遠、『見果てぬ夢』の進藤。
役のイメージをシンクロさせてからそれぞれの芝居のセリフを辿る。

脱力と目線、身体はフリーで感情に流されるまま。
頭では立ち位置計算して、周囲への視野を広く保ちつつ。
その瞬間の動きはその次の動きへとつながっていく。
それを計算しながらその刹那の感情にどれだけ溺れることができるか。

どこまで踏み込めるか一歩一歩底なし沼へ足を踏み出して行くみたいだ。
しかも溺れた瞬間、情けない自分の姿が露呈する。
もう一歩、あと少し。
溺れる前に藁をつかめ。
・・・意味違うか。

明日はリリアの本番、
期待してるぜ。


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2009-08-06 リボルバー

劇団M.O.P.の『リボルバー』を観た。
すごいのう、演技力。
怒鳴るにしても聞こえる怒鳴るがあるんだ。
でも怒鳴ってないのかもしれない。
表情で魅せるってこと重要。
セリフはなくても、その場面での自分の役割が分かっているのだな。

小市さんは登場しただけでかっこいい。
三上さんは背中で演技しているのがちゃんと伝わってくる。
緑子さんは目線だけで伝わってくる。
背景の黒をバックに逆光のライトで落ちた涙が見えた。
すごい演技だった。
かっこいいとはこういうことだな。
おんなじ芝居は作れないけれどいつか追いつきたい、いつか。

それにしてもどの役者の演技をとっても簡単にやっているようで、
自分が稽古場に立ってみると同じようにはできない。
あの具合、なんとか手に入らないかな。
どうしたら手に入るんだろ。
意識してああいう演技が出来るようになるなら、
なんでもするんだけどな。

この舞台観てない人は、損すると思うな。
特に芝居をやっていて、役者をやっていてこれを観ないまま、
来年、劇団M.O.P.が解散しちやったら大損ですよ。
こういう芝居、観られて良かった。
勉強になると思うんだけど。

シミズさんの言う「魂のセリフ」。
若林センセの言う「腑に落ちる」。
柳田さんの言う「収斂」。
それぞれ大切なことを示唆している。
それってそう人と出会ってきたことが血肉になってるってことだ。
もう少し考えてみよう。


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2009-08-05 夜の補習稽古

・・・ということで前日の劇団欅の通し稽古がさんざんだったため、
夜の補習稽古を企画、シミズさんがキヨミズくんを、
僕がたーこさんを呼んで自分のやりたい部分をやった。

みんなが誉めてくれたけれど、やっぱりこの稽古場は集中できる。
芝居への想いが詰まってるのかな。
ま、それはそれとして。

まずはキヨミズくんの演出に一苦労。
彼はセリフの言い方は上手、でも動けない。
それは一つの部分をやってもらって良く分かった。
でも初舞台でセリフが言えるだけでも充分だよ。
動きが出来るためには視野が広くなることが条件なのだけれど、
それはやっぱり場数で身に付くものだしね。
まだ大夫抵抗していたけれど間に合うかな。
まあこれ以上は何も言いますまい。
自分の考えを実現できる技量がまだないときに、
素直に人の言うことを聞けるかが勝負だけれど。
でも耳を貸さないで失敗するのもいいか。

僕とたーこさんのところは大夫良くなったと思います。
これもシミズさんのお陰。
僕は受け入れるけれどね。
自分じゃ分からない部分もいろいろ聞けたから。
でも一人じゃやっぱりダメなんだけど。

集中して三時間、楽しかった。
やっぱ俺、稽古好きだな。


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