himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-07-20 草刈りとコアリズム
2009-07-16 きっとそう
2009-07-15 言われなくても分かっている
2009-07-14 緑色濃く
2009-07-12 夏の空気
2009-07-11 Step to next
2009-07-06 busy days
2009-07-05 人はなぜ勝負するのか
2009-07-04 人はなぜ旅に出るのか
2009-06-29 社長の焼きそば


2009-07-20 草刈りとコアリズム

近隣合同の草刈りに仕事の出張が重なって参加できないので、
草刈りの日の前にある程度、僕の分の草を刈っておくことにした。

それで3日連続で早朝草刈りをした。
毎朝六時半から小一時間草刈りをした。
汗を一杯かいて、草刈りをした。

稽古でコアリズムをした。
三日間連続でやらせて貰った。
「その場でマーチ」した。

あと三日間は一日中芝居の稽古した。
それで三日間で2.5s減った。
やっぱり身体を動かすのが一番いいのかな。
気分も良いしね。

稽古の後で虹が出ていた。
ラジオでも言っていたので、
みんなでそれを聴いて笑った。
虹を見て笑う。
これって幸せ?


先頭 表紙

2009-07-16 きっとそう

台本が進みません、ごめんなさい。
今週は色々忙しかった。

欅の方は一度全て消えてしまった音ネタを再び作り直して、
演出のOKももらい直しました。
セリフはまだまだ甘いですが稽古には出ているので、
イメージはゆっくりと豊かになっていく気がします。

他の人の良いところや自分の出来ないトコも分かるようになってるのは、
虎穴のお陰かな。
あの理論もただ頭で分かってるのと、
現実の舞台を経験しているのとでは活用の仕方が違うと考えている。
もちろん、あの理論だけでは足りない。
僕の芝居は僕のものだ。

でも僕に必要な「脱力」を身につけるには、
とても良い示唆を与えてると思う。

先日松木先生の前で演技している時に、
「羨ましいね、君の力のいい感じに抜けた演技は」と言われた。
少し前、脱力できないことが僕の直すべき事だと教えてくれた方がだ。
これはとてもとても嬉しいことだった。

もっともっと磨かねばなるまい。
そしてもう一つ先の物を手に入れよう。
それはトータルで素晴らしい物を作ることだ。
僕が面白いと思う物を。
この十年ずっと観客の前で試されてきたものを。


先頭 表紙

2009-07-15 言われなくても分かっている

去年の芝居に成立していなかった、それは自覚していたことだ。
しかし去年、届かなかったとはいえ、
分かっていなかった訳ではない。

まだまだそれを手に入れるのには時間が掛かるのだ。
これから作るものは三年くらいはかかるんだ。
見てろ、今僕が手に入れたものはあとちょっとしたら、
この狭い県を簡単に飛び出すぞ。

全ての中心に一人の人が居るわけではない。
ましてや、その周辺に居るだけである一定のラインに届いていることなどない。

僕の演技も去年とは違う。
ずっと自分で考えて追い求め続けているから。
足を止めなければ怖れる物など「なにもない」。


先頭 表紙

2009-07-14 緑色濃く

午前中、高校生たちにダンスを教えることに。
芸は身を助く。
何か一つ芸があるとこういう時いい。
そのうち籠宮さんのとこにダンス習いに行くかな。

午後松ちゃんのとこに芝居の音ネタの録音に。
けして暇な時間ではないはずだが、
松ちゃんはこころよく僕等に手を貸してくれる。
いつもながら助かる。
録音は多少テイクを重ねつつも時間通り終了。
次回メシをおごります。
ありがとうございました。
役者たちはもう少し修行が必要だ。

その後、欅の通しに向かう。
遅刻して来た役者も居たが最終的に無事、キャスト全員そろった。
まだ台本から手が離れないが、一応通した。
僕が担当する音響もすでにネタはそろっている。
人の演技はうんぬんしてる場合ではない。
そろそろ自分の演技も本腰入れて作っていかないと。
個人の技術に溺れずに、
魅力的な一場面を他の役者と構成していきたい。

帰ってから2つの芝居のMDの編集。
なんとかその日のうちに作業は終了した。

すべきことをそれぞれがやっているか、
それは分からない。
もしかしたら自分の日常に埋もれて何もして居ないかも知れない。
自分がそうならないように仕事をしておくだけだ。
仲間がやっていると信じて先で待っている。
そのくらいの気持ちで進めていこう。

暑い空気が梅雨の終わりを告げている。
夏だな。
稽古のない時には、
草刈りでもして汗を流そうか。


先頭 表紙

2009-07-12 夏の空気

解散やっと決意?選挙は夏の終わりだそうですが。
猛暑日だったと言われると暑かったな、という一日。
母の付き添いで早朝から病院へ。
平日早朝七時の銀座は、まだ人もまばらでいい感じ。
病院18階の最上階のレストランは朝食バイキング。
あれ、以前銀座のホテルで朝食バイキング食べたときは、
一人前2500円くらいだったはず。
ここ、そこのホテルからそんなに離れてないぞ。
でも一人690円。。。ふーん、穴場か。。。???

一通り終わって一旦帰宅。
昼寝。
夏と言ったら昼寝だよねー。
いいねー昼寝。
少し汗ばむ寝起き。
一気に飲み干す氷水。

昼ご飯は「別所」の鰻重ランチセット(960円也)。
この安さで小鉢(この日は、う巻き)肝吸い、漬け物がついてる。
ここも穴場穴場。
昔、セリさんと一緒に来てオゴって貰ったの思い出すなあ。

その後、ISETANの時計屋に行く。
父の時計を選ぶためだが、ついでに永らく電池が切れていた、
その昔にゃんこに頂いた時計の電池を交換する。
なんかものすごく味のある時計の技師さんに、
「これは壊れたらもう部品とかなくて直せないから壊さないようにね」
と言われた。
再び動き始めた時計が刻むのは、どのような瞬間だろうか。

夕方、父を乗せて買い物へ。
暑い暑い一日の終わりを夏っぽい夕景が包んでいく。
さて一夏、迎えるぞ。

写真は展望レストランからのビル群の眺め。
銀座pm8:00。


先頭 表紙

2009-07-11 Step to next

今は全て準備している時間。
様々の種をまいている季節。
だから今やっていることが一つ一つ結果を出すときが待ち遠しい。
もうすぐ梅雨明けという今。
やがて来る夏が終わる頃には、
すべての輪郭がもっとはっきりしていることだろう。
その時のために今できることをきちんとしておく。
大切なことだと肝に銘じておこう。

川越の演技ワークショップに行く。
感情だけでない様々な要素、
「演技する身体にする」「骨盤から脱力する動作」など体感する。
響きの中での倍音に対する意識、
腹式から力みを取ることでの雑味の除去。
テンションも力みと反比例して上げていく稽古。
セリフを吐きながらその場で直してくれるのがいい。
何よりも場そのものがリラックスできて楽しい。
いいですね、この環境。

明日はそのことを自分の演技にすぐ反映させてみよう。
それだけでわくわくする。

関係ないけれどハーブティーが好きだ。
特に酸っぱい野いちごとかローズヒップが好きだ。
美肌を意識しているわけではないけれど。。。

写真は福島裏磐梯のハーブガーデンのティーセット。


先頭 表紙

みーさんへ。ハイビスカスいいねー。酸っぱいの好きです。 / あるまじろ ( 2009-07-13 23:57 )
ワタシはハイビスカスティーが好きです。すっごく酸っぱいけどw / みー ( 2009-07-12 01:13 )

2009-07-06 busy days

『DAN-BALL-RIDER』の執筆やや進む。
ちょこっとずつ書いている、さっさと仕上げよう。

関東サマフェスの音響リストをぐっちんに書いて貰ったので、すごく助かった。
それをこちらのプランに合わせて、書き直している。
照明のネライ一覧も少しずつ作っている。

14日に芸総に芝居用の録音に行く。
うちの役者、できるかな。
ちゃんと練習しておいて欲しいな、
テイク重ねられないので。
その点は不安だ。
あと明日から立ちに入るので様子を見てみよう。

欅のために作った音ネタがなんと編集中に全消しに。
・・・ショック。
でも本日、再び選び直す。
また松木先生にOKを頂こう。

機材の選定が進む。
サンプラーは出来たが、MDデッキの在庫が無いそうで、
選び直さなきゃな。

たまたま仕事のついでに二階堂さんの所に行ったら、
いきなり稽古場に案内されて立ち稽古の直しをすることに。
小一時間みっちり演出をつけてしまう。
あ〜びっくりした。
今日逢った人たちでしたが熱心で楽しかったです。

明日は氷川で稽古が決定。
音ネタも持っていくけれどセリフを少しは練習していこう。
土曜日の稽古用にも台本を入れておかなきゃ。
日曜日は本格的に二本仕上げに行こう。

それ以外に仕事もちゃんとやらねば。
はい、もちろんです。
梅雨明けももうすぐ、夏は目の前だ。


先頭 表紙

2009-07-05 人はなぜ勝負するのか

高校時代、まずトランプではやったのは、
セブンブリッジ、カブ、ブラックジャック、メロンパン、インディアンポーカー
そしてナポレオン。
でもトランプは飽きた。
そしてすぐに、僕等がのめり込んだのは麻雀だった。

生徒会室の放課後に仲間が集まったらすぐに始まる。
会計なのに帳簿も開いたことないし、電卓も叩いたこともない。
ただ符計算とかだけは早くなった。

のめり込みすぎて麻雀が人生と重なるような気になったこともあった。

牌風によって随時変化するツキと、
人に対する意識で変化する勝負のアヤ。
自分一人ではどうしようもない流れのうねりに上手く乗れる時と、
あがいてもあがいてもは這い上がれない時の絶望的なほどのギャップ。
確率だけでは説明できない麻雀による強さ。

ヒデちゃんやタケシとの放課後の勝負では、自分の雀力を磨いた。
大学時代のムトウたちとの勝負では、楽勝で勝っていた後輩たちに、
麻雀を教えてしまったお陰で彼らの人生も変えてしまったようだ。
ピノキオのマスターとの勝負では笑った。
ポンカス二組でトイトイに行く完全無欠のトイトイ親父。
ムシャとハルツミさんともやったんだよ。
最近では正月にハヤシ家で卓を囲むだけになったが、
初めて役満を和了ったのもハヤシ家だったな、リーチ国士ドラ1だったっけ。
ヤナギタ氏との黒魔術麻雀。
頼むから牌に呪いをかけないでくれ〜。

幾つかの勝負の中での名場面、
心に刻みつけるに値する一局があった。
それがあるから麻雀は止められないのだ。
金の問題ではないから、金は賭けなくて良い。

でも何かは賭けて欲しい。
それが一人の人間のプライドか勝負へのこだわりか、
なんでもいいから。
それが賭かった時、勝負は面白くなる。
その面白さは人を勝負に駆り立てるのに充分だ。

慰安旅行最終日は天気が良くて、
女の子達は五色沼とかに出かけて楽しそうだ。
それはそれでいい。
でも東京からただ半チャン打ちたいだけで来た男が居て、
彼を置いてどこかに行けるだろうか?
だから僕等はサイコロを振るのである。
それだけだ。

写真はハーブティーが美味しかったカフェに居た猫。
異様に目つきが鋭い。
こいつも勝負師に違いない。。。


先頭 表紙

2009-07-04 人はなぜ旅に出るのか

劇団の慰安旅行と称して福島県裏磐梯を旅した。
夜のうちに集合。
その最初からトラブル続出。
東京から来る人の電車が止まってしまったので上野まで迎えに行ったり。
旅に必要な大事なものを失くしてしまったり。
でも一つ一つ手を打って1時間半遅れ無事出発ということに。

夜中なのでスムーズに福島までドライブ。
そのまま裏磐梯の雄国沼湿原を目指すことにした。
毎年6月から7月初旬までそこにニッコウキスゲの大群落が見られるという。
今回はそのニッコウキスゲの黄色い花をどうしても見たかったのだ。

雄国沼湿原に至る登山コースは4つあり、
一つは喜多方側の金沢峠まで車で行きシャトルバスに乗るコース、
これはシャトルバスが小さく大変混み合い、なかなか乗れないという情報があったので、
なんとなくやめた。

あとは雄子沢口から登るコース(雄国せせらぎ探勝路、雄国沼まで徒歩1時間)と、
温泉施設ラビスパ裏磐梯から雄国山を経由して沼に至るコース(雄国パノラマ探勝路、
雄国沼まで徒歩1時間30分)と、磐梯ゴールドラインの途中・八方台から猫魔ヶ岳を
経由して雄国沼に至るコース(猫魔ヶ岳やまびこ探勝路、雄国沼まで徒歩2時間30分)
があり、その中で一番現実的な雄子沢口から登るコースを選択した。

確かに折からの雨で、途中ぬかるんでいる場所はあったが歩行できない程ではない。
一定時間歩いたら休憩を取りつつ、1時間という行程に1時間半掛けて歩いた。
日頃、運動をしていない劇団員たちの中には辛そうな人もいたが、
よく頑張ってなんとか歩き通してくれた。
1時間半掛けてぬかるむ山道と格闘した後は湿原までは30分ほどだ。

ものの話によると
「雄国沼は猫魔ヶ岳や雄国山、古城が峰、厩岳山などを外輪山にもつカルデラ湖で、
 標高1,000mの位置にある。(略)6月末から7月初めには沼の南の湿原地帯で、
 ニッコウキスゲの大群落が咲き誇り」とある。

僕等が湿原に到着した時は、ガスが雄国沼全体を包んでいた。
ガスが時折晴れると、猫魔ヶ岳が一瞬見えた。
そしてニッコウキスゲの大群落。
ガスを背景に佇むキスゲはそれ故に永遠に続くように群れていた。
これを見たかった。
見て良かった。

人はなぜ旅に出るのか、それはひとそれぞれだから分からない。
では僕はなぜ旅に出るのか、それはまだ見ぬ場所を見るためだ。

僕にとって「人はなぜ生きるか」と言う問いの答えは2つ。
一つはまだ出会っていない人と出会うため。
そしてもう一つはまだ見ていないものを見るためだ。

旅は日常から非日常への脱出である。
「出会っていない人と出会う」というのは、
日頃、触れあっているように見える人の別の側面を見る、
ということも含まれる。

知らない人と出会い、まだ見ぬ場所へ。
僕にとっては、それが旅に出る理由と言えるだろう。

その果ての見えない霧の中、
風に揺れるニッコウキスゲの大群落。


先頭 表紙

みーさんへ。でかいこと言ってすみません、ただまだまだやってみたいことって言えば良かったかな。 / あるまじろ ( 2009-07-09 23:50 )
ニッコウキスゲ、見られてよかったですね。裏磐梯、また訪れたい場所のひとつですw 生きることの意味か・・・ 私はなんだろう? / みー ( 2009-07-08 23:21 )

2009-06-29 社長の焼きそば

午前中から事務仕事をどんどんこなすが結局片づいたのは午後。
しかも午後片づいた辺りからすぐ会議で息つく暇もない。
でも手当たり次第片付けていくと、まあ一応一区切りは付いた。

慌てて欅の稽古場に行き早速たーこさんとセリフを合わせる。
けれどこちらもセリフが入っていないので帰って迷惑みたいだった。
もっとちゃんとこっちがセリフを入れてからにしよう。
役者の先輩に対してちょっと失礼だった。

僕自身の大切な場面を読む時があって、
前回そこをシミズさんから「泣かない方がいい」とアドバイスを頂いていたので、
今回は泣かずに読んでみた。
どうだったのだろうか。
途中で郷田の代役の方に気持ちを多少ぶつけられたので、
ちょっと手応えがあった。
僕にとっては代役の方が反応してくれて少し良かった。
代役でも役者心がある人とのやりとりは稽古になって助かる。
ちょっと疲れたので制作会議があると言っていたが先に失礼した。

その後、揚州商人で夕食。
上海焼きそば(スープ付き)と皿海老ワンタン。
細麺の焼きそばだが見た目よりはあっさりでもやしがシャキシャキ。
皿海老ワンタンはプリプリしてて味が深い。

昔のバイト先の八百屋の社長が、
遅めの朝食に焼きそばとビールを飲み食いしていたのを思い出した。

「社長、そんなん食ってたら体に悪いっスよ。」
と言うと、話を聞いているのかいないのか、
「おうっ」
と言っていた日に焼けた横顔を思い出した。

食べ終わって外に出ると夜の雨が降り出していた。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)