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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-07-06 busy days
2009-07-05 人はなぜ勝負するのか
2009-07-04 人はなぜ旅に出るのか
2009-06-29 社長の焼きそば
2009-06-28 夜更けの高速入り口
2009-06-27 虎の午後
2009-06-24 やすみ
2009-06-23 楽C楽C
2009-06-21 足跡
2009-06-19 walking to long way


2009-07-06 busy days

『DAN-BALL-RIDER』の執筆やや進む。
ちょこっとずつ書いている、さっさと仕上げよう。

関東サマフェスの音響リストをぐっちんに書いて貰ったので、すごく助かった。
それをこちらのプランに合わせて、書き直している。
照明のネライ一覧も少しずつ作っている。

14日に芸総に芝居用の録音に行く。
うちの役者、できるかな。
ちゃんと練習しておいて欲しいな、
テイク重ねられないので。
その点は不安だ。
あと明日から立ちに入るので様子を見てみよう。

欅のために作った音ネタがなんと編集中に全消しに。
・・・ショック。
でも本日、再び選び直す。
また松木先生にOKを頂こう。

機材の選定が進む。
サンプラーは出来たが、MDデッキの在庫が無いそうで、
選び直さなきゃな。

たまたま仕事のついでに二階堂さんの所に行ったら、
いきなり稽古場に案内されて立ち稽古の直しをすることに。
小一時間みっちり演出をつけてしまう。
あ〜びっくりした。
今日逢った人たちでしたが熱心で楽しかったです。

明日は氷川で稽古が決定。
音ネタも持っていくけれどセリフを少しは練習していこう。
土曜日の稽古用にも台本を入れておかなきゃ。
日曜日は本格的に二本仕上げに行こう。

それ以外に仕事もちゃんとやらねば。
はい、もちろんです。
梅雨明けももうすぐ、夏は目の前だ。


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2009-07-05 人はなぜ勝負するのか

高校時代、まずトランプではやったのは、
セブンブリッジ、カブ、ブラックジャック、メロンパン、インディアンポーカー
そしてナポレオン。
でもトランプは飽きた。
そしてすぐに、僕等がのめり込んだのは麻雀だった。

生徒会室の放課後に仲間が集まったらすぐに始まる。
会計なのに帳簿も開いたことないし、電卓も叩いたこともない。
ただ符計算とかだけは早くなった。

のめり込みすぎて麻雀が人生と重なるような気になったこともあった。

牌風によって随時変化するツキと、
人に対する意識で変化する勝負のアヤ。
自分一人ではどうしようもない流れのうねりに上手く乗れる時と、
あがいてもあがいてもは這い上がれない時の絶望的なほどのギャップ。
確率だけでは説明できない麻雀による強さ。

ヒデちゃんやタケシとの放課後の勝負では、自分の雀力を磨いた。
大学時代のムトウたちとの勝負では、楽勝で勝っていた後輩たちに、
麻雀を教えてしまったお陰で彼らの人生も変えてしまったようだ。
ピノキオのマスターとの勝負では笑った。
ポンカス二組でトイトイに行く完全無欠のトイトイ親父。
ムシャとハルツミさんともやったんだよ。
最近では正月にハヤシ家で卓を囲むだけになったが、
初めて役満を和了ったのもハヤシ家だったな、リーチ国士ドラ1だったっけ。
ヤナギタ氏との黒魔術麻雀。
頼むから牌に呪いをかけないでくれ〜。

幾つかの勝負の中での名場面、
心に刻みつけるに値する一局があった。
それがあるから麻雀は止められないのだ。
金の問題ではないから、金は賭けなくて良い。

でも何かは賭けて欲しい。
それが一人の人間のプライドか勝負へのこだわりか、
なんでもいいから。
それが賭かった時、勝負は面白くなる。
その面白さは人を勝負に駆り立てるのに充分だ。

慰安旅行最終日は天気が良くて、
女の子達は五色沼とかに出かけて楽しそうだ。
それはそれでいい。
でも東京からただ半チャン打ちたいだけで来た男が居て、
彼を置いてどこかに行けるだろうか?
だから僕等はサイコロを振るのである。
それだけだ。

写真はハーブティーが美味しかったカフェに居た猫。
異様に目つきが鋭い。
こいつも勝負師に違いない。。。


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2009-07-04 人はなぜ旅に出るのか

劇団の慰安旅行と称して福島県裏磐梯を旅した。
夜のうちに集合。
その最初からトラブル続出。
東京から来る人の電車が止まってしまったので上野まで迎えに行ったり。
旅に必要な大事なものを失くしてしまったり。
でも一つ一つ手を打って1時間半遅れ無事出発ということに。

夜中なのでスムーズに福島までドライブ。
そのまま裏磐梯の雄国沼湿原を目指すことにした。
毎年6月から7月初旬までそこにニッコウキスゲの大群落が見られるという。
今回はそのニッコウキスゲの黄色い花をどうしても見たかったのだ。

雄国沼湿原に至る登山コースは4つあり、
一つは喜多方側の金沢峠まで車で行きシャトルバスに乗るコース、
これはシャトルバスが小さく大変混み合い、なかなか乗れないという情報があったので、
なんとなくやめた。

あとは雄子沢口から登るコース(雄国せせらぎ探勝路、雄国沼まで徒歩1時間)と、
温泉施設ラビスパ裏磐梯から雄国山を経由して沼に至るコース(雄国パノラマ探勝路、
雄国沼まで徒歩1時間30分)と、磐梯ゴールドラインの途中・八方台から猫魔ヶ岳を
経由して雄国沼に至るコース(猫魔ヶ岳やまびこ探勝路、雄国沼まで徒歩2時間30分)
があり、その中で一番現実的な雄子沢口から登るコースを選択した。

確かに折からの雨で、途中ぬかるんでいる場所はあったが歩行できない程ではない。
一定時間歩いたら休憩を取りつつ、1時間という行程に1時間半掛けて歩いた。
日頃、運動をしていない劇団員たちの中には辛そうな人もいたが、
よく頑張ってなんとか歩き通してくれた。
1時間半掛けてぬかるむ山道と格闘した後は湿原までは30分ほどだ。

ものの話によると
「雄国沼は猫魔ヶ岳や雄国山、古城が峰、厩岳山などを外輪山にもつカルデラ湖で、
 標高1,000mの位置にある。(略)6月末から7月初めには沼の南の湿原地帯で、
 ニッコウキスゲの大群落が咲き誇り」とある。

僕等が湿原に到着した時は、ガスが雄国沼全体を包んでいた。
ガスが時折晴れると、猫魔ヶ岳が一瞬見えた。
そしてニッコウキスゲの大群落。
ガスを背景に佇むキスゲはそれ故に永遠に続くように群れていた。
これを見たかった。
見て良かった。

人はなぜ旅に出るのか、それはひとそれぞれだから分からない。
では僕はなぜ旅に出るのか、それはまだ見ぬ場所を見るためだ。

僕にとって「人はなぜ生きるか」と言う問いの答えは2つ。
一つはまだ出会っていない人と出会うため。
そしてもう一つはまだ見ていないものを見るためだ。

旅は日常から非日常への脱出である。
「出会っていない人と出会う」というのは、
日頃、触れあっているように見える人の別の側面を見る、
ということも含まれる。

知らない人と出会い、まだ見ぬ場所へ。
僕にとっては、それが旅に出る理由と言えるだろう。

その果ての見えない霧の中、
風に揺れるニッコウキスゲの大群落。


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みーさんへ。でかいこと言ってすみません、ただまだまだやってみたいことって言えば良かったかな。 / あるまじろ ( 2009-07-09 23:50 )
ニッコウキスゲ、見られてよかったですね。裏磐梯、また訪れたい場所のひとつですw 生きることの意味か・・・ 私はなんだろう? / みー ( 2009-07-08 23:21 )

2009-06-29 社長の焼きそば

午前中から事務仕事をどんどんこなすが結局片づいたのは午後。
しかも午後片づいた辺りからすぐ会議で息つく暇もない。
でも手当たり次第片付けていくと、まあ一応一区切りは付いた。

慌てて欅の稽古場に行き早速たーこさんとセリフを合わせる。
けれどこちらもセリフが入っていないので帰って迷惑みたいだった。
もっとちゃんとこっちがセリフを入れてからにしよう。
役者の先輩に対してちょっと失礼だった。

僕自身の大切な場面を読む時があって、
前回そこをシミズさんから「泣かない方がいい」とアドバイスを頂いていたので、
今回は泣かずに読んでみた。
どうだったのだろうか。
途中で郷田の代役の方に気持ちを多少ぶつけられたので、
ちょっと手応えがあった。
僕にとっては代役の方が反応してくれて少し良かった。
代役でも役者心がある人とのやりとりは稽古になって助かる。
ちょっと疲れたので制作会議があると言っていたが先に失礼した。

その後、揚州商人で夕食。
上海焼きそば(スープ付き)と皿海老ワンタン。
細麺の焼きそばだが見た目よりはあっさりでもやしがシャキシャキ。
皿海老ワンタンはプリプリしてて味が深い。

昔のバイト先の八百屋の社長が、
遅めの朝食に焼きそばとビールを飲み食いしていたのを思い出した。

「社長、そんなん食ってたら体に悪いっスよ。」
と言うと、話を聞いているのかいないのか、
「おうっ」
と言っていた日に焼けた横顔を思い出した。

食べ終わって外に出ると夜の雨が降り出していた。


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2009-06-28 夜更けの高速入り口

ふといつの間にか寝てしまった自分に気づく。
少し前まではそれで現実が夢だったらと願ったこともあった。

過ぎていく人も時間も、
抗うことも許さずどこかに向かっていた。
今ここにあったわずかな微笑みももう彼方。

それを忘れるためにはただひたすら走り続けること。
それだけ。

冷たいベッドに潜り込んでいく夜にも、
心は高速入り口に向かってる。
もう一度、届かないと分かっている場所に届くなら、と。


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2009-06-27 虎の午後

と言ってもタイガースの話ではありません。
僕は親の代から巨人ファンなので。

午前中から芝居の稽古に入り、短いながら2時間半稽古する。
当初は稽古場に行けない予定だったが、
予定が変わって行けることになったからだ。

そして十一時半に稽古場を出て、今度は川越の稽古場へ。
この移動、2時間かかるんだよな。
でも行けて良かった。
埼玉だけでなく群馬、栃木から来る人もいるくらいだ。
一つ一つの言葉が面白い。
実際に立ってみると余計に分かる。
ちょっと失敗してもそれは経験になるし、
上手く行けばもっと面白い。

前回のワークショップで難易度が高いと評判の「高低」は、
さらに「トボけ」「驚き」が加わってより具体性を帯びてくる。
それでもやはり読み方だけは出来ても立つとまた話は違う。
本読みの段階ではうまく読めても、
立つと動けないことはまあ段階として良くあることだ。
それに立つだけでセリフの音量や言い方も変わってしまう。
それまで読めていた人も話すことが難しくなる。
固くなっている証拠だ。
立つ時に演じてはいけない、脱力してフリーに解放することだ。
イメージがある人ほど演じてしまう。
それがマイナスになるのだから難しいのだ。
かと言ってイメージがなくては立つことも出来ない。
イメージを持った上でそれを頭の中から一旦捨てて身体をフリーにすること。
これを目指そう。

「高低」が分からないという人も多かったが、
自分なりに解釈すると、
これはセリフの細部までにこだわった脱力と張りの表現であり、
アクセント・音量・テンション・感情の条件を脱力した状態で満たさないと、
上手く行かないものだと思う。
舞台上の「自然さ」はリアルでもナチュラルでもないことを理解していないと、
感情をかろうじてキープして高低そのもののラインは出せても、
舞台上で出さなければならない音量とテンションが下がってしまう。
それでは元も子もないのであろう。
理論はそんなところだが、これを実践するのはもう少し時間がかかるかな。
それでやっと読めるだけは読めても舞台に立つのはまた別次元だしね。


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2009-06-24 やすみ

朝ちょっと会社にお休みを頂いて病院で検査する。
検査の看護士さんが優しかった。
笑顔って大切だなあって思った。

早めに終わったので会社に直行せずに、
自宅を掃除。
クーラーのフィルターをクリーニングし、
部屋に掃除機をかける。

仕事に復帰していつものようにこなす。
まあ、いつものようにこなす。

オープニングどうするか、
これはしっかり考えないと。
音はだいたい使えそう。
録音は必要だけど、
松っちゃんはこころよく引き受けてくれたからな。

欅の稽古場に昨日作った音響のネタを持っていく。
演出のマツキ先生に一応のOKを頂いたのでとりあえずホッとする。

その後、ちょっとシミズさんとお茶する。
僕の演技に対しても有効なアドバイスを頂いた。
よし、がんばろう。

朝は土砂降りの雨だったのに、
夕方は晴れ間。
少し夏、近づいたかな。


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2009-06-23 楽C楽C

またまた事務仕事に追われている。
なんだかんだ言って途切れないな。
台本書かなきゃいけないのに・・・。
一通り仕上げて次はとりあえず音響の整理。
手伝って貰って夏のサマフェスの音響を探し出して、
続いて欅の音響も仕上げちゃう。

ふー、結局気になってることを全部終わってからじゃないと、
台本には取りかかれないんだよねー。
A型だなー、つくづくA型だなー。

あとやらなきゃならないのは週末までにサマフェスの書類ってとこかな?
リッキーが平面図仕上げたら照明のプランに取りかかろう。
映像の打ち合わせはわずかだがイメージを伝えた。
よし、がんばろ。

土曜日はまた用事が出来た、それは最優先。
でも午後に川越に行くからその準備もしとかなきゃ。
セリフを入れなきゃならない台本が4本ある。
書かなきゃならないのはあと2本。
さーて少しずつやろ。

今日は暑かったけれど、久し振りに晴れて夕空がきれい。
明日にかけてまた大雨が降ると言うけれど、
梅雨の晴れ間ってなんかいい。

気持ちいいから夕食の後に服を買いに行った。
久し振りのお買い物も楽C楽C。

もしかしたら明日はいいことあるかもね。

追伸:電話をくれたきみ、きちんと病院へ行きなさいっ!!!


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2009-06-21 足跡

芝居は面白い。
いくらでもやることがある。
一日稽古した。
一つ一つの場面を返した。
やってもやっても終わらないな。
セリフは入ってからが勝負だ。
そこから演出が始まるのに稽古をしないのはもったいない。
そりゃそーだ。

さて、明日の芝居のセリフ。
ちょっとでも読んでおくか。

足跡をまた一つ先へ進めるため。


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あっきんさんへ。誤解を生むような事を書いてごめんなさい、風邪を引いて悪いという意味ではありません。体調を崩したら休んで下さい、僕にもそれは必要ですから。あなたの芝居はいつも前向きで感心します。今後ともよろしくお願いします。 / あるまじろ ( 2009-06-22 03:52 )
体調管理気をつけます(_ _)ノ。見てるだけでも、聞いてるだけでも、自分の芝居に触れていたいものです。 / あっきん ( 2009-06-22 00:51 )

2009-06-19 walking to long way

今日は100名を集めた芝居のワークショップでした。
終わった後、みんな楽しそうで良かったです。
ま、芝居そのものの力ですね。
芝居は誰がやっても楽しいからさ。

先週末に所沢ミューズを終えてから一週間後の今日まで、
ほぼずっとワークショップの準備してました。
ほんとは僕の芝居作りのかなりの本質まで教えようとしていたのですが、
実際はそのかなり手前で終わっちゃいました。
でも出し惜しみしたのじゃなくて、
そうせざるを得なかったのです。
だって一人一人がとても一生懸命だったから。

芝居に情熱を傾けること、これだけのシンプルな気持ち。
それは僕と共通してる部分。
その部分と彼らは全く変わらないのだから。

ずっとずっとの遠い道のり。
同じ道を歩いてる。
歩き続けるのを止めないなら、これからもずっと。

僕は歩き続けるけどね。
さよなら、また明日。

歩くのを止めなければまた出会う日も来るだろう。


先頭 表紙

そうですね!面白い芝居にしたいです。ところで、今気付いたのですが今回ワークショップに参加してくれた人達がぴゅあのお芝居観に来てくれたら単純に100人ぐらいになるんですね!ああっ!もっとしっかり宣伝しておくんだった〜!!! / ゆーこ ( 2009-06-22 14:03 )
ゆーこさんへ。これだけみんなの前で言ったのだから面白い芝居作らなくちゃね。 / あるまじろ ( 2009-06-21 22:55 )
ワークショップお疲れさまでした!高低…難しいですね。これからも私の課題になりそうです。それにしてもたくさん人がいましたね〜。すごくいい刺激になりました。みんなが、はぎーの講義を真剣な眼差しで聞いていた姿が純粋で微笑ましくて一人でこっそり笑顔になっちゃいました。こうやって演劇の輪が広まっていくといいですね。本と今日はお疲れさまでした! / ゆーこ ( 2009-06-20 23:22 )

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