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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2014-12-29 年の瀬、人と会っておくこと
2014-12-28 三日遅れのMerryChristmas
2014-12-27 スノクロありがとうございました。
2014-12-26 クロスオーバー
2014-12-21 鬼が笑っても来年のことを
2014-12-18 けっこう忙しそう
2014-12-16 落陽
2014-12-15 勘違いをする人が多いので、勘違いをする自分も
2014-12-14 終りの宴
2014-12-13 冬の日々


2014-12-29 年の瀬、人と会っておくこと

冷たい雨が降りしきる朝でしたが、
まず今日は作曲家のタカノ氏のご自宅を訪問し、
『旋風を斬れ』の挿入曲、「幾星霜」の編曲と音源作成を依頼した。

タカノ氏には他にも幾つか作曲を依頼したが、
これはまだノーコメントで。

打ち合わせは1時間強で終わったが、
その後、よもやま話をして昼頃お暇した。

夕方に先輩のフジタ氏と飲むために再び東浦和へ。
フジタ氏とは演劇というコミュニティが、
現在もてはやされている理由とか、
演劇の示す方向性と表現の志向の話とかした。
氏の社会学的検証や考察はとても興味深く、
3時間があっという間であった。

帰り際に見送ってくれた僕に、
「身体を鍛えなさい」と言ってくれた。
確かにまだまだやりたいことが山ほどある。
まずは健康だ。

一足早い年越蕎麦か。
駅蕎麦を食べて帰る。

雨が降り止んだ街は、
意外と寒くは無かった。


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2014-12-28 三日遅れのMerryChristmas

今年は12/28まで芝居が入っていたため、
ろくに誕生日もChristmasも慌ただしいままに過ぎ、
家族にも迷惑を掛けた。
それはこれからもそなのだが、
それでもこの冬の休暇に多少は、
その借りを返したい。

芝居的にはまっちゃんに改めて感謝。
ありがとう。
ほんとに。
こうして考えると本当に、
浦北時代に大宮南のまっちゃんと出会えたのは、
運命だったのだと思う。

すれ違いの瞬間もあったし、
それぞれが寄り添って助け合うときもあれば、
戦うときもある。

心のすれ違いは言葉にして、
一つ一つ乗り越えていくべきだ。
そうして幾つもの夜を越えてきたんだ。

一人一人の心もまた異なる。
それをあきらめないから繋がっていられる。
それをあきらめないで、
これからも頑張ろうと思う。

時間のあいまに『黄昏』をあらためて読み返した。
一月から始まる『リア王』と合わせて、
2015年は「老い」というテーマとまず向き合うことになるのか。

一方で『旋風を斬れ』の方も台本の書き直しが続く。
こちらは少しずつね。

しかし「仕込みの日来れない」問題は大変だ。
でも差はつけないと無理だ。
融通はする、妥協はしない、
というのが今後の基本線だと思う。
一人一人の事情はもっともだ。
しかし誰も居なければ誰が仕込みをするのだろう。
役を降ります、辞退します、というのは簡単だが、
ではどうすればいいか?
どうすればいいと言うのか?
これも考える必要がある問題だ。

気がついたら年末になってた。
もう2014年も終りだ。
三日遅れだがMerryChristmasと言おう。
あれこれ忙しい日々はまだまだ続く。
何かを為している、ということはそういうことだ。

他の人以上に打ち込んでる。
だから中心に居ると言える。
それを自分自身忘れてはならない。

メリークリスマス、
支えてくれる人にこそ祝福を。


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2014-12-27 スノクロありがとうございました。

本日、遠くまでスノクロを観に来て頂いた皆様、
本当にありがとうございました。

照明は前日まっちゃんが丁寧に入力してくれたお陰で、
大きな混乱無くできたようです。
一方でアウェイの洗礼と言うか、
一本目で様子を見てくる観客に役者は焦る。
大人の劇団員でさえ陥る反応の無さからの焦り。

でもこれは焦らなくていい。
様子を見ているだけで心に届いていない訳ではない。
〔まあ他にも役者の集中力を奪う原因は存在した、
 どんな役者であれ、
 あれだけ子供が騒げばまともに演技はできない〕

しかし今までしっかり物語を紡ぐ力は稽古で付けている。

それでもあれだけ細かいミスをするのは、
やはり難しい舞台だったんだな。
たくさんの段取り、山のような照明と音響のキューとの合わせ。
慣れないダンスと殺陣、計算された立ち位置を実行していく力。
その中で稽古を積んできた役者がまさかの頭からミス。

これは明らかに経験不足からくる対応力不足。
でもその経験も今回積めた。
これは大きい。

そういう意味ではこの舞台を一定のレベルで、
なんとかこなし、それなりの感動を客に与えたのは、
やはり実力だし、手に入れたものは大きい。

そういう点で今回は収穫が大きかった。
作品的には挑戦だったし、出演した役者たちは、
多くが飛躍的に技能が向上した。
これこそ年末まで芝居をやった理由。

最高の出来の芝居は12/25の最終通し。
今日の一本はそれに遠く及ばないが、
本番とはそういうものだ。

原因も結果も分かってる。
理解の範疇。
次はそれを改善して前進すればいい。

しっかりミスを心に刻め。
ごまかさないで。
そうしたらまた前に進めるから。

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2014-12-26 クロスオーバー

いよいよ2014年、最後の本番が明日に迫りました。
『Snow Chronicle』

かつて劇団でこの作品の上演に携わった人々にとっては、
懐かしい作品ですが、
今回は新たに書き直してまた面白くなった気がします。

公開ゲネの時よりは役者もだいぶ上達したので、
素晴らしい出来に仕上がりました。
まっちゃんの「ひいきかよっ」ってくらい、
優しくお手伝いして頂いて、
照明もどうやらうまくいきそうです。
まっちゃん、本当にありがとうございました。
リハは無事に終わりました。
あとは役者達がなんとかしてくれるはずです。

途中、途中で劇団員たちにпB
一つ一つ問題を解決して出演交渉。
まあ大きな問題は無い。

青年会議所のシミズさんと照明のウチヤマくんにもпB
まあ、みんなそれぞれしっかりやってください。
仕事は仕事だけど、そこに楽しみを見いだせなければ、
世界はとたんに灰色にもなる。

『黄昏』の台本に目を通し、
『リア王』の台本起こし、
『旋風を斬れ』の書き直し。

手が幾つあっても足りないが、
まあ一つ一つやろう。

明日の本番が終わったら今年の芝居も終りだ。
どんな芝居も終わるときが来る。
それが明日なだけで。

それはきっと楽しみなことで。

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2014-12-21 鬼が笑っても来年のことを

手元にあると思っていたD2と旋風斬れの台本が無いので、
昨日深夜湯もちゃんに電話したら、明日持って行くと言ってくれた。
午前中、湯もちゃんと一緒にメシ食って、
最近の劇団のあれこれとか話す。
次回から劇団に戻るそうだ。

帰宅してシャワーを浴びて掃除機をかけた。

午後、ケヤキの忘年会。
マツキ先生が☆野さんの劇団復帰に涙。

気持ちはすごく分かる。
劇団の主宰は時に孤独。
劇団員もそれぞれ事情はあるがそれでも、
どうしても主宰より気楽なのは否めない。
どんなに辛くても主宰だけは劇団を離れられない。
僕も辞めたいと思ったことはある。

作曲家のタカノ氏とも29日昼に会う予定を組む。
サトキ、ミカンに電話して出演交渉。
タケは保留。まあそうだと思う。
まっちゃんとは12月の芝居の照明の話と、
4月の話をしておく。
90分になっちゃってごめんって謝った。

ニトベとゆやまんには連絡済み。

さりィとロバと豆にはまだ連絡取れず。
とりあえず前回出演した人は優先で。

夜、4月の芝居について、シミタクくんと電話。

映画『舟を編む』を観る。
まあまあ。
もう少し演出しても、と思った。

明日から芝居の仕上げ。
28日まではあっという間だろう。


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さえりさんへ。貴女様の素晴らしい一言で少し成長出来たと思いました。いつもお世話になっております。来年もよろしくお願いいたします。 / あるまじろ ( 2014-12-26 02:32 )
今年も大変お世話になりましたね。ありがとうございました。いつ寝るの?と内の主宰が何度も尋ねるようにあなたのご活躍は光っていました。来年もあやかりますように。 / さえり ( 2014-12-22 10:32 )

2014-12-18 けっこう忙しそう

そもそも、ちょっとした縁で台本と演出を手がけたものがあって、
それはそれでうまくいった話だった。

それがその二ヶ月後にまた別の縁を結び、
今、それが形になろうとしている。

一方で以前から企画していたことも進行しつつあり、
話は盛りだくさんになってきた。

いろいろあって予定の一件は話そのものを延期することになったが、
全く残念。アーサーさん、本当に申し訳ない。
しかしアーサーさんもちゃんと分かってくれて、
電話であったが笑顔で話が出来た。

昨日から依頼主のシミズタクミさんから話を受けて、
役者たちや照明のうっちゃん、作曲家のタカノさんと、
あちこちに連絡を入れている。

2014年、3月のヴェニス、6月のモンタージュ、
9月の月の真実、太陽の嘘、11月の光脈、
12月の青いドレスの女、SnowChronicle。

今年も6本の芝居に関わり、3本役者として出演。
4本の演出をてがけ、あとは音響のプランをした。

これで1月から2月にかけてシェイクスピア・プロジェクト2。
(結局なんだかんだ言って『リア王』に決定)
3月に2本。4月に2本。
2015年に劇団ぴゅあの公演は無い予定だったが、
4月にありそう。

これでアーサーさんの言う5月の芝居があり、
6月のケヤキがあれば、2015年途中ですでに7本。
9月にも一本は確実にやるし。

こんなに芝居ばっかりやってていいのかな。

寒い冬ですね。
クリスマスの頃には雪が降ったりしてね。


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2014-12-16 落陽

いよいよ、2014年も残り半月、二週間とちょっとですね。
今年の出来事を幾つか振り返ってみる。

劇団が十五周年を迎え、無事年間2本の公演を終えたこと。
中でも『ヴェニスの商人』ではシャイロックを演じる事が出来、
ある程度の成果を残せた。
まさに役者として一つの区切りを付けられたことだ。
ここでは自分の演技で、一つの場面を制圧する経験が出来た。
これは大きなステップだった。
そして12月の『青いドレスの女』では、
その直前の『光脈』からヒントを得たいわゆる「引く演技」を体現出来た。
これもまた大きなステップとなった。
役者としても十五年の区切りと成長を確認できた一年だった。

劇団は人の出入りが激しいが、
しっかり続いている。
自分もそうだが役者やスタッフにもひとりひとり、
その舞台ごとの感慨はあるだろうし、
観客も着目する部分はその時、その時、それぞれにあるだろう。
それはいい。
しかし、とりあえず僕自身が全くぶれずに続けていられている。
それが大切だ。
とりあえず自分がいればここは続きそうだ。

もう一つ。
今年はマツモトの力を借りて、
やっと四年目にして歩き出す事が出来た。
勝負は引き分けってとこだが形は残った。
そしてもうそれは後退はしないだろう。
先へ進むだけだ。
来年は勝負だ。

さらにもう一つ。
今年はマレーシアとオーストラリアと、
また違う場所に立つことが出来た。
英語はまたちょっと上手くなって、
友人同士の会話もできるようになった。
見て、出会い、関わりを持つ。
生きているとはそのことだと思う。

歳が暮れるとはまた一つ先へ進むことだ。
振り返ってもしょうがないので、
今、見える風景を楽しみたい。

戻る旅に陽が沈んでゆく。

今、手の中にあるものは信用しない。
それがこぼれ落ちるのも恐れずに、
次のものを掴みにいくんだ。


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2014-12-15 勘違いをする人が多いので、勘違いをする自分も

以前には右も左もわからず、
自分一人で多くのことをまかなっていた時期があって、
その後に多少だけれど他の人に仕事を分配するようになった時期もあった。
そこで勘違いをして勘違いをさせて間違いを起こした。
余計なことをした。
渡してはいけないものまで渡してしまった。

その時偉そうにしゃしゃり出てきた者たちは、もう誰も居ない。
やらせたことは無駄であった。
やらせてから失敗に気がついた。
それがその後の乱れにも結びついた。
だからそういう失敗はもう絶対にしない。

その時のことを振り返ると、
多少自分以外の人も仕事をするようになったとはいえ、
そんなものは些細なことで幾らでも替えが効くし、
誰でもそれは良かったことばかりだった。
ずっと最初から続けてきたのは自分だけだ。

大切だと思っていた人でも、
ふっと居なくなっても必ず何とかなっていた。
それは何とかなるように自分がそうしていたからだ。
しかし自分の替えは居なかった。
自分が居なければこの場所は消えていた。
他の多くの似た場所が今は消えているように。

みんなでやっていることは事実であるけれど、
だからと言って、そこは誰もが自由に出来る場所じゃない。
そんなことをしたら、もうそこはそこでなくなる。

全てを一人で成し遂げてきたなんて、
言ってるんじゃ無い。
そう言う者が居るなら、
その人こそそう考えているのだろう。
でもその人じゃない。
その人はずっとやってきた訳ではないし、
これからやってくれる訳でも無い。

多くの人に助けられて今を為していることも事実。
そのことについては素直に感謝し心から礼を言いたい。
それを忘れてはいけないと常に胸に誓っている。

でも助けるスタンスと真ん中で支え続けるスタンスは、
明確に異なる。

他の場所に顔を出し、助けるスタンスも経験しているから、
その差が歴然と存在していることは痛感している。
だから助けるスタンスの人には、
それに見合ったものしか与えられない。
それ以上を望むことはおこがましいというものだ。

そういうことを騙しながら人を使うのが経営なのかもしれないが、
自分は営利を目途にしていないので別に利益を追求しなくて好いから、
きちんと述べていこうと思う。

もう二度と間違えはしない。
これはけして二度と間違ってはいけないことなので、
あえて自分のために記しておくことだ。


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だからオムニバスシアターは絶対に二度とやりません。 / あるまじろ ( 2014-12-17 02:52 )

2014-12-14 終りの宴

今日は反省会の後に第26回公演の打ち上げなのか、
忘年会なのか、クリスマス会なのか、
とにかくそんな感じの何でもありの会でした。

武蔵浦和の欧風レストランの二階を借り切って。
まずは乾杯、そしてスピーチ。
プレゼントの交換。

皆で大騒ぎしてそれぞれのプレゼントに胸を躍らせ、
それで終り。

あっという間だけど宴とはそういうもの。
一つの区切りというだけだ。
これでおしまい。
一つの芝居はこれで終り、劇団の一年も終わる。
そしてまた新しい一年が始まるのだ。

寄せては返す波のように繰り返される一時の夢だ。
それでも僕らは楽しい夢を見る。
見続けられることの幸せをかみしめて。

振り返れば、そういう祈りのようなひとときが、
いつまでも続かないからこそ、
僕らはまた次を目指すのだと思う。


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2014-12-13 冬の日々

前日、仕事の関係で忘年会があり、
和やかで騒々しい感じで飲んだ。
人がそこにいて、一区切りをつける。
それはそれだけのことだけど、
まあ、あってもいいことだと思う。

翌日、久しぶりに時間があったので、
家の中を一通り掃除する。

気持ちが好い。
冬の休みの日の午前中とは、
こういう風に過ごすべきだと思う。

次の台本に少し目を通して、
澄み渡った冬の空気を部屋に入れる。

柔らかな日差しは優しい。


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