himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-06-27 虎の午後
2009-06-24 やすみ
2009-06-23 楽C楽C
2009-06-21 足跡
2009-06-19 walking to long way
2009-06-17 助手席の回想
2009-06-16 息子の気持ち
2009-06-15 雨の記憶
2009-06-14 とある昼下がりに考える
2009-06-13 ミューズの祭り


2009-06-27 虎の午後

と言ってもタイガースの話ではありません。
僕は親の代から巨人ファンなので。

午前中から芝居の稽古に入り、短いながら2時間半稽古する。
当初は稽古場に行けない予定だったが、
予定が変わって行けることになったからだ。

そして十一時半に稽古場を出て、今度は川越の稽古場へ。
この移動、2時間かかるんだよな。
でも行けて良かった。
埼玉だけでなく群馬、栃木から来る人もいるくらいだ。
一つ一つの言葉が面白い。
実際に立ってみると余計に分かる。
ちょっと失敗してもそれは経験になるし、
上手く行けばもっと面白い。

前回のワークショップで難易度が高いと評判の「高低」は、
さらに「トボけ」「驚き」が加わってより具体性を帯びてくる。
それでもやはり読み方だけは出来ても立つとまた話は違う。
本読みの段階ではうまく読めても、
立つと動けないことはまあ段階として良くあることだ。
それに立つだけでセリフの音量や言い方も変わってしまう。
それまで読めていた人も話すことが難しくなる。
固くなっている証拠だ。
立つ時に演じてはいけない、脱力してフリーに解放することだ。
イメージがある人ほど演じてしまう。
それがマイナスになるのだから難しいのだ。
かと言ってイメージがなくては立つことも出来ない。
イメージを持った上でそれを頭の中から一旦捨てて身体をフリーにすること。
これを目指そう。

「高低」が分からないという人も多かったが、
自分なりに解釈すると、
これはセリフの細部までにこだわった脱力と張りの表現であり、
アクセント・音量・テンション・感情の条件を脱力した状態で満たさないと、
上手く行かないものだと思う。
舞台上の「自然さ」はリアルでもナチュラルでもないことを理解していないと、
感情をかろうじてキープして高低そのもののラインは出せても、
舞台上で出さなければならない音量とテンションが下がってしまう。
それでは元も子もないのであろう。
理論はそんなところだが、これを実践するのはもう少し時間がかかるかな。
それでやっと読めるだけは読めても舞台に立つのはまた別次元だしね。


先頭 表紙

2009-06-24 やすみ

朝ちょっと会社にお休みを頂いて病院で検査する。
検査の看護士さんが優しかった。
笑顔って大切だなあって思った。

早めに終わったので会社に直行せずに、
自宅を掃除。
クーラーのフィルターをクリーニングし、
部屋に掃除機をかける。

仕事に復帰していつものようにこなす。
まあ、いつものようにこなす。

オープニングどうするか、
これはしっかり考えないと。
音はだいたい使えそう。
録音は必要だけど、
松っちゃんはこころよく引き受けてくれたからな。

欅の稽古場に昨日作った音響のネタを持っていく。
演出のマツキ先生に一応のOKを頂いたのでとりあえずホッとする。

その後、ちょっとシミズさんとお茶する。
僕の演技に対しても有効なアドバイスを頂いた。
よし、がんばろう。

朝は土砂降りの雨だったのに、
夕方は晴れ間。
少し夏、近づいたかな。


先頭 表紙

2009-06-23 楽C楽C

またまた事務仕事に追われている。
なんだかんだ言って途切れないな。
台本書かなきゃいけないのに・・・。
一通り仕上げて次はとりあえず音響の整理。
手伝って貰って夏のサマフェスの音響を探し出して、
続いて欅の音響も仕上げちゃう。

ふー、結局気になってることを全部終わってからじゃないと、
台本には取りかかれないんだよねー。
A型だなー、つくづくA型だなー。

あとやらなきゃならないのは週末までにサマフェスの書類ってとこかな?
リッキーが平面図仕上げたら照明のプランに取りかかろう。
映像の打ち合わせはわずかだがイメージを伝えた。
よし、がんばろ。

土曜日はまた用事が出来た、それは最優先。
でも午後に川越に行くからその準備もしとかなきゃ。
セリフを入れなきゃならない台本が4本ある。
書かなきゃならないのはあと2本。
さーて少しずつやろ。

今日は暑かったけれど、久し振りに晴れて夕空がきれい。
明日にかけてまた大雨が降ると言うけれど、
梅雨の晴れ間ってなんかいい。

気持ちいいから夕食の後に服を買いに行った。
久し振りのお買い物も楽C楽C。

もしかしたら明日はいいことあるかもね。

追伸:電話をくれたきみ、きちんと病院へ行きなさいっ!!!


先頭 表紙

2009-06-21 足跡

芝居は面白い。
いくらでもやることがある。
一日稽古した。
一つ一つの場面を返した。
やってもやっても終わらないな。
セリフは入ってからが勝負だ。
そこから演出が始まるのに稽古をしないのはもったいない。
そりゃそーだ。

さて、明日の芝居のセリフ。
ちょっとでも読んでおくか。

足跡をまた一つ先へ進めるため。


先頭 表紙

あっきんさんへ。誤解を生むような事を書いてごめんなさい、風邪を引いて悪いという意味ではありません。体調を崩したら休んで下さい、僕にもそれは必要ですから。あなたの芝居はいつも前向きで感心します。今後ともよろしくお願いします。 / あるまじろ ( 2009-06-22 03:52 )
体調管理気をつけます(_ _)ノ。見てるだけでも、聞いてるだけでも、自分の芝居に触れていたいものです。 / あっきん ( 2009-06-22 00:51 )

2009-06-19 walking to long way

今日は100名を集めた芝居のワークショップでした。
終わった後、みんな楽しそうで良かったです。
ま、芝居そのものの力ですね。
芝居は誰がやっても楽しいからさ。

先週末に所沢ミューズを終えてから一週間後の今日まで、
ほぼずっとワークショップの準備してました。
ほんとは僕の芝居作りのかなりの本質まで教えようとしていたのですが、
実際はそのかなり手前で終わっちゃいました。
でも出し惜しみしたのじゃなくて、
そうせざるを得なかったのです。
だって一人一人がとても一生懸命だったから。

芝居に情熱を傾けること、これだけのシンプルな気持ち。
それは僕と共通してる部分。
その部分と彼らは全く変わらないのだから。

ずっとずっとの遠い道のり。
同じ道を歩いてる。
歩き続けるのを止めないなら、これからもずっと。

僕は歩き続けるけどね。
さよなら、また明日。

歩くのを止めなければまた出会う日も来るだろう。


先頭 表紙

そうですね!面白い芝居にしたいです。ところで、今気付いたのですが今回ワークショップに参加してくれた人達がぴゅあのお芝居観に来てくれたら単純に100人ぐらいになるんですね!ああっ!もっとしっかり宣伝しておくんだった〜!!! / ゆーこ ( 2009-06-22 14:03 )
ゆーこさんへ。これだけみんなの前で言ったのだから面白い芝居作らなくちゃね。 / あるまじろ ( 2009-06-21 22:55 )
ワークショップお疲れさまでした!高低…難しいですね。これからも私の課題になりそうです。それにしてもたくさん人がいましたね〜。すごくいい刺激になりました。みんなが、はぎーの講義を真剣な眼差しで聞いていた姿が純粋で微笑ましくて一人でこっそり笑顔になっちゃいました。こうやって演劇の輪が広まっていくといいですね。本と今日はお疲れさまでした! / ゆーこ ( 2009-06-20 23:22 )

2009-06-17 助手席の回想

病院からの帰りに父と話した。
たまたま車は銀座を走っていた。

中学を卒業した後でこの辺で配管工の仕事をしていたんだ。
なんでそんなことしてたの。

高校に行く金がなくてね。
そーか。

叔父の仕事を手伝って臨時雇いみたいな形でさ。
へーそうなんだ。

僕は父のその話を聞いたのは初めてだった。
やがて車は銀座を過ぎて大手門を回りお茶の水方面に。

父の話は面白かった。
梅雨のまっただ中の空気は重く湿っていた。
それでもそんな空気を吹き飛ばすように、

僕は父を乗せて、
愛車のアクセルをちょっと大きく吹かして、
聖橋の交差点を一気に駆け抜けた。


先頭 表紙

2009-06-16 息子の気持ち

かつて父が自分の母親の葬儀でも泣かないことは、
それが男の生き方と述べられて、
子供の僕はなるほどと思った。
でもそれは単なる個人のプライドの問題だったのかと今では思う。
そして今日の父の態度は、
自分の非を認めないプライドの高さに身内ながら、
がっかりした、本気で頭に来た。

それでも僕がもっと年老いた時に、
父と同じ態度を取らないとは言い切れない。
僕は父と同じくらい意地っ張りで、プライドが無駄に高く、
負けず嫌いで、へそ曲がりで、あまのじゃくだからだ。

僕はまごうことなき父の子だ。
だからこそ嫌になることもあるけれど、
だからってどうすることも出来ない。
がっかりしたってどうしようもない。
それでも僕は父を見捨てることなど出来ない。
そんなことはできない。
家族とはそういうものなんだと思う。

誇らしい話ではないが、
適当に流して忘れることもできない。
それでも肯定して生きていくことしかできない。
家族とはやっぱりそういうものなんだと思う。


先頭 表紙

2009-06-15 雨の記憶

今日は朝一度職場に顔を出してから病院へ。

ドクターに「痛みが引かない」って申告したら
「じゃあ薬、変えるから。」だって。
そしてなんか見たこともないような薬をもらった。
実験してるんじゃないよね、ドクター?
ま、信じてます。

その後、職場に復帰して仕事をこなす。
仕事は楽しいな。
そしてちょっと世話して会議と
昨日までの本番の反省とミーティング。

続いて欅の稽古場へ。
ニュアンスが難しいとこがあるね。
棒読みしなくちゃいけないのが意外と難しい。
セリフなんとか入れます。
明日は埼玉会館大ホールに出張です、薬持参でね。

夕方からひどい土砂降りの雨が街を包んだ。
梅雨なんだね。
こんな日は昔のことを思い出す。


先頭 表紙

ゆーこさんへ。周囲の人に支えられていますね、僕は。助かります。 / あるまじろ ( 2009-06-17 00:40 )
3本目の台本も楽しみですが…無理はしないで下さいね。でも、私も精一杯やります。 / ゆーこ ( 2009-06-16 10:49 )

2009-06-14 とある昼下がりに考える

あの頃は良かったって思う。
そんな時があるのは良いことかな。
そう思っている今の時点は良い状況なのかな。

決まっていくことが一つ一つが終わっていく中で、
自分の成長はあったのか。
考えてみなくてはいけない。
その人間だから、
ということで大目に見ることなんて何もない。

締まっていこう。
今の自分で求めている結果はたった一つだ。
全てそれのためにやっている。
それが成し遂げられなければ、
まだまだ自分が足りないということ。
まだ足りないのか、とも思う。
満を持してもう一度挑もう。

遠い日の記憶、
あの頃は良かったと思わない。
だってあの時自分は未熟だったから。
今手にしたものを活かして栄光を手にするんだ。


先頭 表紙

2009-06-13 ミューズの祭り

所沢市民文化フェアの一環としての演劇祭にお邪魔する。
お祭りと言うムードで楽しんで、とは言ったものの、
ここまではなかなか大変だった。
4月の露天商から幾度かの打ち合わせなどなど、
もちろん、この演劇祭を中心的に運営する松ちゃんをはじめとする、
中心的な人々に比べたら及ばないが。
そういう意味では本当に色々お世話になりっぱなしで、助かりました。
特に松ちゃんにはことさら、心を配って頂き甘えっぱなしでありました。
反省会にも出られず、申し訳ありませんが、楽しかったです。
またこの地区の人々も独特のうち解けた雰囲気があり、
居心地は悪くなかった。
こうして一緒にやらせて頂き良かったと思えるのも、
そういう周囲の方々の気配りをいただけたからでしょう。
有り難い限りです。

うちの芝居は、滑り出しの群読はやや緊張気味で固い感じ。
新人の音響が失敗するのはご愛敬。
直前に手直しした殺陣はまあまあ。
後半に向かうと少しノッて来たか。
中盤の幾つかのモノローグがなかなか良かった。
全体的にはまあ良かったけど、セリフは稽古してもし足らないと感じた。
特に今、自分でアクセントと高低について学んでいる最中なので、
セリフのやりとりと出し方はとても気になった。
今後のメンバーに期待と言ったところだ。

演劇祭全体はやや客の入りが悪かった。
が、それにうちはほとんど貢献できず申し訳ない限り。

それでも本番が一つ終わった心地よさはいつも気持ちがいい。
湿度を多く含んだ夕暮れの空気の中、
後片づけをする気分も、そう悪くなかった。

ありがと所沢、
ありがと皆様。

写真はいつかの航空公園近くの緑陰。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)