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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2009-06-06 メモ替わり
2009-06-05 ソーダ水の中を貨物船が通る
2009-06-04 愛と労働
2009-06-03 くらくら
2009-06-02 母と飲んだカプチーノ
2009-06-01 また芝居ばっか。
2009-05-31 わちがい黒豚丼の塩
2009-05-30 しるふれいへ
2009-05-29 協奏曲
2009-05-28


2009-06-06 メモ替わり

今週末は打ち合わせ三昧。
土曜日はサマフェスの打ち合わせに千住の劇場に向かう。
うっちゃんの師匠とかと音照、舞台の話をして帰ってくる。
日曜日はミューズの打ち合わせ、丘の上の芸総に。

その合間に稽古。
エンフレとあの雲の自分の部分の前半はさらえた。
ただ芝居は自分の部分だけでは完成しない。
劇団員の稽古が必要な部分はそれぞれ自分の所以上に残っている。
演出としての仕事もまだまだやらなきゃ。
来週末日曜日の通しまでの時間を有効に使う必要がある。
がんばろ。

月曜日には、
松木先生にワークショップのお知らせを約束したのでファックスして、
欅の稽古に出るために台本下読みして、
ミューズのための写真を現像して、
サマフェスの当座の書類を作って、(音照のプランはまだ無理だ)
明後日のさいたま市民演劇連盟の会議に持っていく調書を作成して。
そこまでかな。
できたらちょっとだけでも台本のプロット考えて、
トラアナの台本もちょっとくらいは読んで。
予算の執行も確認して機材購入の話も進めないとねー。

いや忘れちゃうからさー。
ここメモ替わりね。


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2009-06-05 ソーダ水の中を貨物船が通る

仕事を幾つか大切に慎重にこなす。
秋の大きなイベントのチーフなのでそのイベントの説明会。
その後、問題を起こした○とじっくり話す、大丈夫かな、伝わったかな。
さらにみーちゃんに月曜までの宿題を課して、一息つく。

それらは、もう少し後でちゃんと何かにつながると思いつつ、
すぐにその次の仕事に手を伸ばす。

電話をしたらすぐに会ってくれることになったので、
文化会館までリッキーと深井さんに会いに行く。
そしてサマフェスに必要な大道具の組み方を教えて貰う。
まずこれはこれでオッケ。
あとはリッキーが何とかしてくれるだろう。
以前から着手しなくちゃと思っていたことだったが、
結局前日になっちまった、ギリギリセーフってとこだな。

その後は築地に行く。
元気だった、ほっとした。

これで今日は終了。
帰ってから食事。
電話しなくちゃならないとこは後、数件あるけど。
ま、明日でいいや。

なんか海、見たいな。
午後からぼんやり眺めて、暮れていくまで。
渡っていく船とか目で追いながら、
風に吹かれて。


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2009-06-04 愛と労働

人を愛することと働くことはリンクしている。
働かないで人を愛することはできない。
逆に愛する人のために働くことは大切なことだ。
働くことと愛することは生きていく意味でさえある。

近代資本主義において搾取階級は、
常に労働の過程で労働者の個を奪っていった。
富を搾取するだけに留まらず。
だから利潤追求の経済活動の中で労働者は「名前を奪われる」のだ。

そしてそれらの軋轢の中で果てしない階級闘争が始まる。
ブルジョアと労働者の階級闘争だ。
それは既に富そのものを巡る争いではなく、
実は人間としての個の尊重を認めさせる闘争となっていったのだ。

社会の根本的な価値観が、
人のために働く尊さでなく富の多さに置き換わったのはなぜだろうか。
富の多さに価値を置く者は、富自体が価値なので「個」を尊重する必要がない。
「個」を尊重する必要性を無くした者はいわば「顔」を失くしたようなものだ。
誰でもいいのだ、富の多さだけが価値なのだから。

一方で失われた個を取り戻すために必要なのは、
家族の絆であり、他者への思いやりや愛情であるような、
富としては計れない価値だろう。

これが「千と千尋」の物語の構造でしたね。
あとは神話と伝承のパターンを踏襲して世界観が構築されている。
良くできた物語です。

写真は関係ないけれど銀座に居た「せんとくん」。


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2009-06-03 くらくら

1時間、舞台技術講習をしたら頭がくらくらした。
一昨日に旅から帰った時は疲れてないつもりでも、
そうでもなかったのかな。

仕事の中、あまりの無責任な行動を目の当たりにして、
つい口に出して言ってしまう。
でも後できちんと事後処理してた。
だからこっちも謝った。
こういうのが必要なんだな。
その前の段階で口をつぐんだら駄目だな。

母からのメール、嬉しい。
でも返信しなくちゃ。

父からの留守電、これも嬉しい。
何言ってるか今ひとつ伝わらないけど。

雲が流れていく。
その隙間から差した午後の日差しが、
群れて咲いている花に降り注いでいた。

僕の身に起こっていることにもきちんと向き合おう。
世界はきちんと次の季節に向かってる。
ちゃんと周りを見れば、
世界はこんなに美しいよ。


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2009-06-02 母と飲んだカプチーノ

あの時は美味しいって言ってた。

僕も事情により、
ここのところコーヒーの類、一切飲んでない。
また飲みたいな、一緒に。


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2009-06-01 また芝居ばっか。

台本一本仕上げた。
これをやるのは相当大変で、
彼らにとってはかなりの努力を要するはずだ。
でもきっとやるね。
そうしたら今まで見られなかった景色が見られるかも知れない。
雲を抜けてその上に出られるかな。

一方で欅の稽古にも参加する。
前回は多少読めた感じだったのに、
今回代役を混ぜてやったら分からなくなった。
やっぱりもう少し考えてやらないとね。
よし、次はもうちょっと頑張ってみよう。

ゆやまんと音響の打ち合わせ。
きょんぺとチラシ・パンフの打ち合わせ。
焼きそば美味かったっしょ。

さてもう一本台本書こ。
あと明日は土曜日の千住の打ち合わせのための資料作成だね。
午後に深井さんと連絡を取って情報収集しなくっちゃ。

自主練もしてますよ。
へへ。
行くぞーおー。


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ゆやまんくんへ。エンフレなくなっちゃってまた世話を掛けます、一緒にやりましょう。よろしく。 / あるまじろ ( 2009-06-07 22:25 )
打ち合わせ、取り敢えず無事に終わってよかったです。焼きそば、言うまでもなく美味しかったです♪ / ゆやまん ( 2009-06-05 15:50 )

2009-05-31 わちがい黒豚丼の塩

雨に降られて上高地は断念。

その分キャンセルした朝食をゆっくりと食べる。
美味しいなあ、ゆったりとした朝食。

そして安曇野の山岳美術館へ。
気品のあるご婦人が一人いらっしゃるだけ。
山の絵だけを置いてある小さな美術館だ。
でもその絵が好い。
二十年ぶりでも素晴らしい。変わらない。
モネに影響を受けた足立先生の絵は心を揺さぶる。

そして大町の造り酒屋を改築して作った店「わちがい」で昼食。
黒豚丼にはタレと塩があるが今日は塩で。

コクがレモンと釣り合ってとても美味しい。
黒豆豆腐や山菜のゼリー寄せ、菜種油のドレッシングのポテトサラダ、
凍み豆腐のステーキ、コシアブラ付きなど、
上品な器に盛られた前菜もついて1600円は安い。
しかもこのロケーション。
水さえも湧き水だ。


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2009-05-30 しるふれいへ

南部の親しい人たちと旅に出た。
朝から雨は降り続いている。
外環から関越に入り上信越道に入る頃には、
皆、かなりうきうきしていた。
それにしても良く喋るね。
にしても雨、良く降るね。
蕎麦屋はなかなか、天麩羅美味い。
油っこい食べ物はやめなさい、と言われているが今日くらいいいよ。
それにしても魚介は海老だけで、
それ以外は全部野菜か山菜なのに「海鮮天麩羅」と言い切るメニューすげー。

昼食の後は白骨温泉の野天風呂に入った。
沢渡からの道が通行止めになっているので、
前川渡から乗鞍の鈴蘭経由でスーパー林道を通って行くしかない。
白骨の乳白色、ちょっと話題になったけれど、
逮捕されたりした芸能人よりはよっぽど許したい。
良い温泉に全員満足した後に、
今日の宿のぺんしょんしるふれいに向かった。

しるふれいは二十年前に僕が学生時代にバイトしていたペンションだ。
同じ人文学部のノザキがものすごいモテ男の先輩から紹介されたバイトを、
僕にも紹介してくれたのだ。
ノザキ、今どうしてるんだろう?

二十年の年月の経過を問われた事がある。
前回の僕の芝居もそうだった。
二十年の経過は人によるのだなと思った。

食後にひととおり飲んだ後(僕は事情により控えめ)、
片付けをしてオーナーと二人きりになる。
「で、どうなの今。」
「いやー駄目ですね。最近なにやっても調子悪くて。」
「ふーん・・・」

一瞬の沈黙の後にオーナーが言った。
「ああ、笑顔は変わらないね。」

・・・オーナーの方が変わんないじゃないすか。

僕が二十年前にここでバイトしてた時、
僕、ここに来るの結構楽しかったんです。
その頃、僕はまだたった一人の下宿暮らしと大学生活が始まったばかりで、
どこか自分がほっと息をつける場所が欲しかった。

そんなところの一つがしるふれいになったのだと思う。
厳しく優しく、ずっと見ていてくれた。
ずっと同じ場所に居てくれたオーナーとサツキさんに感謝したい。

僕は今もずっと変わらず彷徨いながらふらふらしているけれど、
あなた達も変わらずここでちゃんとそのままで居てくれているのですね。


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2009-05-29 協奏曲

ふとした偶然で医師の役を演じることになった。
しかも同時に別の芝居で。
これも巡り合わせというものだろう。

人生は「やあ」と、「さようなら」と、「ありがと」で出来てる。
もう一度逢いたい人、もう一度見たい景色、もう一度言いたい言葉。

まだ若くて何も知らなかった時、
僕が生きていることはそれを見つけるための旅だった。
そういうもののために僕は生きていた。
でも「もう一度」ってことを見つけられたことが一つの成果だと思う。

人生は「やあ」と、「さようなら」と、「ありがと」で出来てる。
出会いと別れと感謝。

港が近づいてきて汽笛が鳴る。
出迎えの人々の顔は明るい。
もちろん僕を待っているわけではないけれど、
それは美しい光景に違いないだろう。


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2009-05-28 罪

思えば二十歳の頃からそれは始まっていたのだろう。

生意気に粋がっていたから、立ち向かっていたから、
ちゃんと認めてくれる人は認めてくれたし、
ぼちぼち生きていたら手にすることができない栄光も掴めたし。

僕の身体の中にできた患いの源は、
誰かの所為で生じたものではない。
全ては僕が生み出し、僕が育んだものだ。

僕の生きてきた人生の中に一つ一つその種はあった。
それを一つ一つ思い描くと、
僕が悪かった時もあったし相手が悪かった時もあった。
僕が悪かった時の方がちょっと多かったかな?
しょうがないよ、人生はそういう意味では闘いの連続だから。

だからあなたのせいではない。
僕はこんなものは簡単に乗り越えるだろう。
それが今出たのも、それはそういう因果なのだ。

しかし胃カメラって苦しいねえ。


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みーさんへ。大丈夫です、心配させてごめんなさい。 / あるまじろ ( 2009-05-31 22:13 )
ちょっと心配な文章ですね。(日本語ヘン?)何かあったのでしょうか。。。 / みー ( 2009-05-31 21:47 )

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