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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-06-01 また芝居ばっか。
2009-05-31 わちがい黒豚丼の塩
2009-05-30 しるふれいへ
2009-05-29 協奏曲
2009-05-28
2009-05-27 トラアナ
2009-05-26 じわっと格言part2
2009-05-25 じわっと格言
2009-05-24 久々多忙
2009-05-19 舞台が待っている


2009-06-01 また芝居ばっか。

台本一本仕上げた。
これをやるのは相当大変で、
彼らにとってはかなりの努力を要するはずだ。
でもきっとやるね。
そうしたら今まで見られなかった景色が見られるかも知れない。
雲を抜けてその上に出られるかな。

一方で欅の稽古にも参加する。
前回は多少読めた感じだったのに、
今回代役を混ぜてやったら分からなくなった。
やっぱりもう少し考えてやらないとね。
よし、次はもうちょっと頑張ってみよう。

ゆやまんと音響の打ち合わせ。
きょんぺとチラシ・パンフの打ち合わせ。
焼きそば美味かったっしょ。

さてもう一本台本書こ。
あと明日は土曜日の千住の打ち合わせのための資料作成だね。
午後に深井さんと連絡を取って情報収集しなくっちゃ。

自主練もしてますよ。
へへ。
行くぞーおー。


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ゆやまんくんへ。エンフレなくなっちゃってまた世話を掛けます、一緒にやりましょう。よろしく。 / あるまじろ ( 2009-06-07 22:25 )
打ち合わせ、取り敢えず無事に終わってよかったです。焼きそば、言うまでもなく美味しかったです♪ / ゆやまん ( 2009-06-05 15:50 )

2009-05-31 わちがい黒豚丼の塩

雨に降られて上高地は断念。

その分キャンセルした朝食をゆっくりと食べる。
美味しいなあ、ゆったりとした朝食。

そして安曇野の山岳美術館へ。
気品のあるご婦人が一人いらっしゃるだけ。
山の絵だけを置いてある小さな美術館だ。
でもその絵が好い。
二十年ぶりでも素晴らしい。変わらない。
モネに影響を受けた足立先生の絵は心を揺さぶる。

そして大町の造り酒屋を改築して作った店「わちがい」で昼食。
黒豚丼にはタレと塩があるが今日は塩で。

コクがレモンと釣り合ってとても美味しい。
黒豆豆腐や山菜のゼリー寄せ、菜種油のドレッシングのポテトサラダ、
凍み豆腐のステーキ、コシアブラ付きなど、
上品な器に盛られた前菜もついて1600円は安い。
しかもこのロケーション。
水さえも湧き水だ。


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2009-05-30 しるふれいへ

南部の親しい人たちと旅に出た。
朝から雨は降り続いている。
外環から関越に入り上信越道に入る頃には、
皆、かなりうきうきしていた。
それにしても良く喋るね。
にしても雨、良く降るね。
蕎麦屋はなかなか、天麩羅美味い。
油っこい食べ物はやめなさい、と言われているが今日くらいいいよ。
それにしても魚介は海老だけで、
それ以外は全部野菜か山菜なのに「海鮮天麩羅」と言い切るメニューすげー。

昼食の後は白骨温泉の野天風呂に入った。
沢渡からの道が通行止めになっているので、
前川渡から乗鞍の鈴蘭経由でスーパー林道を通って行くしかない。
白骨の乳白色、ちょっと話題になったけれど、
逮捕されたりした芸能人よりはよっぽど許したい。
良い温泉に全員満足した後に、
今日の宿のぺんしょんしるふれいに向かった。

しるふれいは二十年前に僕が学生時代にバイトしていたペンションだ。
同じ人文学部のノザキがものすごいモテ男の先輩から紹介されたバイトを、
僕にも紹介してくれたのだ。
ノザキ、今どうしてるんだろう?

二十年の年月の経過を問われた事がある。
前回の僕の芝居もそうだった。
二十年の経過は人によるのだなと思った。

食後にひととおり飲んだ後(僕は事情により控えめ)、
片付けをしてオーナーと二人きりになる。
「で、どうなの今。」
「いやー駄目ですね。最近なにやっても調子悪くて。」
「ふーん・・・」

一瞬の沈黙の後にオーナーが言った。
「ああ、笑顔は変わらないね。」

・・・オーナーの方が変わんないじゃないすか。

僕が二十年前にここでバイトしてた時、
僕、ここに来るの結構楽しかったんです。
その頃、僕はまだたった一人の下宿暮らしと大学生活が始まったばかりで、
どこか自分がほっと息をつける場所が欲しかった。

そんなところの一つがしるふれいになったのだと思う。
厳しく優しく、ずっと見ていてくれた。
ずっと同じ場所に居てくれたオーナーとサツキさんに感謝したい。

僕は今もずっと変わらず彷徨いながらふらふらしているけれど、
あなた達も変わらずここでちゃんとそのままで居てくれているのですね。


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2009-05-29 協奏曲

ふとした偶然で医師の役を演じることになった。
しかも同時に別の芝居で。
これも巡り合わせというものだろう。

人生は「やあ」と、「さようなら」と、「ありがと」で出来てる。
もう一度逢いたい人、もう一度見たい景色、もう一度言いたい言葉。

まだ若くて何も知らなかった時、
僕が生きていることはそれを見つけるための旅だった。
そういうもののために僕は生きていた。
でも「もう一度」ってことを見つけられたことが一つの成果だと思う。

人生は「やあ」と、「さようなら」と、「ありがと」で出来てる。
出会いと別れと感謝。

港が近づいてきて汽笛が鳴る。
出迎えの人々の顔は明るい。
もちろん僕を待っているわけではないけれど、
それは美しい光景に違いないだろう。


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2009-05-28 罪

思えば二十歳の頃からそれは始まっていたのだろう。

生意気に粋がっていたから、立ち向かっていたから、
ちゃんと認めてくれる人は認めてくれたし、
ぼちぼち生きていたら手にすることができない栄光も掴めたし。

僕の身体の中にできた患いの源は、
誰かの所為で生じたものではない。
全ては僕が生み出し、僕が育んだものだ。

僕の生きてきた人生の中に一つ一つその種はあった。
それを一つ一つ思い描くと、
僕が悪かった時もあったし相手が悪かった時もあった。
僕が悪かった時の方がちょっと多かったかな?
しょうがないよ、人生はそういう意味では闘いの連続だから。

だからあなたのせいではない。
僕はこんなものは簡単に乗り越えるだろう。
それが今出たのも、それはそういう因果なのだ。

しかし胃カメラって苦しいねえ。


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みーさんへ。大丈夫です、心配させてごめんなさい。 / あるまじろ ( 2009-05-31 22:13 )
ちょっと心配な文章ですね。(日本語ヘン?)何かあったのでしょうか。。。 / みー ( 2009-05-31 21:47 )

2009-05-27 トラアナ

「虎の穴」という名の芝居のワークショップに通い始めた。
僕がここまでで手に入れた演技上の理論に合致する部分も多くあり、
また全く新しい知識やイメージもふんだんにある。

理論は丁寧に説明され、すぐにその場でしっかりと実践される。
今回の印象で得たのは「セリフはまるで弓矢のようだ」というもの。
ある一定の高低の音の中で、セリフは役者から吐き出されるが、
それは夜の闇の中、見えない鵺に放たれる弓矢のようだ。

弓矢の場合、ある程度の勢いで放たれた矢はいつでも放物線を描きながら、
射手のイメージ通りに目標に向かっていく。

ところがセリフの場合は、もっと自由だ。
自由な分、制御は難しくなる。
いきなり高くも低くもなりその曲線は綺麗な放物線を描く方が難しい。
「文節の最後で少し落ちる」ために「張る必要性」がある。
それは放物線を描くためのコントロール法のイメージを伝えている。
平井堅が歌を歌っているのを聴きながら書いているので思い当たるが、
彼も盛り上がる部分でいきなり声を張ったりはしない。
楽曲全体の放物線のイメージが出来ているからだろう。
だから「腑に落ちる」。

放物線を外れる高低や強弱は、違和感を伝えるのだ。
一語一語のイントネーションも大事だけれど、
ここの高低とはアクセントや声量のボリュームのことではない。
イメージの中の高さ低さであって国語学上の発音上の問題でもない。
その感度を受容することも難しいし、理解も難しい。
それはそもそもが講師である若林氏のイメージだからだ。
けれど相対してその言葉を素直に耳に入れていると、
やがて、おぼろげにイメージを共有することが出来るような感覚が生まれる。
「理解」ではなく、「共有」だ。「共有」は信頼感を生む。

芝居を作るときイメージを共有できない人は信頼できない。
それはその時々に変化する感情で固定化されるものではないけれど、
理解の段階で自分のイメージを押しつけてしまったり、
自分のイメージに固執してしまうと共有とはほど遠いモノになってしまう。
そこから離れられる勇気が、役者には必要なのだ。。

偶然だけれど僕は前回のワークでたまたまワークを受けている人々の真ん中で、
たった一人で演技を40分つけてもらった。
最初は固くなっている自分自身が分かるほどだ。
それでもなるべく身体をフリーにして脱力を心がけた。
次にどうしても今までの経験の中でついた癖が幾つも出た。
それも一つ一つ指摘してもらった。
そしてそれを直す。
まだ表情が固い。
それを直してやっと1ページほど通して演じることが出来る頃に、
40分が過ぎて稽古は打ち切らざるを得なかった。
そしてその稽古の後に「勇気」という言葉を頂いた。
「気迫」という言葉も。

改めて脱力は力を抜くことではないことを実感した。
必要な部分には入れる。
これも自由度がありすぎるから困難な作業だ。

典型的な面白い動きを借りてくることも違う。
それはもう固まっていてフリーになっていない。
自意識のみでその動きが出てきているからだ。

演技は自意識との戦いであり、
自意識を離れた脱力が求められている。
そんなことに触れたワークだった。

これから8月までにあと数回この「虎の穴」に通う。
一体どれほどのものをつかめるだろう。

このほとんどの技術は日常にはほとんど必要のないモノだが、
僕には必要だ。
こういうものがきっと宝物と呼べるモノになるのだろう。


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2009-05-26 じわっと格言part2

一部にささやかに好評をいただいた「じわっと格言」。
では続いてもうちょっとおつき合いを。
今日は応募作も交えて。

 8 かゆいところに毛が届く    (ってゆーかそのせいでかゆいのではっ!?)
 9 井の中のお水         (・・当たり前だ・・井戸なんだから・・)
10 時には母のナイトのように   (お母さん・・・騎士??)
11 嘘八百屋           (本当の仕事は・・何っ!!??) 


そして埼玉県の方に送るローカル作品。

12 青天の志木駅         (なんか・・・のんびりしてる・・・) 


さらに猫好きな貴方に送る「猫シリーズ」作品。

13 猿も木からおりる、猫もおりる (その木、みんな嫌なんだ・・・) 


そして今回の傑作。

14 三歩進んで二歩進む      (・・なぜ、一回立ち止まった??)

いかがでしょうか。
あいかわらず伝わらない人には伝わらない、
「じわっと格言」でした。

今日もあまり関係ないですが、
写真は「見猿、聞か猿、言は猿」。


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☆のさんへ。いや、ほんとそんなに凄くないんですよ。隣で聞いてると普通なんですけど。 / あるまじろ ( 2009-05-29 23:25 )
雅さんへ。大変深いご理解を頂きO橋くんも喜んでいると思います。素敵な日常を持った人には言葉はまた別の輝きを放つのだと改めて感じました。 / あるまじろ ( 2009-05-29 23:24 )
9番が好きです^^ いや凄い人ですね〜 / ☆の ( 2009-05-29 08:16 )
全部心に沁みます。特に10番。まわりにけっこういるし。普段は甘えたり反抗したりしてるくせにいざとなると。「僕がママを守るんだ!」っていう4歳のナイト。14番もいいなぁ〜。一気に進まないところがいいですね。私、多分この格言ひとつひとつで1時間は語れるかも・・・。ステキなご友人をお持ちなんですね。あ。でも応募作もあるんでしたね。どんな方が何番を? / 雅(みやび) ( 2009-05-28 23:28 )

2009-05-25 じわっと格言

今年、職場の隣の席に座ったのは新人のO橋くん。
そのO橋くんが、たまにつぶやく変な語録を、
僕は密かに「じわっと格言」と呼んでいる。

最初に聞いただけではその面白さは分からない。
後から「じわっと」その深い面白さが伝わってくるのだ。

格言のようでいて、ほとんど無意味なその語録を紹介しよう。

1 逃がした魚は泳いでる  (逃がしたやつが泳いでるの見えるんだ・・・)
2 ぬかにキュウリ     (普通のぬか漬け・・だよね・・・)
3 馬の耳を見物      (ただみんな耳を見てるんだ・・・)
4 話の腰を揉む      (なんか媚びてる・・・マッサージ・・・?)
5 猫にこんばんわ     (なんで挨拶してるの・・・???)
6 首を長くして立つ    (まさしくただのキリンさん・・・だよね?)

こんな感じである。
最初に読むとそれほど面白くないんだけど後に来るんだよ。
その最高傑作がこれ。

7 犬も歩けば猫も歩く   (ただペットがたくさん居る通りなだけじゃんっ!!)

いかがでしょうか?
この面白さ、伝わった?
あー自信ないなー。

皆さんも「じわっと格言」あったらツッコミで教えて下さい。
ちなみに「抜けるような蒼井そ○」とか下ネタはだめです。
ご応募は↓こちらまで。。。

写真は関係ないけど、日光の眠り猫。


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雅さんへ。いやそんなに深い・・・かな。ありがとうございます。。。 / あるまじろ ( 2009-05-28 22:06 )
きょんくんへ。二度もつっこんでくれてありがとう。。。 / あるまじろ ( 2009-05-28 22:05 )
☆のさんへ。他にも考えてご応募下さい。 / あるまじろ ( 2009-05-28 22:03 )
深いぃ〜。スキだわ、こういうの。 / 雅(みやび) ( 2009-05-27 22:25 )
爆笑☆ / きょん ( 2009-05-27 09:50 )
爆笑☆ / きょん ( 2009-05-27 09:50 )
つぼです^^ / ☆の ( 2009-05-27 09:06 )

2009-05-24 久々多忙

ただでさえ色々あるのに休みを取ってる。
それはそれで理由はあるのだけれど、まあここでは言わない。
ただ痛いのは痛い。
休んでいるから当然、なんとなく仕事が山積みだ。

休み前の仕事はばっちりのはずなのにそれ以上に被さって来る。
明日の仕事なんて担当者がやんないからこっちが飛び回ったりして。
そして自分の総会の準備はびっくり。
なんとしあさってが本番だった。。。
なんで気づかねーかなー。
人の仕事してる場合じゃないんだけどなー。
明日からも大わらわ。

祭りの企画させる仕事も目前。
今週末はマツキ老人会だし。
7月の慰安旅行の手続きとかしてる場合じゃないんだけど、
こればっかりは他に人居ないしねえ。

欅の稽古とか行って調子が好いのは台本ちゃんと事前に読んでるからだし。
川越の虎の穴の台本も、もうセリフ入れるよ。
所沢ミューズも目前なのですけど、木曜日はヒアリングの後に母の所に行きます。

あれ、まだぴゅあの稽古のことや台本のこと挙げてないのに、
充分テンパってる感じ?

6月6日までに台本も上げよう。
いいよ、こんなのなんでもない。

クラゲみたいにふわふわしながら、
なんとなく乗り越えちゃうよ。


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2009-05-19 舞台が待っている

少しずつ天気が下り坂の昼下がり。
なぜか眠い。
仕事もあまり進まない。
台本のことを考えてもまとまらない。

どうしてそんなことばかりするのだろうと、
人は僕に尋ねるかもしれない。
それは先に進むため。
全てが今一つ上手く行ってないことなんてとっくの昔に分かってる。
怖い考えが僕を抱きかかえないうちに、
止まらないで逃げ切るんだ。

はっとして立ち止まる。
長い長い廊下には誰も居ない。
遠く遠くに本番前の客席のさざめきが響いてる。

舞台が待っている。
僕と僕らの芝居を。
そう信じてるから今立ってる場所でさえ不確かなのに、
もう一歩踏み出せてる。

はっとして立ち止まる。
長い長い廊下には誰も居ない。
遠く遠くに本番前の客席のさざめきが響いてる。


先頭 表紙

みーさんへ。光栄です、とても嬉しいです。最近なかなか日記更新できないですが。。。 / あるまじろ ( 2009-05-25 23:43 )
あるまじろさんは言葉に命を吹き込むことができる魔術師のようですね。なんとなくふとそんなことを感じました。 / みー ( 2009-05-24 21:53 )

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