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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-05-03 結論と呼ぶべきもの
2009-05-02 思いがけなく出会う人々
2009-05-01 夢の国の昼下がり
2009-04-29 戸塚マジック
2009-04-28 黄昏のトリトン
2009-04-26 いろいろ
2009-04-20 春の海
2009-04-19 がんばろ。
2009-04-18 春だから
2009-04-17 着々


2009-05-03 結論と呼ぶべきもの

やがて僕等は必ず帰っていく。
幾つかの流れに翻弄されながら、
その時の感情に流されながら。

そのときにふと思えるだろうか。
元いた場所に帰っていくだけなんだと。
もうし残したことはないからと。

でもいつでもどんなことになっても、
一緒だと言えたら素敵だと思う。

どこかに出掛けて、
飛行機で帰って来た時、
窓の外に見下ろす東京湾景は、
見慣れぬ風景を歩いてきた僕にいつも優しい。

穏やかな夕景の中に溶け込む空気が、
帰るべき場所へと誘っている。


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みーさんへ。ただいま、と言えるような人が居るということは幸せだということですね。 / あるまじろ ( 2009-05-06 23:47 )
おかえりなさい。(^^) / みー ( 2009-05-06 02:25 )

2009-05-02 思いがけなく出会う人々

いやあ、ゴールデンウイーク真っ最中ですね。

僕はこの間に春季演劇祭が一つ終わり、
ほっとした後、お世話になった農三の芝居を、
わざわざ東松山まで観に行ったものの、
先約があって農三の芝居は拝見できませんでした。
農三のS田さん、逢いたかったけれどまたね。
どっかで芝居、きっと続けるよね。
またそのとき誘ってくださいね。

それでも偶然ですが、
僕のかつての師匠であった滝澤さんのとこの芝居を観ることが出来、
滝澤さんにも少しだけお話が出来て良かったです。
これで本当にお芝居と離れてしまわれるのだと思うと、
心の中でいろいろな感情が渦巻きました。
この方は、僕に芝居とは何か、この方のアプローチの果てにあるものは何か、
それを丁寧に僕に示し続けてくれた人でした。
そして後に出会う柳田さんは滝澤さんとはまったく別のアプローチを、
その芝居創りの中で教えてくれたのでした。
僕の芝居の中には、
このお二方の芝居への視点が継承されていると言っても良いでしょう。
僕がまだ芝居をしらなかった時に自分の芝居を僕に見せて、
「いいでしょ?」といたずらっぽく笑った滝澤さんの顔を思い出すと、
とてつもなく懐かしくなります。
でも時間とはそういうものですね。
仕方のないことです。

その後の「先約」とは大木さんと下北沢で芝居を観るということでした。
畑澤氏の『3月27日のミニラ』です。
畑澤氏のことは今年の夏に知ったのですが、
そのときに拝見した氏の芝居と今回の芝居と観終った後の感触が一緒で、
どちらのときも良い意味で「うますぎるなあ」というのが感想でした。
芝居ってこんなにスパッと斬れる感じで創れるもんなんだなあ、
すごいなあ、とそう思いました。
下北沢のスズナリでやってますんでご覧なられる方は是非。

関係ないけれど、
そこで去年の夏にちょっと知り合いになったヤナギさんに逢った。
いつも畑澤さんの芝居は観に来るって言っていたから、
「もしや?」と思っていたのだけれど、
いやあ本当に逢うとはびっくり。
痩せちゃっていろいろあったみたいだけれど、
「お互いに全国で逢おう」って言っておいた。
これも人生だなあ。
畑澤氏が逢わせてくれたんだな、感謝。

芝居頑張ろう。
いろいろあるけれど。

僕も負けられないや、
そう思いました。


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2009-05-01 夢の国の昼下がり

ディズ○ーランドに行ったのだが、ものすごい人込み。
まあ当たり前か。
新しいモンスターなんちゃらのアトラクションは、
入場後にすぐファストパスが六時間半後になっていた。

それでも初めてスペースマウンテンとやらに乗り、
「スピードと遠心力だけやね」と思いつつも、
次は蒸気船に乗るあたりが守りに入ってるってトコかな。

あまりの人ごみにくらくらしてきたので、
仕方なく午後は少し休みを入れて、
目の前のホテルでアフターヌーンティー。

ふっかふっかのソファーにだらしなく座り、
アイスレモンティーとフロマージュブランのセット。
紅茶お替りできるの?
同じ系列のはずなのに、
隣の金儲け三昧の夢の国よりやさしいねえ。


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2009-04-29 戸塚マジック

先日芝居を打ち終えた清水さんとお食事をした。
清水さんの主宰するマアブルの芝居が面白かったので、
その話をしたかったし、うちの劇団の看板女優のえぴゅこの話もしたかったし、
その後にあった僕の関係する芝居も観ていただいたので、
その感想も頂きたかったのだ。

でもそれ以上に面白い話があった。
清水さんは愛する一人息子Hちゃんを溺愛していたのだが、
Hちゃんは母離れの時期か、はたまたやや遅い反抗期か、
なかなかお母さんの言うことを聞かない。
そんな話をずっと耳にしていた。
でもそのHちゃんが、なんと高校に入学して演劇部に入ったのだ。
そして学校で演劇部の話をするとき、
妙にお母さんに「良い言葉」で話し掛けてくれるらしいのだ。
お母さんはこの当たりでも屈指の女優。
でもHちゃんにはそんなことは分からないんだね。
灯台下暗しってやつだね。

やがて・・・彼が少しずつ芝居の難しさや、
表現することの苦しみや、自分自身の出来なさに直面する時が来る。
でもおそらくそんなことはお母さんには、お茶の子さいさいなのだ。
そしてやがて間違いなく彼が出会う、
今村パパママ、シキさんとかコジマさんとか、
全員お母さんの仲間なんだ。

彼がみくびり、甘えて、ひどい言葉を投げた相手のデカさは、
すぐに彼にも痛いほど分かる時が来る。

大切なのはそのときに素直になれることなんだよ、
と思いつつ僕は、彼を見つめていたいと思う。


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2009-04-28 黄昏のトリトン

仕事で家族看護休暇を頂いたのは初めてだった。
途中で退社し母と築地の病院に向かう。

僕は何も出来ない。
僕が出来ることはなんだろう。
やがて僕にもそのときが来たときに、
母の気持ちが分かるのだろうか。

帰りに晴海のイングリッシュガーデンに寄って、
母と叔母と三人でイタリアンを食べた。
美味しいって言った顔を、ついじっと見てしまうのは、
僕がやっぱりこの年になってもあなたの息子だからなのか。


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あっきんさんへ。良い言葉、ありがとう。 / あるまじろ ( 2009-05-03 20:36 )
隣りに自分の子どもがいるということが、お母様は一番嬉しいのではないでしょうか。 / あっきん ( 2009-05-03 19:45 )

2009-04-26 いろいろ

人生っていろいろあるなあ。
人によっていろいろ、という意味じゃない。
僕の人生だけでっていう意味。
人によっていろいろなのは、当たり前だもんね。

話は違うけれど、
本番って人それぞれに喜びや充実感をもたらす。
それだけ多くの苦労をしているからだろう。
まあ、多少マゾヒスティックに喩えるなら、
多くの苦労や壁を乗り越えること無しに迎えた本番など意味無い、
と僕は考えている。

僕の関わった人たちの本番は、彼らなりに頑張ったようだ。
もちろん頑張ったからと言って完璧ではない。
届かない完璧に向かって手を伸ばすのが僕の本番までの過ごし方だ。
いや人に言わせてみれば、いつだってそれなりには頑張っているのだ。
ではあれほどに結果が違うのはなぜか。
彼らのそれは「ただ頑張った」とだけでは言い表せないものがある気がする。

「頑張ってる」と言うと皆、均等にならされてしまう過程が、
「時間数」とか「稽古日数」という具体的な積み重ねにすると差は明確だ。
ちゃんと積み重ねたものと、
ただ頑張ったと口にしているものとは、違うのだ。

僕はその差を見て自分にも他人にも「頑張ったなあ」と言いたい。

今日はよく頑張ったなあ、えらいぜ。
おまえら。


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2009-04-20 春の海

春の海を見に行った。

ぼんやり。
のたりのたり。

ひだまりの海を
白い船がゆっくり横切っていった。


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2009-04-19 がんばろ。

色々大変なこともあるから人生だと思う。

戦う事も大事だけど。
一つ一つにちゃんと立ち向かって、
前向きに生きることが出来たら勝ち負けはない。

僕には大事な人がたくさん居る。
違う、僕の周りに居る人は大事な人ばかりだ。
みんなに幸せで居て欲しい。

僕も頑張るから。
頼りにして。


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2009-04-18 春だから

部屋の模様替えした。
いえ、どちらかというと大掃除。
大きな家具を全部実家に引き取って貰ったお陰で、
部屋が広々としたので、
そこに新たな収納を用意して、
今までのものを全て片付けてしまい直したのだ。
照明も新しく出して。
観葉植物も新しい鉢を買ってきた。

広々とした部屋に花なんか飾っちゃったりしてね。
高校時代の友人を呼んで酒飲んだりして。

楽しいな。
春っぽくていいね。


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2009-04-17 着々

一つ一つの出来事がきちんと正しい方向に向かってる。
去る者はゆっくりと遠ざかり、来る者は気が付くと傍にいる。
季節はゆっくりと過ぎて花が散っては葉が芽吹く。

傷はゆっくりと癒え、ゆっくりと治っていく。
やるべき事をきちんとやる人々は着々と自分達の作品を完成へと近づけていく。
僕も自分の作品に一つ一つピースを当てはめて、
人には真似できないようなものを仕上げていこう。

すでに桜の季節は去ってはいるが、
先日見た桜の花が美しかったから。


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