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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2009-03-11 春朧ろ
2009-03-10 大分牛のたたき
2009-03-09 筍の小鉢
2009-03-08 雛祭りの夜 第三夜
2009-03-07 雛祭りの夜 第二夜
2009-03-06 雛祭りの夜 第一夜
2009-03-05 好きに。
2009-03-04 あ、なんで?
2009-03-03 はる ゆき
2009-03-02 楽しみながら ただ転がって行く


2009-03-11 春朧ろ

暖冬と言ってもまだまだ肌寒い日が続く毎日ですね。
花だけはあちこちで咲いて、春もゆっくり近づいている気配を伝えています。
職場でも去る人が決まって想いも色々。
出会いと別れの季節ではありますが、
そういうことをようやく比較的素直に受け容れる気分になりました。
いや、別れにはいつもさみしさが伴いますが、
それを引き留めてもよくない。
引き留められない場合もある。
去る者は追わず、そうするしかないのですね。

春朧ろの月の光、
咲き乱れる夜の梅が香りを風に伝えてくる。
どんなことでも受け容れて、
季節に身を委ねるのもいい。
花を咲かせる時は勢いそのままに、
散る時も迷いなく。


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雅さんへ。お芝居は終わった後の感覚が独特ですよね。あの高揚感はなかなか他では感じた事がありません。それがずっと僕を惹きつけているのです。 / あるまじろ ( 2009-03-16 00:03 )
何故か毎日のように「卒業写真」を口ずさんでいます。そんな季節ですね。小芝居の方は無事に終わりました。しばらく放心状態でした〜。 / 雅(みやび) ( 2009-03-15 23:50 )

2009-03-10 大分牛のたたき

表面だけは軽く炙っている。
おそらく随分サシが入っていたのだろう。
噛むと繊維はほとんどなく、肉汁とともに舌の上で溶ける。
付け合わせのカボチャとクレソンが良いアクセントになっている。
岩塩で食べる。

一枚食べると肉と岩塩が口の中でとろけながら一つになる。
その瞬間が至福。


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みーさんへ。ご迷惑お掛けいたします、まあ目だけでも楽しんでください。 / あるまじろ ( 2009-03-14 07:06 )
う。。。 この時間にこれを見たのはキツイ。。。(笑) あ〜酷だわ〜 / みー@おなかがグー (^^; ( 2009-03-13 00:08 )

2009-03-09 筍の小鉢

筍って美味しいですね。
まだ旬ではないけれど。
良い味だった。

昔、筍を掘った時、楽しかった。
どこまで掘って良いかが難しいんだよね。
筍、山椒の若芽と一緒に口に放り込んだ。
風味が良かった。


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2009-03-08 雛祭りの夜 第三夜

雛人形について語る最後、
第三夜はホッとするような吊し雛。
ただひたすら綺麗。

冬の終わりが春へと変わりゆく季節は、
本当に残酷で嫌な季節だ。
僕はこの季節の大嫌いで大嫌いで、
それでいて惹きつけられて止まないほど大好きだ。

この時期に必ず寒さをひたすら耐えていて、
それを温めてくれる人に恋をした。
それがいつも僕を不幸にし、そしていつも幸福にした。
もうそんなこの季節が苦手で慎重に慎重にって自分に言い聞かせるのに、
いつまでたっても進歩しないのは、
僕がほんとうに成長の遅い人間だからだろう。

遠回りしながら余計なものを目にしながら、
気を取られて、出会わないはずの人にわざわざ出会って、
すっころんで傷を作りながら、
でも手を貸してくれる人が居るから立ち上がれて。

吊し雛を僕が好きなのは、
僕が夢に見る女の子の憧れみたいだから。
好きだけど届かない。
そうしてただ遠くで揺れている。


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2009-03-07 雛祭りの夜 第二夜

雛人形の本質とは、
ひとえにそこに人形を残した愛の残像を見ることだ。
そこにある強い感情の残滓は、
恐怖を与えもするがしょせん人が残したもの。
人形自体に罪はない。

しかしその日最後に見た雛は、
それまでのものとは別物と言ったものだった。
単純に怖い、とか可愛いとか、言えないものだ。

厳かにも佇むその威厳は、
むしろ人形そのものに備わっているものであり、
その前に立つものの感性を空気ごと刈り取る。
感情を持たない物体風情に、
これは適切な言葉と言えるか分からないけれど感じたのは、
間違いなくカリスマに対したときに近い感覚。
敬意さえ払いたくなるほどの空気。


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2009-03-06 雛祭りの夜 第一夜

つい先日妖艶な雛人形を飾る場所に立ち入ることができた。
百年以上もこうして座っている雛たち、
足はしびれていることだろう。

痛たたたたた、とかね。


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2009-03-05 好きに。

好きなことやってる、それで生きている。
それで生きていていいのかな。
好きなことやってること。
それが人に受け容れられること。
大切。

先輩、ありがとうございました。
先輩が居てくれて良かったです。
一人一人またお逢いできて嬉しかったです。
春の酒、美味かったです。
外は冷たい雨だったけど。
ぶらぶら歩いて気を遣ってくれたこと。
忘れません。

風邪ひいたって?
治せよ、意地でも。
旅に出ようぜ、気ままな旅にさ。

昔さ、バンクーバーでどこまで行けるかって感じで、
ずっとずっと自転車漕いでたら、
雨が降ったり晴れて光がぱあってしたり、
で、辿り着いたのがこんな場所だった。
もう、自分しか居なくてびっくりしたよ。
いまさらながら。
確か遠くに飛行場が見えて。
世界はさらにどこまでも広がっている。
そう実感した。

さてもう遅いから寝ます。
明日のために。


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2009-03-04 あ、なんで?

あ〜ばかばか。
ごめん。
はい、懺悔終了。
速っ。
してます反省。
してますってば。
じゃ許してね。
おめーのことじゃねーよ、
完治外寸名。

今日は仕事くたくた。
でも補習した。
まあごちゃごちゃ言ってていいことねーな。
見返りはやった分だけってことで。

受け容れてくれた人ありがとう。
逝く人去る人さまざま。
もっとも明日は我が身で他人事。
次には次の運命があるさ。

明日は楽にやろ、疲れたし。
寝ても覚めても苦しいものは、
いつの間にかに忘れてること。


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2009-03-03 はる ゆき

午後になって降り出した水を多く含んだ雪が、
乾いた道路をぬらしてきた頃に、
3月末に公演を行う劇場の、
スタッフとの顔合わせ&打ち合わせに出掛けた。

びーばーとゆやまんもきちんと来てくれて、
こういうのは喋るのはほとんど僕でも、
ちゃんとそこに居てくれることはとても大切なので、
彼らがきちんと来てくれたことはとても良かった。
打ち合わせはスムーズに終了し、
改めて頑張って行こうって気になった。
スタッフの皆さんが皆、温かく迎えてくれて良かった。

そう言えばあっちんに会った。
劇場のスタッフとしてもう一人前の彼女は、
僕と話すと少しだけ学生の頃に戻る。
それが嬉しくて、完成してたパンフを一枚渡した。

打ち合わせを終えて、
昨日約束してた通りヒロイさんの店に顔を出す。
師匠である親父さんと二人で鍋を振っていた。
笑顔で迎えて頂いて嬉しい。
モツ煮、柔らかくて美味しい。
麻婆丼、とてもまろやかな美味しさ。
中華スープ、これならラーメンも期待大。
餃子、独特の味、良い意味で個性的。
「また来ます。」

そう言って店を出ると、
本降りになった雪が髪に降りかかってきた。

帰宅して一人で台本読んでから、
淋しくなってギター弾いた。

外を見ても積もっていなかったから、
雪は積もらないだろうけれど、
青白い雪の中にいるような静かな気持ちになった。

写真は三ヶ月くらい前に見たオホーツク海の雪景色。
春の雪はもっと淡く重く振り落ちてくるのだけれど。
今の気分はこっちの雪の方が近いかも。

落ち込んでるんじゃなく、
じっと春を待つ。
虎視眈々と。
青い青い雪の海の向こうを想像して。


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2009-03-02 楽しみながら ただ転がって行く

今日、この前週末に立った舞台のアンケートに目を通した。
あったかいね、優しいね。
好意的な意見で僕たちを励ましてくれた。

もう一度、もっと別の『丘の上のロビンソン』、
三月末にお見せいたします。
約束する。
誓います。

次々と入ってくる仲間達のメール。
次の舞台への挑戦を言葉や言葉でないものできちんと伝えて来てた。
すげー。
こいつらすげー。

そして次の舞台への一歩はもう始まっている。
遅くまで残って明日の打ち合わせの資料をまとめる。
僕も僕なりに次の舞台へと助走を始める。
走り出したらもう止まらない覚悟で。

もしかしたら躓いても、
そのままの体勢で突っ込んでいく。
それも僕等らしいかね。


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