2008-12-24 メリークリスマスイブ
2008-12-23 寒いから
2008-12-22 今年の誕生日の瞬間
2008-12-21 じゃあね
2008-12-19 日常の中の足跡
2008-12-13 山盛り会引退
2008-12-12 新しい芝居
2008-12-09 何気ない休日と終わっていくもの
2008-12-07 舞台の幕が降りる
2008-12-01 My favorite December

今日はずっとずっと寒くて凍えてました。
帰宅してしばらくこたつ＆ホットカーペットの中にうずくまってても、
３０分くらい足がぽかぽかして来ませんでした。
寒かったですねえ。

思わず風邪の引きはじめを意識しました。
で、サラダ作って鶏の唐揚げを揚げました。
ポテトも一緒に揚げるとホクホクでした。
それでやっと少し身体が温まった気がしました。

寒いですねえ、僕の父はこんな寒い朝もへらブナを釣りに行くのです。
好きな事ってものはそんなものなのですね。
僕は子供の頃、一度だけ連れてってもらった事がありましたが、
難しい釣りなので釣ることも出来ず、すぐ飽きてしまいました。
朝早くて、寒くて、つまらなかったのを覚えています。
でも僕の父はそれが好きなのです。
釣りが終わった後にオゴっでくれた、
一杯のラーメンがとても美味しかった事の方が記憶に残っています。

僕の芝居だって似たようなものです。
寒くたって暑くたってやりました。
一つの芝居を作っているうちに季節が三つ進みましたから。
僕はこれが好きなのです。
僕はいつまでこの芝居を続けていけるのでしょう。
まあ、それは僕にだって分かりませんが。

今夜はクリスマスイブ。
お風呂にでも入って温まってベッドに潜り込もうと思います。

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傍にいて欲しいって思う。
寒い部屋の中で。

Happy birthday and Mary Christmas,
I enjoy it and to ask it.
Whose sake is the big cake? Of course it is ...

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子供の頃、この季節が好きだった。
１２月のこの頃になると学校も休みになって、
もうすぐクリスマス、もうすぐお正月。
そしてその前に自分の誕生日。

プレゼント、蝋燭のともるイチゴのケーキ、クリスマスツリー、
母の作る唐揚げ、珍しく早く帰る父。

空気が澄んできて、
周囲があわただしく何かに向かっていく。
そんな雰囲気が好きだった理由だ。

今年の僕の誕生日の朝は良く晴れた冬の日。
ドイツの街から高校時代の後輩でデュッセルドルフに嫁いだひらめから、
真っ赤なクリスマスカードが届いていた。

昨日は劇団欅の忘年会で、
今年共演したたくさんの演劇馬鹿な人たちと一緒に、
いろんなことを話しながら、楽しいお酒を飲んだ。
みゆきさんは相変わらずで、星野さんにからかわれていたし、
新婚ほやほやと小島さんや井上さんもいらして、
なんかそれだけで幸せの空気が漂っていた。
アコーディオンの石塚さん、慌しく幹事をなさっていた阿久津さんもにこやか。
（なんと幹事長の青木さんは体調不良でおやすみ、お大事に。）
清水さんの隣に座り、僕の芝居をほめて頂けた。
お世話になった保坂くんにお礼を言い、
渕村さんと松木先生にご挨拶をした。
そんなことをしているうちに、深夜午前零時をまわり、
僕の誕生日になった。
でも何も言わなかったから周りの人は気づかなかったけれど。

僕の心にふとかすめるのは、こんなふうに年を重ねていくことが、
僕の幸せなのだな、ということ。
そのときの、その人たちとその場の空気や、僕自身の気持ちだって、
ふわふわしてて、どんなふうにでも変わってしまうだろう。
だから「じゃあ皆さん、良いお年を」って言って自転車を漕ぎ出した僕に、
手を振ってくれた人々の姿を僕はけして忘れないし、
幸せだなって思えた瞬間を記憶しておくのだと思う。

ありがとう、これだけが言葉にできること。

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かくて栄光の2008年も終わりに近づいた。
１月の『sentimental oeange』作・演出。（みんな涙で握手。）
３月の『月空の果て』作・演出・準主役。（ゆやまんの熱演。）
４月の『Silent Moon,Singing Sun』作・演出。（エノモト最後の舞台）
６月の『ジプシー』主役。（すんげー長ゼリフ。イノウエさん独身最後の舞台。）
９月・１１月の『僕の自由、彼女の幸福』半分作・演出。（来年４月千葉で再演決定。）
１０月・１２月の『Snow Chronicle〜 スノウ クロニクル 〜』作・演出。
（お陰様で大好評のうちに終演。）
そして今日１２月の『じゃあね。』半分作・演出。
（こちらも大好評。）

今年も作ったな、出演した７本どれも不思議とうまくいった気がする。
どの舞台にも忘れられない想い出がある。
それ以外にもダンスとか殺陣のワークショップとか全国大会講評委員引率とか、
今年も芝居ばっか、やってた。

特に自分が書いた作品はどれも好評だった。
嬉しいことに。

ある場所、ある人に、かなりのトゲのある調子で、
「あなたにとっての面白い芝居ってなんですか？」
と尋ねられたことがある。

そんなこと俺に分かるわけナイじゃないか。
でも観てくれたお客さんが「面白い」って言ってくれたんだ。
それで充分なんだ。

作る人はみんな、自分で面白い作品と思う作品を作ってる。
それがお客さんが面白いと思うかは別だけど。
自分の芝居が面白いか、それが大事だ。
自分の面白さを人に当てはめようっしたって、押しつけたって、意味無いじゃん。
人が面白いと思って作ってるってことには、信念がある。
自分の言ってることには信念があるってこと分かってるのに、
どうして人にも信念があるってことを認められないのか。
だからそんなこと聞く事自体、意味無いんだと思う。

僕が今考えてることは、どうすればもっとたくさんの人に、
観てもらえるかってこと。
面白いって噂だけど。
観てくれると嬉しいんですけど。
観てくれて面白くなかったら、
その時はまた、
必死にもっと面白いと思うもの、作るさ。

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今週はなかなかバタバタしてた。
仕事自体も年末の追い込みで、慌ただしかったのだが、
新年明けて早々行う演劇ワークショップの準備したり、
中学生から「一生懸命何かに打ち込んでる人」というインタビューを受けたり、
芝浦工大の大学生さん達に殺陣を教えたり。

その中でも今週末に本番が行われる芝居の演出するのと、
音響などの準備がけっこう大変でした。
映像はみっきに作ってもらったので助かった。
芝居は短期間で作ったにせよ、役者も意気込みがあるので、
まあまあなものに仕上がっていると思う。
今年最後のＹ・Ｈ作品だ。

そう言えば、今週、千葉の高校の先生から、
創作に僕の絡んだ作品を「上演したい」って有り難い申し出を頂いた。
とても嬉しいことです。

あと、今週末はもう一本、２月に公演される別の芝居の年内最終稽古がある。
自分の劇団の３月公演の台本も仕上げなくちゃいけない。
さて、来年に悔いを残さないように、
しっかり一つ一つこなしていこうと思う。

足跡はまたあとで振り返ることになるだろうが。
今は前だけ向いていこう。

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以前「大盛り会」は引退したはず何ですけれど、
こんなん食べてしまい反省しています。
「大盛り会」引退に続き、「山盛り会」も引退します。。。

・・・ってなんだよっ！！
天丼ってすごいね。
昔、子供の時には天麩羅の良さって分からなかったなあ。
絶対、天麩羅よりカレーが好きだった。
いや、今もカレーはかなり好きだけど。

天麩羅の良さを知ったのは、昔、お金がなかった大学生時代、
ほっかほっか亭に「かき揚げ弁当」っていうのがあったんですよ。
今はあるか知らないけれど。
温かい御飯の上にかき揚げ、そしてタレが御飯まで染みてる。
それが３８０円くらいだった。
あれで天麩羅好きになったなー。

今はお金がラクになった分、どんなに豪華な天丼でも食べれる。
でも、あの時の「かき揚げ丼」の味には敵わないなあ。。。。

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１２月初旬の本番が終わり、早くも次の芝居の稽古に入る。
一つは来年２月本番、もうひとつは来年３月本番。
どちらも今は本読み段階。
でも楽しい、じっくり作っていこう。

本読みと言ってもただ読むのではない。
発音発声に注意したり、テンポを気にしたり、立てる言葉を意識したり、
テーマ設定に従って読むのはとても集中力が必要だ。
この段階でけっこう参加している役者の実力は、
お互いに分かってしまう。
その緊張感がたまらない。

自分の関わる本番は次の週末にも一本控えている。
芝居尽くしのまま今年も終わるね。
映像をうちの劇団の人に依頼、作ってもらった。
とても大変なことだったけれどなんとか完成したみたい。
ありがとう。助かります。

また新しい芝居が始まった。
そのたびにそこに新しい顔が並んでいる。
それも楽しい。

夕方、良く晴れた冬の空。
夕景が綺麗だった。

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本番の翌日は目をこすりながら仕事。
とりあえずなんとかこなす。
劇団の片付けがまだ終わっていなかったので、
帰宅してからもいろいろ大変だった。
ついでにクリスマスツリーも出してみる。

翌日は休み。
実家に顔を出して家の中の片付けを手伝う。
なんかずっと片付けしてるな、最近。

午後から雨が降り出す。
十日町の日に雨が降るのは本当に珍しい。
夕飯を母と一緒に作る。手作りのコロッケを揚げる。
これは僕の大好物だ。
コロッケを少し食べて大宮の十日町へ。
十日町とは酉の市のことで大きな熊手を三々七拍子で買うあれです。
商売人のお正月として氷川神社にお参りに行く。
僕の場合は贔屓のお寿司屋さんに常連が集まり、
わいわいしながら巨大な熊手を買いに行くのです。
雨は降っていたものの小ぶりで「今年も無事終わるな」という気になりました。
恩師にも再会し「気になっていたから元気そうで良かった」とのお言葉を頂きました。

一つ一つ終わっていく。
まだ今年はやらなければならないことがたくさん残っては居ますが、
それでも一つ一つ終わっていくのですね。

朝に人を送ってコーヒーを飲むと美味しかった。
そんなことが大切な何気ない休日です。

遠くにかすむ向こうの景色は今は一瞬見えているけれど、
やがて再び霧に包まれるだろう。
追いかけていくものは追いつけないから、
追いかけ続けられるのだ。
確かなものは、
その遠くに見えている場所に、
行きたいという気持ちだけ。

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劇団ぴゅあ第１７回公演『Snow Chronicle〜スノウクロニクル』
本日、無事に公演を終えることが出来ました。
お力添え頂きましたスタッフ・キャストの皆様、
無事の終えることが出来たことに対し、主宰として感謝いたします。
ありがとうございました。お世話になりました。
一つ一つ挙げたらきりがありませんが、
星野さんには公演の成功において多大なるご支援を頂き、感謝してもしきれません。
また芸術劇場のスタッフさんも大変温かく見守って頂きました。
当日駆けつけて頂いたホサカ君、うっちゃん、鍋ちゃん、純子さん、ナナさん、
松っちゃん、ゆーすけくん、さとるさん、こっすぃくん、さりぃさん、
あなた達がぴゅあ成功を支えて頂いたのです、ありがとうございました。
また劇団員でも責任を持って様々な仕事をして頂いたスタッフの皆様に、
改めて感謝いたします。僕一人で全てをやっていた頃が夢のようです。

役者としては客演の星野さん、みゆきさん、アオキさんにはたくさんの刺激を頂き、
他の役者の力になったと思います。
また機会に恵まれたら同じ舞台に立つこともあるでしょう、
その時はまたよろしくお願いします。

僕は今回、稽古不十分のまま、さいたま市民演劇祭を迎えて、
急かされて行なった本番にちっとも満足できず、役者には随分ゲキを飛ばしました。
厳しいことを書きますが、稽古が少なかった人には、今でも不満が残ります。
たとえ本番の舞台で少しウケたり評判が良かったとしても、それは台本と、演出と、
周囲の役者がしっかりと稽古をして芝居を支えたからです。
稽古が少なかった人はしっかりと反省して、勘違いせず、
それを繰り返さないよう心に刻んで欲しいと思います。
一方で厳しい稽古に耐えて自分の役を見つめ続けてきた役者の皆さんには、
老若男女問わず敬意を表します。
皆さんの一つ一つの演技がぴゅあを作っているのだなあ、とつくづく感じています。
中でも足にあざを作りながら殺陣に取り組んだ女優陣は、よく頑張りました。
ガールズアクションファンタジー、成功です。

こうして書いていると話は尽きませんが、この二日間、
ご来場頂いたお客様は２５４名、劇団創設以来の観客動員数でした。
これをもってして成功といわず何を成功と言いましょうか。

この日記を通じて知り合った方が、遠路はるばる来て頂いて、
声を掛けてくれたのは僕にとって今年最大のサプライズでした。
いらっしゃるというのを疑っては居ませんでしたが、
こういう経験が無かったのでとても嬉しかったのです。

最後は皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

「舞台で起こったことは、すべて舞台でけりをつける。」
あなたが満足したこと、まだ満足できなかったこと、やり切ったこと、後悔したこと、
感じた今の自分の限界、予感した自分自身の可能性、
忘れられないほどの失敗、何度味わっても飽き足りない喜び、
そして二度と集まるはずもなかった仲間達への尽きせぬ想い、
すべて昨日までは舞台の上のすぐそこにありました。
そして今はもうどこにも存在しません。
今回の皆様との出会いに感謝します。
それではまたいつか約束の場所にて、再びお逢いいたしましょう。

僕は次に進みます。
写真はすっかり日が落ちたあとの円形広場。

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一番好きな１２月。
空気が冷えて澄んで来る。
コーヒーも美味しくなるしね。

今週末に芝居の本番が控えているので、
一気に大きな仕事を幾つか片付けてしまう。
ふーっ。
これで来週一杯までの仕事はだいたい目処がついた。
その気になると仕事早いのです、僕。
これで空き時間は台本執筆と台詞の復習に当てられますね。

今週はその本番に向けての準備が毎日、夜に入ってます。
体調管理に気をつけてね、俺。

１０月末にも上演した芝居ですが全く違う芝居のような印象があります。
それだけ面白くなった、というのはひいき目というものでしょうか。

じゃあ走ってくぜっ！！！

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