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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-11-02 Naturally
2008-10-31 神帰る月
2008-10-30 名前を教えて
2008-10-29 スケジュール
2008-10-28 良く晴れ
2008-10-27 佐野ラーメン
2008-10-26 日舞「花よの会」の本番と打ち上げ
2008-10-25 本番当日のことについて
2008-10-24 本番前日
2008-10-23 んー、実に面白い。。。


2008-11-02 Naturally

僕はちっとも大変じゃない。
いろいろあっても大丈夫。
立場でものを言うことは最も嫌いなことの一つだが、
逆に言わなきゃならないことは言うべきだと思う。
それは人に謝らせるのが本当の目的ではない。
自分が正しいと主張することが本当の目的ではない。
黙っていることが間違っているからきちんと口にする。

必死にやっていることがある。
それを誰にも負けずに必死にやっている。
それだけだ。
本当にそれだけか?
それだけだったらどれだけラクなことか。

誰もがそれを僕と同じに、
できなくてはいけないわけではない。
する必要もない。
その人はその人のペースで続ければいいことだ。
ただ組織の中で団体のルールを守らなければ警告を発する立場にある。
それは僕の仕事だから嫌だけどしなくてはならない。
これは本当に嫌なことだ。

一方で僕が仲間達と創り上げてきた場所は、今のところは守らなければならない。
僕たちが創ったものを僕たちが壊すか、自然に壊れるのは仕方がない。
でも、人に踏みにじられるのはごめんだ。
波打ち際につくった砂の城に似ている。
夕暮れ黄昏時に打ち寄せる波に崩れていくのは仕方がないことなのだ。

仲間とは馴れ合う人間関係ではない。
その点では僕の団体に本当の仲間と言える人は少ない。
僕は誰とでも馴れ合う気はない。
一方で長い長い時間、
お互い大変な想いを共有して、
一つ一つ辛いことを乗り越えてきた人間を、
仲間と呼ばないで誰を仲間と呼ぶのだろう。

そういうことだ。
言うべき事は自然に口をついて出る。
そして気がついたら仲間と呼べる人間だけが、
僕の傍にたたずんでいるのだろう。


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2008-10-31 神帰る月

少し前に色々こぜりあった敵が今は落ち着いて話し合える。
時は少しずつ流れて人の関係に変化をもたらす。
おそらくその人以上に僕も変わったのだろう。
いつまでも仲が悪いという人はいない、つき合いがある以上は。
僕の前から消えて行った人以外は。
まあこだわりがあんまりないから、とも言える。

自分だけでぼーっと過ごす時間はたまにはいいな。
あーぜんぜん時間大切なのに、ぼーっとしてる。
カタルシスだよねえ。

いや、考える時は集中して考えてた。
来年11月までの日程が決まった。
一時間近く、日程を検討してた。
いや、ここしか無かったとも言うが、
じっくり考えて決めた。
これが終わったら一区切り。
いつまでも同じ場所が同じようにあるわけじゃない。
少しずつみんな変わっていくんだ。
それはもう例外はない冷たい海のように。


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2008-10-30 名前を教えて

朝から剣さばきの稽古につき合う。
仕事はやらなきゃならないこと満載、
一つ一つ撃ち落としていく。
Shoot down star,Shoot down moon.
外してなんかいられない。

少し雰囲気変わったかな、季節も変わっていく。
きっとそういう風になっていく。

ものを言い過ぎるのはいけない、正論が一番危ない。
嫌だなあ、やること一杯あんのに。
結局、人から助けて貰ってばかり居る。

風邪がひどい、薬飲んだ直後眠い。
その後意味無くハイテンションになる、ラリッてるね。
完全にラリッてる。
でもそれでうまく行くこともある。

青のこの花って昔なかった。
風に揺れてる、青い花。
忘れたかった鳥の名を。


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2008-10-29 スケジュール

日程を組んでいたらいつの間にか来年になってた。
やることが詰まってるけれど、それでいいのかな。

忙しいだけの日々でも何か残ると信じたい。
何も知らない子供達に何かを残すために。

明日、早朝に剣術の練習をする約束をした。
いいよ、僕が教えられることは何でも伝えたいと思ってるから。

We have possibility to lose daily life anytime.
The daily life that I lost does not return anymore once.
Therefore we must punish eyes in casual scenery.
いつでも僕らは日常を失う可能性を持っている。
一度失った日常はもう戻ってこない。
だから僕らはなにげない風景にこそ目を懲らさなければならないのだ。

僕が僕でいられるうちに出せる答えは出しておかなければならない。
約束の一つ一つに裏切られる前に。
誰も待ってはくれないから、誰よりも速く走ろう。
一瞬振り返ってから、前を見て、
そして高らかに口笛を吹きながら。


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みーさんへ。僕はしっかりと足下を見ないでひどい目に遭うことが多いんです。しっかりしっかり、自分に言い聞かせます。 / あるまじろ ( 2008-10-30 23:08 )
punish eyes って表現おもしろいな。泣き顔してると口笛は吹けないよね。でもときどき立ち止まったっていいよね。しっかり足元見て、それからまた進めばいいんだものね。 / みー またすてきな写真ですねw ( 2008-10-30 21:55 )

2008-10-28 良く晴れ

グローバル化は金融経済の破綻で終焉を迎えようとしている。
グローバリゼーションの波に飲み込まれて失われた十年は、
さらに暗黒の十年に変わろうとしているのか?

僕はそれでも今日働いて自分のやるべき仕事を一つ一つ片付けた。
僕の芝居はまだ終わらない。
まずそれが次への一歩だ。

昼食は仲間とイタリアンへ。
良く晴れた一日、秋晴れだ。

午後仕上げなければならない文章を仕上げ、
書類を幾つか作成して然るべき場所へと送った。
今日の仕事を一段落してから今度は次の台本のプロットを書いた。
たまたま忘れ物を届けてくれたお湯くんにそれを見せる。
『丘の上のロビンソン』というその作品はお湯くんが男の方の主役なのだ。
彼が「うん、面白そう」って言ってくれて良かった。

風邪ひきそうな予感がするから、
ちゃんと寝てあっという間に体調を取り戻そうと思う。
まあまだやるべきことがあるうちは大丈夫。
寝込んだりはしないから。

季節が動いてる、僕の気持ちも。
静かに、ゆっくりと。
そうだね、空気が澄んで来たからかな。
冷たい空気の中を泳ぐように歩く。
遠い北の地方では雪が降るようだ。


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みーさんへ。あーそろそろ羽毛布団出してもいいですかね。。。。 / あるまじろ ( 2008-10-29 22:29 )
ほんと急に冷えてきましたね。ワタシもかぜひきそう。いつもながら素敵な写真ですね。 / みー ( 2008-10-28 23:58 )

2008-10-27 佐野ラーメン

午前中ぐったりとして正午にやっとベッドから這い出る。
車で岩槻から高速に乗って羽生インターを降りて蕎麦を食べる。
秋の夕暮れの植物園に入ってゆっくりと黄昏時を過ごした。

迷いはゆっくりと消えて穏やかな気持ちになった。
植物園は大好き、水族館よりも。
いや、水族館もかなり好きだけど。

閉園近くなったので近くの国定忠治温泉へ。
もうとっくに時間は過ぎていたが滝沢館というところの露天風呂に入れさせて貰った。
だいぶ夕闇が濃くなっていたが露天風呂から渓谷の紅葉も見えた。
ゆっくりと湯に浸かる。
気持ちがだいぶ落ち着いてきた。
帰りに山道を走っていたらニホンカモシカに遭遇した。

そのまま足利から桐生、佐野に出てラーメンを食べた。
チャーシュー麺でお腹一杯。

さっきまで群馬や栃木の山の中を走っていたと思ったら、
いつの間にか今は自分の家で腰を下ろしてる。
なんか不思議な気になった。

この浮遊感が旅、なんだろうか。
人生は行き着くところ旅なんだろう。
僕にはまだ見えない、辿り着くところが。
でも終わりは決まってる。
いつまでも続く旅はない、だけどまた次の街に向かわなくちゃいけない。
そこでまたたくさんの人と出会って、別れて。
そしてまた旅を続けるんだ。

関係ないけれど、佐野ラーメンの店は月曜定休が多いですね。
典型的な佐野ラーメンって感じです。


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2008-10-26 日舞「花よの会」の本番と打ち上げ

前日の深夜までの片付けでくらくらしながらベッドに倒れ込んだ。
でも朝になったら目が覚めて、ベッドの中で踊りのイメトレをすぐに始めた。
日舞を習ったのも初めてだったので今回の本番は固かったろう。
緊張は普段よりはしていただろうし、ミスはなくてももともと稽古が足りてないのだ。
日舞と呼べるものではなかっただろうが、舞台に上げて貰ったことに感謝します。

でも楽しかった。
昨日の舞台の失敗を吹き飛ばすように思いっきりやってやった。
(投げ飛ばしたゆやまんくん、ごめんね。思いっきり投げちゃった。。。)
だから終わって清々しかった。
今回、舞鶴先生にお世話になって本当に良かったと思う。

終わって、さいたま市民会館に演劇祭の閉会式のために戻る。
そして閉会式。今年も演劇祭は終わったなあ。
二日間があっという間だった。

朝何もできなかった分、バラシをみんなで手伝って、
午後6時半、小雨降る中、打ち上げをする居酒屋に向かう。
うちの劇団がトップを切って飲み始める。
やがてレインボーのサイトーさんなど他の劇団の人や、
コジマさんをはじめとしたスタッフの皆さんが続々と集まり始める。
色々あった失敗は直接話し合うに限る。
僕はサイトーさんの話し方が好きだ。
この人はやっぱりみんなを惹きつける。

いろんな人からのアドバイスもちゃんと聞く。
でも僕の考えもちゃんとある。
それぞれの劇団にはちゃんとそれぞれの劇団の事情ってものがあるのだ。
いろいろな人といろいろな話をした。

二次会でカラオケに向かったら結局うちの身内だけだった。
そこから五時まで歌った。
湯もちゃん、声枯らさないでね。
あーあ寝てるね、そこらへんで。風邪ひくよーキヨウヘイ、ゆやまん。
うっちゃん、いつか芝居やろうよ、また。
ホサカー、あの約束守るから。お前も忘れるなよ。

五時に終わった段階でボロボロだったけど、
やっぱ楽しかったな、この二日間。


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2008-10-25 本番当日のことについて

本番当日、僕たちの本番の終わりが予定の時間を超過して、慌ただしくお客様を追い出し自分達もどたばたで劇場を飛び出す羽目になりました。もともとパンフの日程であれば僕達の芝居の開始時刻は7時10分からだった。そして僕達の芝居の尺は一時間四十分。だから全て予定通りことが進めば8時50分には芝居は終わっている予定だった。しかしまず前の上演の劇団の芝居の開始時にトラブルもあって結果、芝居が押し、さらに僕等の芝居も10分押しました。だから最終的に僕等のカーテンコールが終わったのは9時17分。この劇場の完全撤収は9時半。それぞれの劇団が時間を押してバタバタで劇場から出て行く事になったのです。この原因の一つは事前の会議の段階ですでにギリギリの時程だったということ。だからこういう状態を予想していながら、対処しきれなかった。僕は「9時15分に会館の終了アナウンスが流れるかも」という話もあって、事前に余裕のあるタイムスケジュールを組んでくれるように再三意見を出しました。劇団の調書にもその点を書き上げていましたが「それは大丈夫」という話で、それで終わりになっていました。僕もそれで安心してしまった。やっぱりきちんとタイムスケジュールを組み直すべきだったと思いました。ただそれは他の人を責めているのではありません。僕もみんなも、結局読みが甘かったのだと思います。もう一つは僕等の芝居で袖幕から出てくるのに「もたつき」があった事です。確かに出ハケがしにくい構造でしたがいちいち出が遅れ、いちいちハケにもたついてました。「セリフを巻け」という指示は、押して始まった時点で出てましたからセリフ自体は早かったと思います。それで感情が切れてしまったとしたら残念でしたが、その時の僕等には、時間内に収めるので手一杯だったのです。でも出ハケで「もたつき」結局10分押しです。芝居をモニターで観ていて次には改善したい場面がたくさんあったので、必ず改善して12月の公演に持っていきたいと思います。
さてもうひとつあの時のこと。9時10分、あと少しで芝居が終わろうとしている時、舞台ではエンディングロールの映像が流れていました。その時劇場のスタッフチーフが大声で「いつ終わるの?間に合うの?」と言いながら下手の袖に入ってきました。僕とその場にいたスタッフで必死にでも穏やかに、「今そのことを打ち合わせていますから」と説明しました。その時コジマさんと打ち合わせたことは、@「役者には客と接触させず、すぐに撤収の準備をさせる。」A「お客様に僕がすぐに撤収するように説明する。」ということでした。コジマさんと僕の判断でああいう形にすることになった。そりゃあ、お客様の芝居を見終わった後の余韻の大切さもあるでしょうけど、あの時は僕たちがその場でそういう形にすると決めていなければ、会館の方も納得出来なかったでしょう。それでああいう形の説明になったのです。でも勉強にはなりました。やはりお客様の余韻を確保する意味でもタイムスケジュールを組む段階で余裕のあるスケジューリングをすべきだったのです。余韻もなく終わった実感もない。僕にとってもそれは同じ事です。でも時間内に終わりに出来ないことはミス。そしてさらに僕等はその舞台の片付けもせずに出て行くことになった。その舞台の片付けを翌日やってくれたのはスタッフの皆さんです。翌日は別の本番が別の場所であったとはいえ、これも大変失礼なことでした。手の空いている人を指示して片付けに向かわせれば良かった。今回は本当に失敗ばかりでした。しっかり心に留めて次に行きたいと思います。


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その日片づけを全て終えた後に一緒に食事してくれた人、ありがとう。留守電にメッセージくれた人も。みんなに支えられて助かってます。 / あるまじろ ( 2008-10-28 01:11 )

2008-10-24 本番前日

本番前日、帰宅は深夜零時。
いや本番当日になっちゃったな。
補習稽古でやりたい部分に時間を掛けていたら、
ついつい遅くなってしまった。
早く終わろうとしていたのだけど。

まあ伝えたいことはいつまでもある、ということだ。
伝わらないことも。


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2008-10-23 んー、実に面白い。。。

封切り中の映画のためストーリーは一切カットしますが、
ネタバレになるかも知れないのでご注意を。
雨が軽く降り始めた午後、ちょうど開演の時間が近かったので飛び込みで、
『容疑者Xの献身』を観ることになった。
テレビシリーズは観たり観なかったりってとこでしたが、
この映画はまったくテレビシリーズとは異なるテイスト。
簡単に言うと主役は福山ではなく堤真一さんでした。

ここのところ堤さんは意識しなかったけれど良い役ばかりを好演してますね。
『SP』の部下想いでいるようでどこか影のある上司役。
『ALWAYS三丁目の夕日』の熱血父ちゃん。
そしてこの『容疑者Xの献身』。
ラスト近くでのあの複雑な表情で泣くシーンは、
んー、実に面白い。
あの複雑な感情をただ感情を爆発させず泣きで表現するとは。。。
ほれぼれするような豊かな演技でした。
大いに勉強になりました。

さて、週末の本番。
その爪の先ほどでいいから伝わるように気持ちを込めて舞台に立つことにしよう。


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