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「怠惰放蕩徒然日記」








この方を熱愛しているのは日本でも多分数名だろうなあ…
というわけでジェイソン・フレミング知名度向上草の根運動やってます。



ぐうたらな日常の中で思ったりやらかしてもーたことなんかを書いてます。
文章が変でも不快になっても、お願いだから怒らないでくださいませ。
映画の感想とか、こっちに書いてます。良かったらどうぞ。

あたしにとっての聖地であるさんを応援させていただいております

おまけ頁(自分以外の人が読んでもなんも面白くない、自己満足すぺーす)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-05-17 うーん
2002-05-15 幸運のブレス
2002-05-15 フンだ
2002-05-14 馬鹿だなー
2002-05-13 出てたまるか
2002-05-10 恋と愛の定義
2002-05-10 ???
1999-06-10 あるちゃん登場
1999-06-07 くそじじい
1999-06-06 男の武器


2002-05-17 うーん

一昨夜、親分が酔っ払って帰って来た。
「けーこさん、おみやげー」

マツキヨの袋に入った、モッズヘアー「モイストフィニッシュ」の
シャンプー、コンディショナー、トリートメント、あとストレートヘア用のムースみたいなの。

シャンプーとコンディショナーはでかいボトルに入ってるやつ。

…どーしたんだ、いったい??
またおねーちゃん関連でなんぞやらかしたか??
(いきなしなんか買ってくるってのは、かなり怪しまれるもとです。男性陣はご注意を♪)

まぁ、そんなことはどーでもいいとして。

あたしの髪の毛は確かに熱に弱いから、ドライヤーかけるとパサパサになっちゃう。
だからCMで見て、このセットは気になってはいたんだな。

さてさて、ではさっそく使ってみましょー。

…うーん
…あれ???

なんか別に今までの「ティセラ」と変わらないんですけどー
ってーか、ダブのシャンプーのほうがまだ髪がまとまる気が…

なんだかなー。
まぁ、悪くはないけど、どーなんだろー。
新しいの買うのは、前に買ったのがなくなってからっていうのが我家の掟
(じゃないと、シャンプー系の新しいのにすぐ飛びつく妻、歯磨き系にすぐ飛びつく夫が揃ってるから
お風呂場はえらいことになっちゃうからね)

しばらく変えられないってことですね。うわー。
あんまこのもっずへあーの匂いって好きでないんだよな。

捨てるのも勿体無いから…うちの妹がきたときにでもやっちまうかな。

なにより腹がたつのは、馬鹿親分。
朝、洗面所に入って一言
【また使い切らないうちに新しいシャンプー買ってー!!】

自分が買ってきたんでしょーがー。
【なんで俺がキミのシャンプーを買ってこないといけないんだよー
嘘つくならもっとマシなのつけよなー】

酒で記憶が飛ぶやつって、だから嫌いなんだよ。
ありがとうって言ったお礼すらもったいねー気がしてきた。

最初は良かったのに、最後が悪い。
かくしてまたしても不和の種が撒かれてしまった我家でございました。

…やっぱりあたしが世界征服したら、【禁酒法】を制定してやるー!!!!
(あ、お友達で酒好きのかたたちのために「もぐり酒場」は用意するのでご心配なく♪)

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2002-05-15 幸運のブレス

宝くじが発売された。
例によって連番10枚(あたし担当)、バラ10枚(親分担当)を購入。

3億当たったら、1億5千万ずつ綺麗に分けて、あとくされなく離婚の予定。
今回はガンちゃんにもらった幸運のブレスがあるから、当たるかもですわー(爆)

さてさて、会社でその話をしていた時に、職場にアイドルわたるちゃんがやってきた。

け「あ、わたるちゃん〜(顔が緩みまくるあたし)。ねーねー宝くじ当たったらデートしよーね」
わ「いいですねー。もうポチと呼んでいいですよ、そしたら」
け「言ったね。絶対だね。やったー♪」

…うっしゃ!!

わ「あ、でも「当たった」っていっても300円ぢゃポチにはなりませんよ」

…ちっ!!ばれてたか。
あたしはその半額150円でもわたるちゃんの犬になるのになぁ。

やっぱ、世の中を動かす原動力は【お金】だわ。
【お金】さえあれば、好きな男の【愛】さえも買えるのよ、ええ。

け「じゃ、もし3億当たったら、手始めになに欲しい??」
わ「そーですねー…X-BOXかな」

…なんて安上がりなんだ、この子は!!
3億当てるぞー。そして亭主と円満離婚して、わたるちゃんとデートするんだもん。

わたるちゃん一言
「一億五千万円分の価値がある男と思われてるんですか?嬉しいですねー」

…それをあの強烈な流し目とともに言われたら、おばさんもう腰が砕けちゃいそうです。

そーかそーか、タッキーを見てもなんも感じないのは【枯れた】からぢゃなかったのね。
(そうそう、彼は「これなら「似てる」って言っても誰も怒らないだろう」って程度にはタッキーに似てました)
『男前より個性派を愛する』っていう、あたしの習性がそうさせたんだわー。

だってわたるちゃんと話すとへろへろになっちゃうし、顔の筋肉は緩むし、
そう、まさにアイドルが社内にいるって感覚そのものなんですもの。
他に彼を『可愛い』とか言う声は聞いたことがございませんが、あたしには世界一可愛い男性なの♪

というわけで、幸運のブレスに是非威力を発揮していただきたいです。
1億5000万で、わたるちゃんはあたしのポチなの。
恋愛運と金運が一気にくれば、まさにこの世の極楽なんだけどな…駄目かしら(爆)

ちなみにわたるちゃんが手に入れば、真田さんはゆやさんにもってってもらってかまいません。
そうか、ゆやさんが親分と結婚するってのは、3億当たって円満離婚するからか!!
うっしゃー!!…って、まだ言うか(爆)

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2002-05-15 フンだ

今朝体重計に乗ったら、開始時点から8.4kgのマイナス。
一日の変動範囲もあるから、まぁ7kgの減量成功ということで。

元がウルトラ肥満だから、こんなんは「小錦」が「曙」になった程度だろーし
(これはうちの妹の発言。ムカつくけど言い得て妙だから怒れないです)
だから周囲は皆さん殆ど気がついてくれてないんだと思います。

第一目標は、一緒に住んでる親分に気がついてもらうこと。

第二目標は、自分で鏡を見て「痩せたかも」って信じられるくらいになること。
だって全然わかんないんだもん、自分では。服が多少緩くなってはきてるから
「これかなー」って感じはするけど、鏡みても全然変わったとは思えないし。

第三目標は…昔冗談で「入るかな」って左手中指にはめてしまった婚約指輪。
その時点で「うわ、ちょっときついけど入っちゃった」って程度。
それが抜けなくなってしまったので、これを抜くことが目標だったりします。

どれが一番早いかなー。うーん…まぁいいや、頑張ります。


そうそう、人間の記憶はいい加減だっておもった一件。

あんまりあたしの体型について文句をたれない親分ですが
アルファルファとセロリとトマトのサラダを食っているあたしを見て言いました。

『そーだなー。最初に会ったときくらいの体重に戻ってくれたら嬉しいなー、ボク。
あのくらい細くなってくれたらいいねー』

…せっかく落とした体重、また2kg戻せってーのか、このオヤヂは!!
10年前とは同じ体重でも肉のつきかたが違うからなんだろうけど、ちょっとなー。

彼が記憶してるのは、その時点から減量して結婚式に至った時の体型だと思うですわ。

なんせ「ウェディングドレスは通常サイズが7号だ」って騙されてて必死だったから。
それ以上でかいのはマタニティ用か特注になるって脅かされたんだもん。
ブライダルフェアに行った時点で「9号は余裕だけど、7号はギリギリ間に合わない」って状態。
「着れるドレスなんてない」ってしょぼくれたあたしでしたが、15号まであるって聞いて「うそー!!!」
…あたしの減量にとって大敵なのは『虚脱感』だったりします。

まぁ、あの体型に戻せるならそれも悪くないですね。
ただ、あの「虚脱」の時点で「あと4kg」って思ってたから、まだまだ道は険しいですが。

苦しいよー。米くいたいよー。炊き立てのごはんたべたいー。
チョコレートくいたいよー。
『好き勝手に暴飲暴食したペナルティなんだから』って自分に言い聞かせてます。

冷蔵庫に貼ってあり、財布にも入れてある、おじゃるの格言
『日々のたるみがカラダのたるみ』

女性にとっては鳥肌もののこの言葉を刻み付けて、頑張るぞだと思っておりますわ。

…あたし、精神力ないのか、ほんとうに?
あるぢゃん、結構強いぢゃん。
まぁ単に「凝り性で執念深い」ってだけかもしれませんけどね。

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2002-05-14 馬鹿だなー

一般常識にかなり疎いあたしですが、
我ながらここまで馬鹿だと思いませんでした。

36歳になってやっと気がついたことがあります。
映画館名によくある「テアトル」って「シアター」のことなんですね。

うわー、こんな基本的なことになんで今まで気がつかなかったんだろー。
「変な名前だなー」ってずっと思ってたです。

こんなもんを「新しい知識」に入れていいもんかわかりませんが、
とりあえず「みんなが知ってて自分だけ知らなかった危険性のあること」ってことなんで
まぁ、いいかなー。

皆様、「こいつ、馬鹿だなー」って思われても
正直にカミングアウトしたって点で情状酌量していただけると嬉しいです。

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2002-05-13 出てたまるか

5/11、朝の8:30から有楽町マリオンへ出陣したあたし。
ししょー&ひつじちゃんと「スパイダーマン」の初日一回目を観に行ったのでした。

なんかいっぱいカメラが来てるぞ。
誰か舞台挨拶でもくるのかな…ウィレム・デフォーさまだったら嬉しい♪

入り口にしょぼいスパイダーマンがいる。ちっちゃいし、筋肉ないし。
首の境目見えてるやんかー。

「こいつが舞台挨拶するんぢゃねーか?」と馬鹿にするひつじちゃんとあたし。

いっぱいカメラが来てるのに、誰もこないで映画は開始した。

あたしの後ろの図体のでかい馬鹿男が、足を組みかえるたびにガンガンあたしの椅子の後ろを蹴飛ばすし、
斜め後ろの馬鹿男が、コンビニ袋がっさがさいわせて、もう最悪。
コンビニ袋男にたいしては、もう何度も威嚇したんだけど、全然だめ。
映画終了直前にも「がさがさがさがさ」
…2時間も食ってるやつなんていねーから、絶対これは嫌がらせだな。
秘書のひつじちゃんになだめられながら、完全集中できないままに映画は終了。

こんな最悪環境だったけど、映画はそんな悪くなかった。
つっこむとこは満載で、あとで話が盛り上がれそうなとこもいいし
さすが監督がサム・ライミなだけあって、かなり映像的に良い。
そしてなんたって悪役ゴブリンを演じる、ウィレム・デフォーさま!!

デフォーさまぁ!!
もう登場シーンから【犬とよんでくださいー】状態です。
かっこいー!!かわいいー!!ああ、あたしがおそばについててあげたひ!!

絶対アドリブだなーって思わせるような細かい仕種も良い
(スパイダーマンのアタマ叩いちゃうとことかね)

あー、やっぱこの人って好きだなー。めちゃくちゃ愛してるわ、あたし。

映画が終わって一服して、外にでる。
いきなし目の前にマイク…???

「感想お願いします」
…げっ!!あのカメラはこれかい!!

「お、おもしろかったです。まる。」

土壇場に弱いあたしはこんな答えしかできませんでした。
しかもすっげーつまんなそーな顔で(後ろの席の馬鹿男どもにまだ激怒してた)。
でもまぁ、これでCMに使われることは絶対ないでしょう。

CMで感想を述べてる奴って、なんか馬鹿っぽいんだもん。
で、あれを観ると一気にその映画を観る気が萎えるし。
だから使われてたまるかってんだ。あれの同類だと思われたらたまったもんぢゃない。

ししょー曰く
【デフォーさまを褒めたら良かったのに】
…こんな土壇場にそんなことできるはずないぢゃないですか。
でもそしたら間違いなく使われることもなかったろうなー。

いやー、しかし、参りましたね。
というわけで、TRFのビデオクリップ出演に続く、あたしの全国デビューはなさそうです。

あー、よかった。スパイダーマンで。
これが主演「ジェイソン・フレミング」だったりしようもんなら、
「あー、もう最高!!」とかやりそうだもんな。
あ、でもJFの映画はそんなインタビュー来るほどでかいのはないから、大丈夫っすね。

自分が相変わらず嫌いです。
その自分の顔を鏡と写真以外で客観的に見るなんて羽目になるのはまっぴらごめん。

…しまった!!ビル・ゲイツorどっかの石油王とかの大金持に見初められるチャンスだったかも!!
でもまぁ、ビルゲくんたちがそんな映画のCM観るとは思えないから、だいじょうぶだな、きっと。

少林サッカーも初日に行く予定。
これは気をつけないと。「あー、もー、最高!!」とかほざきそうだから。

TVに出たい人、映画の公開初日にでかい映画館に行くのはチャンスかもですよ。
あたしは絶対にごめんでございますが。

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2002-05-10 恋と愛の定義

かなり昔から飲んだときやなんかの話題にあがっている
「恋」と「愛」の違い。

あたしにもよくわかんないんだけど、先日小茂根さんと食事したときに
「すぱーん!!」って音がするくらい気持ちよく納得できました。

★小茂根さんの持論★

「愛」ってのは『許容』。
相手が鬱陶しくても腹がたっても、とりあえず一緒にいられるってことが『愛』。

「恋」っていうのは、相手の悪い面さえも美化して考えさせるという
あくまでも『幻想』にすぎない状態。


…そっか、ぢゃ、うちの夫婦には愛があったんだなー。
たしかに腹も立つけど、一緒に暮らすってことになんの不思議も問題も違和感もない。

大丈夫だったんだー。そーかそーか。
小茂根さん、ありがとうございます


この「恋と愛の定義」ってやつ、確かによくわかんない。
ミリに話したら言われた。

『けーこちゃんの場合は簡単だよー』…は?
【グダグダ考えてやきもちやいて、そういう自分を嫌いな状況が「恋」。
いきなり寛大になって嫉妬って感情が欠落するのが「愛」】

…あ、それあるかもー。
片思いの状況のときは嫉妬ってのが多少出るんだなー、確かに
「嫉妬」ってーか、相手が他の女の子と仲良く盛り上がったりしてると
それが気になって面白くなくて、それでぐだぐだ悩むんだわねー。

でも、その相手とつきあいだすと、いきなし寛大になってしまって
男性は「浮気やり放題」のパラダイス。

そっか、そーだったんかー。
でもこれって現状にあぐらかいてるっていう、あんましよくない状況だわねー。

うちの親分の場合、友達からスタートしてるし、その友達の時点から女癖が悪いのは知ってたんで
嫉妬って感情まるっきりなし。
…そうかー。最初から【愛】でスタートしてるんだー。すげー…って、おい!!

各自違いはあるでしょうが、あたしの中ではこの二つの感情の「違い」は
きっちり確定いたしました。

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2002-05-10 ???

夢を見た。
相変わらずわけわかんないけど、人に話して正夢になるんならなってほしいんで、書きます。

レッド吉田だっけ?「TIM」のゴルゴぢゃないほう。
彼に『あんたの人生が根底からひっくり返るような大事な話がある』って呼び出された。
場所は大阪遠征したときに御愛用のベトナムティーハウス…まぁ、夢だから…。

レッドくんは真剣な顔で
「いや、どう話したらいいのか…」
「これを話していいのかどうかわからないんだけど…」
と、なかなか話を切り出せずにいた。

…ぐわー!!
こういうのは大嫌いなんだ。
夢だということも気付かず、あたしはイライラしていた。

「あんたとは長いつきあいだし、友達だから…」(そんな事実はありませんが)
「でもこれを言うと、友達として最低といわれてしまうし…」

『レッドくん、さっさと言わないと怒るからね』と威嚇するあたし。
「…わかった」とレッドくん、腹をくくって口を開いた。


【ぶんめいどーの カステラー!!】…はぁ???
【ぶーんめいどーの カステラー!!】

…まただよ、またうちの馬鹿親分の寝言で夢を中断されてしまった。

【ぶーんめーいどーのー カステラー!!!】…食べたいのか?
【…けっ!!】…なんだそれー(最近親分の寝言は「けっ!!」か「フン!!」で終わることが多い)。


…うわー、気持ち悪い。中途半端な状態で終わるのが夢ってわかってても、
あまりにレッドくんのシリアスな顔がリアルで(あたし的にはね)、
彼が何を言いたかったのか物凄く気になる。

親分が静かになったところで、もっかい寝て続きを見ようとしたけど、
今回はTDLのピノキオ(諸事情であたしはあそこのピノキオがすっげー恐い)に追いかけられているあたしを
全身レザーの衣裳に包まれたウェズリー・スナイプスが救出してくれてしまっていた。
…まぁ、それはそれでいいんだけどね。かっこよかったし。
こないだ「ブレイド2」の予告観たからだな、間違いないぞ、この夢は。

でも、レッドくん…夢だとはいえ、気になるんです。
いやー、もっかい続きが見れないもんだろーか。
こういうときに自分の「気にしー」の性格が困ったもんだと痛感。
そういうとこも自分が大嫌いな部分の一つなんだけど。


夢…ねぇ。
そういえばゆやさんは、まだうちの親分と新しい人生を始める気配はないんでしょーか。
真田さんとの甘い生活が…。
かっこいいし、オトナだし、女と遊び慣れてるから絶対一緒にいて飽きないし、
女癖悪そうだから、そんなに家に帰ってこないだろうし(これは楽だろーなってマヂで思ってます)。
喜んで仲人、つとめさせていただきますわー♪
…きっとまたゆやさんが「やだ!!」って苦笑するとは思いますが、
まぁ、真田さんルートでなんとかつなげて「くぼっち」を進呈いたしますので、
しばらくうちの馬鹿親分で我慢していただけないかと…(爆)

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1999-06-10 あるちゃん登場

もう退社してしまったが、あるちゃんって子がいた。思い出したのは「くそじじい」登場でだ。
いずれ絡むので,まず、あるちゃんの紹介をしておこうと思った。シリーズ化が既に決定した。
最初に会ったときから,最後に会ったときまでの彼女を書いていくね。こんな笑える女,そうはいないから。


因みにあるちゃんの由来は「アル中」&「アルツハイマー」から来ている。
たいして強くないくせに酒が好きで, しかも学習能力がなく、何度でも馬鹿を繰り返すから。命名はうちのダンナである。
更に思いこみが激しく,アタシが大嫌いな「悲劇のヒロイン」を気取る癖がある。男にだらしなく、鬱陶しい。

今回は私があるちゃんに会う前の話を。


内定式の頃から変な子だったらしい。私の男友達は、これで未だに汚名を着せられている。

内定式のあと、同期になる子たちと飲みに行ったそうな。
彼女は隣に座ったヘル(ヘルニアで入院したからこの渾名・・しまった、あたしもヘル寸前だ)と話が弾ん
でいた。
ヘルは優しくて人あたりが良くて、話を合わせるのがうまい。口は悪いし癖がある性格だけど、本当にいい
奴なのだ。
しかも酒が鬼神のように強いので,二人はガンガン飲んでいた。

外に出た。雨が降っていた。傘を持っていなかったあるちゃんは話が続いていたヘルの傘に入った。
しばらく歩くとあるちゃんが座りこんだ。

あるちゃんは酒が好きだが,病弱なので決して強くはない。でも自分では強いと思っているのでガーっと飲む。
明日から禁酒法が施行されるかのごとく飲む。行きつく先は貧血である。

人がいいヘルは「大丈夫?」って面倒を見ていた。
ヘロヘロになったあるちゃんが「いいから、あっち行って!!」って叫んだ。
彼女の周囲には女の子が数人集まっていて,「ヘルくん、大丈夫だから行っていいよ。終電ヤバイでしょ?」
と言った。
千葉に住んでいて電車がヤバい彼はお言葉に甘えて帰路についた。


数ヶ月後、あるちゃんもヘルも入社式を迎えた。研修になり、同期で飲みに行く機会が増えた。
ヘルは同期の女の子に妙に避けられている自分に気がついた。
彼は事実を知って愕然とした。とんでもない噂が流れていた。それも二種類。

1.ヘルは内定式の夜、あるちゃんを散々口説いていた。
 でもあるちゃんが酔い潰れると、さっさと見捨てて帰ってしまった。

2.ヘルはあるちゃんを酔い潰し、ホテルにお持ち帰りした。

・・・現場にいた女ども、なんか言ってやれ!!
あるちゃん自身が「ヘルに口説かれた」と言い張っている。・・悲惨だ〜!!

かくして彼は未だに一部で「野獣」扱いされている(余談ですが、野田秀樹「野獣降臨(のけものきたりて)」は面白かった)。
人生、きっといいことあるよ。ヘルはいい人なんだからさ。

あるちゃん登場編、これにて終了!!

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1999-06-07 くそじじい

どうして彼の存在を忘れていたんだろう。
本来ならこのコーナーの筆頭に登場してもおかしくないほどの私の「天敵」だ。
こいつはここ数年、忘れた頃に出てきて、その都度私を激怒させているんだ。

今年の頭には離婚寸前の夫婦喧嘩(本気で2週間くらい口もきかず、顔も合わさなかった)を引き起こす原因となった。
こりゃ、またしても新キャラ登場だろう。ここで(当人にはナイショで)全国ネットで成敗してくれるわい。がっはっは。


うちの会社にはGS(なんの略だっけ?)という、よくわかんない部署(社内別会社だっけ?)がある。
生協や社宅は、ここの管轄である。ここのSっていうくそじじいが私の天敵なのだ。


年配者には優しく,思いやり深く、そして労わってやれって、小さい頃から言われていた。
大人になって思う。「相手によりけり」。


こいつは社宅でトラブルがあると、何故か私のところにやってくる。
私の職場が一番近いからってのがその理由だ。

「社宅の駐車場に無断駐車してる車が多いんだけど、どういうこと?」・・知るか!!
「昼とかセールスの人が来て困るって話だけど、どうなの?」・・私は昼は家にいない!!
「○○さんち、風呂場にカビが生えたらしいけど、なんで?」・・知らん!!

なんでこんな答えようもないようなことを、いちいち私に言いに来るんだ。
私が社宅の責任者とかいうんだったら仕方ないが、私はただの入居者の嫁に過ぎない。

「あなたから言っておいてよ」・・てめぇの部署の仕事だろうが!!

だいたい私に責任者の人との面識はない。
見たら顔くらいは知ってるだろうとは思うが,その程度の間柄である。
近くにいるからって,私を使おうとするな,この脳軟化じじい!!
まずその汚い眼鏡を拭いてから来い!!
綺麗にしてきたって私の対応は何も変わらないけどね。

60近いんだから、もう少し物事を考えようね、頼むから

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1999-06-06 男の武器

今日、殿様は友達と「アナゴのてんぷら」を食べに行った。

我家は「違うテレビで同じ番組を見る」ってことを平気でやるくらい、
お互いの生活をしっかり持った「変則的反則夫婦」だから、オイラは自分の友達と遊びに行った。

で、思ったこと。「カラオケってのは男にとってかなり強力な武器だ」
・・今頃気がついたかって言われそうだけど。


オイラの三銃士のボス、和光の鬼畜メカたろーの「Missing」、滅茶苦茶うまい。
「こりゃオンナがコロっといくわな」・・そーか、武器だな。


これでも充分凄いのに、上には上がいる。

しげちゃんは「アルテマウェポン」、まさに窮極の最終兵器なのだ。

メカたろーが個人をコロっと殺してしまう狭い範囲のレベルだとしたら、
彼は聞いた人間を広範囲にわたり「大量虐殺」してしまうくらい凄い。

彼の「However」はとにかく凄い。
GLAYのを聞いても「違うんじゃないか、これ?」って思ってしまうくらい、
オイラにとっては唯一無二の「However」なのだ。


出だしからいきなり「自分の世界」に引きずり込まれ、
曲が終わった後、我に返って周囲を見ると・・他の人も無言。
つまり、聞いた人間を全部「自分の世界」に入らせてしまうのだ。

酒も煙草もやらない彼のクリーンなオーラは
「唄」に凝縮されてしまっているらしい。

・・すっげぇなぁ。そのうちどっかの国の軍隊からスカウトが来たって驚かないよ、オイラは。

聞きたい?駄目だよ〜。彼に「However」を「唄って〜」って頼めて、
どっぷり浸っていい人間はオイラだけさ

・・なんて事実は残念ながら「ナイ」のだった。くすん。


オイラは彼が「However」を唄ってくれなくても大好きだけど、
唄ってくれるから本当に大好きなのだ。
いつか「最終兵器」で命をおとすかもしれないけどね・・って、おい!!


オイラの三銃士の重鎮である彼が私に危害を加えるとは思えないが、
人生には常にどん底が待っているのだ。

油断しては絶対にいけない。
ましてや彼は「人でなし」なんだから、油断は禁物だな。

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