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「怠惰放蕩徒然日記」








この方を熱愛しているのは日本でも多分数名だろうなあ…
というわけでジェイソン・フレミング知名度向上草の根運動やってます。



ぐうたらな日常の中で思ったりやらかしてもーたことなんかを書いてます。
文章が変でも不快になっても、お願いだから怒らないでくださいませ。
映画の感想とか、こっちに書いてます。良かったらどうぞ。

あたしにとっての聖地であるさんを応援させていただいております

おまけ頁(自分以外の人が読んでもなんも面白くない、自己満足すぺーす)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-04 姑息な手段
2004-07-04 最近の生活
2004-07-04 続きです
2004-06-20 えー…
2004-06-04 うわあ…
2004-05-30 かなり限られた関東地区限定の話でごめんなさい
2004-05-23 とほほ
2004-05-23 まいったな
2004-05-23 凹んでました
2004-05-09 まいりました


2004-07-04 姑息な手段

最近姪の「暴走」は止まらない

仕事中に電話してくるなって怒ったら、残業時間にかけてくるようになった。

「小遣い使い込んだ」だの「欲しいものがある」だの。

あとで思い返すと結構笑えるんだけどね、中学生の価値観ってのは。

小学生にしてどん底を見てしまい、そこから這いあがって人生勝ち組に入ってしまった彼女。
うちの一族に似ず、短距離では陸上部から勧誘がくるほどの足の早さを持ち、運動神経がいい。
「成績さえ良ければ、ある程度までは馬鹿やっても許される」との父親(義弟は彼女の英雄である)の教えを忠実に守り
学年で三番以下に落ちたことがない学力も手に入れた
(もともと理数系の頭脳してるんだけど読書習慣ついたら文系も強くなったらしくて)

で、外見が前田愛のばったもんときてるから、もてるんだわ、これが。
「あの妙に人生達観してる風情がいいみたいっすよ」と義弟は言う。達観ってか、なんてのか。

でも、とにかくもてる。で、その話が結構面白い。

同級生とかだと、マックくらいなんだよね、奢ってくれるのって。
年上の人だとモスとか連れてってくれるっしょ

ファミレスだってさ、同級生とか中学生の子だとガストなんだけどさ、オトナの人だと馬車道とかロイホだもんね。

やっぱ若い子には興味わかないなあ



…中学二年生の価値観って、こんなもんです。微妙にわかるようなわかんないような。


さてさて、薫ちゃんの暴走は先日の残業時間に突然おさまった。

残業してたら電話がかかってきて、職場の外に出たあたし。
そこへ前回書いた「ガンちゃんの声を持つ男」が電話中と知らずに声をかけて来た。

「Nさん、大丈夫?具合悪い?」
(あたしはここ最近、体調悪くなることが多くて、その度外の空気を吸いに出ているのでね)

…今、ガンにいちゃんの声、したよね

してないよ。会社の人。

違うよ、絶対ガンにいちゃんの声だよ

「あ、ごめん、電話してたっすね」

ほらー!!絶対したよー!!


ぽくぽくぽく…ちーん

「そう、あたしは、平日の明るいうちだったら、ガンちゃんの声を呼べるんだからねー
あんたあんまし無茶苦茶言うと、ガンちゃんの声を電話に出すわよ」

ごめんなさいー!! 」…泣いてるし。

とりあえず、嘘はついてない。
1回会ってるってのに、しかもそんとき声がそっくりって卒倒しかかってるってのに、
それをすっかり忘れてしまってる姪が馬鹿なんである。


姑息な手段とはいえ、これでしばらくおとなしくなってくれそうだ。

「もしよかったら俺が、ガンちゃんさんの口ぐせとかあったら、声入れましょーか」

言えるんか
「世界中で俺くらいどんちゃんのこと大事にしてる奴いねーんだからな」
「どんちゃん、俺がいなかったらどうすんだよ」
「俺はどんちゃんさえ幸せなら、他になにも望まない」

「余裕っす」

じゃ「大丈夫、俺がついてるから」って…だめか、そしたらあたしが泣いちゃうから。

姑息な手段。でもまあ、とりあえず暫くは平和な日々が送れそうだからいいのかな。


余談
ミリに「声と話し方そっくりな子がいる」と話をした
【絶対会わせないでね。これは「実は会いたい」とかっていう裏はなくて、本気で真剣に言ってるからね】って。

なんかちょっと感動しました。「純愛」なんだなあって。ちょっと羨ましくなりました。

まあ、くだらない日常ですが。

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2004-07-04 最近の生活

暑い
食欲が一気にやられましたわな。

普段「でぶ」とか言ってるくせに、いざ食わなくなったら「食え」とか親分怒るし…
いーぢゃねーかよ、痩せかかってるんだからさ、不健康だとしてもさあ

散々「痩せろ」とかいっといてこれだから、わがままだよなあ。

なんてことはさておき、映画観て、読書して、ゲームして、の相変わらずの生活です

●ゲーム

風雲 新選組」(あー!!ぐずぐずやってるうちにベストが出た!!)

これはね、第二章まで進んだとこで、これはいかんって、最初からやりなおしたの。
ゲームとしてはどうなのかなって思うけど、あたしははまっております。

「巡察」に出るとき、「大石鍬次郎」に同行してもらうのが好きでしてね。
「人斬り鍬次郎」に人を斬らせず、自分だけばったばったと斬りまくる。

わが「澤田謙也」くんは、着実に名声と信頼度を上げております。

「商家夜警」の任務は一人で行くんだけど、ここ「10日間」で1000人近くの長州浪人を斬っております。

これ以上やると、謙也くんだけで長州藩を全滅させることができるかもしれんな、とか馬鹿なことやってます。

ほんとは永倉さんとか平助くんと任務に行きたいんだけど、この人たちって腕がたつから
ばっかばかと不逞浪士を斬り倒してくれちゃうもんで、あたしの「名声稼ぎ」に影響が出るんですね。
だから今のとこ「鍬ちゃん」「尾形俊太郎くん」「魁ちゃん」をローテーションで同行してもらってます

謙也くん、人斬り鍬次郎と仲良し…いいのかそれで。まあいいか。

しかしこのゲーム、一般町民を三人間違って斬っちゃうと「除名」なのよね。

謙也くんは只今平隊士なので、除名されたとき、彼の後ろにいるのは「殿内&あびる」。
大河では生瀬くん&病人くんですな。

これ、頑張れば格があがるんだろうか。

いいや、謙也くん。きみにはあたしが天下を取らしちゃるからね。平隊士だけど新選組最強…できるかなあ。まあ、頑張るっす


●読書

○「ワイオミングの惨劇」トレヴェニアン

新作15年待ってたってのに、これかい!!なんか凄く哀しかった

「輪違屋糸里」浅田次郎

久々に徹夜で読書しましたね。
泣いた泣いた。
「壬生義士伝」を超えたとか超えられなかったとかと言われてはいるけども
まるっきりの別ものの、違った感動でぐわーんと揺さぶられました。

ほんと、浅田次郎の時代物はいいよなあ。

あたしは芹沢組の平間&平山で涙するとは思いませんでした。

こういう本に出遭えるってことは読書好きの至福なんだろうな、としみじみ思ったあたしなのでした。
只今三回目の再読。電車の中で泣いちゃったから、ある程度調整かけて読まないといけませんな


○「幸運の25セント硬貨」 「第四解剖室」スティーブン・キング

キング大好きなんだけど、短編ってあんまりだなあ。
この人は中篇長編でとんでもないパワーを発揮するタイプでないかとあたしは思ってるんですけども。

あ、でも、「これ好きだなあ」ってのがいくつかあって、悪くなかったですけど

「ザ・スタンド」も文庫になったし、これであの「聖書持ち歩き」みたいな状態から解放されるんだあ、うんうん

(続きます)

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2004-07-04 続きです

●映画

「スターシップ・トゥルーパーズ2」を観て来ました
すんげーチープで滅茶苦茶愉しかった。
「木曜(洋画劇場)っぽさ」ってのが滅茶苦茶好きな友人なっしーとあたし。
これは見事に木曜っぽくて良かったですねえ。
ま、いずれ映画日記に書きます。

「21グラム」をもっかい観て来ました
最近諸事情でガンちゃんを思い出すことが非常に多くなってきましてて、
この映画、今回ナオミ・ワッツの感情にいっきにシンクロしちゃいました。
(前回寝てしまったのが嘘みたいだな、これ。ほんと力ある作品なのに)

「青い靴紐」のくだりで、涙腺大爆発しちゃいました。
「なにをしたって家族は帰ってこない」「それでも人生は続く…そんなのうそ」

(と、ここで映画から日常生活にうつります、唐突ですが)


どうしようもなくやるせなくなって、劇場をあとにしたあたし。
「軽く飯でも」となって、有楽町ラ・ルーチェへ。

食欲はないけど、トーストをとりあえず頼む。

あと一枚食べなさい!!】と、ガンちゃんの声で怒られた

…いや、心霊現象でなくて、声と話し方が酷似している人が最近近くに現れたもんで。

「大丈夫、あたしはあなたに「あいつらを殺して」なんて言わないから」とか馬鹿なことほざいちゃって。
(ガンちゃんのかたきが取れるとしても、それが誰だかわかんないし、もうどうしようもないってのもありますしね)

結局「食えないっすー」とギブしたら、「俺が食うから、俺のサラダ食べなさい。食いかけですけど」

…ほんとに、彼の姿を借りて戻って来たんぢゃないかってくらい、同じ声なんだものな。


ガンちゃんの声については、ちょっと笑えるネタがあるので、それはまた次回。

ま、とりあえずこんな感じで相変わらずです。

メンタル面で混乱してるのに、暑さで食欲までやられた…踏んだり蹴ったりですな

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2004-06-20 えー…


最近すっかり書くのさぼってまして、またしても

今ですね、混乱して自分を見失ってて、鬼のようなへたれになっててまぢでやばいかもなのです

すごくながーい溜息ついて、「なんか切ないなあ


…まぢで自分に対して鳥肌たちました。


しかも数日後、今度は溜息とともに「やるせねーなあ」 

…うぎゃー!!

どうしちゃったんだろう、あたしー!!


今月で定年退職する「だめりちゃん(最近「だんごむし」という渾名もついた)」のこととかで
ネタとしては非常においしいもんはわんさかあるんですけど、文章まとめる頭も気力もまるっきりありません。


映画はとりあえずたまってる分を今日書きました。
こっちは…まあ、そのうち多分落ちつくでしょう。希望的観測だけども。

いつも「馬鹿!!」と拳固くらわしてばっかの友人よっちゃんが異常に優しくしてくれるので
傍目にもひどい状態になってるのかなあ…うわ、やだやだ
確かに最近あんまり眠れないし、食欲激減してるしなあ。いかんいかん

とりあえず原因はわかってんだけど、それはここに書くようなことではないし、自分でなんとかするしかないので
まあ、いずれ落ちついたら…ですね。

というわけで、最近定期的に出てくる「お詫び日記」になっちゃってごめんなさい


【余談】
シティボーイズのDVD買っちゃッた
「鍵のないトイレ」
「愚者の代弁者、西へ」
「ゴム脳市場」

の三枚セット。

「いつもここから」のライブDVDと長井秀和のDVDも。

これ観て少しテンションあげるかな。

【余談】
こないだ「ブラザーフッド」試写行ったんですけど、すっごくシリアスな場面でキム・スロくん(この画像の人)が出て来て
おもいっきり大爆笑こいちゃいました
周囲に緊張感が漂ってる場面だっただけに、大顰蹙でした。
ごめんなさいー

先頭 表紙

当りっすよ、長井さん。でもあたしとしてはシティボーイズのほうがテンション上がったかな。とりあえず疲れた時には笑うが一番、と痛感いたしました。「余裕っす」と言われ続けても、あっちが余裕であってこっちは余裕ぢゃないんだよな…と、私信になりそうだから、やめとこ。 / けいこ ( 2004-06-22 11:57 )
うわ!どーでした?>長井秀和のDVD なんか、当たりハズレがでかそうで買えずにいたんですが(プ テンション急降下しなかったなら、私も購入案件にいれとこうかなー(笑) / ゆややん ( 2004-06-21 22:12 )

2004-06-04 うわあ…

今日、「スキャンダル」を観てきた

ヨンさまに興味はないが、なんせ「危険な関係」が大好きなので。

ジュラール・フィリップの「ってかこれ、ありえねーだろ」ってくらいの美貌
リメイク版のジョン・マルコヴィッチの狡猾さ(そしてあたしはこの映画(と「から騒ぎ」)のキアヌだけは褒める)

そーんな曲者ぞろいが歴代演じて来た役をヨンさまはどう演じるんだろーかなと


いやあ、まいりました。
冒頭いきなり、ヨンさまの腿にもじゃもじゃと黒い毛が…

うひゃー

あたし、別にファンでもなんでもないけど、あれには引いた
(毛深い男は苦手なんだよぉぉぉぉぉ(T0T))



ま、つっこむとこ満載で面白かったっちゃ面白かったけどね

「処女をいきなし臍から攻める男、ヨンさま」
「処女をいきなし座位に持ち込む男、ヨンさま」
「ってーか、てめーら全員ツメが甘い!!!!」


うーん、内容については「ジュラール・フィリップ版の圧勝」ってとこですねえ
まあ、あんな稀代の美形とくらべたら、そりゃヨンさまが可哀想ですけども。

とりあえず、ヨンさまの黒い毛に引いた。それがアタマに1番残っていることかな

先頭 表紙

グレン・クローズ版見ました。マルコビッチの心がこもってない台詞の数々に「お前は高田純次か!」とツッコミを入れてしまいました。 / マイケル ( 2004-06-21 10:17 )
グレン・クロース版のほうが女性は綺麗で、ジュラール・フィリップ版のほうが男性が良いです。「クルーエル」観てないんですよね。一応借りてみようかな… / valkil ( 2004-06-20 00:11 )
昨日新聞に読んだこの作品評を見て気づいたんですが、ライアン・フィリップとリーズ・ウィザースプーンが夫婦で出演した「Cruel Intensions」も同じ原作の映画化なんですね。正直それはとってもつまらん映画でしたが、この機会に他のバージョンも見てみたいと思います。 / マイケル ( 2004-06-04 11:20 )

2004-05-30 かなり限られた関東地区限定の話でごめんなさい


先日「ドーン・オブ・ザ・デッド」を観てきたっす。

パンフが、かなり優れもの。
ぺらっぺらな紙質なんだけど、文字がいっぱいだし
(あたしは文字がびっしりのパンフを熱愛している。写真集みたいなパンフだったりするとすっごく損した気分になる)
「ゾンビ映画年表」なんてものもついてて、「あ、これ観てないや」とかいろいろ発見があって、愉しい愉しい。

そしてこのパンフのキャスト紹介で、あたしは大爆笑した。
CJを演ずるマイケル・ケリーのとこ

マギー・ギンレイホール


…わかってます、誤植っす(正解はギレンホール)。
いきなり飯田橋の駅前が浮かんできて、またしても笑った。

そして土曜、「デイ・アフター・トゥモロー」の先行レイト。

マギーの弟ジェイクが出て来た瞬間に、「ギンレイホール」を思い出して大爆笑してしまった。

やばいなあ、今後ギレンホール姉弟は絶対あたしのアタマの中では「ギンレイホール」だわ。


どうでもいいことなんだけど、かなり笑ったので。


(注)ギンレイホールとは、飯田橋駅前にある名画座です。
質の高い映画が上映されることもあり、結構お気に入りだったりします。そういえば最近いってないなあ


(注)この写真の右端がジェイク・「ギンレイホール」です。
「ムーンライト・マイル」の彼、良かったなあ
【気弱ないい人の役やらせたら天下一品だけど、実際はすっごく性格悪そうな気がする】ってとこがお気に入りだったりします

先頭 表紙

きっとね、このパンフの文章書いた人は映画大好きな人なんだろうなあ、誰だか知りたいなあって思ったざんす。ほんとにまぢでギンレイホールとして覚えてしまいそうです。いかんいかん / valkil ( 2004-06-04 01:24 )
すんません、僕も前から「ギレンホール」と「ギンレイホール」を間違えそうになったことがあります。映画館の方は行ったことが無いんですけどね... / マイケル ( 2004-05-31 11:22 )

2004-05-23 とほほ

これまた近況

最近定着しつつある「コードネーム」

野犬の皮を着た狂犬

…確かに最近、映画館で怒る頻度高くなってるけどなあ

「Nさん、ほんとに映画からむと人間変わりますもんねー」と命名者は言う。

その命名者は「その天然野犬ぶりがツボっす」っていう変わった奴だ。

まあいいか。
「どんくさいからどんちゃん」ってよりは多少いい…のかな、わかんないけど。

先頭 表紙

2004-05-23 まいったな

最近ちょっと仲良しになったあんちゃんがいる。以下山ちゃん。
お互い永井豪(あたしは「真夜中の戦士」って短編が大好き)とサイバラリエコが好き。
お互いティム・バートン、コーエン兄弟、タランティーノが好きってんでちょっと盛りあがっている

で、山ちゃんに最近永井豪「ダンテ神曲」を借りた。
「あれはいいっすよー」

…あたし、彼にはちょっと弱いのだ
ガンちゃんに声も話し方もそっくしなんだ、これが…脱線御免

高校の時に「絶対に読んでおいた方がいい」と先生にいわれて挑戦したものの
20頁もいかないうちに【降参】してしまったのであった。

で、いい機会だからと思って…

いやー、凄いな、これ
キリスト教が唯一絶対の教えってなってる世界の人間でない人が読んだら「どうしましょ」ってなるだろうなあ

第一の圏(たに)の入口で、座り込んで頭を抱えて溜息をついてばかりの人たち。
案内役ヴィルギリウスは言う
「信仰のための必要な儀式を受けなかったものたちだ。ここはいい 先を急ごう」


うわ、やべー。あたし死んだらここで永遠に溜息ついて暮らすんだ。
春先の鬱状態が未来永劫続くんだ。やだなあ。
「パタリロ!」で悪魔が言ってたっけな
「地獄は蒸し暑くて、強烈な自己嫌悪が永遠に続くのだ」って

やだな、これー

なにより恐ろしいのが第六の圏

ヴィルギリウス曰く
彼らは地獄に落ちて当然の異教徒だ
地獄に落ち当然のむくいを受けなければならん。あやまった信仰の罪は深い!
だから永遠にこの暴かれた墓の中で熱き炎にその身を焦がし続ければいいのだ!!


…ってことはですよ、ガンジーもマホメットも釈迦も空海も親鸞もみーんなここで焦がされてるってことですわね。

たまりませんな、こりゃー。

第八の壕ってやつでは「権謀術策を用いて世を渡ったものたち」が未来永劫焼かれている

なんとここで焼かれているのはオデュッセウスとディオメデス。
トロイア戦争の英雄。

…おいおいおいおい。いいのかこれ?
確かパリスとヘレンも第二の圏にいたぞ。
この人たちみなさん神々の加護を受けてるはず。
ヘレンなんてゼウスの娘ぢゃねーか。

いいのかそれ?「異教徒」だからなのか?

ってーかゼウスは娘を助けてやらねーのか。
アフロディーテもパリスを助けてやれよ。あんたに金のりんごくれたんだし。
オデュッセウスもアテネの守護を受けてるはずだわよね。

そうか、あの宗教が一番絶対唯一だからなのか。

たまんねーな、これ。

別に、どの宗教に関してもあたしはなにも感じないけど、この考えってどうなのかなあ。

いやー、読み終わってから山ちゃんと盛りあがる盛りあがる。
食事行って「神曲」について語ってるんだから、傍目から見たら高尚深遠な会話をしてると勘違いされてしまいそうだ。

なんだかなあ、ほんとに熱いし濃ゆいなあ。
地獄行きが全国的にこの定義で分類されるとすると
あたしは大食いだし、徹底した拝金主義だし、貞操観念稀薄だし、すぐ怒るし…やばいー!!

「大丈夫、Nさんも俺も、洗礼受けてないから、とばくちんとこで途方にくれんですよ、きっと」

…まいったな。それもやだなあ

まあ、どうでもいいことなんだけど、最近やたらめったらに「神曲」について語っているもんで、
「近況」ってことで。

先頭 表紙

2004-05-23 凹んでました

またしてもさぼっててごめんなさい

ちょっと凹んでましたんで。

誰になにかされたとか言うわけではなく、ガンちゃんが亡くなって一年たったから。
んで、ちょっと昔の写真整理してたら、凹んじゃって

彼は写真大嫌いな人だったから、ほんとに少ないんだけどね

*-*-*-
はっちゃんも写真嫌いだった。あたしもあんまり好きでない。
恐らくこれは、うちの親ぐるみのつきあいの幼馴染軍団最後の一人であるミリが
常軌を逸した写真好きってことでバランスが取れてるんだな

ミリは写真に写されるのが大好き。
でも、自分の写真を誰かが持っているっていうのが大嫌い
だから、彼女と一緒に撮影されようもんなら、その写真は生涯目にすることはないであろうことは確実だったりします
*-*-*-

脱線御免。
ガンちゃんは写真が嫌いだったから、でかけるとカメラマンに徹していた。
だから彼が映っていなくても「あ、これガンちゃんが撮ったんだっけ」って写真がわんさかあった。

「ものを食ってるときに撮るな!!って、このあと喧嘩したんだっけなあ」
「馬鹿だな、指が入っちゃってるよ」

【忘れないけど思い出さない】ようにこの一年生活してきた。
でも、一度思い出してしまうと、雪崩のように記憶がどばーっとやってきた。


なにも替えずにぐうたら怠惰放蕩徒然な日々を送る。これが昨年あたしが選んだ道だった。
それは守れているけれど(ってか、守らないほうがあたしには難しいからさ)
ほんとにそれでいいのかなあ、とかちょっと思ってしまったりして。

ま、悩んでも後悔しても、彼があたしのそばにいないことは変わらない。
だったらいいや、現状維持で。そのうちなんとかなるでしょう。どうもならないかもしれないけどね。

…なんて状況でしばらく凹んでました。
映画いっぱい観たから、今日はこの状態から脱出するために感想頑張って書こうと思います

えー、支離滅裂な文章でごめんなさい。
これが最近のあたしでございました。

先頭 表紙

2004-05-09 まいりました

ちょっと下に書いた、高校生の話、後日談

昨日、「新選組展!!」行くんで、宇都宮線に乗ったんす。
前日泊まったむっちゃんと「息子」も一緒。
(彼らは上野にスターウォーズ展だかなんだかに行くんだそーで)

メールを着信し、確認…むっちゃん??(隣に座ってるのに、なんだこいつは)

「ねーさん、前に立ってるカップル、見て!!」

???
!!!

うちらの座っている前でつり革につかまっていたのは、【端正】だった。

しかも、一緒にいるのは別の女の子。雰囲気は今日が初デートって感じだ。

朝から「全身が耳」になる三人。携帯もチャットモードに切り替える。
(揃ってauユーザーなのだ、偶然にも)


【端正】は連れと話している

「どこにいこーかー」
「俺、女の子が喜びそうなとこってわかんないんだよねー」
「そうなのー?」
「うん、つきあったことないんだよ、これがはじめてでさー」

け「…人ちがいか?」
む「いや、絶対こないだの子っす。だってピアスも同じだし」(細かいなー、すごいな)
た「この男の子、俺、結構電車で会うよー。こないだ別の子ともおなじよーなこと言ってた」


…ぐわー!!

そーかそーか、【童顔】もしたたかだったけど、【端正】のほうが更に上手だったってことなのか。
派手っぽいけど、どこか真面目そうな端正な顔だちをしていて、それが【武器】なんだな


あー、ほんとに若い子ってわかんない。
むっちゃん曰く
「まあ、【端正】も【童顔】も、いつかどっかで挫折するでしょうし、それ想像して楽しみましょーや」

…いや、【童顔】はこけるだろう。人生どっかでぽっきり折れるだろうさ。
でも【端正】はうまく立ち回りさえすれば、人生うまく渡っていけるんぢゃないのかな

まあ、人のことだからどうでもいいんだけど、
「息子」が言うように「そういう人たちは絶対ろくなめに合わないんだからね、ほんとに」でないといいんですけどね。

ほんとになあ
「ねーさん若い頃ぶいぶいだったんしょ?あんくらいやってましたかいな」

いや、あたし、Hして金もらったことないしなあ。「純情っぽさ」なんて武器にしたくても持ってなかったしさ
扇子もってお立ち台で踊り狂っていた時代は、「女王様と奴隷」っていう力関係でしかなかったし。

「今もしねーさんが高校生だったとして「端正」にでくわしたら?」

あの年齢だったら、まだ「未貫通(尾篭な表現、お許しを)」だったから、ころっといかれちゃってたかもな。
いや、どうだろう。あたし今も昔も体育会系好きだから、お友達になっておいしいとこだけ分けてもらうかもね


なんて話をしてたら、「息子」が怒ってしまった
…ごめんー。

なにはともあれ、宇都宮線はやっぱりおもしろい。いろんな人が乗ってて。
まあ、この程度の輩だったら、いいのかな
前みたいに倒れたついでに人の髪の毛引っこ抜くような馬鹿がってわけでないしね。

もしまた「童顔」「端正」にでくわしたら、ちゃんとその後をチェックしよーっと
願わくば「地味」が実はこの二人を上回る最強のしたたか女でありますよーに…って、おい!!

先頭 表紙

【地味】と【端正】が実はできてて、【童顔】をはめてたってオチがあたし的にはダークで希望なんですが。いかんなあ / valkil ( 2004-05-23 08:54 )
そのうち全員が宇都宮線で鉢合わせして、修羅場になる...という現場にさらにけーこさんが遭遇、に期待。いや修羅場にはならんか。 / マイケル ( 2004-05-10 16:41 )

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