2003-01-01 Gluckliches Neues Jahr !!!
2002-12-03 カニさん
2002-12-01 バードイシュル散策
2002-11-21 うきうき温泉
2002-11-15 世界遺産の街・ハルシュタット
2002-11-09 ハルシュタットに向かいます
2002-10-31 PostBus
2002-10-29 Festung Hohensalzburg
2002-10-28 夜のザルツブルグ
2002-10-26 チロリアーン

　あけましておめでとうございます☆
　本年もよろしくお願い致します。

　というわけで無事帰国したうさぎです。

　とても暖かいところにいたので、この寒い日本が変な感じです(^^;変なのは私なんですがねーーー。寒いよー、寒いよーーー。ひーーーーん。

　ちなみにあちらでは、とても楽しい毎日でした。とにかく現地の人々と出会えたこと、話せたこと(っていっても現地の言語が直接できるわけないので必死に単語を並べたりまねしただけですが)、すべてが貴重な体験となりました。まぁ同時に？？なこともあったのも事実ですが(^^;

　今年の私は試練の年になりそうです。でもがんばろう。

　そんなんで本年もよろしくお願い致します。

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　さて、旅行日記の最中、日常の私はどんなんだったんでしょうか。

　ずばり、実はかなーりハードでした(--;秋の学会にいってたり、投稿論文書いてたり、さらには12/7にはフィールドワーク(海外研修ですな)に出かけるため、その準備やなんやら・・・じたばたじたばたじたばた。学校に終電、0時迄なんて当然の毎日でした。うきーーーーー。

　そんなんで、その間食生活には、かなり偏りがみられて、夕食なんて摂らないことも多く、少々絞れて幸い？！だったかもしれませんが、その分、食べれる時には食べました。グルメに(笑) 学会の時も温泉旅館で懐石食べたり、とかで(笑)

　そのグルメの一番の山場が、これ！！カニさん〜☆

　仕事時代の先輩のお母様が先日、上京されて、ちょっとしたお手伝いをさせていただいたお礼！ということでいただいたのですが・・・その量が半端じゃない！！！「カニおくるけん、明日20時頃いる？」なんていわれて単純に「かにーー！」って喜んでその日だけは急いで帰ってきたら、かにわさわさ(笑) 生きてるズワイガニが3杯、コガニがわさわさ。皆みてるぅううううう(汗)。パニクリマシタ(^^;

　結局近くのおばにS.O.Sを出して、ゆでました。さらにこんなに食べきれない(＆弟がカニが食べれない)ので、おばにもおすそわけ。にもかかわらず、何日もカニ味噌＆カニだらけの毎日でした・・・。うれしかったけど、論文に追われてない、お酒飲める頃がよかったなぁ(TxT)

　その論文の提出は、11月中だったので、翌日12/1には、プチオフでみるあみさまとランチを優雅にベトナムアリスでとりました。おいしかったーーーー、久しぶりの春巻き☆フォーの味がまた身体に染み渡るわぁあ。そういえばここにもカニがいましたねー。カニ爪でしたけど。と久しぶりのランチ(笑) を堪能。みるみるさま、あみすけさま。実はそんな風に食をかみ締めていたのです(^^;すんません。そして、ビールご馳走さまでした！！！

　そういえばこのプチオフの時も食べ物の話してたよーな(汗)。食に餓えてたのかもしれませんねー。あははは。

　そんなんで、まもなく海外研修に旅立ちます。ひまじんもしばらくお休み。帰国したら、また報告に参ります☆
　それまでどうぞみなさんお元気で！！！

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　あとこちら舞台私評も更新してますー。かなーり手抜きですがどうぞよろしく☆

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　さてなんだかんだで旅行も終わりに近づいてきました。これからウィーンに向かうけど、これはコンサートだけ。旅行というのは、ここ、バードイシュルまでという感じなのです。はい。

　朝、起きて朝食を取りに行くと、きのうはいったうきうき温泉が見える。朝から気持ちよさそうだ。入りたい。また入りたい(笑) 母もいってこい！というけど、なんせ塩泉だから、またシャワー浴びたりしなきゃならない。そこまでは時間はないなぁ。のでまた来ると決めてあきらめる。

　荷物をホテルに預けて、昨日と違ってゆっくりお散歩。カイザーヴィラ前にある木彫りのお土産やさんにはいる。かわいい。シナモンとお花の飾りも売っている。
　
　中ではお兄さんとおぢさんの中間の人がお人形を掘っている。これはあなたが作ってるの？とドイツ語で聞くと、驚いた顔をされて、そうだよ、僕と仲間で作ってるのさ、と答えてくれる。なんでも観光客は英語でしか話してくれないからびっくりした、そーです。なんかうれしそうに、ちらほらしゃべってくれる。こうやって現地の人とそんな風に話せるとやっぱり楽しい。語学の醍醐味。

　そこのお店で買い物してもう一回カイザーヴィラへ。今日は貸切状態。でも中はもうお休みで開いてない。けど紅葉が綺麗。ゆっくり歩いて回るだけでも楽しい。山の上に上がって、Sissiのティーサロンをみにいく。ここからみえる山々がまた最高。しかもティーサロンの中はやっている。何故か写真博物館だけど(^^;せっかくだから見学。案内さんもゆっくり話してくれる。

　見学が終わって丘の上からカイザーヴィラと町々を眺める。いいところだなぁ。空気も美味しい。日本での喧騒が信じられない。のんびりのんびり。

　町中にもどって、昔ハプスブルグ御用達だったケーキ屋さんで一服。ほどよい甘さが美味しい。そしてカフェの感じもいい。みんなのんびり本読んだり、お話しながら時間が流れている。

　のんびりとはいえ時間はすぎる。列車がくる時間だ。名残惜しいけどこの町からウィーンへ向かわないと。またくるぞ、と思いつつ列車にのる。ローカル列車は、美しい湖水地方を通り抜けていく。自然の美しさとそこに流れる空気をかみしめながら、ウィーン行きの列車へ乗り換え。段々と都会へなっていく。

　残念だけど、さぁ待望のコンサートだ！！そっちはそっちで楽しむぞぅうう(笑)


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というわけで今回の旅行日記はおしまい☆です。

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　さて、ハルシュタット観光から戻ると時間もいい時間。18時半くらい。バードイシュル駅近くのホテルに戻る。今回、このホテルに決めた理由は、ここバードイシュル名物の温泉に入るため。このホテルは、なんとカイザーテルメという大きなスパ・温泉をもっているのだ。当然宿泊者は無料で利用できる。(フロントでチケットをもらう。)ので、さっそく身体も冷えたことだし、小休憩をしてスパへ向かう。

　バードイシュルの温泉は、塩泉。しかも、ものすごーーーく濃い。どのくらい濃いっていうと、浮くくらい濃い。顔つけたら「しょっぱーーーい」し、切り傷とかあったら「いたーーーーい」というくらい(^^;温度はかなり低め。本当にプール温度くらい。代わりにデッキの周りは暖かい。

　さて、チケットを私てロッカーの鍵をもらうと、そこにはロッカーはなく、大きな箱があった(^^;なんじゃなんじゃと開けてみると、鍵つき更衣室。ここで着替えて、荷物を置くらしい。ふふーん、と思ってると男の人もいた。そう、ここの更衣室男女混浴？(笑) なのだ。そりゃ、箱ですな、はい。

　とりあえず箱の中で、ごそごそと水着に着替えて、軽くシャワーを浴びる。そしてまず25ｍプールみたいな一番大きい温泉に入る。ぬるーーーい、がなんか不思議な感じ。ねっとりと体を包んでくる。ほほぅ、と思って浮いてみると、確かに普通よりは浮きやすい。楽しいじょー。

　と思ったら沈没(笑) そういえば昔から私は背泳ぎは曲がるタイプだった(^^;

　ので次に横に繋がってある、ジャグジータイプに挑戦。ぼこぼこでてるとこで浮いてみると、気持ちいいけど、目に入って少々しみる。うむー、と思って温泉の建物内をうろうろしてたら別口に不思議な階段発見！なんだなんだと入ってみるとお湯がはってあって、そこから建物の外に出れる。するとそこにはお庭にある円形露天風呂？につながる。おもしろーーーい。チャレンジ！

　この露天風呂、正直寒い(^^;けど中でグルグル回ったり、真ん中のお湯がでてくるところでうろうろ浮いてたりすると段々と体が温まってくる。見知らぬおばあちゃんもずっといる。おばあちゃんも気持ちよさそう。ちょこ、ちょこっと話なんぞしながら(向こうはこっちがアジア人で少々驚きの様子)、くるくる回る。顔を出しているので、白い息が見える。それくらい寒いからお湯の湯気も濛々として、なんだかここだけ幻想的。夜空も綺麗。ちっとも飽きない。

　そんなことを繰り返してなんと3時間近くもいた(^^;チケットは3時間迄で一緒にいた母は、1時間くらいで退散したが、私は露天風呂とデッキでの休憩を繰り返しそんな時間に。やはりどこにいてもおふろはいいのだ。

　露天風呂で一緒だったおばあちゃんに"Guten Abent!(おやすみなさい。)"といって別れを告げると"Schlaf gut!(ゆっくりお休みなさい！)"と返してくれた。部屋に戻るとそのおばあちゃんのコトバ通りぐっすり眠った私たち親子でした。

　バードイシュル温泉楽しや！！！

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　ハルシュタットは世界遺産の街です。世界の湖岸の街ではもっとも美しいといわれて、「ハルシュタット時代」という原始文化の中心にもなっていたそうです。(by○球の○き方(^^;)

　さて電車が駅につくとチラホラとだけ人が降りた。シーズンオフに入りだした頃だし、あんまり観光客はいないのねーと思って駅におりると見事な無人駅。小さな待合所があるだけ。

　ちなみにここまで列車も湖岸の切り立った崖の単線を走ってた。それくらい山の中のローカルな地。でもこの辺りがオーストリアの宝石箱と呼ばれる景観地帯なのだ。神秘さとなんともいえない美しさ。思いっきり深呼吸したくなる。

　と思ったら車掌さんと話てるおじさんが、これで人は終わりかい？と聞いている。車掌さんがそうだよーんと答えてるのを見ながら駅の横の小道を歩いていくとそのおじさんが私達の後ろをついてくる。？？と思ってたらそりゃそうだ、湖岸向こうに渡る渡し舟のおじさんだった。駅に取り残しがいないように待っていてくれた模様。すんません。

　渡し舟は小さな普通の船。よく日本にある湖とかの観光船よりずっと小さい。例えるのが難しいけどシンプルな小さな船で観光用ともいえず、かといって生活用にしてはちょっと大きいかなという程度。とりあえずせっかくだから寒さはがまんして外の席に座り出発をまっているとさっきのおじさんが、「往復？片道？」と切符を売りにきた。

　切符を買ってしばらくすると船がのんびり動き出した。小さな無人駅がどんどんみえなくなって変わりに向こう側のハルシュタットの街か近づいてくる。湖に映る町の風景がだんだんはっきりしてくる。湖に面した家にはボートの車庫？が一軒一軒ある。昔ながらの家々が切り立った崖につまっている。

　船はハルシュタットの観光パンフには必ず乗っている教会のすぐ横に到着。帰りの船を確認。列車にあわせて出ているので大体一時間おき。またここに戻ってくればよいと街をあるく。

　ひっそりとした街の中心広場・マルクト広場にでるとなんとなくタイムスリップしたような気分。今でこそ船や道路が通じている街だけど昔はなんでこんなところに人がいたのか不思議。ひしめきあって立てられている家々の合間を歩いていく。山に面した家々もあれば湖に面した家もある。それぞれ美しさが違って綺麗。

　ここの見所は美しさの他は納骨堂なんだけどこれは今閉まってる。この納骨堂はなんでも土地が狭すぎて墓地の土地が足りなかったので埋めて20年程経つと掘り起こしてここに納めたというもの。どれだけこの街が小さいかがわかるかと。

　あとは前の日記にも話したハルシュタット塩坑。ここは世界最古の塩坑。目玉はトロッコとすべりだいでもあるらしい(^^;こちらは一応ギリギリ営業していたけど時間と寒さのためにカット。ものすごーく残念ながらみれないことだらけだけど、絶対またくるからいいのだ。なんといってもここの良さは一泊して朝の湖と街が朝靄に包まれる時なんだそうだ。今度はそれを目標に戻ってくるぞー！

　そんなんで街をぶらぶらと散策し、さすが世界遺産の街か、はたまた古代からの生活力の強さか？日曜日なのにほとんどやっているお土産屋さん(バードイシュルでも殆どのお店が閉まってるのに！)でお塩を買って、マルクト広場でお食事。お魚はバターをきかせた湖の魚のソテーで美味しい☆

　そして食事を済まして再び船にのり駅へ。

　短い時間だったけど絵の中に入り込んだような体験をしたハルシュタット観光でした。うむ。

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　というわけでバードイシュルに到着。ただ実は予定より早い行動がとれていたのでバードイシュルにも早く到着したのでした。のでホテルにチェックインしてからゆっくり街を回ろうかと思ったら母が「明日行く街いっちゃおうよー」ということで予定変更で、その明日朝行こうとしてた街、世界遺産にも認定されているハルシュタットへ。

　ただしぃ、母がトイレにこもって(笑) 乗れたはずの電車にわずかな差で乗れず、一時間も余裕ができてしまった。というかここのあたりになると電車は一時間に一本。バスも同じようなもの。ので結局街中をぶらぶらと歩く。

　このバードイシュルはハプスブルグの最後の皇帝と呼ばれるフランツヨーゼフの母がなかなか子供が宿らないというので療養に来ていた温泉。で、彼ができたという話があって彼はこの辺では「ザルツプリンス(塩の王子)」とかいわれるらしい。そして本人も沢山の鹿がとれるこのバードイシュルに別荘を立てて避暑に来ていたところ。そんな彼のいたカイザーヴィラという館も今も残っている。ここもちょこっとみたがお散歩は明日へ。

　なんだかんだで一時間たって小さなバードイシュルの駅へ。来た電車は予想通りの鈍行列車。でも思ったより編成数は多かったかな。これにのって大体20分ほどでハルシュタットの駅につく。列車の進む風景は山と素朴な家々。列車は川沿いをいくけど小さな小さな道が横にはあり、おじいさんとお孫さんといった感じの人達がのんびりお散歩してたり、座ってたりするのが見える。

　しばらくいくと湖が見えてくる。ひろーいひろーい湖。これがハルシュタットの街がある湖。ハルシュタットはこの列車から降りると駅から渡し舟にのって湖を渡っていく。その湖にうつる街がまた美しいと聞いている。そんな湖が見えてきた。なんだかわくわくしてきたぞー。

　ハルシュタットは有史前から人類が住んでいたといわれるところ。そして今もそこではなんとお塩がとれる。岩塩をとる工場はまだ現役で見学ができる。だけど今日はとりあえず街をみるので精一杯だろう。あ〜でも塩をお魚は食べて帰りたいなぁ〜なんて思っていると見えてきた、きっとあの湖の向こうにみえるあの街だ！

　無事列車はハルシュタットに到着。渡し舟が私たちを待っていた。

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　というわけでミラベル宮殿前のバス停からPostBusで温泉地バードイシュルへ。

　バスに乗る時間は1時間半ほど。PostBusとはもともとは郵便さんが通っていたところが主要道路でそれがバスで今は名残として残っているところ。だから郵便局と同じ黄色の色をしている。とにかく郵便局の歴史と一緒ということで古くは馬車で郵便を運んでいた頃からある路線なんだそうです。

　今回の線はザルツブルグ市内を抜け山を登り、景観地で有名なザルツカンマーグートを抜けていくコース。ザルツカンマーグートというとまだ馴染みのない人もちらほらいるかもしれないけど、映画「サウンドオブミュージック」にでてくる登山電車とか湖水地方のことをいいます。日本でも最近ツアーに組込まれることもちらほらとありますが、日本人はまだそう多くなく、でもヨーロッパの人達には人気の地帯。バスはそんな素敵なところを普通に走っていく。

　見える湖はフシュル湖、ヴォルフガング湖。フシュル湖はサウンドオブミュージックのオープニングにでてくる湖。ヴォルフガング湖はこの地域では人気のある湖。バスはこの湖の横をまっすぐ走ります。

　そのバスがまずはじめによるヴォルフガング湖の大きな街・ザンクト・ギルゲンという街はMozartのお母さんが生まれ、お姉ちゃんが嫁いだ街。以前来た時よったけど湖畔ののんびりした街。さらにこの街から山に登るロープウェイがすごいこと。高所恐怖症の私は見るだけでも怖い。だって柱が一本もないのに猛スピードであがっていく代物なんです(^^;

　ちなみに夏だと同じくサウンドオブミュージックの登山鉄道の駅でありオペレッタ「白馬亭にて」の舞台になったサンクト・ヴォルフガングという街に行く船がここからでてる。けど今の季節はでてないので今回はお預け。というと母が山の上のホテルを見つけてしまい(笑) 「あそこいくーあそこいくーーーー」だから今やってないのよ「いくーいくーー」「今度ね・・・」「はぁーい」・・・母よ、頼むぞよ。ただ前回に続き今回も綺麗な青空で山上には確かにいってみたい。

　しかしそれにしてもバスからみえる町々と山に湖に紅葉がとても綺麗。本当に地元の路線バスだから生活する人々が乗り降りしてほどよい速さでバスは行く。時々みえる地元の人の生活風景もまた楽しい。

　そして段々と湖からはなれバードイシュルという文字が見えてきた。念願のバードイシュルが近づいてきてる。段々町らしくなってきた。きっとここだよ、バードイシュル！！Webカメラで見かけた町並みが見えてきた。わーーいバードイシュルだ！

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　というわけで朝食をとって、ミラベル宮殿→旧市街という観光コースをたどることに。但し、私はそろそろザルツブルグは○回目、あんまりゆっくりみてもなーという感じだが母ははじめて。但しうちの母熱しやすくさめやすいので(笑) みたらすぐ移動が多い。というわけで12：19にはミラベルプラッツからバードイシュル行きのポストバスに乗らないといけないので三時間弱しか時間はないが、まぁ昨晩もかなりうろうろしたし、十分だろうと出かける。

　まずはホテルの目の前、ミラベル宮殿。私は貧乏学生さんなので(^^;いつもこっちにくるのは冬。ので木は枯れ落ち、お花なんてぜんぜんないって頃、あるのは雪？ということが多いので今回のミラベル宮殿には大満足！お花はパンジーが少しだったけど紅葉がとても綺麗。赤に黄色に・・・どこの国でも紅葉も綺麗だなぁと実感。母と満足げにお散歩。

　そしてザルツァッハ川の小橋を渡って旧市街へ。昨晩も通ったけど朝の光がでてきて、おしゃれな街の看板も光って綺麗。毎回見たりお世話になったりするお魚系ファーストフードのNORD SEEの看板を見て苦笑。今回の旅ではこのお店で食べることはないだろうなー。

　残念ながらこの日は日曜日で市場は立ってないので王宮を回ってそのままホーエンザルツブルグ城砦・Festung Hohensalzburgのケーブルカーへ。ザルツブルグの観光写真には必ず載っている城砦のところ。こんな晴れているときはここからみるザルツブルグ市内と逆方向からみえる山々がとても綺麗なはず。あがってみると期待通りの風景で母おおはしゃぎ。うーーん、いいねぇ。そびえる山々にはすでに雪がしっかりと積もっていました。

　ケーブルカーを降りて、Mozart広場からまた小路へ。いつもついつい覗いてしまうオースターのお店。英語とかだとイースターの卵とかが売っているお店へ。なんでいつもいってしまうかというと大量のうさぎがここにはいるのです。子供を沢山生むから縁起物にされているそう。いつみてもかわいいディスプレイ☆母も卵の細工が気に入ったようでお買い物。

　そして私は久々にMozarts Geburtshaus モーツアルトの生家へ。さすがに以前よりはドイツ語ができるようになってたので説明が殆どわかって一安心。母はできないのでふーん、ほー、へー、まだー？という感じ。そういう典型的な日本人なのよねー、母上(^^;

　そんなんで案の定というか時間が少々余ったので屋台の焼き栗を買って(2.1EURだったかな？)ザルツァッツハ川横のベンチで小休憩。母焼き栗大絶賛(笑) この季節から見られる季節もので確かに美味しいがそんなに喜ばれると困りまする(^^;

　そんな小休止をしてホテルに荷物を取りに行って、近くのバス乗り場へ。いよいよ今回の第一の目的地、バードイシュルへ向かいます。

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　というわけで噂のプロペラ機が出発。曇ってくる空をうまーく潜り抜け、ゆれは一回程度でなんとか無事ザルツブルグに到着。恐るべし、恐怖の強力晴れ女・我が母。本当にこの方と出かけると雨が降らない。

　さて空港からはバスで市街地に向かう予定だったのだが、インフォメーションに聞いてみると道路のあっちがわね〜というお返事。さてやれと出てみるとタクシーがすぐいる。母が「もうのっちゃおう」というので値段を聞きに行く。そしたら一律料金のようで15EUR(1800円くらい)。ワゴンとはいえちぃと高いが母が疲れたよーんコール、乗ることにした。

　ちなみに空港についてからちまちま使い出したドイツ語も段々なれてきた。元々へたっぴドイツ語だけど、私が使ってるのはちょいっと旧東ドイツ系がはいっている・・・らしい(^^;うんでオーストリアやミュンヘンといった南ドイツ周辺にいくと時々お互い？？マークが飛んじゃったりする(^^;

　さて、なんだかんだでホテルに到着。今回のホテルは二回目。一番初めに一人で来たときにも使ったホテルなのでわかりやすい。レセプションで「Guten Abend!」というとすかさず「Gruss Got!」と返ってきた。というわけで挨拶があぁ夜でもそっちなのよね、ここの挨拶は。という感じでもう一回ドイツ語の整理をする。

　ホテルの部屋は広くて綺麗。これで二人で11.000円、朝食つきなら安いもの。なんだかんだでまだ19時だからのんびり部屋で今日は休むかと思ったら、母が「外にいく」と言い出す。まぁ夕飯も食べなきゃね。でも疲れたといってたのは誰だったかの〜(笑) 。

　とりあえず旧市街も近いのでMozartの生家とかがあるゲトライデガッセにいく。土曜日の夜なので人も少ないけど夜の感じもまたよい。おなか具合はレストランにはいる程でもないのでまだやっていたお店でケバブとボスナを食べる。

　ケバブはドイツ周辺でちょこっと旅行して街中を歩いた人はみたことあるかもしれないけどトルコ系の人が作るラム肉と野菜の大きなうーーんサンドイッチみたいなもの。ガーリックソースがかかってたり、パンの部分がお店によって巻いてたりとかいろいろ。ボスナはホットドックみたいので、真ん中をくり貫いたパンにたまねぎ、パセリ、あとカレー粉をかけてあるもの。ケバブはお腹が空いたとき、ボスナは小腹がすいたとき用かな。

　そんなのをほおばりながらザルツブルグの夜の街を歩く。ライトアップされててとても綺麗。明日は早く起きてミラベル宮殿を散歩しよう。と思いつつホテルに戻り就寝。

　そして・・・時差ぼけで見事朝4時におきてしまう私たち親子でした(^^;

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　それでは旅行記一番はじまりはじまり〜★

　今回の旅行の目的は二つ。一つはウィーンにて行われるミュージカルElisabethの10周年ガラコンサート＆パーティーに参加すること。とても悩んだのですが8年くらい前にここウィーンでこのElisabethに出会ったことで私はいろんな影響を受けました。だからやっぱりいっておきたい。

　そしてもう一つはバードイシュルの温泉につかること！何度かザルツブルグとその周辺には出かけてるけどどうしてもバードイシュルにはいけなかったのです。ここの温泉地は昔ハプスブルグの療養地で、塩分のこーい温泉が有名です。

　というわけで今回はOSを利用してウィーンで乗り換えてザルツブルグまで。ザルツブルグで一泊して午前中はザルツブルグ旧市街をざっとみて、ポストバスにのってザルツカマーグートを通ってバードイシュルへ。ちょこっと足を伸ばして世界遺産の街ハルシュタットにお散歩にいって、夜はバードイシュルの温泉につかってお休み、翌朝バードイシュルをのんびり出て、コンサートのあるウィーンへ。そして20時からのコンサート＆ディナーに参加して翌朝帰るという行程でした。

　この行程とてもせわしいよーーなんですが意外や意外、思った以上にのんびりできました。なんでだろ。ちなみになんで三泊五日なんて強行軍だったかというと私と母も休めないのです。それだけです(^^;

　さて、そんなんで飛行機にのってウィーンまで。いつもならルフトハンザを使うのでウィーン直行は初めて。OSはご飯は美味しい！ただ行きの飛行機は離陸の時までずっとスッチー達が大声でおしゃべりしててうるさかったじょー。帰りはそうでもなかったけど。

　ほぼ予定通りウィーンにはついて乗り換え。1時間少し乗り換えの時間があったから安心してたけどザルツブルグ行きの飛行機が遅れて結構待つことに。うーんお天気がいまいちになってきたぞ。ゆれるのはやだなー、はやくこないかなーと控えで待つ。

　でもよく見渡すと遅れてるはずなのに周りには人が少ない・・・。乗る人少ないのかな〜？日本人もいないような・・・。まぁ日本人いないのはいいんだけど。と思っていたら飛行機の準備ができたらしく待合室にバスがきて乗り込む。大きなバスの中だが乗っている人は「ひーふーみー」合計せいぜい20人。あらら。と思ったら急いできた人がいるからまだいるかなーと思ったらニ、三人。結局25人そこそこをのせて飛行機へ。ザルツブルグまでウィーンから列車なら3時間半くらい。皆使わないのかなーと思ったらバスはやたら奥までに行く。

　「・・・ま、まさか。鳥取サイズ？」
　(↑ウサ子は昔鳥取にいてあそこはやたら小さい飛行機が飛ぶ(笑) ）

　と思ったら見えてきました。


　プロペラ機が(笑)


　しかも乗り込む階段が5段しかないーーー！ひえ〜まじっすか〜。鳥取より小さいじゃん(笑) 乗ってみるとマジ小さい！！ひょひょーわかった、わかった、これが噂のあのチロルの山方面にも飛ぶというチロリアン航空かい！まさかザルツブルグ行きで乗るとは思わなかった・・・。あははははと笑っていると横のプロペラが回りだす。こりゃもう覚悟決めるしかない。幸いスチュワートがカッコイイ。乗るしかないっしょ(^^;

　というわけで雨雲が来つつある空の中ザルツブルグへと旅立ちましたとさ。

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