2003-03-30 引越し
2003-03-26 菜の花♪
2003-03-24 さけ
2003-03-19 卒業
2003-03-13 とつぜん
2003-03-08 ほわいとでー
2003-03-06 海
2003-02-06 爆発
2003-02-04 ひとりで
2003-01-27 なんとなく

軽トラで今の職場から
まとめていた荷物を全部運んでもらった。
２回通わないとだめだと思ったけど
夫のパズルのような積み方でなんとか山盛りにして。
本がとにかく多いから重くて大変だった。
もちろんいくらかは処分したけど
なんせ中身がない分本に頼って生きてるからさぁ。
ポトスやアジアンタム、折鶴ランなどの植物は
samiの車で２日かかって運んで
残りは欲しい人にあげたり
校内のいろんなところに置いてきた。
がらんとした保健室はなかなか淋しかった。
休日に出てきて片付けているのは
今回の異動にかかった３人で
なかなかいい雰囲気だったよ。
残りの一日は午前中にあいさつ回りと
午後は来てくれる人との引継ぎ。
それでsamiの８年間は終わる。

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春休みに入ったので
すごく久しぶりに
kumaさんと二人プチオフをした。
kumaさんは今samiを是非連れて行きたい
ところがあるという。
おそるおそる行ったところは・・・
kumaさんの指差す方向を見て
samiはびっくり。
なんと一面の菜の花。
見渡す限りずーっとずーっと
黄色一色。
その中で菜の花を踏まないように
気をつけながら
samiは菜の花に埋もれて
こころもからだもみんな
黄色く染まったような気がした。
かわいい元気の出る黄色。
暖かい日差しの中で
春の明るい陽の中で
ちょっと疲れていたsamiは
いっぱいいっぱい元気をもらった。
明日からまた引越しの準備と
新しい職場への引継ぎ。
大変だけどでもがんばれる。
ありがと。

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昨日暖かい陽の中でさけの稚魚を放流した。
さけの卵をもらってきたのは
去年１２月の終わりだった。
まだ雪の中で卵から育て始めて
何度かおしょうゆをかけて食べたい
衝動を乗り越えて、水を温めすぎて
何個かはゆで卵になったりしたけど
卵の中から小さいさけが動き出して
今にも飛び出しそうなところも
ゆっくりふ化してお腹に大きな卵を
付けたまま泳ぐところも
だんだんスマートになり
泳ぎも速くなったところも
とてもうれしくその成長を
小学生の息子と楽しんできた。
家のすぐ前の小川に放流するので
やがて大きくなったさけが
お腹に卵をいっぱい膨らませて
そこの川を上ってくるところを
何度も何度も想像して息子と話した。
そして、すっかり大きく５cmほどに
成長したさけを１６匹昨日放流したのです。
バイバイ。元気でね。
ちゃんと海に出るんだよ。
大きな魚が来たら逃げるんだよ。
ちゃんとここに帰って来るんだよ。
小さい水槽からいきなり大きな川に
飛び出した小さなさけたちは
初めは何匹かがかたまって
そのうち思い思いの方向に自分の力で
泳いでいったのでした。

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やっぱり涙なみだの式になった。
もともと弱いほうなんだけど
今年は特に自分の感情も
入っているから仕方ないね。
いろんなことがあったはずなのに
８年間いいことしか
思い出せないよ。
ここは好きだった。
大きな自然に包まれて
時間がすごくゆっくりと流れた。
その中でいろんなことに
じっくりと向き合えた。
それまでが忙しすぎて
振り返っている余裕がなかったから
ほんとうに大切なものを
見落としているんじゃないかって
不安がいつもこころにあったんだ。
ここにきてほんとうに自然に
人の優しさや温かさに気づくことができた。
一人で生きているんじゃないということの
意味も知ることができた。
今自分の仕事を好きだと思えることに
目の前にいる子どもたちを
とってもとっても好きだと思えることに
ただただ感謝して
ここに別れを告げるよ。
いろんなものにさよならをいうことで
始まる何かもあるはず。
新しい季節の始まりはきっと
輝いていると思うから。

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ふっと気持ちが離れる。
何の前触れもなく
ほんとにとつぜんに。
それは誰が悪いわけじゃなく
もちろんsamiが悪いわけでも
ないんだ。

samiが求めているものと
あなたが持っていたものとが
偶然重なっていただけのこと。
ほんとうはそのことに
何の意味もないんだ。

お互いに依存しあう関係は
愛じゃないって言ったよね。
どちらかが立ち直ったとき
相手が重荷になるって。
もうとっくに立ち直って
自分で歩いているんだけど
それに気づかない振りを
しているだけなのかも。

会議を早く終えて
ひとりで過ごす時間。
samiのしいたけがたくさん
顔を出していた。
もう春だよね。
まだ風は冷たいけど。

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とうとう爆発しないままに
危ない時期は終わったと思っていた。
でもそれはsamiが不発弾を
いつもこころに抱えていることを
同時に意味しているということに
気が付いているのだろうか。
あの人は。

これがくまならもうとっくに
そう１０回くらい別れてる。
これが雅さんなら
雅さんならsamiをこんな目に
合わせたりしない。

思い切りの悪いsamiが
未練をたっぷり引き摺って
でももう傷つくのはいやなんだ。
いつでも誰かに愛されていると
思って生きていたい。
必要とされて大切にされていると
感じながら生きていたい。

少し早めのホワイトデーの
お返しが届きました。
samiの好きな「パンドラの箱」
中に入っているものは
なんだったっけ？

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想い通りにならないことも
想いの伝わらないことも
想いが届かないことも
確かにあるけれど。

同じ時に
同じところで
同じこころで
同じものを見て
同じことを感じることができたら
いいね。

いつまで続くのか
わからない感情は
いつまで続くのかを
占ってないで
一日一日を重ねていくこと。
そう言ったよね。

砂の上に付いた足跡は
次の波がきたら消えてしまうけど
この時しかない想いは
samiの中に残ってるよ。
一緒に歩いて行けたらいいね。
甘えてはいけないけど
時々は寄りかからせて。
samiはちょっと重いけど。

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するぞ。そのうち。
後悔するなよ。
あとで泣いてもしらないよ。

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今のsamiをつくっているもの。

ひとりで過ごす長すぎる時間。
カップいっぱいに注がれた
熱いレモングラス。
ボリュームを少しだけしぼった
あゆの歌声。
ベットに並んでいる
テディベアとあさきゆめみし。

限られた言葉に収まりきれず
あふれる万智さんのこころ。
古い日記に残された
こころを縛るいくつかのトラウマ。
いつかきっと後ろから抱きしめて
背中に言うさよなら。

同じようにひとりの時も刻む
FENDIの腕時計。
一日に数回届く携帯メール。
毎朝決まった時間にかかる
おはようの電話。
samiだけを愛してくれる
嘘つきの存在。

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kikiに書いていて思った。
うん。ほんとにそういえば
しばらく落ち込んでない。
どこまでも深く落ち込むのは
samiの悪い癖で
でもそれがsamiらしいといえば
samiらしいんだけど。
しばらく沈んだ後は
ほんの少しだけ謙虚な自分になって
周りを見渡したり
自分の今までを反省したりして
そうしてまたいつもの自分を
取り戻してまた落ち込んで。
でもその落ち込みがしばらく
ないね。うん。ない。
これって安定してるのかな。
それは疑問だけど。
精神的な孤独感がないのは理解できる。
あのね、いつでもsamiのそばには
くまがいるから。
くまはsamiが何をやっても褒めてくれて
samiを甘やかせて我儘言わせて
それでも平気な顔をして
samiのことを一番大切に思っているように
錯覚させてくれる不思議な人です。
samiがインフルエンザで苦しんでいるときに
グレープフルーツのぜりーが食べたいと
言ったらちゃんと次の日には
宅急便でゼリーの詰め合わせセットが
届いたよ♪
うれしかったけどでも
ほんとうにsamiが欲しいのは
となりで頭をなでてくれる人かな。
あのね、手に入らないものほど
欲しいんだね。
samiは。

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