2003-12-01 キニナルことって結構ある
2003-07-15 日本の夏、害虫の夏。
2003-07-07 年収5,000万円が行けるデリ！？（ウマウマな今日）
2003-06-26 アタシにとっちゃ、ロゴは意味なし
2003-06-19 梅雨入りで梅作業大忙し！（ウマウマな今日）
2003-06-01 私も両国引退式！？（フラフラな今日）
2003-05-30 おひさしぃ〜〜〜
2003-04-24 アジア物ホラー映画がブームだそうで。。。
2003-04-17 ボインなクチビル
2003-04-10 タンゴVSフラメンコ （フラメンカー女四人で殴り込み）

約五ヶ月ぶりの御無沙汰でし。。。
あらやだもう冬ね、しかも師走だわ。

ブランクの意味はたいしてありません。
なんだかんだで疎遠になってしまった。
マ、日記なんてそんなもんだ。

今までは「ウマウマでフラフラな日々」として綴ってきました。
現在も美味いモノ・美味い酒・熱いフラメンコは嗜んでおりますが、
これからは『気になる記』として復帰。
なんだか気になる事をつらつらと書きなぐってまいります。

つーわけでまたよろしこ。

先頭 表紙

こんな季節になるたびに、悩まされるのに害虫っつーもんがある。
ウチは古い一軒家、そして野性的なお庭、バカな飼い猫・・・。
台所のゴキブリは当たり前、風呂場にはナメクジ、猫にはノミ。
（このアホ猫は頼みもしないのに要らん虫をぎょーさん獲ってくる）

名誉のために一応お断りしておきますが、
決して不潔にしてるわけじゃございませんのよ！
（古い一軒家では仕方ないことなのよ〜。って言い訳…）

今年は強力な薬でナメクジは100%駆除に成功。
猫のノミは外に出さなくなって以来解消。
ゴッキーにいたっては、バルサン＆ホウ酸ダンゴ攻撃で減少。
そんな中、一向に撃退できない害虫がいる。

昨晩のこと。関西より美味しいうどんが届いたので、釜揚げにして
温泉玉子をのせ、ごっつウマそうっ、さ〜食べよう！とした瞬間、
七味がないことに気づいた。

がっ、それが運の尽き・・・。
いつも使っている善光寺の七味がきれていたんで、以前からあった
七味入れに手を伸ばし♪フンフン♪と鼻歌まじりに勢い良くかけた。

「・・・ん？なんか動いてる！？」

ゴマにしては少しデカイ？
山椒の実かい？でもうどんつゆの中で泳ぐには不自然な動き・・・！？
よぉ〜く目をこらして見ると、
ウゲッ！これはあの憎っくき『タバコシバンムシ』ではないか！
しかも5〜6匹は浮いてんぢゃんよ。

ご存知であろうか、この害虫。
体長2〜3ミリ、赤褐色で楕円刑をした小甲虫。
英名がcigarette beetleというだけに甲羅が硬いので、プチッと音がする
まで潰さないと死なないしぶとい奴である。
もとは葉タバコを食害するんで命名されたらしいが、菓子・乾物・粉類、
畳なんかからも発生。9割の確率で一般家庭に生息するメジャー家庭害虫。

さて、うどんは涙ながらに三角コーナー逝きにし、
その七味を恐る恐るオープン。。。

オーマイガッ！！
一見山椒の実にソックリな煙草虫たちがウヨウヨしてるではないかっ！
もー速攻、新聞紙に包みプチプチ踏みつけてやりました。
（デジカメ撮って載せようかとも思いましたが、悪趣味なんでやめ）

しかし七味の中で生息とは、奴等には辛いっちゅー味覚はないのか？
それともカプサイシン効果で免疫力増進しちゃったりして・・・！？


どなたかコイツラの良い退治方法を知ってたら教えてくださいまし。
※どんなムシ？って方に小さく掲載。

先頭 表紙

ニューヨーク好きな方、グルメ好きな方はご存知かもしれないが、
NYに「DEAN&DELUCA - ディーン＆デルーカ」という有名な高級デリカテッセンがある。
かつて住んでた頃、私も何度となく行ったお店でもある。
その「ディーン＆デルーカ」が海外初進出ということで東京丸の内は、
丸ビルのお隣にある三菱信託銀行本店ビル1階にオープンしたんで見てきた。

世界中のインなものは何でももってきちゃう日本のこと、珍しい事ではないんだけど
ここの社長がオープンの際、すげーコメントを出したことがマスコミに取り上げられ
なんだか話題に拍車がかかったらしい。そのコメントとは、、、

「ターゲットの客層は年収5000万の人たちということになるだろう。しかし

普通の人たちが特別な日に非日常を味わう小道具として利用してくれれば」

ワ〜ォ！す、すごいっすねぇ。なんだかとっても時代錯誤！
（正直言って、庶民の私が見てもそこまで非日常を提供してるとも思えない品揃えでした）
あのさ、今の日本のグルメ度って凄いと思うんですわ、世界的に見ても。
地球上の食材が簡単に手に入り、ディナーにウン万円も払う一大グルメ天国である東京。
エンゲル係数のレベルは、いくらデフレでマックや吉牛がもてはやされても高い。
なのに今どきこんなことをコンセプトにする企業のお偉いさんの頭ン中って理解に苦しむ。
なんかすご〜くカッコ悪いっちゅーか、古いっちゅーか、遅れてるんでは？
日本のグルメ客のニーズわかってないと思います、ハイ。
（だいたいそんな事言ってるアンタの年収はおいくら？）

また「伊藤園が米国向けに販売しているお茶のペットボトルを逆輸入して販売するなど、
米国の雰囲気を再現する工夫を凝らす」という小細工も、やはり年収5,000万円には喜ばれるのか？
ウ〜ン、お金持ちの価値観はよくわかんね〜な、一介の庶民には。。。
それとカフェレストランもあるようだけど、手掛けてるのが「すかい○〜く」じゃあねぇ。。。
（やっぱドリンク・バーとかあるのかしら？）

マ、普通の人である私には関係ないんで、どーでもいいんだけど。
とりあえず頑張ってください。

【余談】2005年にはあの安売り家具の「IKEA-イケア」(fromスウェーデン）も上陸だそう。
　　　　（大塚家具も頑張らないとね・・・）

先頭 表紙

サングラスを買ってみた。
このサングラスってやつは、いざ欲しい！と探しても、
そー簡単に気に入ったのって見つからないんだよね。（眼鏡もそうですが）
いつも頭の片隅に置いといて、どこ行った時にも目光らせておかないと
なかなかめぐり会えないシロモノじゃありませんこと？
去年はあまりにも、キムタクやあゆモデルってーの、
（私の世代ではフィンガー５のアキラモデルね）
昆虫みてーなデッカイのばっかりが流行りで
結局気に入ったのがなく買わずじまいだったわけなんだが、
その点、今年は少し小ぶりに落ち着いてきて、良さげなのが揃っている模様。

で今回買ったのは、JILL STUARTってブランドのもんなんだが、
ほんとは一番気に入ったサングラスは、「おシャネル」のもんだったのよ。
しかし腐っても「おシャネル」ですな。三万円だよ、ウッゲ〜たかい・・・！
確かに格好はエエし、かけやすいんだけどさ。
でも値段の他にも問題がっ！
どーしても気に入らんのが、あのCCマークなんだわ。。。
このサイドにあるロゴマーク取っちゃっていいから半額にならへんの〜？
と心の中でつぶやいてたら、そんな私の心店員知らず、

「このサイドロゴがすご〜く人気なんですよね〜、イチオシでっす！」
とニカニカしながら太鼓判押しまくりのお兄ちゃん。

「すいませんが、私、そのオススメのロゴが要らな〜いのよねぇ」
とマユひそめせっかくのセールストークをぶった切るわたくし。

「・・・（しばし沈黙）そーすか、じゃあ・・・」と似たようなコレを探してきてくれた。
際のレンズカットが若干落ちる気がするけど、形的にはほぼ同じだし、
何よりおシャネルの半額以下だから、まあええかちゅーことでお買い上げ〜。


（でもやっぱり私みたいな客のために、ロゴは別売りにしてくれないかしら？ダメ？）

先頭 表紙

ウチの庭にはデッカイ梅の木がある。
庭師でもあった死んだジィちゃんが丹誠込めて育てた立派なもんだ。
その木から、これまた立派な梅の実が毎年た〜んと収穫される。

その収穫量は、なんと例年平均して70キロ！は採れる。
私は詳しいことは知らないが、いくら大きくたって実のならない木も多いとか。
これもジィちゃんはバランスよく大きい実がなるように、しかも収穫もしやすいように
きちんと仕込んでおいてくれたたまもの。大切な遺産であり財産である。
（ジイちゃんサンキュ〜！）

さて、梅雨のこの季節、両親は「梅干し作り」に没頭する日々になる。
その梅干しはいろいろな所でウマイ！と評判がいい。毎年楽しみにしてる人もたくさん。
でも実は、数年前まで私は梅干しが苦手であった。
ウマイと評判の梅干しにほとんど手をつけたことがなかったのだが、人間大人になると
体も性格も変われば味覚も変わり、いつしか結構好きなモノになったのである。

で、この「梅干し作り」っちゅーのはメッチャ手間がかかる。
一個一個ていねいに水洗いに始まり、さらにアルコールで洗って焼酎＆塩でまた消毒。
梅干し作りの秘訣は「消毒」最大の敵は「カビ」なんだそうで。。。
漬け物だけじゃないけど日本料理って、中でもこと「おふくろの料理」ってやつは
見た目はえらく地味なのに大変手間のかかるものなのよね。
決して献立のメインにはならないくせにさ・・・。

私もちょっとづつではあるが、アシスタントを務めている。
こうやって物作りの大変さを味わうと、たかが梅干しされど梅干しであなどれない。
一億総飽食時代に生まれ育ち、お百姓さん（言い方古いな）が大事に育てた食べ物を
さも当たり前のように無駄食いしている。あ〜反省。
農家の苦労がちょっぴりわかる貴重な体験になりますな。
小学校とかでも土曜なんか休みにしないで、こうゆうことをやればいいのにね。

やがては私がこの作業を受け継ぐのかしら？
ほっかむりして梅干しババアとなる日も近いかな。。。

先頭 表紙

今日は貴乃花の断髪引退式。（ただ今、披露パーティ真っ最中）
でも昨日は私の好きだった力士、寺尾（現、退錣山）の引退式でもあった。

そして私も実は昨日、寺尾と一緒に両国にてフラメンコ教室の引退にあいなった。
三年前に軽い気持ちで始めたフラメンコ、その後カンテ（歌）にも手を出し、
ハマりにハマり、嫁にも行かず男もそっちのけで
収入も生活もフラメンコに費やす生活を送ってしまうとは・・・
まさか想像もしていなかったなぁ。。。

魅力は何かと聞かれると、なんだろう・・・？
陳腐な言い方しかできないけど、やっぱり「楽しいから！」かな。
まず同じ趣味で仲間と向上しあい楽しめるっていうのは、精神的＆肉体的にも
とっても健康的だし、何よりのストレス解消になるんだな。
仕事が面白くないし生活もマンネリ・・・そんな状況を打破できる手段。
マ、つきなみな言い方だけど。

でも一番ハマってしまった理由には、
フラメンコって、飲んで食ってそんで歌って踊って楽しんでナンボ！
というのが根底にある。
飲み食いが何より好きな私にとって、その上お祭り騒ぎができるとあっては
ハマらないわけがないのであった。
タブラオというフラメンコを見ながら飲み食いできる居酒屋がある。
歌い手や踊り手が良ければハレオという掛け声をかけはやしたて、時には客だって
飛び入りで踊ったりなんかする、そのライブ感というのはロックのコンサートや
クラブで踊り明かす比ではないのね、そんなのって今までに経験したことなかった。
（おかげで体シェイプするどころか、返って太って酒量も増えたんだけど・・・そして気付けば行かず後家）

それに二十代後半あたりからのOLに人気があってハマるのは、
いろいろと面倒臭い世間体とかを気にしないというか、忘れさせてくれる点。
特に年齢は皆無で、人口は十代〜七十代までと幅広い。年期が入れば入るほど味が出る！
またバレエのように容姿＆体型も関係ない。むしろガッチリ体型のがカッコイイ！
確かにモノにするには難しいけど、入口は寛大で間口はデカイ。

私はどちらかというと、プロになって舞台で踊りたいとか、それで生活をとは考えてない。
ただ美味しい酒を飲んで食べて、なおかつフラメンコが楽しめればいい、ただの愛好家。
だから熱が冷めないかぎりは、死ぬま続けていくつもり・・・。

今回、教室をやめた理由はいろいろあるけど、カンテも続けていることだし、
またどっか探してのんびりやる予定。
下の写真は、フラメンコの苦楽を三年間ともにした大切な仲間たち。
またいつかは、みんなで踊って飲んで食って、楽しもうね！

アディオス！

先頭 表紙

おひさしゅうでございマス。
この間にあたくしは、本厄ばーすでぇを迎え

ついに、ミソニになってしまいました。
（現在「味噌煮会員」募集中、同時にマスオも随時募集）

バッタバッタと忙しくしており、
なんだかすっかり忘れていた「ひまじん」。。。
そーいえば、日記なんて書いてたっけねぇ。。。

思い立ったら吉日で勢いはあるんだけど、
その勢いが一歩衰えたらとことんまでぐうたらになる性分。
だいたいさ、年始に誓った、
「ムダのない生活」ってスローガンも半年が経とうとしてるのに、
でんでん守れてないわけ。もうムダばっかり・・・。
まーどうせ口だけ大王だからさ、仕方ないんだけどね。
でもさ、時間経つの早すぎだよっ、なんでもうナツ！？
（夏までに立てた予定がぜんぜん終わってないよ〜）


もしや、わたくし五月病？？？ もう６月だけど…


そんなヤケクソなぶるーな空気は、何かで払拭しないとね。
昔は飲めば嫌なことはぜーんぶ吹っ飛んだ。
今それやると胃が痛くて頭が痛くて、翌日サイアクになる。。。
というわけで、わたくしの癒し系アイテム、
ばらっちのマンガでも読んで頭のネジを外すとするか。
クオリティの非常に高い馬鹿漫画ですが、おすすめです。
これで五月病をぶっ飛ばせ！あ、でももっと仕事したくなくなるかもな。
（結局サイバラの宣伝になってしまったわ・・・）


『西原理恵子の人生一年生２号』小学館 1,300

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私はかつて、かなりのホラー・オカルト映画好きだった。
ホラー友達（なんやそれ）とも言える大親友のYと、高校時代は毎日数本のビデオを借りたり映画に行ったりしていた。ついにはビデオ屋のホラーコーナーで見ていないものはないくらいになってっしまった。（しかも友人Yは、卒論のテーマをホラー映画にしてしまう始末）

当時はまだ今ほど猟奇殺人のような残忍な事件も少なく、ホラー好きと言ってもオタク的な白い目で見られることもなかった。が、宮崎勉のおかげで大きな声で「ホラーファンです！」とは言えなくなった。でも考えてみれば、あの頃のホラーというと、スプラッタが主流でB級も超え、かな〜りくだらないレベルなものまで出回り飽和状態。そんなこんなですっかりご無沙汰しているこの頃である。

で、アジアホラー映画ね。
いろいろあるみたいですが、実はあまり興味ないんだな。
「リング」も原作はそりゃー怖かったけど、「なんでブラウン管から出てきちゃうわけ？」ってなもんで、あそこで映画館は悲鳴がとどろいたらしいけど、あのシーン、私と友人Yは爆笑してしまいました。アジアのホラーって湿気のせいか、どーも暗くて後味が悪いんだよね。（確かに欧米のよりは「現実味」はあるけど）円満なエンディングを期待してるわけじゃないが、パート2パート3に続きまっせ〜みたいな含みのある終わり方…気に入らん。必ずどっかに幽霊らしきものが映ってただの、祟りがあっただのという付加価値つけるあたりも好きくない。（B級作品みたいに遊んでるならまだいいけど）
ああいったものは、ビジュアルで見せられるよりも話として聞く読む、といった想像させる方がよりリアルに感じるんですが・・・。どうなんでしょうか。でもハリウッドからは大注目だそうで。続々と版権お買い上げらしい。（トム・クルーズなんかかなり買い漁っててかなりのホラーオタクみたいね）「シックス・センス」や「アザーズ」みたいなのも流行ったし、最近じゃアメリカンまでも幽霊オタクになったようですな。でもいい加減、「ラストのどんでん返し」はもう飽きたので止めましょう。。。

ちなみに、、、
”わたしのベスト☆ホラー映画”

■チェンジリング/The Changeling/1971年
監督：ピーター・メダック
☆☆☆☆☆
やっぱ未だにダントツだな〜これは。
カメラワークだけで「怖い」と感じるスグレモノ！
幽霊屋敷モノでは「ヘルハウス」も捨てがたいとことだけど。
「リング」、「仄暗い水の底から」の元ネタがいろいろあります。

■恐怖の振子/PIT AND THE PENDULUM/1961年
監督：ロジャー・コーマン
☆☆☆☆
低予算高品質なB級映画を撮らせたら右に出る者居ず、
のロジャー・コーマンのなんだが実に良くできている。そして美しい。
やっぱそこは原作がエドガー・アラン・ポーだからかしら？
（近日DVD発売らしい）

■ヘルレイザー/Hellraiser/1987年
監督：クライブ・バーカー
☆☆☆
内容はね、どーでもいいんだよ。。。
あのキャラがいい。元祖ホラービジュアル系。
ピンヘッドの他にも痛くてクールなキャラのオンパレード。
見終わるころにはマゾになってるかもしれん。。。

先頭 表紙

クチビルはぶ厚いのがお好き・・・なんである。
（あ、あとデカ口にも弱い）
相手が魅力的なクチビルの持ち主だと、口元ばっかみて喋る癖がある。
まーね、バランスってもんがあるから、むやみやたらに
タラコというのも困るんだけどさ。。。

資生堂の口紅で「ボインな口づけ。」というキャッチコピー。
なんだかえらくドキドキしてしまうコピーだよ、ホント。
（その昔、「ヒゲとボイン」というタイトルにドキドキしたのを思い出した）
でもあのモデルの伊東美咲のって、ボインかぁ？
やはり最近の一押し「ボインなクチビル」の持ち主は、

井川遥だろう。
なんだ、あのいやらしいクチビルは。。。反則だわ。。。
（ちょっと間違うと、Q太郎だけどさ）

頼む、そのクチビル、アタシにくれ！


・・・と言っても、
今のアタシにあのクチビルが付いたとこで、ぜんぜんボインじゃないんだけどさ。
ベース顔にあのクチビルぢゃあ、ミギワさん（まる子同級生）にしかならない・・・。
せいぜいちょっとはみ出しめにリップ塗ってグロス塗るしか道はない。
「揚げ物食べた〜？」と言われない程度にね。。。

先頭 表紙

今宵、品川プリンス内のおされなクラブ「ex」で『タンゴドリームスII』を見てきた。
フラメンコでもタンゴはあるが、今夜のは生粋のアルゼンチン・タンゴ。
アコーディオンから鍵盤をなくした独特の楽器バンドネオンやヴァイオリンの調べの中、
前頭部後退気味の伊達男と腰までの深いスリットから長い足をさらけ出したネェチャンが
足をエロちっくに素早くシャカシャカと動かしネバネバと絡め合い〜

淫靡に踊るアレ。

告白すると、フラメンコをやる前このタンゴに手を出そうかと考えていたのさ。オホホ。
この身のほど知らずめがっ！（まー思うだけは勝手よ）
長いおみ足、くびれたウエスト、官能的な顔、すべてにおいて何億光年も
かけ離れた鏡の前の自分を見て、「タンゴは見るだけにしよう…」と誓ったものである。

話を戻してこの『タンゴドリームスII』、なんでもアルゼンチンの世界チャンプが来日。
（フラメンコ仲間の友人がチケットを持て余してたので、速便乗）
exちゅーホール、真っ赤に統一されほの暗い蝋燭の灯りにバルコニー形式。
さながらプチ・ムーランルージュの世界。お酒を飲みながらと大人空間が広がる。
そんな中でどんなアクロバティックでエロいタンゴが見れるかと思いつつ大期待。
しかし残念ながらちょっとハズレだった。確かにお上手よ、素敵だわよ。
男はお約束どおりのハゲ、オナゴも綺麗でせくすぃ。
なんだけど、純粋にタンゴ踊るってのじゃなくかなりショーアップされちゃって
要らん演技が入りおまけにフラメンコ調なんてのもあり、なんかちが〜う！
ムーランルージュの二コールというよりホテル聚楽のえせモンローって感じ？
これがラスベガスでもあればもっと楽しめたのかも。さては土地が悪かったか？

というのが、そんなお安いムードになった原因は客。
年齢層高いのはいいんだけど、中には新橋演舞場によく居るオバちゃん軍団が
居たりして、しゃべりまくりでうるさいのなんの。
なのにロクな拍手もせず、会場の反応がうっす〜くて、さむいったらありゃしない。
せっかく熱く踊ってんのにシラ〜っとしちゃってんの。
でもウチら女四人といえば、揃いも揃って皆フラメンカー。
拍手（パルマ）にかけては人並以上にこうるさい音が出るように日頃から鍛えている。
そして大のフィエスタ（祭り）好き。こうゆう場が何より許せない。
つーわけで、代わりにパルマ（拍手）しまくり、ここの一角だけ響く響く。
（ダンサー達に届いてればうれしいんだけど、どうだったかしら）

フラメンコの場合、ハレオという盛り上げるには持ってこいの掛け声がある。
決めのポーズに「アサ〜！」、踊り終えて「オレ〜！」などなど掛けまくる。
じゃアルゼンチン・タンゴの場合はどーよ？
どうやって盛り上げんの？拍手だけ？何かないわけハレオ代わりになるの〜。
と、みんな口々に疑問する。
日頃から盛り上げないと気が済まないというか、それがあってのフラメンコだから
決めポーズされても、ハレオがないとどーも手持ち無沙汰。
でもあちらも同じスペイン語圏、言葉は同じだからハレオでも通じるんじゃん…？
なんて言ってる間に同伴した友人、たまりかねて「オレ〜！」と口走る。。。

・・・あらオッケーじゃん。踊り違うがちゃんとマッチしたわよ。
いいのかなぁ、こーゆうお囃子は？
どなたかご存知だったら教えてくださいまし。

先頭 表紙