2003-01-22 飲み助で宵っぱりフラメンカー達の怒濤の宴（フラフラな今日）
2003-01-10 皆さん、今年の抱負は決めました？
2003-01-01 NY通信 Vol.4−「NYの大晦日・新年のスタイルとは？」
2002-12-29 NY通信 Vol.3−「バーンズさん、アンタも好きねぇ」
2002-12-23 NY通信 Vol.2−「NYで一番美味いステーキ屋」の巻（1）
2002-12-23 NY通信 Vol.2−「NYで一番美味いステーキ屋」の巻（2）
2002-12-21 NY通信 Vol.1−「またもや密輸成功する」の巻
2002-12-18 ヒヤヒヤな運び屋家業（ドキドキな週末）
2002-12-15 孤独で過酷なニューヨーク旅行！？
2002-12-07 だからK-1はやめられない！（ファイト一発な今日）

昨晩、夏に続いてフラメンカー達が集まり呑めや歌えや踊れやの恒例の「祭り」があった。
そして昨夜はなんと、ひよっこの私がちょっと出演してしまった！
出演といっても誰でも歌って踊れる会なので、こんな未熟な私が出ちゃったりできるんだけど。。。

今回は歌や踊りではなくて、仲間4人でハレオ隊で出演。
ハレオ=jaleoというのは、よく聞くとこでは「オレー！」にはじまる掛け声のこと。
他にもいろいろなハレオがあるんだけれども、今回やったのはそれらをいくつか組み合せ、
韻を踏んだ詩を合わせたりして、パルマ（手拍子）とギターのタパ（弦を押さえて音を出さず
右手で打撃音を出す方法）などのみというシンプルな音だけでリズムに乗りながらやるの。
簡単にいうと、ラップのフラメンコ版のようなもんかな。
よくプロはアドリブでやったりするんだけど、これが非常にカッコイイし盛り上がる！
（もちろん私達は入念なリハーサルを重ねましたけどね）
途中かなりの早口言葉状態の詩があって（もちスペイン語）ここ2〜3日毎日ず〜っと口ずさみ、
職場とかでもかな〜り怪しかった日々が続いたが、なんとか成功してホッと一安心。

ところで、フラメンカーはハンパでない飲み助が多い。そして一様に皆宵っぱり！
飲み助だからフラメンコをやるのか、フラメンコをやるから飲み助になるのか？どっちだ？
でも確実に鍛えられることは確かだと思うから、やっぱ後者の方だろーな。
本場スペインではタブラオなどでフラメンコのライブが始まるのは、平気で夜中からだという。
それもラテンの国、時間は守らない。アーティスト揃わず押せ押せで2時開始とかも当たり前。
フラメンコをやらない人だろーと、飲みに行くにもにバルの3〜5軒とハシゴはツネシキ！
夜中から繰り出しハシゴ酒をやるのだから当然朝まで飲むのは当たり前となる。
さらに凄いのが、そのまま朝から仕事にちゃんと行くんであるから、もー尊敬もんだ。
しかも大人だけではなく、小さい子供まで巻き込む！
「子供は8時に寝なさい！」なんてことはないのかしら？
異常なくらいの飲み助で宵っぱり人口のスペインとはかなり恐るべし！である。。。
（下戸は住めないな・・・）

結局、昨晩も夜7時〜朝の6時まで延々と続いた。（まー毎度の事なんだけどサ）
だいたい皆エンジンかかり出すのが遅い。夜中になるほど盛り上がるんだから困りもの。
若者集まるクラブでもないのに夜中に自前でギター弾き狂い、歌い踊り狂う人種が多く存在する。
というわけで、もしフラメンコの世界に興味がある方へ、

どーか、強靱な内臓と持久力とテンションをご用意くださいませ。

先頭 表紙

2002-2003年とNYで長々と過ごしてきたせいか、どーも新年が始まった気がしない。
1日の日記にも書いたけど、お正月ってのは日本で過ごさないとダメですわね。
『一年の計は元旦にあり』とはよく言ったもんだとつくづく思いますわ。

さて、今年はどうゆう一年にしようかと考えてみた。
振り返ると、なんだかわけもわからなくあっちゅー間に日々が過ぎていった去年。
いや、去年だけでなく、まるで一日24時間が年々１時間毎減っていくかのように
時間間隔が確実に短くなってきている。（年取れば取るほどに感じる日々）

忙しいわりには、どーも時間を無駄に過ごしている気がしてならない。
なぜだ？？？
マネーロスよりタイムロスのほうがいかにイタイことか・・・。
『タイム・イズ・マネー』ともよく言ったもんです、ハイ。
というわけで、以上の反省から今年の抱負はコレに決めました。

＜ 時間の有効活用とミニマムなヘルシーライフの実現 ＞

なんだかんだ言ったって、人の一生なんてあっと言う間ですしねぇ。
後悔のないように、一球入魂した人生が送れれば最高かと。。。
ひとつひとつ丁寧に集中した生活を大事にしていきたいというわけです。

ミニマムなヘルシーライフというのは、無駄なモノ・事が多すぎる生活をスリム化する。
実在する物（私は服だのPCだのその他もろもろ物が多い）はもちろんのこと、
いらん心理的ストレス（実はこれが一番問題である）などいろいろある。
便利になる世の中はいいかもしれないけど、情報過多に翻弄され、
どーも基本を見失っている事がいろいろある気がしてならない。
（これって結果、時間の有効活用にも繋がっていくんではないかしらん）
つまりは、本当に必要なものを見極め、いかに自分らしく満足いく生活を送るか。
アレもコレもと欲張らない「素食・素住・素衣」がキーワード。
（”スローライフ”なんつーのも流行ってることだし）

美味いモノ食って、楽しい時間を過ごす・・・
なんだ結局「ウマウマでフラフラな日々」なんじゃん！
な〜んて、お後がよろしいようで。。。（アタシは笑点の円楽か？）

みなさまにとっても、素晴らしい一年でありますよ〜に！

先頭 表紙

やっぱり年末年始、大晦日〜元旦を過ごすのは日本に限る！と思う。
毎年、ニュースなどでNYのニューイヤーズ・イヴはあのド派手なタイムズ・スクエアの映像が
流れるので、ご存知の方も多いと思いますが、はっきり言ってそれだけ・・・。

日本は大晦日に年越しそばを食べ、紅白を見て初詣に行き、元旦になれば親戚縁者が
わさわさと集まり、子供はお年玉の争奪戦にやっきになり「さあ！これから一年の始まり」
とばかりに三が日までワイワイと盛り上がるのに対し、こちらの場合、いやアジア諸国以外の
欧米などでは「お正月」という意識というか存在がないためか、クリスマスを家族で過ごして
楽しく盛り上がるが、大晦日といえば悲しくも the end of バケーション・・・。

元旦は一応お休みのとこも多いが、2日から通常どおりフツーに仕事が始まってしまう。
だからあの「蛍の光」はこれから一年の始まりですよという希望の歌ではなく、
なんだか淋しいラストへの調べに聞こえてしまうんだなぁ。
というわけで、確かに31日はどこかしこでパーティが繰り広げられバカ騒ぎするけれど、
翌日の元旦ともなれば、「あ〜あ、終わっちゃったよぉ…お。金も使っちゃったし、しばらく休み
もねぇしなぁ…」と皆一様にブルーになるという日というわけ。

なんとも悲しい元旦なのである。。。

ところでクリスマスはさぞかし盛大だろうと思ってる方、またこれも違うんですねぇ。
日本の場合はクリスマスというと、カップルにとっては一年のメインイベント。
都内のホテルやレストランが満員御礼、ティファニーやヴィトンが混み混みになったりと、
なんだかミーハーでエッチ、軽薄な感じに取られてしまいがちですが
（否定はしませんが、少なくとも私はそう思ってる…）
欧米はというと「家族で過ごす大切な日」
みな実家へ帰省し、親兄弟が集まり、ご馳走を食べ教会のミサに行く。。。
静粛なメモリアルデイなんだな。（確かに日本みたいにバカ騒ぎする若者もおります）

だからどこかしこも店は閉まり、街には人が居なくなる。たとえマンハッタンといえども
そりゃー閑散としたものになっちまいます。
「クリスマスは海外で過ごす！」とよく言うけれど、親戚や知り合いも居ないのに欧米で
過ごすなんてホントに楽しいのか？と思ってしまう。
（レストランだっていい加減なメニューになるし、だいたいスタッフもやる気なし）

こう書くと、欧米のクリスマスとは日本のお正月なのね！
そうだそうだ、このたとえが一番正しいな。
若いねーちゃんにーちゃんも日本人なら家族で過ごすもんね。やっぱし。

で、私は何してたのかって？
大晦日は姉夫婦〜知り合い共々で、ドンペリ開けて派手に祝いました！
って、オマエもコテコテのミーハー日本人ぢゃんか！って。。。
（そーよ、何が悪い！日本人のいい加減なイベント感覚は好きですも〜んっ）

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今回のNY旅行のメインイベントのひとつでもあった、
『The Barnes Foundation』に行くため、フィラデルフィアまで遠出。

ここは印象派が大量に大バーゲン状態で拝むことができるバーンズ氏の美術館である。
かいつまんで説明すると、このバーンズ氏というオヤジは、アメリカの製薬業で莫大な財産を稼ぎ、まだその頃あまり人気のなかった印象派絵画を中心にかたっぱしから買い漁る。しかし当時前衛だった印象派を美術評論家などからバカにされまくり、頭にきた氏は「じゃあ、もう誰にも見せてやらん！貸し出しもせん！」と言い出し、しばらく門外不出になっていた。（先見の目はあったけど、性格があまりよろしくなかったみたいね・・・）その後規制緩和はされたものの、完全予約制のうえ金曜は100人、土日にいたっては50人までしか予約を取らないという徹底ぶりで、氏がレイアウトした邸宅に飾ってある絵画は位置も変えてはならぬ！という遺言まであるらしい。（後に出てくるが、問題なのはこのすごすぎる彼のレイアウト・・・）また中はお宝満載だというのに、このバーンズ邸がジッミ〜なとこにポツネンとあるのよ。あまりの地味でさびれた雰囲気に最初通り過ぎてしまった。

さて、日曜日−限定50人に選ばれたわたしらは、まず簡単な諸注意を受け、いざ中に入る。
いきなりしょっぱなから、思いっきりのけぞってしまうわたくし。。。
確かに事前の下調べで聞いてはいたが、やはり本物をここまで大量に見せられると、もう絶句というか目が点・・・！

だってマァちょっと聞いてくださいよ、 あの「マチス」本人をわざわざ呼んで、壁に直に描かせたという＜ダンス＞が吹き抜けの壁一面にあるではないの！（マチス好きの私は鼻血ブーもん）
これだけでもだだっ広い空間に置いてじっくり見てみたい作品なのに、その下や周りの壁にはルノワール・セザンヌ・ピカソ・スーラーがもう30センチもない感覚でずらりと並んでいるんだから、もう”なんじゃこりゃ〜！”という言葉しか出ない。。。
他にもホールを中心に1〜2階左右6部屋くらいあり、決して広くはないんだが、どの部屋にも同じように
ルノワール（総数180点〜）、セザンヌ（60点〜）、マチス（50点〜）と大量な数をはじめ、
ピカソ、ゴッホ、モジリアーニ、ミロ、キリコ、スーチン、グレコ、ルソー、モネ、ドガ、ゴーギャン・・・などなどなど
（別に私が知ってる有名画家を全部挙げてるわけじゃないのよ！ほんとなんだもん）
これらのクラクラするような有名絵画が三段掛け、四段掛けになって壁一面ギッチリ並んでいるのだよっ！
ほんとに三越の７階あたりでやってる『歳末大特価セール開催中！』状態のあまりにもお安い扱いに、

これって全部ホンモノなんですくぁ？？？というギモンも沸いてくるぢゃんか。。。


もう最後の方には、もうルノワールって？セザンヌって何だっけ？って感じにありがたみがなくなってしまうのよ。
で、つくづく思いましたね、

やはりなんでも腹八分目！何でも過ぎるのは体に毒ちゅーことですな。。。

【今回、バーンズさんからお勉強した事】
絵画なんつーものは、高価だろーと価値の低いもんだろーと、それが置いてある環境が非常に大切だという事。

↓（こんな感じで壁紙状態で飾ってありまふ・・・）

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今夜は「Peter Luger Steak House- ピータールガー・ステーキハウス」ちゅうNYでも老舗ちゅうの老舗びふてきはうすに行った。アメリカのミシュラン「ZAGAT」では常にベスト１を維持（ステーキ部門でね）というだけあって、いつも大人気の要予約店。しかもあのカード使用当たり前のアメリカでキャッシュオンリーというニコニコ現金払いの手堅い商売をしている。そのくせ一人当たりの平均予算は60ドルくらいと結構高め。うっかり現金を用意せず来てしまい青くなりながら、近所のATMにダッシュするお客も少なくないとか・・・。
さて、店の面構えはいかにもステーキハウスといったカントリー調な中にも古くからある重厚感がプラスされた感じで、客層は90%がバリバリのアメリカン、残りがアジア人など。バースペースには、自分らのテーブルがまだかまだかビール片手にアメリカ〜ノが盛りだくさんひしめきあっていた。（みんなハイパーで結構怖かった）
また客以上にテンション高くて凄いのが、ここのウエイター軍。。。
老舗だけあり、初老のベテラン勢も多いんだが、

とにかく、ガサツちゅーか乱暴！

とても100年以上も続く老舗とは思えぬサービスぶり。
皿やカトラリーは置くというより投げている。メニューやシュガー＆ミルクも棚から勝手に取れといわれるし。。。また量がとても多いと聞いていたので、とにかくベテランオヤジに任せた方が良いと「どれくらい頼んだらよろしんでしょうか〜？」などとへりくだってたずねたら、わたしらと同人数のテーブル客に向かって「お〜い、そこ！そこのお前ら！お前達は何人分食ったんだ？」「あっちは始め三人分で、後で１人枚追加だとよ。どーする？」とオヤジ、とっても真直勝負なのねん。わたしらは5人中3人がお初ということもあり、とりあえず3人前にしてみた。その後も次々にサイドディッシュをオーダーさせられ、ゆっくりメニューを見るヒマもない。もっとも、それほどの品数もないんだけど。（私といえば、この風体でブルックリンラガーがID無しで出てくるか不安であった）

先頭 表紙

間もなく、「ドカン！」と置かれた真っ黒けっけの黒い塊・・・！！
いったいコレは何？？？（どうやらこれがこの店名物のＴボーンステーキらしい）
そして間髪入れず、いまにもボタンがブチッと飛びそうなでっぷり腹のオヤジが勝手にガンガン取り分ける。

とりあえず食してみる・・・う、ウマイ！やはりベスト１キープしてる店だけはあるね。
（ミディアムレアと言ったものの、少々レアに近かったが）焼き具合もナイスである。
肉汁がまたウマイ！サイドのクリームドスピナッチがウマイ！ポテト炒めもウマイ！
とにかく全部美味かった。オヤジのサービスを差し引いても行く価値はあり。（と、ざんざんウエイターをこき下ろしたものの、実はとってもきさくでフレンドリー。あまりにも忙し過ぎるため、ちんたら優雅にやっていられないだけなのだ。雰囲気的には下町の人懐こくてせっかちなオヤジといった感じかな・・・）


デザートも凄かった。。。
オーダーしたアップルパイとピーカンパイは量はそれほどでもなく、アメリカにありがちな脳天がしびれそうほどまで甘いというものではなかった。ただそれにつけて食べろ！と出てきた生クリーム・・・。漫画に出てくる山盛りの白飯の実物を初めて見た感じ。隣のテーブルにいた酔っ払いリーマングループ（アメリカ人）には「これ見てみい、アイスバーグ（氷山）やで〜」と言われたくらいのもの。でもこれも意外なほど甘さ控えめでウマイ！ちなみに「アイリッシュコーヒー」を頼んだ義兄は、さっきのオヤジに有無を言わさずデカイスプーンに山盛りの生クリームを突っ込まれていた。（これも美味しかった！お酒がオッケーな方にはおすすめです）

そうそう、隣に居合わせたリーマン達だが、クリスマスソングを次から次へと合唱しまくりの大酔っ払い状態！
かなりの酒を飲んでるようで、まわりの客にちょっかいだすわ、椅子から転げ落ちるわで、もうデロデロ。。。
まるでここは新橋のガード下かいな？
唯一、日本人のオヤジと違うとこは、さんざん飲んだ後にでっかいパフェだのケーキだのをたいらげることくらいか。

でも笑えるのが、幹事チームがさきほどまでの大騒ぎが嘘のように真剣に金勘定していた。
やはりどこの国に行っても、リーマンてーのはストレスと忙しさに追われ、ウップン溜まりまくっているようだ。

ご注意：これを読んで「私も行ってみたい！」と思った方へ。
　　　 日本のステーキハウスにあるような体に悪そうなピンク色の霜降りは一切置いてありません。
　　　 いまにも血が滴り落ちてきそうなまったくの「赤身のみ」です。
　　　 だからこそ量もそこそこ入るんだけど。。。ま、わざわざ川渡って行く価値ありです。

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到着しましたニューヨーク！
んで、本日はクリスマスでございマ。

さて、問題の税関突破の結果を書かなければっ。
最終的に総量58キロにもなった大荷物、とりあえず搭乗カウンターは無事通過。
案の定、飛行機に乗り込む前に靴（ブーツ）を脱がされ、ぼでーチェックを受けました。
初ANAは、全エコノミー席にも各TV が目の前に備え付けられているので、好きな時に
映画を見るもよし、懐かしいスーパーマリオで遊ぶもよし、多彩な音楽を聴くもよし、
NYまでの13時間という長いフライトもあっという間であった。
ちなみに私はといえば、麻雀に4時間を費やし、懐かしマリオにも3時間、
まいのりてーりぽーとに2時間強、あとはご飯や事務手続きなどで、寝られなかった。

そしてJFK到着。これからが問題の入国である。
審査は何事もなく通過して、ベルトコンベアーまでたどりついた。
すでにわたしのあの大荷物がグルングルン回っていた。
すかさずその辺にいた、空港職員らしき黒人の兄ちゃんを捕まえてみる。
（ただしくは空港職員ではなくて、現地日本旅行会社の係員だったらしいが）
よりによって、対角線上に置き去りにされた私の荷物2個をなんとかゲットして、
いよいよ問題の係員がいる最後のゲートを通過する時が来た。

早速オープン・ザ・スーツケースされてる日本人オヤジがいる・・・！ヤヴァイ！？
なるべく平静を装い素通りすることに勤めたが、
「み〜す！わっでぃずざっ？」とデップリ腹の典型的なアメおやじに止められた。
「（ああ、そらきた）わっと？」
「だからな〜にこれ？」（以下もちろんエーゴだす）
「え〜ま、まっさーじちぇあですが・・・」
「おまえのか？」
「ハ、ハイ。わたしのですが・・・」
「ふ〜ん。おっけー」
「・・・（え？これで終わり？）」
それからオヤジは対面にいた職員とまたおしゃべりを始めていた。
すぐ目の前の自動ドアが開くと、姉夫婦がいた。

はい、これで入国終了〜！ めちゃあっけないやん・・・

あれだけ心配したものの、結局なぁ〜んにもありゃしませんでした。
要らぬ心配でしたね、どーやら。
とはいえ、ペチャクチャと姉達としている間にも、先ほど捉まっていたオヤジはまだ出てこない。
おとがめがある人ない人の違いってなんのかしら？
やっぱり今回もその辺が良くわかんなかったのである。

追伸：皆様、いろいろご心配・アドバイス頂きまして、ありがとさんでした。

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あ”〜今週末のＮＹ行きのパッキングの期限が今夜までだよ。。。
なのに用意何もやってないわ。。。（こんな日記書いてる場合ではないんだけど）
あまりにも荷物が多いので、成田まで佐川くんを要請したためである。
しかし、便利になりましたねぇ。
今回ANAを使うんですが、佐川くんなら（正しくはNPSスカイポーターちゅうとこです）
ANAカウンターの真ん前で引き渡されるらしい。すばらしい！

前回、荷物の移動の心配とともに最大の難関「税関突破」の話も書いたけど、
ほんとにどのくらいキビシイ〜（といって耳を後ろ手に持つ私）のかしらん？
なんせ今の今まで海外旅行で開けられた事がないのである。
アジア圏から大量の食材やフルーツを持ち込んだ時も、
規制本数があるのにパリから一人で結構な本数のワインを運んだ時も。
もちろん行きだって気にしたこたぁない。
NYの姉のとこには、毎回行商でもしに行くかのような荷物の山だ。

＜ちなみに、この度持参する内容は以下のもの＞
・ゴマ
・お茶
・にぼし
・ちりめんじゃこ
・かに味噌
・わらびの里のちりめん山椒
・酒（750ml×2本）
・梅干し（庭で取れた梅でオカンお手製）
・塩鮭の切り身（これは恒例定番みやげ）
・本、ビデオ
・薬各種
・お灸
等等等。まだまだ多数ある。私の着替えなんかもある。これはほんの一部。

（・・・私はNYに疎開にでもしに行くのか！？）

赤飯、煮物、鰻・・・なんつーシロモノもあったなぁ。
ほんとは持ってっちゃいけないモノとか当然あるんだろーけど、
とにかく、税関で開けられるかも？なんてこれっぽっちも考えたことないのだな。
悪気がないから、やたらデカイ態度でのぞむ私は怪しまれないのかもしれん。
でも今回はちと心配だな〜。特にJFKでいちいち説明することがっ！
ドデカイ荷物（マッサージ椅子）を引きがねにトランクも開けられる・・・

塩鮭なんてどーすんの？
「コレがないと日本人として、てぃぴかるなにゅういやぁが来ない」とでも言えばいいのか？

お灸なんてのもかなりアブナイと見た。（ワタクシは一応副業が温灸師なんで持参）
アロマテラピーはNYでも流行ってるとはいえ、税関のジジィが理解できるのか？
お気楽なオカンには「じゃあ実演してあげれば？」と言われた。
あのね、空港で火付けた瞬間、速攻ホールドアップで銃口向けられるだろーが！

それにだいたい「かに味噌」なんて、エーゴでなんて言うのよ・・・！？

またよしゃーいいのに、万が一の雪道対応ができるのコレだけとあって、
かかと部分がかなりガッシリしたブーツを履いていこうと思っているのよね。
（小型爆弾くらい仕込もうと思えばできるゴツさなのだな、マジで）

オホホホホ、搭乗で間違いなく脱がされる・・・な。
果たして無事に到着できるんか、わたし。。。

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師走ですな、嗚呼、忙しい。。。
今週末からクリスマス〜年末年始をかけて久々ＮＹに行くことになった。
私の場合、姉夫婦が住み、自分もかつては住んでいた場所。
マ、第二の故郷・・・なんてほどでもないけど、海外旅行という気分とは
ちょっと違うものがある。懐かしい古巣に帰る気分っての？

とはいえ、あの忌まわしい9/11の事件の後とあって、毎回JFK空港から
マンハッタンに向かう車中から出迎えてくれるはずのＮＹのランドマーク、
ツインタワーがないと思うと、楽しみな旅であるけど複雑な心境である。
TVじゃ何回も見てるがやはり実際に目にしないとまだ想像がつかない。。。

ところで、今回のＮＹ行きの目的は「運び屋」。
いつも行く時は、大量の日本食や雑貨などを運んでるけれど、今回はすごい。
縦横高さ合計230cm、重量25kgにもなるマッサージチェアの運び屋だ！
その他、もちろん自分の荷（といってもこちらにも大量の土産もの）もある
スーツケースもある。（多分、32kgギリギリになる予定）
二つで合計60kg近く、ちなみにわたし独りの旅行。

一体コレをどーやって運べというのさ・・・

自宅〜成田までは宅急便、JFKには姉夫婦が出迎えだからいいとしても、
問題はあのグルグルまわるベルトコンベアからこれらの荷を降ろせるのかい？
無事降ろせたとしてカートに乗せ税関まで運べるのかい？
無事税関までたどり着いたとして、何事もなく素通りできるのかい？

問題山積みである！と思う。。。

まーいいいや、ベルトコンベア〜カートまでは、
へるぷみぃぃぃ！あいきゃんのっときゃりぃ、いっつそーへびぃぃぃ！
と騒げば良い、きっと誰か手を貸してくれるだろう・・・（そう信じたい）
一番あたまを抱えるのは、今とつても厳しいアメリカの税関だ。
わっといずでぃす？と聞かれ、いっつまっさーじちぇぁぁぁ！と答える。
「 あっは〜ん、あいしぃおっけ〜（ニカッ）」となればいいが、
「おーぷんぷり〜ず！（ムスッ）」と言われたら？
中身は正真正銘のマッサージチェアだけど、あれだけがっつり梱包した荷を
また私がせっせとパックするんですくわぁ？
そん時、ガムテープやヒモを税関のおっちゃんが恵んでくれるんですくわぁ？

私は今まで、いろんな海外旅行に行ってるが、一回も開けられた事がない。
こうゆう場合はどうなるんでしょうか？
めっちゃ不安だす。。。

姉上へ
もしJFKで到着ゲートよりわたくしがぜんぜん出てこなかったら、
「やっぱりネ」と税関の脇っぱたで独り淋しく梱包し直すわたしの姿・・・
を想像しながら気長にお待ちくださいませ。

※ちゅーわけで、来週からの日記はＮＹよりお届け予定。

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（引き続きK-1ネタで）

ホースト、おめっとさん！！
すごいねぇ He is 4 times champion! でっせ〜。
いや〜思わぬ番狂わせにまさか、彼がチャンピオンになるなんてねぇ。

本命はバンナだと思ってたけどな〜、でもかな〜り惜しかったよねぇバンナ。。。
今度こそチャンプ狙ってただけに残念無念・・・。
でも以前よりすっかり大人な試合をするバンナにはびっくり。見直しちゃったわ。
だからこそ、ホーストより今回はバンナに勝たせてあげたかったっス。

しかし、いくらサップの負傷棄権によってホーストが上がったとはいえ、
あのサップの右拳を骨折させ、あのバンナの黄金の左腕をも打ち砕いたホースト。
やはり凄すぎる・・・！

それにしても、やっぱり決勝戦はおもしろかったなぁ。
ハントは負けちゃったけど、あのポッチャリ体にキュートなお顔からは想像もつかず、
またもや彼のタフガイぶりは今まで以上に最高にクールに見えたよ。
それに武蔵も頑張ってたねぇ。
前インタビューで「なるべくなら、戦いたくないっスよ〜」なんて言ってたくせに。
レコは相変わらずカッコ良すぎるし、なんであんなにカッコイイんだ？
たしかモデルもやってるんだっけか？（K-1の野獣達の中では箸休め状態！？）
かといって見てくれだけじゃないのもすごいんだけど。

ところで、印象に残ったのは最後ホーストの優勝が決まったリングに上がってきた
サップがホーストにペコペコ「礼」をしてたこと。
おめでとう！と言ってたかは知らんけど、なんかカワイイ奴・・・。
会見ではホーストのこと、さんざんこづき回したりしてんのに。
（まー仕組まれたヤラセだろーけど）
ああいうとこ見ちゃうと、あのサップってやっぱりさ、バラエティ向きよね。
K-1やるなら、もっとまじめにワルになれ！と思ってしまいました。

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