2004-04-03 遠坂　凛　(とおさか　りん）
2004-04-03 栄光の名車　レストアの愉しみ
2004-03-29 アイテム選択決定のお知らせ
2004-03-28 難航するアイテム選定（笑）
2004-03-27 ベルトーチカ・イルマ
2004-03-24 スケジュールの調整
2004-03-22 シーラカンス　４
2004-03-21 シーラカンス　３
2004-03-20 シーラカンス　２
2004-03-19 シーラカンス

フェイト/ステイナイト　18禁のPCゲームですが、申請した時点で、まだ一切の情報は遮断されていました。
ソフトは手元にあったのですが、開封していないままだったのですね。
こういうケースも珍しい…………原型を作る以上、その作品の世界観とキャラクターを理解し、掴んでおくべき　との信念から、過去、こういう作り方をしたことはなかったです。
それでも、申請に踏み切ったのは、アーク倶楽部の頭脳、傭兵氏の強い勧めがあり、呑山は傭兵氏の意見を全面的に信頼して製作許可を申請したのです。

ソフトも傭兵氏に提供してもらったし、やはり設定資料だけでなく、ゲーム中のシュチュエーションを理解する為にもプレイしないとね♪　とか言ってたのが3日ほど前……ああっ　簡単にハマッてしまった（笑）

頃合を見計らって傭兵氏から電話があり、ポーズ、衣装選定の話し合いの時点で呑山はすでに暴走気味。

単純な立ちポーズであっさりとした造型にする予定が、背景を付けたいとか、小道具を付けたいとか言い出す始末です（笑）

「定価は1万円　フィギアであってディオラマではないんですよ！」

とか言われてましたが、まあ、前回のロビンと似たような方向でいこうかと。

画像はゲームの合間にプロポーションの調整をしている「チェーン・アギ」
こちら、夏のイベントアイテムもあるんで、この週末はあらためて、ポリパテを盛ったり削ったり……ですね。

先頭 表紙

画像はレストア中のフォルクスワーゲン　ビートルのヘッドライト

レストア……最近はリニューカーっつーの？
古くなって捨てられた車を整備・修繕して、錆びた部分は磨いて錆び止め加工、日に焼けた塗装も磨き直して工場から出てきた当時の姿に蘇らせる作業をレストアと言います。
普通の修理と違い、リスクも高く特殊な専門知識も必要となる作業ですので、普通の自動車修理工場では断られるか、技術的に出来ないことが多いので個人で地道に作業するか、専門業者に依頼するか…………どちらにしても、新車を買ったほうが早いし、控えめに見ても中古の車を買ったほうが安く付く　非効率的な趣味ですね。

こういう埃とサビにまみれたパーツを部屋に持ち込むので、家族には嫌われるのですが、モノは昭和39年　1964年のビートル、これが無事故・ワンオーナーの極上車。
これって、珍しいのですよ。　40年も前　工場から出てきたまんまのライトカバーが割れずに付いてるってのは。
なんたって、ガラスですから、ちょっとぶつけただけで割れるのに、無傷で40年！
部屋に飾る調度品と違って、屋外で使われる「道具」のパーツですものね。ふつう、消耗品として、新しいパーツに付け替えるものです。
前の持ち主が大切に乗ってた車なんだなぁ　という事を実感させてくれますね♪

自分よりも年上の車でドライブできる日を楽しみにしているのですが、さて、完成するのはいつの日か…………？？？？

先頭 表紙

フェイト/ステイナイトの「遠坂　凛」　スケールは1/6　で、いこうかと思います。

紆余曲折を経て、ギリギリまで難航したアイテム選択でしたが、とりあえず、上記のアイテムに落ち着きました。

候補に挙がっていた「カレイドスター」ですが……こちらはまずい事に呑山の思い込みが激しかった事が原因で、アイテムから外されました。
まあ、暴走する可能性が非常に高く、以前のロビンやさくらのように、当初の計画を大きく外れて異様な育ち方をするのを周囲の人間に危惧されたのです。
……………………否定できない…………
こういうの　作りたいって呑山がいうシュチュエーションを試算してみると、材料費だけで１体２万円近くかかりそうですし、昨今のWFではそういう高額商品は赤字を膨らませるだけ……ですわね。

同じ理由で「ラストエグザイル」も却下。

では、「フェイト/ステイナイト」だと、暴走する可能性は無いのか？
さて、どうでしょうかねぇ？？？（笑）

アイテム選択が長引いた原因の一つに、呑山の弱点を克服しよう、という思惑もありました。
呑山の得意とするのは、落ち着いた、もしくは大人っぽいキャラクター。
逆に、１０歳前後の、いわゆる「ロリキャラ」は、殆ど作った事が無いし、イベントでは主流となるような「可愛い系」のキャラクターは表情が硬い・もしくは表情が冷たい　などと言われます。

これは、問題　　　でしょ？

で、今回は高校生程度のキャラクターを「可愛く、可愛く」作ろう、という意図がありました。
どうせ、ニガテな表情を克服するつもりであれば、比較対照がはっきりした、競合作の多いものの方が良い。
安易な方向に逃げるのは簡単なれど、それでは技術向上は望めない。

そういう理由で、次回のイベントでの一番の激戦区であり、勝ちに行くのが難しいキャラクターとして、フェイト/ステイナイトの「遠坂　凛」を選択しました。
一抹の不安はありますがね、正直。

先頭 表紙

夏のイベント用のアイテム、決めないといけないんですけどね。まだ、決まらない（涙）
開催は８月　版権所有者に製作許可を求める申請をして、製作許可を得なければならないのですが、その書類提出の締め切りは今月末、郵送するので明日の昼までには書類を書いて郵便局へ行かないとねぇ。

まあ、作りたいものもあるし、ある程度方針も決まっている。
が、しかし、著作権料　必要経費　イベントの開催される時期　等々　大人の事情も考え合わせると、慎重にならざるをえないかなぁ……と。
特に、前回は呑山のわがままでアイテム選択は冒険させてもらったので、今回はアーク倶楽部の一員として慎重な判断が必要…………とか言いながら　「もう一回、ロビン作ろうか？」とか口走ったりしてるあたり、所詮　呑山も極楽トンボではありますね（笑）

問題は呑山が何を作るかというよりも、経費がどの程度必要か、という情けない事情で選択は左右されそうです。　ああ、情けない（T T)

閑話休題

昨日は友人達の所属する模型同好会主催の模型展示会がありました。
うっかりしてデジカメを持って行くのを忘れたので、画像を載せる事が出来ませんが、なにやら楽しそうな展示会でした♪
普段、世話になっているので、時間を隙を見て展示会にも傭兵氏と一緒に顔を出したのですが、同一キットの色違いバージョンをズラッと並べてみたり、真面目に作ってる奴やら笑いを取りに走る奴やら、いろいろいて楽しんで作ってる感じが好感が持てる展示会でした。

いーなぁ　あーゆーの　学生も社会人も一緒になって楽しめる姿勢は、趣味の王道だぁねぇ♪

で、同日、同時刻　いつも塗装で世話になっているT君はヒーローショウに行ってたそうです。
これはこれで、楽しそうだなぁ♪

先頭 表紙

まあ、夏のイベント用の原型なのですが、現状は御覧の通り、顔もまだポリパテのかたまりです。
先は長いな（笑）

ポーズは基本的にこのままいく予定ですので、全体のバランスをキッチリ、出しとこうと思ってますが、これがなかなか…………ねぇ。
とりあえず　全身のサイズが出たんで、次は頭部の大きさの調整ですねぇ。
ベルトーチカは髪の毛がふわっと膨らんでいますんで、この辺の調整をしっかり出してないと、後々、肩幅、脚の太さ等の調整に手間がかかるのです。
この週末で頭部の調整が出来るといいのですが、さて、どうかなぁ。

現状では、各パーツの長さ調整の段階なので、まだまだ、各部の太さ、関節の調整を繰り返す事になる筈です。
毎度おなじみ、〆切り間際まで試行錯誤の繰り返しが始まります♪
顔の表情や手足の調整等、超えるべきハードルはまだまだ多いので、今後の展開に乞う御期待！

閑話休題

メールや電話で、今月発売の模型雑誌にあのロビンが載っているとの話を聞いています。が、しかし、呑山の住む九州ではまだ本屋に並んでいないんですよねぇ。
見れない…………どーゆー扱いなんだろう？？？？

本は「モデルグラフィックス」という模型雑誌　九州では発売が遅れるだけではなく、置いている本屋さんじたい、少ないんですよねぇ　田舎に住む故の不便さですな。

先頭 表紙

まあ、シーラカンスはおいといて、夏のイベント用　フィギアの素体が出来てきています。
ガンダムキャラ（キャラホビ用）が３体に、それ以外（ＷＦ用）が１体。

７月までの４ヶ月で４体のイベント限定品の原型を作ろうって計画ですね♪
１ヶ月に１体　特に問題は無いんですが、それ以外にも原型製作の予定が入っています。
んで、昨日　ちょっち　スケジュールを確認してみたんですがけっこう、キツイかも（笑）

そろそろ本腰入れてスケジュールの調整をしないとなぁ
油断してると混乱しそうだぁ

で、問題のＷＦ用のイベント限定品　アイテム選択がまだ決定していないっ！
現在の最有力候補は「カレイドスター」と「ラストエグザイル」

ずっと、派手なアクションを考えてたんですけど、おとなしい、でも、動きを感じさせる情景を切り取ったフィギアもいいかなぁ　とか考えています…………が、ねぇ　？？？？？　どうしよう……。

「カレイドスター」からはレイラかロゼッタの日常とか　「ラストエグザイル」からはウィナに聴音機とかヘッドホンを持たせた情景とか　そーゆーのを作りたいかなぁ
どちらにしても、楽しげな　優しい感じのモノを作りたいと考えています。

先頭 表紙

いろいろ考えて、ポーズ変更を試みてみた古代魚（笑）
特徴的な胸びれがないとなんだか鯉みたいだなぁ……いやいや　呑山がまだシーラカンスの形状を掴みきれていないせいでしょうね、きっと。

それはそうと、パテの乾燥や作業の都合で真鍮線を持ち手に刺しているのですが、この状態だと、なんぞの焼き魚みたいだぞ？

さて、この焼き魚、胴体の捻りはおとなしくなってますが、動きを表現する事をあきらめたわけでは、当然、ない。
ヒレや口の動きで、全体的に活動的な雰囲気に持っていきたいと思ってますが、なんにせよ魚類は作り慣れないもので、いつもの美少女フィギアとは勝手が違います（笑）
これも試行錯誤を繰り返すのでしょうねぇ　きっと♪

閑話休題

昨日は祖父の四十九日の法要でした。
親戚にヤクザな仕事をしている呑山の（集まった人間みんな、呑山なんですけどね。姓が）今後の活動に、アドバイスをもらったり、説教されたりと、いろいろありましたが………つくづく、原型師って特殊な職業だなぁ　と　実感。
生前の祖父にもかなり、心配をかけたようですが、「自らの進むべき道を探して進め」と言われた事を改めて思い出しながら、不安定な足元をしっかり固める方法を考えていました。

真剣に考えなきゃね　原型師のお仕事は、できるなら一生、続けていきたいし。

先頭 表紙

シーラカンスは第２背びれと第１しりびれを同じ側に倒し、これを左右繰り返す事によって泳ぐんだそうな。
これはマンボウと良く似た泳ぎ方なのだそうです。
第２背びれとは、背中にある後ろ側のでっかいヒレ。
第１しりびれとは、尻尾の傍にあるでっかいヒレ。
一見、尻尾に見えるものは、上から第３背びれ　尾びれ　第２しりびれの集合体なのだそうです。

まあ、細かい事はおいといて…正面から見ると、太い！
魚の胴体は薄く、スマートな印象があったんですが、胸びれと、頭部の形状からおにぎり方のような印象を受けます。

以上の印象と、独特のヒレの付き方を観察した後に、あらためて水族館の中を見てまわると、似た印象の魚（？）というと、「なまず」と「ふぐ」が似てましたね。
ただ、これは体型やひれのつく位置が似てる、というだけで全くの別物のようですが泳ぎ方や体の捻り方は参考になるかと、じっくり、観察してきました♪

で、「なまず」にしても「ふぐ」にしても、のんびり、まったりしてるんですよね。
優雅というか、鷹揚というか、あんまり活動的な魚ではないようです（笑）
っつーことは、シーラカンスもゆったり、悠々と泳ぐのかな？？？？？？

さて、シーラカンスの胃の中からはイカ、タコ、ナヌカザメなどが見つかっているので、肉食なのは間違い無さそう…………なんですが、イカとかタコって、けっこう素早いんでしょ？
捕まえられるのか？　こんな図体したシーラカンスが。
素早い獲物を捕食するにはそれ以上に素早い動きが要求されると思うんだが、体長１５６センチにもなるこの標本を見る限り、すばやい動きは期待できそうにない。

ひょっとしたら、弱った個体や死骸を拾って食うのか？
それとも、鈍重な外観に係わらず、以外に素早いのか？

体長１５０センチを超えるこのシーラカンスがタコやイカと戦う図ってのは、モデラー魂に火をつけるものなんですけど、ねぇ（笑）

謎が謎を呼ぶ…………が、呑山のようなモノ知らずには、手ごわい対象です　シーラカンスは。
さて、「リアルな生物」としてもう少し、検証してみるか　「イメージ優先」で突っ走るか？

ワクワクするねぇ　こーゆーの♪

先頭 表紙

作っていて、ふと、考えた。

魚の首ってあんまり動かないよねぇ………多分。

まあ、こういうことは考えていても仕方がない。魚類がたくさんいて、シーラカンスの資料も豊富な山口県、下関市の水族館へまた、勉強に行く事にしました。
まあ、せっかく行くんだから　たまには家族サービスでもしましょうか　ッてことで、姪っ子を連れて行くことにしました。

さらに、どーせ下関市まで行くんなら近所に魚の卸売り市場があることだし、朝早くから行くと美味い魚が入手できるぞ♪

と、言うわけで朝早くからお出かけしました。

でっかいカワハギと、たっぷり子を持ったカレイをそれぞれ３尾、全部で２千円、おお、安い♪
ほかにも新鮮な魚やめずらしい干物などがいっぱいあって、食事もできる。贅沢なウニ丼を昼食に戴きましたが、これも安くて美味かった♪
丼に山盛りでたっぷりとウニがのってお値段は９００円…………また、行こう！！
ちなみに子持ちカレイは夕食に煮つけでいただきました。
これも、美味かったです♪



は？　シーラカンスですか？
ちゃんと見てきましたよ、もちろん。
今後の原型修正に行かせる情報はしっかり、仕入れてきましたとも。

先頭 表紙

勢いで作り出した　魚類
シーラカンスのホルマリン漬けを見てから、なにやら取り付かれたようで（笑）　結局、作り出してしまいました。
こういうモチーフは大手の海洋堂さん辺りが好むところ……過去、いくつも出ていたようですが、どれもこれも図鑑に載っているようなおとなしい形状なのが呑山的には面白くない！
個人的には元気良く、ビチビチと飛び跳ねるシーラカンスが見てみたい……けど、そんなフィギアは出ていない。
なら、自分で作ってやろう！　と、まあ、いつもの経過ですけどね。
イメージとしてはエサに挑みかかる凶暴な古代魚♪

なのですが　？？？　シーラカンスって、もっとおとなしいのかな？

ひょっとしたら、ヌーボーとした、おとなしい魚（？）かなぁ？？
まあ、学術的な参考造型じゃなくて、趣味のモノだから、イメージ優先でもいいかな、ねぇ？

先頭 表紙