2003-12-18 アーク倶楽部のマークについて、考える
2003-12-12 くま
2003-12-09 私信
2003-12-06 アスカ再び！
2003-12-06 NEON GENESIS EVANGELION
2003-12-05 あ〜っ！　クサクサするじゃないか、なぁ？
2003-12-04 参考写真
2003-12-01 メル・レゾン　第2弾！ 1
2003-12-01 メル・レゾン　第2弾！ 2
2003-12-01 メル・レゾン　第2弾！ 3

先日、呑山の所属する模型サークル　アーク倶楽部では、マークを制定しよう　という話が出た。
と、いうか、以前からこの話はあったのだが、蒸し返されたって感じ？
模型展示会やイベントに参加する機会も多いので、マークの付いた揃いのジャケットでも着るとカッコいいよねぇ
って、ちょっち体育会系な発想。

で、当初は西洋の紋章学に則って、わかりやすく、おぼえやすいエンブレムを…とか考えて、アーク倶楽部の代表である店長と相談してました。
アレがいい、コレがカッコいいってな話をしていたら、ふと

「そう言えば、俺の家の家紋って三巴なんだよね…和風もよくない？」

とは店長の発言
三巴…みつどもえ…なんか、どこかで頻繁に見たなぁ、それ…

「店長、それ　サクラ大戦の中で帝国華檄団がマークに使ってたよ、たしか」

「同じものかいな？」

「いや、まあ、基本的には、一緒だよねぇ　三巴だし」

「いいじゃん♪　カッコよくない？」

……………………鶴の一声って、こういう状態なんだろうねぇ
ちなみに幹部の傭兵氏は、別の席で

「いいんじゃないっすか？おぼえやすくて」

…まあ、いいか　
もっとも、ちょっち、手を加えないと何かの宗教団体みたいだし、模型サークルらしさがないから、もう少し考えますけどね。
完成されたデザインだけに、周囲に文字を追加するくらいだよなぁ、多分。

それはそれ
あいかわらず、目が廻るほど忙しいです。
原型製作も進めてはいるのですがねぇ　なかなか、思うように作業がはかどりません。
で、画像は守秘義務のある作業の経過写真（やばいか？　公開しちゃあ？）
まあ、下半身だけだと、何のキャラか特定は出来ないだろう、うん。
分かった人は、黙ってるように♪

先頭 表紙

幾人かの人に聞かれたんですけど…次回のイベントで出品予定の「くま」と「たまご」（笑）
１２月６日の突っ込みでも Minaettaさんからの質問がありますね。

まあ、「たまご」の原型（？）は完成してるのです。
あとは型取りの算段のみ　問題は予算の捻出ですが、まあ、なんとかなるかなぁ　…………と

問題は「くま」ですね。
呑山のプライベートな問題から、製作は遅々として進んでいません。
個人的にはぜひ、間に合わせたいのですがねぇ　イベントに。
ただ、これは単体での販売は考えていません。　著作権が存在するので、申請・承諾の必要があるのです。

元ネタは「サクラ大戦」というゲームに出てくるヒロインの一人、アイリスという女の子がいつも抱えているテディ・ベア　このクマのぬいぐるみは「ジャンポール」と名付けられ、ヒロインのアイリスとセットでいつも出てくるのですが………呑山はこのヒロインよりもクマのぬいぐるみに惚れてしまったんですね（笑）

数年前のイベントでは、このクマを製作。　当時の商品名は「1/3スケール・ジャンポール　飾り台として同スケールのアイリス付き」というとんでもないお笑いキットでした。
画像は当時のキットの完成品。再販もなく、1/3という巨大キットゆえの高額化もあってあまり売れませんでした。


で、数年、寝かせていたのですが、ある日、ストレスの溜まった呑山が、〆切りの最中、突然無意味に作り出したのが「ジャンポール・少年レッドごっこ」
これは同シリーズのゲーム「サクラ大戦２」の中に出てきた紙芝居のヒーローである「少年レッド」の扮装で遊んでいるジャンポール　というわけのわからないシュチュエーション。
まあねぇ　ヒロインの持つヌイグルミだわ、劇中劇だわ、意味の分からない人には全く分からないという迷作となりましたが…こういうバカなものこそ、呑山のやるべき事だっ！…………って、いいのか？

さすがにね　これはキット化の予算が出ませんでした。
みんな反対するんだもんっ　

んで、現在製作中なのが「ジャンポール・太正桜に浪漫の嵐ごっこ」
半年前に製作した「真宮寺さくら」と同じポーズ・同じ衣装で足元に飾りたい♪　っていう　わけのわからない趣向で製作を開始したもの。
こいつがバカアイテムなわりに、ハードルの高い事！　　　　　造形的に、無理がありすぎ（笑）
まあ、そういうものに夢中になるあたりが呑山の本領って気もしますけど。

できるなら、イベントまでに完成させて、少数でも複製して……とか考えてるのですがね。
再販する「真宮寺さくら」のオマケに付けられないかなぁ　とか考えてます。

ジャンポール・シリーズ化？　………………………………うふふふふ♪

先頭 表紙

「常設模型展示館ALICE」にリンクしてくれているHP管理人の皆様へ

え〜　先日ちょっと書いたTV番組の件について
製作局の人は出演者の選定に本気で困ってる様子…まあ、他人事なんですけどねぇ
ほんとうに、恩も義理もないんだし。

で、昨夜遅くにうちのＨＰとリンクしているＨＰの管理人さんにメールを送った、との知らせがありました。
何度か電話で話して、「レベルの高いＨＰ」、「意欲的な管理人さん」として関東圏に管理人さんが在住する数件のＨＰを紹介したのですけど…考えたらえらく迷惑な話だったかもしれません。

管理人さんのところにはＴＶ局から不審なメールが届いていると思います。
犯人（共犯者）は私です。ごめんなさい。

先頭 表紙

写真はまいどおなじみ、模型製作工房サン・サルヴァドーレのT君が送ってくれたもの。
お客さんの依頼で組み上げた（株）ニューラインの惣流・アスカ・ラングレーの黄色いワンピース。

T君、ありがと〜〜♪

お客さんの依頼品だが、写真を掲載するぶんには問題ないっすよね？　ね？
まずいっすか？ひょっとしたら？

このアスカの原型を製作して、納品してからすでに数年経ているのだが…まだ生産されているらしい。
メーカーさんに注文すると手に入るとの事…………さすがはエヴァンゲリオン　ほかのアニメ作品ではこれだけ息の長い商品にはなりませんねぇ　残念ながら。

当然、呑山が過去作った原型の中でもおそらく、最も多く生産されているものでしょうね。
おそらく、というのは他社（ニューライン以外）でやったお仕事の販売個数がさっぱり、分からないので。
ドールヘッドとか、オマケの動物とか作ってるんですけどねぇ　こちらは海外販売分やらなにやらで　どのくらいの数が市場に出回っているかは呑山にはさっぱり、わかんないです（笑）

国内では正規の商品と、海賊版　アジアやアメリカ、ヨーロッパ一部地域でも複数の海賊版が出回っているのを確認。　で、海賊版の性格上、出回ってる数はさっぱりわかんない…………っと。
う〜ん　困ったもんだ　海賊版、なんとかならんかね？あれ。
最近はちょっと、眼に余るぞ、実際。

ま、それはそれ

原型師としては日進月歩　昨日の完成品よりも今日の完成品の方がクオリティが上がっててあたりまえ……………………とは言え、そうポンポン上達はしませんね（笑）　悲しいことに。

しかし、数年前の原型を今　見ると　複雑です。
コレはコレとして、後悔の残る仕事はしてないのですけど、今なら違ったアプローチがあるかなぁ　とか、視点が変わってますね、呑山も。　当たり前なのですけどね。

そういう意味で、模型製作工房サン・サルヴァドーレのT君が送ってくれたこの写真、呑山にはイロイロと考えさせられる部分があります…。

さあ！　新作の造型　がんばるぞぉ！！

過去のアスカ関連記事

（注）ニューライン・・・呑山がお世話になっているガレージキットの製作・販売をする会社
　　　アスカ・・・チョット前のTVアニメ　「新世紀エヴァンゲリオン」に出てくるキャラクター
いや、説明の必要はないような気がするんだけどね。呑山の友人から言われたのさっ
お前のHPに書いてある固有名詞はほとんど分からんって
まあ、普通のサラリーマンだと、アニメキャラなんか知らないよなぁ…（＾＾；）

先頭 表紙

オマケ　アスカの後姿♪

意外に、かなり下から覗き込まないと、スカートの中は見えません。
良識派なのさっ　呑山は♪

先頭 表紙

本日は朝から友人が訪ねてきたり、弁護士と電話で訴訟に関することを話し合ったり、ヒマを見てパテを盛ったり、削ったり………そういう中途半端に忙しいときに限って、外出する用事が急にできたりする。

まあ、世の中はそういうものらしい。

仕事自体は良いのだが、それ以外の煩わしいことが最近、多いので　用事を手早く済ませ、近所の自動車修理工場へ遊びに行ってきました♪

ずいぶん久し振りだなぁ　とか思いながら、自分の車を見てみると　すっげぇ　埃まみれ…………まるでスクラップやんか、これじゃあ。

しかたないねぇ　このホコリが積もる時間だけ、呑山がこの車をほったらかしにしてたんだよなぁ。
せめて、積もったホコリくらいは払ってやりたかったんだが、コレだけ積もると、ちょっとやそっとの時間では払えない。
電気関係の部品もむき出しだから、水をぶっ掛けるわけにもいかんしね…。

とりあえず、電気関係の配線だけでも終わらせて、主要なボディパーツを組み付けてやらんとね。年内に。
今日のところは、作業過程の確認の意味を兼ねて、写真を撮ってきたのみ。

エンジンとかミッションのようなモノの組み付けは呑山の手には余るので、工場のプロに任せるとして…………いやいや、それ以前にパーツを購入する予算も見直さないと…車検を取って、ドライブできるのはいつの日のことやら

時間をとって、底に潜り込みたいねぇ　スパナ持って、油でベトベトするのは、それなりに楽しいものなのです♪
フィギアと違って、自宅の作業台の上でできることじゃあないのが、難点ですけどね。



さて、いつまでも腐っていてもしょうがない。　今日のお仕事も一段落ついたことだし、ここは一発気分を切り替えだ。


香りの良いお茶でも淹れてパーツカタログでも眺めましょうかねぇ♪

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マール社　ポーズカタログ　１　基本編
呑山愛用の資料集♪
古い本だが、本屋の美術関連のコーナーで簡単に手に入ります。
美術・イラストの基本ポーズのデッサンを勉強したい人の為に編集されたらしいが、フィギアにも応用できる重宝な写真集です。　値段は2500円でしたが、人によっては格安な内容だと思うんですけどね。

先頭 表紙

アーク倶楽部の期待の新人、IWANE氏からメル・レゾンの続報が届きましたので、さっそく掲載させていただきましょう♪

前回は単なる粘土の固まりだった腕は形を成し、柔らかそうな布地の質感が出てきましたね。
上体の角度等にも細かい修正が加えられた様子で…………うん…………いいんでないかい？
しっかりと、椅子に「座ってる」し、全体的に破綻が無く、うまいこと纏めてると思うのですがね。呑山は。
ふくらはぎから足首にかけて、もう一皮、剥いても（細くしても）いいかなぁ　とか愚考しますが、このヘンは好みの範囲内でしょうか？

全体の雰囲気としては問題なく、OKだと思いますよ。
あとは細かい修正の繰り返しですよね。
それに問題になるのがフリルでしょうか…？






ここから先は私信
IWANE氏と、造型の方向性に興味のある人向け♪
それ以外の人には意味不明と思われます。

頭部・・・まだ作りかけだし、これから、ですよね。
普通、カチューシャがついたり帽子を被ったりするキャラだと視覚効果上、頭部を一回り小さく作ったりするのですが、このメル・レゾンの場合、カチューシャは小さく、全体のシルエットには影響が無いと思われますので、このまま進めて問題ないでしょう。
シルエットに影響が無い…とは言っても、メルのトレードマークではありますし、目立つ部分ですから、カチューシャに付くフリルは重要な造型ポイントになると思います。
あと、問題になると思われるのが前髪。
設定・ゲーム画面ともに、眼や眉にかかるのですが、この処理はキャラクターの表情を変えます。
髪の毛に掛かる前に、顔面（特に目元）を仕上げてしまって、表情が出てから前髪を切りそろえてあげるのがいいでしょうね。
アニメキャラを立体に起こす際には良くある障害ですが、避けては通れない部分ですからがんばってください。

胴体・・・基本的には問題なく、うまくまとまっていますが、欲を言えば「硬い」かなぁ　と思います。
設定を見る限り、紺色のワンピースにエプロンを付けている様子です。ならば、腰の付近にシワを追加してみても良いのではないでしょうか？
アニメ画面では作画の都合上、省略されている部分とは思いますが、ここらへんにチョット、手を加えると布地の質感はグッと良くなると思いますよ。
それらが解決しないと、お腹から肩にかけてのフリルは手が出せないですよね。二度手間になりそうだし。

スカート・・・わははっ　悩んでる、悩んでる♪
いや、失礼♪　呑山もいつも頭を抱えるのが、スカート。
穿き慣れないものねぇ　我々男性は。　日常的に穿いてても問題があるが…………。
もう少し、シワを深くして良いと思いますよ。全体的にはいいと思うのですが、横から見ると、布地が厚く見えます。
おそらく、袖と同じ素材でできているスカートでしょうから（ワンピースだから、そうだよね？）質感に差が出ないように気を付けて、しわや波打つ布地の表現を追加することで、統一感が出せると思いますよ。

脚・・・ここらへんは好みの問題でしょう。
納得いくまで、紙やすりで撫で回して、萌える脚の形を出してくださいませ♪

先頭 表紙

横から見ると、デッサンには問題が無いのだが…窮屈そうかな？
上体が反り過ぎているように見えます。エプロンの紐辺りから、クサビ状のスペーサーを入れてみると、自然な感じに…………ならないかなぁ？　ごめん、責任は持てない。

先頭 表紙

好むと好まざるとに係わらず、作品を展示した時点で、いろんな視点を持つ人の眼に晒されます。
当然ですけど。
各人が持つ嗜好や価値観は千差万別、ある程度は自分の信じる造型で押し通すしかないのですが、メル・レゾンについては、「メイド服」という付加価値（？）が付いて廻るキャラデすから、デッサンやキャラクター表現以外に、メイド萌　という正体の良く分からない価値観も求められる事になるでしょう。
カチューシャやエプロンに付くフリルもある種の嗜好を持つ人間には重要なポイントですから、このキャラクターを選択した時点で、非常に高いハードルを設定した事になります。

造型上、基本工作は特に言う事はないのですが、気を付けて欲しいのは「萌」とか「フェティシズム」という部分。
ここの部分を意識するか否かで、作品の方向性は変わってくるはずですのでIWANE氏の求めるメル・レゾンへの調味料として、原型師の力量が問われる部分です。
頑張ってください。

先頭 表紙