2004-12-29 ちょっと詩
2004-12-05 妊婦レポート　突然の終わり。
2004-11-17 妊婦レポート　やっと落ち着く。
2004-11-08 妊婦レポート　情報源の巻
2004-10-28 妊婦レポート　あほあほの巻
2004-10-26 妊婦レポート　もう中盤　不満の巻
2004-10-08 新居　つまんない発見　うれしい発見。
2004-08-31 カレンダーをめくりながら父が言う。
2004-08-20 妊婦レポート　前書き
2004-08-20 妊婦レポート　本文

住宅街を　二人で探検
広い道　狭い道
この路地は　行き止まり？

新しい家　古い家
立派な建物　可愛いおうち
モダンな飾り　綺麗なお庭

食事の支度　お風呂の香り
ピアノの練習　子供を呼ぶ声

すれ違う　犬の散歩
大きいの　小さいの
わんころたちは　嬉しそう

あなたの手　暖かい
一緒に歩く　私も嬉しい

広い道　狭い道
この先は　どこに行くかな？

どんどん歩こう
歩いていこう
あなたと二人　勇気百倍

先頭 表紙

どもです。＾＾。

今年は・・・一体、なんていう年だったのでしょう。

丁度１年前位に式場・日取りを決めて、２月に結納。
３月にお見舞いに行った彼のおじいさんの弟さんは、
５月に亡。
６月に挙式後、急いで彼の田舎へ危篤状態の彼のおじいさんに会いに。
ぎりぎり一言二言お言葉をいただくことが出来て、
でもおじいさんはお会いした翌日に亡。

引越しする間も無く彼の実家で居候生活がはじまるやいなや妊娠発覚。

ながいながいツワリ期間を経て、安定期に入った途端・・・


まいふぁーすとべびーは・・・お空へ行ってしまいました。
最初で最後に会ったべびーはすっごく可愛い顔で眠っていて、
ちっとも苦しそうじゃなかったのが私の救い。
男の子だった。


・・・原因は・・・よくわからない。
夜、寝ていて、痛みも出血も無く突然の破水。
急いで病院へ行き・・・・色々あって
なんだか色んな先生が色々言ってた。

大丈夫、冷静な部分の私はしっかり現状をつかんでいるし、
自分の状態も周りの状態も今後の方針も把握できてる。
母体である私にそんなにたいした原因があるわけでなさそうだし、
これがラストチャンスでは無かったことはありがたいことだから。
周りもすごくやさしくして下さって、驚くほど前向きに考えて下さってる。


ただね、時々ね、
・・・なんで私はココに居るのかな・・・
って、センチメンタルに思ってる。

なにが‘おセンチ’だ。って、自分をしかってる。

私以外誰一人ベビーを守ってあげられなかったのに。



う〜ん。
ま、話せば長くなるし暗くなるしラチがあかないから＾＾
ここらでよしておきましょう。
大丈夫。
私は、
私たちは、
私たちの家族は、
うまく乗り越えていけるでしょう。
われらみんなの心にはちゃんとベビーの居場所があるから。＾＾


というわけで更にネット環境からは遠ざかりました。
年内、ご挨拶できるチャンスがまだあるかわかりません。
ので少し早いですが。

それでは皆々様。
暖冬という予測ではあれ、
寒暖の差がはげしく気温の落ちつかない今日この頃、
お体にお気をつけてお過ごし下さい。

喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます。

本年中賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に
素敵なクリスマスと
よいお年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　＾＾。

先頭 表紙

はひ〜。あれだけブチブチ言ってたツワリ、
ついに明けたようです。
ご心配をおかけしました＾＾。

あの、ミゾオチを内側から押し上げられている、
平衡感覚を失うような、不安定な感じから開放されて、
久々に自分の体を取り戻したような気分でございます。

割と普通に過ごせるようになったので、
以前のペースでせっせと体を動かしていると、
あれ？なんか腹がデカイ！とか、
いまさらのように驚くことがあったりして。笑

驚くと言えば、我が友人たちは私の腹を見ると一様に、
「わ〜っ！大きいっ！それでまだ６ヶ月〜！？」と驚きます。笑
う〜ん、もともとガタイがしっかりしてる方だからね〜。
なんだか迫力のあることになってます。笑

が、実はまだ一度も電車内で席を譲られたことは無く。
私が推測するに、
「電車の中で人の腹を気にする人は皆無」
「通常の私を知っている人は凄い変化だと思うが、
　同じ電車にたまたま乗っている知らない人たちにすればこれが普通の私」
ということでは無いかと。つまり
‘なんだか、迫力のある体つきの人がいるな〜。’で終わりなのだ、きっと。笑

服を買いに行っても、妊婦服サイズでさえ、上限に近いものしか体に合わない。
そういった意味でも３月まで、あとワンサイズしか大きくなれない私。笑

いや、体重の面からしても、そうあるべきなのであります。
だって、なんでか知らないけどドンドン体重が増えるんだもん。
前回産院へ検診に行ったとき先生に「体重に気をつけてね」と言われ思わず
「でも、そんなに食べて無いと思うんですけど？」と言い訳してみたところ、
真顔で「いいえ、食べてるんです。」と返された。笑
・・・どうしてわかるんですか、先生。・・・と心で思い。笑

というわけで、すっかり大きくなった私のお腹の中心には、
思いがけず「デベソ」が鎮座ましましているのでありました。

・・・ジャイアンじゃないやい！笑
妊婦はみんな多かれ少なかれデベソになるんだい！笑
（そんな事前情報は私には無くて自分でもとても驚いたけど。笑）

（・・・そしてどうやらイザそのときには、
　　みなさん必ずカンチョウをしているらしいけど。
　・・・私は人に寄るのかと思っていたの・・・
　だって、今までそんな経験を語ってくれる人、居なかったもん、
　　デベソになることも含めて。笑）

先頭 表紙

私の最近のお気に入りジョーク。
「ね〜。私のお腹の中に何か入ってる気がするんだけど〜」
・・・そりゃ入ってるダロ！笑


ま〜、５,６年のつきあいで結婚したから、
ベビーが出来るのはいつでもＯＫ！だったんだけど、
それにしても早かったな〜。笑

ってことで、な〜んの心の準備も情報も無しだったので、
はじめの内は一人いろいろ不安に思ってましたね〜、
例のごとく自分では情報収集あまりしない私なので。

そんな私を助けてくれたのが今年４月に出産した友人。
妊婦雑誌、捨てる直前だったとかで、昨年の１年分、
彼女が買った雑誌を丸ごと私に譲ってくれました。
ありがたや〜＾＾

具合が悪くて朦朧とした頭で、
でも雑誌をパラパラとめくり色んな情報を得ることができました。
はっきりして一番嬉しかったのは、出来ちゃった、では無いってこと。笑
（我が父母はオールドタイプなので、それだけは親孝行として避けたかった。笑）

その雑誌たちの中で、読んでて一番面白いのが、米国の妊婦用本。
（例のごとく題名は覚えてにゃい。笑）
なんでも、ちょっと前まで日本で出産する英語圏のほとんどの妊婦さんが
産院でその本を片手にしていたとかで、
誰か（専門家さん？）が読んでみたらとても詳しく書いてあるとかで、
さっそく日本語訳されたらしい。

とにかく文章の表現が「あめーりかん」なわけです。
例えばＱアンドＡで。

Ｑ「疲れやすくて困ってます」
Ａ「あなたがもし、まったく疲れないで通常に仕事ができるのなら、
　　　そのほうがオカシイです。」
とか。笑

Ｑ「糖尿が出ました。お医者さんは心配無いといいますが、
　　私は糖尿病だと思います。」
とか。・・・質問なのに言い切りかよ！笑


気に入ったのは「マタニティーウェア」の話。
本当は全部書き抜きたいくらいなんだけど（本当に面白いのよ。笑）
まぁ、主旨としては、

納得のいかないながらもどうしても買わなくてはならない大きなサイズの服、
しぶしぶお店に行く前に旦那さんのクローゼットを覘いて見るのも一案です。
そこでは臨月まで使えそうなウエストの部屋着代わりのものが沢山みつかるでしょう。

という感じ。そして最後に一言。

−−−　しかし実際に使用する前に旦那さんに許可を得ることを忘れないで下さい。

だって。ぷぷぷ。

本当は専門誌的な、とっても真面目な本なのよ、実際役立つ情報満載だし、
でも、伝わりにくいかもしれないけど、全編に渡ってこんな言い回しで、
訳し方の問題もあるのだろうけど、
私にはとっても面白い笑える本なのでした。

今のところ、ふふふ、と笑いたくなったときに開く本になってしまってます。笑

先頭 表紙

どもです。
あんまり自分があほあほなので、
そのあほさ加減をアピールしたくて（笑）
絵まで描いて説明します。（笑・笑）

体調が悪いとはいえ、
秋の夜長になにもしないのも手持ち無沙汰だし、
腹の中のベビーの為に、何か手作りしてあげよっかな〜、
という気分で、アザラシ親子のぬいぐるみセットを購入、
のんびり少しづつ、チクチクと針を進めていたのですが。

その説明書が紙ぺら一枚でわかりづらいし、
編み物と違ってお裁縫なんてちょっと久しぶりだし、
ってことで、頭をひねりひねり、
それでもダイブ形になってきたので、
裏から縫っていたものを表に返してみたところ・・・



こーんなことになっていました。

・・・ヒレが！ヒレの位置が！！！（笑）


そうです、正確には、

こういうものを作っていたつもりなのですよ、私は。（笑）


あまりのあほさ加減が可笑しくって、
ひとり吹き出し、夫が帰ってからも見せては笑い、
そして皆さんにもついご報告。（笑）

先頭 表紙

さてすっかり肌寒くなった今日この頃、
私はやっと体調も落ち着いて、
なんとか前向きに毎日を暮らしております。

つわりは１０月に入っても少し続いておりました。
いまでも週１回はアサイチでゲロゲロです。
（さすがモーニングシック。）

私は以前から「吐く」という行為を、
食べ物に対する冒涜のように感じている人なので、
食べたものを消化もろくすっぽできていない食後すぐに
もどすのは精神的にとても辛かったです。
トイレへ向かいながら「もったいね〜！」と何度わめいたことでしょう。笑

しかしそのうちそれも慣れ、夫との会話の途中、
「あ〜、もったいないけどちょっとトイレ」といって席を立ち、
夫の話に返事をしながらゲロゲロしていたら、
「どっちかにして。」とあきれられたりしておりました。


よく言われる、つわりは明けると「なんだったんだろう？」
というくらいケロっと直る、という状態は・・・
一体、いつ私のところに訪れるのでしょうか。

励ましの声としては
「今が一番いいときだから、ゆっくりマタニティーライフを楽しんで！」
なんていうことも聞きますが。

私の場合、はっきり言って、ゼンゼン！マッタク！楽しくないのです。笑

これだけ具合がすぐれなくて、ゆっくり寝ていたいと思っても、
私一人だったらこんな場合、２４時間気ままに寝ていられるのに、
腹の中のもう一人が「なんか食べて！」とか「トイレ行け！」とか
「その姿勢、つらい！」とか命令するのです。

そして困るのは、一日休んだところで回復するわけじゃないということ。
はぁ〜。あと半分。（あ、予定日は３月です。）
ブルーだ。ブルーだ。ブラックだ〜。笑

ま、つまりはいままでこんなに長い間不調だったことが無いので、
以前の健康体の自分とどうしても比べてしまう、
今の不調を割り切れていない部分がある、ということだと思うのですが。

ふむ。
これだけ不満を言ったら少し楽になったかな。笑
基本的にはマイペースに普通に日常を過ごしていますので、ご安心を＾＾

先頭 表紙

にゃひ〜。

今年になって初めて
そして改めて認識したのですが、
「満月」って１年に１２or１３回しか無いんですね〜？

なんで前はあんなにしょっちゅう満月をみれたんだろう？
なんか最近あんまり満月、というか月自体をみれてないなぁ。。。？

と思っていたら・・・

やっとわかりました。
新居と最寄駅の位置関係が。

え〜っと、駅の西に新居があるんですね。
すると、朝、東に向かって歩き、
夜、西に向かって歩く、ということになり、
そのとき私の視界には月が
なかなか入りづらくなっていたのであります。

ほっほ〜。
いままでがラッキーだったのね、
なんだか新居ったら、つまんないの〜。というわけ。

もう少し元気が出てきたら、
ちょうど中間点にあるらしい新居、
行ったことないけど一駅先へ乗り越して戻ってくる、
そんなことにチャレンジしてみようと思っています。


だけど。＾＾。

この間の雨上がりの朝、一歩外へ出て
うるわしい空気に誘われるように深呼吸すると。

あ。　甘い・・・これはひょっとして・・・！

うふふ。あたりを見回すと、
隣家の玄関先、しかも我が新居側に、
大きな大きな金木犀の木が＾＾。

自分の夢の家には金木犀が欲しいと思っていたけど、
現実はそうは行かないから、ちょっとあきらめてたの。

でも、お隣ながら私の希望がちょっと叶って、
なんだかうれしい発見だったのでした。＾＾。

先頭 表紙

　おぉ、８月も終わりだ
　明日は９月１日
　２１０日だな

　どっどど　どどうど　どどうど　どどう
　風の又三郎が来るぞ〜
　どっどど　どどうど　どどうど　どどう



・・・一体、我が親ながら、父って何者なんだろう・・・
こんなに長年つきあってるけど、いまだに意表をつかれる。

母は飽きないだろうなぁ・・・

先頭 表紙

あぁぁぁ〜。
辛かったツワリもあと少しで治まりそうになってまいりました・・・

そうです。
私のとは「別の心臓」が私の中に「勝手に」形を作り始めていると
わかるかわからないかの途端から、
胸焼け、吐き気と戦う日々は、始まったのでした・・・

というわけで、今日この頃までのほぼ１ヶ月の、
妊婦初体験による心情についてレポートをまとめてみたいと思います。
この気持ちは今しか書き表せないような気がするので・・・
（妊婦「体験」というのは変なような気もするんだけど、
　なんだかそんな感じに、ちょっとヒトゴトみたいな気もするんだよね＾＾）

先頭 表紙

この１ヶ月間の、私の基本的な状態。
それは、「２４時間ずーーーーっと二日酔い」
　　注１　但し頭痛抜き＝多少頭がぼんやりしていたほうが
　　　　　　　　　　　　胸焼けの感知度を下げられるのだけど、それがない。
　　注２　水を飲んでもダメ。食事を工夫してもダメ。
　　　　　どんな策を練ろうともびくとも改善しない二日酔いもどき。
　　注３　ただひたすら眠い。でも寝ている間も気持ち悪い。

ホルモンバランスが崩れるからと言われているマタニティーブルーに
カナリ染まっておりました。（そして少し現在進行形だったり。）

私を襲っている不安
・もう一生、このまま吐き気が続くのではないか。（そうだ、そうに決まってる）
・私の中に居るのは実はエイリアンで充分に育ったら離脱するに違いない。
　（この辺、親知らずと同じ認識。）
・あぁキット腹の中から私の意識を操って、今に私は傀儡になってしまうんだわ。
　（ある意味、赤ちゃんはそんな存在？笑）

・・・大体、この異物感は何だ？
　罰ゲームのどんどん膨らむ風船を下腹に入れられたような
　この危なっかしいモノが存在し続け、私に注意を促し続ける。
　はっきり言って「邪魔だ！なんなんだ！私の体をなんだと思ってんだ！」
　（母体だと思ってるんです。笑）

眠い・気持ち悪い・吐く・吐きそう・吐いてもいい？・・・
　という状態で、それでも毎日出社する。（朝は遅い時間に変更してもらった。）
道を歩き、電車に乗り。その間、私の姿勢は「だらだら」
　肩を落とし、とぼとぼ歩き、背筋は曲がり、顔つきもどんより。
　（下手にしゃきっとしようものなら途端にうぇっぷとなる。
　　せっせと歩こうとすると風船がつっぱる。）

暑いし。毎日、本当に暑いし。
　移動すると感じる急激に変わる体感温度。その度に吐き気。
　こんなに暑くなければ、この苦しさも半減していただろうに。

‘大丈夫、こんなことでへこたれる私じゃないものね’と自分を励ましつつ、
‘弱音をはきすぎだ、私。甘ったれるな〜、死にゃしねぇ’と自分を叱り、
‘でもダメかも、全然ダメかもまったくダメかも。泣いてもいい？’と思う。

　「子供って本当、親不孝よね、生まれる前からこんなに苦労をかけて」
と言う人あり。
　「子供を生んだ女性はみんな同じ道通ってる。あなただけではありません。」
と言う人あり。
　「母親になるための試練のひとつ。」
と言う人あり。
　「もっと楽しい方向へ考えなさい。幸せなことなんだから。」
と言う人あり。
　「どんな状態であっても、倦まず弛まず毎日をきちんと過ごしなさい。」
と言う人あり。（こりゃ我が父だ。）

どんな言葉もどんな気遣いもありがたい。それを頼りに気持ちをしゃきっとさせたい。
でも、私の心の足元が、底のない泥のようになっていて、支えが全然効いてくれない。

普段健康な分、余計に辛い、自分のそんな状態。
　体のどこかに持病を抱え常に不安と戦っている人の気持ちが、
　ほんの少し伝わってきたような気がした。


そんなこの１ヶ月。
　やっと吐き気が治まってきて、背筋を伸ばして歩くことが出来た。
　久々に空を見上げる。
　‘あぁ、空ってこんなに青く光っていたっけ。きれいだな。’と思う。
ピッカピカの暑い夏は、
　そんな風にして、私の頭上を過ぎ去っていくのでした・・・


以上。
また、気持ちがまとまりましたら、レポートしたいと思います。＾＾

先頭 表紙