先日新聞の投稿欄で気になる記事があった。
その人は御主人が介護保険で2,3年
車椅子とクッションを使っているそうだ。
介護保険で要支援とか要介護と認められれば
介護保険を使って介護用品を1割負担で借りる事ができる。
私の義両親もそれを使って介護用ベッドを借りている。
とはいえ、
借りるべきだと思ったのは私の判断で
確かに使ったほうが絶対体に楽なのに
便利なのは目に見えているというのに
使うほうが使えないと言うか
猫に小判、というか
宝の持ち腐れで
気がついたら全く使っていない。
いや、使ってはいるけれど
電源を切ってしまっていて
ただのベッドとしてしか使っていない。
これは私にも予測できなかった。
便利なものも、使うほうが
その気にならないと
全く役に立たないのだ。
まあ、手すりだけは使っているようだし
それは介護ベッドでないとつかないものだし
それだけでもいいかというところなのだけれど・・・
今回私が怒っているのはこのことではなくて
本題に戻ると・・・
例の記事は、介護用品を借りて
1割負担なので安く借りられて助かるけれど
何年も借りるとなると
業者にはいくら入るかということだった。
2年くらいの試算なのだけれど
購入価格をすでに相当超えているらしい。
介護保険が執行されて数年。
すでに破綻が懸念されるくらい
膨大な額の金額が動いているという。
今回、お風呂場に手すりを追加するのと
裏口に手すりをつけるのとを頼んだ。
見積りが出てきたのだけれど、
それを見て、本当に頭にきた。
お風呂の手すりが15000円余。
確かに定価はそんなものだというのは知っている。
でも、この御時世
定価で物が売れるなんて
どんな殿様商売なんだ?
定価なんてあってないようなもの。
それなのに、こんなに堂々と定価で出してくるなんて。
手すりが2本で9万円弱!!!
それでも、1割負担だから
9千円弱にしかならず
それならいいやと頼んでしまう。
業者は残り9割を保険で払ってもらうから
全くのぼろもうけ!!!
どういう商売してるんだ?
保険が破綻するのも当たり前。
認定業者だけがぼろくもうけてる。
頭にくる。
チェックする立場にあるケアマネは
必要かどうかはチェックできても
見積りの内容までは把握できないだろう。
リベートをもらっているとは思いたくないし。
野放しでいいものなの?
チェックはできないの?
業者に良心はないの?
親切そうなあの業者はとんだ狸だった。
どんなに丁寧に、親切にしていても
この不信感はぬぐえない。
腹が立って、腹が立って
収めようがない。 |