ここのところ ぴーがおかしい。
おかしいと言えば 夏くらいから 真夜中に起きて
お水をひどく欲しがっていた。
毎晩 夜中に起こされるので 眠った気がしない。
おかげで ソファーで寝ることが多くなった。
年をとったせいなのかなあ と思っていたのだけれど
今思えば そのころから 体調に変化を起こしていたんだろう。
ここ数日 特におかしくなっていた。
お水をがぶ飲みしているし そのせいか おしっこの量が増え
間に合わない。
生理中なので おむつをしているのだけれど その中にしてしまうし
量が多いので その中に収まりきらない。
間に合ったと思って 散歩に連れ出すのに 玄関でやってしまう。
元気な時のぴーには とても考えられない。
お腹も悪くなって ひどい便をし始めたし
食欲もすっかり無くなってしまった。
これはおかしい と思って 取り敢えず 一人で 動物病院による。
いつものところでは ぴーはおびえて とても見ていられない。
なので 以前 人から聞いた違う病院に行ってみる。
お昼休みだったけれど 看護婦さんが出て来て 話を聞いてくれる。
そのうち 獣医さんも出て来て 症状を聞いてもらうことができた。
結論として やはり見てもらった方が良いと思う。
家に戻り ピーの様子を見て 連れていくことを決意。
お散歩 と言って連れだし 車に乗せる。
割合落ち着いて車に乗っていく。
初めての病院だったので そう怖がることもなく 診察を受ける。
超音波を見ると 腎臓ではなく 子宮がおかしいのではないかという。
子宮水腫か 悪くすると 子宮蓄膿症 が疑われる という診断だった。
初めて聞く病名だったけれど 先生は根気よく病気の説明をしてくれる。
納得できたので 手術をお願いすることにした。
かわいそうだけれど 元気になってほしい。
置いて帰る車中はさみしい。
いつも待っているはずの ぴーの姿が家に無いのはさみしい。
家族も 今日は皆遅く 一人で摂る夕食はさみしい。
何も手に付かないまま 手術の結果の連絡を待つ。
十時半過ぎに やっと連絡が入る。
子宮はすでに膿んでいて 取り出した臓器を見に来るかという。
ぴーの様子も見れるというので 夜中に車を走らせる。
子宮は思ったより随分大きくなっていて ソーセージのように膨れていた。
もう少し様子を見ていたら 危なかったかも だそうだ。
ぴーは 麻酔が冷めかかって フラフラしていたけれど
私が分かったようだった。
置いて帰るのは やはり 辛かった。
それでも 助かってくれて ありがとう。 |