先週始めに義父が緊急入院した。
夜中に電話がかかってきて
喀血のように、咳をする度に血の痰を吐くという。
救急車で運んでもらって、病院に夫が付き添っていく。
結局原因不明のため、入院して検査をする事に。
次の日から毎日
義母を病院へ連れて行くのは私の役目になった。
今夏休みだったから
皆さも当然と言う雰囲気だった。
義母を家に迎えに行き、
荷物を持って病室に付き添い
義父のわがままを聞き
病気を持っている義母の様子を気遣い
ケアマネと連絡し
義母がデイに通えるように
義父を説得し
我ながら良くやる、と感心するくらい。
だけど、私がこんなに一生懸命やっているのに
誰に感謝されるわけでもないのに
私は何やってるんだろう。
義両親の事は、好きではない。
むしろ嫌いとさえいえる。
いやな事ばかりしか、思いつかない。
私ががんばっているのは
昔、私が困っている時
一度助けてもらった事があるから。
そして、もし義父だけ残されたら
私は途方にくれるということが、目に見えているから。
自分のため、とも言える。
だけど、なぜ私が面倒を見るの?
娘が二人もいるのに?
気兼ねしながら、嫁に頼らざるを得ないのは
哀れでもある。
それに同情しているのかな?
けれど、今日という今日は、さすがの私でも
頭にきた。
朝、義母を迎えに行くと
見知らぬ車がおいてある。
にもかかわらず、義母は私の車に乗り
病院へ行く。
娘は?
まだ寝ていると言う。
夕べ遅くに来て
寝ている義母をたたき起こして
泊り込んでいるという。
そして、看病するでもなく
箱根に遊びに行くのだと言う。
義母は、小康状態であるとはいえ、病気なのだ。
だから私がいろいろ面倒を見ているのだ。
それを、いったいなんだと心得ている?
自分の親の寿命を縮めて平気でいる?
何と言う娘だろう?
呆れて物も言えないし、義母があわれでもある。
そういうように育てたあなたも悪い!
かわいそうに・・・
義父も入院したての頃
予断を許さない状態だと言う時
娘たちは万博に行くから知らせない、ときた。
ま、私の親じゃないんだからいいんだけどね。
だけど、私は娘と実家に行く予定を変更したんだよ?
誰のため?
ばっかみたい!
もう全部 ばからしくなってきた!
全部放り出して、どこか行っちゃおうかな・・・ |