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Juneの「日々の想い」

日常のちょっとした想いを書き留めてみたいのです

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-04-17 二女の引越し
2005-04-13 ダウン
2005-03-24 風邪
2005-03-20 二女の卒業式
2005-03-14 長男のお誕生日
2005-03-11 部屋の契約
2005-03-04 二女の部屋探し
2005-03-03 夢のような授業
2005-02-26 二女の就職
2005-02-26 結婚記念日


2005-04-17 二女の引越し

その日は桜の花びらが、まるで吹雪のように降りしきる午後だった。

娘がこれから暮らすことになるマンションは
ここに昔から住んでいる地元の地主が
自分の家屋敷の跡に立てたマンションで
塀で囲まれた中庭には、
大きなソメイヨシノと山桜が並んで植え込まれていた。

今年は春先になってから寒い日が続き
なかなか桜のつぼみが大きくならず
数日遅れてほころび始めたと思ったとたん
夏のような暑さが押し寄せて
まるで、花咲爺の魔法の灰を降りかけたかのように
あれよあれよと満開になってしまった。
その週末の三日間見事に咲き揃った後
急に冷たい雨が、又三日間降りしきり
満開だった桜の盛りはそれで終わりになってしまった。

新緑の若葉が目立つこずえから
風もないのに
はらはらと零れ落ちてくる桜の花びらは
地面に惜しげもなく降り積もっていく。

暖かく晴れた春の午後
急ぎ足で駆けて行く季節を
惜しみたい気持ちはあるのだけれど
そんなことをしている暇はない。
時間は限られている。
とにかく、娘がちゃんと暮らせるように
それだけは、やって帰らないと・・・

車いっぱいのこまごまとした品物を部屋に運び
決めてあった置き場所にセットする。
カーテンをつるし
食器を洗い
冷蔵庫を拭く。

あらかた物が納まったところで
まだ足りないかごや食料を買いだしに行く。
街の様子は、20年前とは大分様変わりしている。
昔からの店も何件か残ってはいるけれど
新しいお店がたくさん増えている。
開店したばかりのお店に入ってみる。
これから彼女がここで買い物をするんだろう。
30年前の私がそうしたように。
手探りしながら、ひとりで
生活するすべを覚えていくんだろう。

私の手伝える事はもう少ない。
独り歩きを始めた彼女は
自分でそうすることを決めたのだ。
昔の私がそうしたように。
病気の事とか、彼女の抱える問題は
他の人に比べて少なくはない。
それでも、人は生きていくしかない。
自分の力で。
親は何時までも子どもを抱えていたいけれど
それは許される事ではない。
親の残り時間は少ないのだから。

がんばれ!

彼女を残して車を出す瞬間
心の中で叫んでいた。

それは彼女に言ったのか、
それとも自分自身に言ったのか、
今思い起こしても、判らない。

一人で帰る道は空いていた。
いつもは混んでいる甲州街道も、環八も
東名高速も滞ることなく流れていた。
高速を降りて、立体交差で高速を横切ると
たそがれの中に上り方面の車のテールランプが
帯のように連なっているのが見えた。
週末には家族揃って出かけたことが
なんだかとっても遠い昔の事に思えた。
本当は、そんなに前のことではないのに・・・
もうそういうことも無いのだなあ
と思うと、何かとても大切なものを
置き去りにしてきたような気がした。

もう一度、今来た道を戻りたいと言う誘惑に駆られたとき
携帯がメールを受信した。
下の息子からのメールだった。
もうじき駅に着くという。
なんだかホッとした気持ちになって
駅の方面にハンドルを向けた。

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2005-04-13 ダウン

土日、完全にダウン。

吐き気がして、お腹が痛くて
七転八倒、という感じ。

夫が言うには、胃潰瘍か、十二指腸潰瘍か。

胃液を止める薬をもらって
やっと一息つける、という感じ。

そんなにストレスは溜め込んでいないと思うのだけれど
いったい何が原因だったのか?

明日検査を受ける予定。

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2005-03-24 風邪

久しぶりに風邪をひいた。

体が悲鳴を上げている。
寝ていてもつらい。
起きていても、もちろんつらい。

一番つらいのは、声が出なくなってしまったこと。

声の出ない私は、歌を忘れたカナリアのようなもの。

明日授業があるのに、どうしたらいい?

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2005-03-20 二女の卒業式

二女がいよいよ卒業です。

一緒に行きたい気持ちもあったのですが、
父兄なんか来ないよ、というので
今回は遠慮しました。
まあ、行ってもしょうがないしね。

朝早くから起きて
髪のセットやお化粧に大慌て
先日買ったピンクのドレスを着て
いそいそと出かけて行きました。

私の数十年前の卒業式のことを
ふと思い出しました。
あの時も朝からおおあわてで
成人式にも着たことのない振袖を着て
写真を撮ってもらって
タクシーに乗って学校まで行ったのでした。

夜遅く戻った娘は
疲れたと言っていましたが
楽しく過ごせた様子。
学校に行くなんて考えもしなかった日もあったのに。

終わりよければすべてよし、かな

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2005-03-14 長男のお誕生日

長男が19歳になりました。

今年は何にもプレゼントは用意してなかったけれど
ケーキだけは焼きました。
朝のうちいちごを買って
生クリームと卵は買い置きがあったので
午後、スポンジを焼き
食事の支度の合間にデコレーションをしました。
彼のお誕生日の頃はいちごの出盛りなので
いちごにだけは不自由しません。
なので、毎年決まっていちごのケーキ。

長女が仕事から帰ってくると
お財布と同じシリーズのキーケースを
プレゼントしていました。
気に入っているブランド物だったので
喜んでいました。

彼もいよいよ10代最後。
大事に時間を使って欲しいな。

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2005-03-11 部屋の契約

娘の部屋を契約しました。

娘は学校があるので
本当なら自分でさせたかったのですが
代わりに私が行ってきました。

すでに契約書は書いて渡してあったし
契約金も振り込んであったので
書類を確認して、鍵をもらうだけでした。
今年私も娘も金運はついてないと言う事だったので
大丈夫かなあ、と心配ではありましたが
だからと言って契約しないわけにも行きません。
あの部屋が訳ありでない事を祈るのみです。

割とスムーズに済んでしまったので
学校へ行くのに少し時間があり
のども渇いていたので
コーヒーを飲んでいく事に。
最近カフェラテに凝っているのですが
今日頼んでみると
泡立てた中に
かわいらしいハートマークが^^
ここで何度か飲んでいるけれど
こんなのは初めて。
なんだか少しうれしくなりました。

学校の方は、今日のできはさんざんでした^^;

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2005-03-04 二女の部屋探し

二女のバイトも学校もなくて、私も動ける日
ということで、部屋を探しに出かけた。

と言っても、彼女はそれよりも卒業式に着る服が欲しくて
それを買って欲しいと思っていた様子。
なので先に彼女に付き合ってお店を回る。
何軒も見て回った後で
最初に見たお店で試着。
ピンクのミニドレスに決定。
ついでに薄紫のオーガンジーのショール。
ちっちゃなティアラ。

やっと不動産屋さんに行けたのは
三時を大分回った頃。
条件を話し、いくつか探してもらって検討。
なかなか気に入るものがない。
それでも、2,3の物件が残り、見に行く事に。
もう5時を大分回って、暗くなりかけている。

車で連れて行ってもらったので
楽ではあったけれど、
時間は電車の方が早いくらい。
結局3つ見て
見ただけでは結論が出ず
帰りの車の中で検討。

娘は今日決めるつもりはなく
まだ他のところも見たい、
というつもりだったけれど
私は多分今日のところより良い物は
もう出ないだろうなあ、と思っていた。
とりあえず、抑えておこうかなあ
ということで手付金を払う。

場所は、以前私が暮らした街。
偶然の一致だけれど
様子はいくらか変っているだろうけれど
やはりなじみのある街と言う事では
初めての街とは違う。
彼女は生まれてから数ヶ月で離れた所なので
全く知ってはいないのだけれど
なにか感慨深いものがある。
もう二度と帰らないだろうと思って離れた街。
そこに、私ではないけれど
娘が暮らすことになる。

ちょこっと感傷的になってしまった。

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2005-03-03 夢のような授業

通っているヴォイストレーニングの学校で
特別授業をとっている。
毎回異なった講師が来るのだけれど
今回は現役の声優の先生だった。
それも、必ず主役を張るような
とても有名な先生。

それだけでなく
授業を以前一度受けたのだけれど
とても面白い、ためになる授業をしてくれる。
なので、今日はとても楽しみだった。

案に反せず
とても面白くて
2時間半があっという間だった。
人のひきつけ方が全然違う。
それはやはり声優にとって必要な要素なんだろうなあ。

がんばろうって言う気にさせてくれる。
それとともに、自分はまだまだなんだなあ
ということを思い知らされる。

とにかく努力あるのみ。

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2005-02-26 二女の就職

二女の就職活動が内定をもらった、という。

春に、就活のためのスーツが欲しいといって
一緒に近くのアウトレットモールに探しに出かけた。
そのとき買ったスーツは、結局バイト用になってしまい
長女の勤め先のファミリーセールでもっとしゃれたスーツが買えて
それで何回か出かけたことは知っていた。
どうだった?と聞いても
いい返事は聞けずじまいで
卒業制作に忙しくなってしまい
もう就職はあきらめたのかな?
とさえ思っていたくらいだった。
それが、急に決まったと言い
昨日、詳しい話を聞いてくると出かけて行った。
感触はよかったようで
もう浮気しないで決めちゃおうかな
とまで言っている。
それはそれでよかったと思う。

でも、彼女は仕事の性質上
家から通うのは難しいだろう。
就職が決まったという事は
家から出て行くということ。
どこら辺に探そうかな、
と賃貸情報を見ている。

いつかはそういう日が来る事は判っていた。
そうならなければ困る事も判っている。
それでも、親としては
心が乱れる。
仕方のない感情なんだろうな。

少しでもいいところを借りてあげたいところだけれど
去年無理して旅行をしてしまったせいで
今年はすっからかん。
ちゃんと考えておかなければいけなかったのにな^^;
かわいそうな事してしまった。
それが、すごく心残り・・・

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2005-02-26 結婚記念日

昨日、結婚記念日だった^^;

一日中、なんだかんだと忙しくって
すっかり忘れていた。

それでも、ワインくらい開ければよかった・・・

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