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検査のお勉強

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2002-09-29 22Gだと血球がつぶれてしまい正しい値がでない?
2002-09-27 SOL
2002-09-25 総蛋白
2002-09-25 BSデータ
2002-09-24 ホルマジン濁度
2002-09-23 心電図について
2002-09-21 「圧較差」について教えてください。
2002-09-16 迷い
2002-09-14 肝臓の腹部エコーですが
2002-09-12 梅毒


2002-09-29 22Gだと血球がつぶれてしまい正しい値がでない?

私は新人ナースです。こないだ先輩から紫2スピッツ(血球用)に採血するときは22Gではなく21Gの針でするようにいわれました。先輩が言うには22Gだと血球がつぶれてしまい正しい値がでないとのことです。
私には22Gで血球がつぶれるほど血球は大きくてもろいものだと思えないんですが、実際どうなんでしょうか?教えて下さい。

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M.Kさんが思っている通りです。血球は針穴より大きくはありません。1度、看護科から同じ質問を受け実際に比較してみました。看護師20名ほど、21Gと22Gの採血をして検査したわけです。結果は、同じでした。血球がつぶれる→「溶血」する原因はいろいろあります。主に言われているのは、規定の採血量までとらないため(採血管の陰圧が抜けない)、消毒用のアルコールが乾かないうちに採血、転倒混和する時に強く振りすぎる(泡立ててはだめ)、注射器で引く場合に強く引きすぎる、などです。 / 管理人 ( 2002-09-29 08:20 )

2002-09-27 SOL

素人でごめんなさい。腹部エコーで SOL of the pancrea susp. と書いてあるのはどういう意味ですか? 教えてください。

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ぼうしやさん、お答えありがとうございます。ということは、あれも「疑い」、これも「疑い」ということなんですね。これらを確定するには、どのような検査をするのでしょうか? / いそろ ( 2002-10-04 14:14 )
liverは肝臓、metastasisは「転移」とありました。でもね、構造を考えるとmetaは「変化」,stasisは「静止、鬱血、血行静止」みたいないみなんですよ。なんでこれが「転移」になるんでしょ。とにかく肝臓に腫瘍(?)が転移した疑いあり、ってことかしら? / ぼうしや ( 2002-10-03 10:36 )
そういうことですか。ふにさん、ありがとうございます。それでは liver metastasis susp. の意味も教えていただけませんか。 / いそろ ( 2002-10-02 11:20 )
こんにちは。SOLと言う「確定にいたらないもの」にsuspを付けるレポートは何だかなぁと思ってしまいます。こんなん書いたら怒られるんです。(依頼した医者が分かってると思うのか!って^^;)。ただのつっこみ。すみません。 / ふに ( 2002-09-28 11:42 )
SOLはspaceoccupyinglesion(占拠性病変)の略ですね。pancreaはsが抜けてますね。pancreasで膵臓です。suspはsuspicionで疑いです。要するに、「膵臓の占拠性病変(腫瘍など)の疑い」という事ですね。 / 管理人 ( 2002-09-27 22:24 )

2002-09-25 総蛋白

血液検査で総蛋白が高く異常という検査結果でした。その結果が何を示すのかを知りたいのですが。

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検査用語の解説で既に解説してあります。TPのところを読んでください。 / 管理人 ( 2002-09-25 19:46 )

2002-09-25 BSデータ

母が入院中(現在は糖尿病)、わたしは十二指腸潰瘍で医師と面談が多いのですが、その際パソコンの画面上で説明を受けていてよく分からない用語がたくさん出てきますので困っています。

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おっしゃる通りですが、分からない用語が多すぎて、どのように質問すれば良いのか迷ってしまうのです。たまたまこのHPに出会ったので少しでも分かりたいのです。アドバイスありがとうございます。 / なだ ( 2002-09-27 17:52 )
↓BSだけの話じゃないでしょう。先生に直接そのことが伝えられないのなら、まずその旨を担当の看護師さんに相談されるといいかと思います。 / やまん ( 2002-09-27 00:11 )
BSとは、blood sugarの略。すなわち血糖の事です。 / 管理人 ( 2002-09-25 19:31 )

2002-09-24 ホルマジン濁度

血液の乳びの度合いだと思うんですけど、どうやってその値を出すのかがわかりません。教えてください。

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こちらを参照してみて下さい。 / 管理人 ( 2002-09-25 20:42 )

2002-09-23 心電図について

ECGの基本パターンでは、P波で心房の脱分極、QRS波で心室の脱分極、T波で心室の再分極が記録されますが、心房の再分極が記録されないのはなぜでしょうか?それとも、「U波」という波形が存在するのでしょうか?

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心房の興奮は心室と比べて小さいためです。一応、再分極の波はTa波としてあり、普通はQRSに埋もれているので見えませんが、房室ブロックのときなどにみられることがあり、浅い下向きの波です。U波という波も存在し、T波のうしろにみられることがあります。 / 管理人 ( 2002-09-25 19:39 )

2002-09-21 「圧較差」について教えてください。

pressure gradientという単語があって、「圧較差」と訳されていました。
正確には“in the presence of a significant left atrial to left ventricular pressure gradient"です。「左心房と左心室の間に大きな圧較差が存在する」といった意味のようです。よろしくお願いします。

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なるほど。「流速」というのは、そういうことなんですね。よくわかりました。どうもありがとうございました(ぺこ) / ぼうしや ( 2002-09-24 10:59 )
狭窄があると、血液の流れが急速になるわけです。狭ければ狭い程、流れが速くなるのはわかりますよね。10mmHgあたりまでは問題ないですが、50ともなると手術の適応になります。 / 管理人 ( 2002-09-23 12:27 )
お答えありがとうございます。ところが一般の方なので、今ひとつよくわかりません。圧較差が高いとやっぱりまずいわけなんでしょうか。すいません。拙劣な質問で。 / ぼうしや ( 2002-09-21 17:59 )
弁を流れる血液の圧です。圧ですから、単位はmmHgです。僧房弁狭窄症や大動脈弁狭窄症などで弁口部通過血流の最高流速を測定し、簡易ベルヌーイ式より求めます。→圧較差=4×Vの2乗(V=弁口部最高流速) / 管理人 ( 2002-09-21 11:57 )

2002-09-16 迷い

私は今臨床検査技師になるため、専門学校に通っています。でも、この職業を深く知るにつれて私には向いていない気がします。どんな方が臨検には向いているのですか?そしてこの職業に就いてよっかたと思える時はどんなときですか?

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検査技師に限らず、向き不向きが自分でわかって職業を選択した人なんていないでしょ。お金とか成績で、学校を選択したのでは? / 管理人 ( 2002-09-19 19:54 )
私も「なりゆき」でなった人の一人です。向き不向きは本当になってから…。配置されるセクションによっても異なるはずですよ!幸い、私はエコーに配置されて良かったですが…。 / アッキー ( 2002-09-19 00:06 )
とにかく親に高いお金を払ってもらっているんだから、国家試験に合格するようがんばって下さい。私はというと、大学受験に失敗したせいでたまたま検査技師になりました。「なりゆき」でなった人は多いはずです。深く考えずに勉強あるのみです!! / そうでんなー ( 2002-09-17 23:42 )

2002-09-14 肝臓の腹部エコーですが

なんでしょう?


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基本的に、治療は必要無いって事ですよね。 / 管理人 ( 2002-09-19 19:56 )
ほー、なるほど。そゆことっすか。ありがとう、ももなさん / ぼ ( 2002-09-17 15:54 )
こちら、もしよろしければ、見てください。>ぼうしやさん / ももな ( 2002-09-17 11:08 )
すいません。せっかくだから、もう少し「肝嚢胞」について教えてください / ぼうしや ( 2002-09-17 09:35 )
ぴんぽ〜ん!大正解です。 / 管理人 ( 2002-09-16 20:39 )
肝嚢胞ですか? / ももな ( 2002-09-16 09:46 )

2002-09-12 梅毒

語源は何でしょうか?

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いやあ、そうなんですか。勉強になりました。しかし、いろんな本があるんですね。なんで持ってるかはつっこみませんが。はは。 / nekobas ( 2002-09-14 21:20 )
すいません。記述が「不正確」でした。「梅瘡」というのはフランス語de infectis gorreの訳です。この時期まだ日本には来ていません。あ、参考にしたのは『梅毒の歴史』(クロード・ケテル著寺田光徳訳・藤原書店)。なんでこんな本、わたしが持ってるかって?それはひみつ。 / ぼ ( 2002-09-14 10:09 )
「梅毒」という言葉は、日本では明治後期あたりから使われだしたようです。それ以前は、「唐瘡(とうがさ)」と呼ばれていたみたい。瘡は皮膚疾患一般を指す言葉です。確か『日出ずる処の天子』の中に天然痘を「瘡(もがさ)」と呼ばせていたような。で、『梅毒の歴史』という本には、15世紀は「大きな瘡」あるいは「梅瘡」と呼ばれていた旨の記述があります。syphilisは19世紀以降。天然痘に対する「大きな」瘡で、どうも形状から来た言葉みたい。ただ、どこまで性格かは不明です。 / ぼうしや ( 2002-09-14 09:58 )
英語的な病名は、ももなさんの言う通りですよね。日本語の語源はわかりませんが、これもまた、ももなさんの言う通り「梅雨」に関係してるのかなと思います。なんとなく、”じとじと”というか湿っぽいというかそんな感じから来ているのかなと。でも、わかりません。 / 管理人 ( 2002-09-13 19:40 )
「ラテン詩 Syphilis, sive Morbus Gallicus (=Syphilis or the French disease) (1530)中の梅毒に最初にかかった羊飼い」の名前らしい。Readers 英和辞典より。私的には「梅雨」の語源にも関係しているようにも思えるのですが、どうなんでしょう? / ももな ( 2002-09-13 09:19 )

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